ATTACK SHARK 「R11 Ultra」 徹底レビュー|49gカーボンファイバーと8kHzで最強クラスの軽量ゲーミングマウス

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出典:ATTACK SHARK公式

近年のゲーミングマウス市場は、軽量化と高性能化の両立が大きなテーマとなっています。

eスポーツシーンでは一瞬の判断や正確なエイムが勝敗を左右するため、マウスのレスポンスや持ち心地がプレイヤーのパフォーマンスに直結します。

そんな中で登場したのが ATTACK SHARK 「R11 Ultra」 です。

49gという圧倒的な軽さを誇りながら、カーボンファイバー製シェルによる耐久性と高級感を実現。

さらに、最大8,000HzのポーリングレートやPixArt 3950MAXセンサーといった最新技術を搭載し、まさに「軽量×高性能」を体現したモデルといえるでしょう。

この記事では、この「R11 Ultra」の特徴を スペック面・使用感・フィット感 の3つの観点から掘り下げて解説していきます。

また、筆者自身の使用体験を交えつつ、競合モデルとの比較やおすすめできるユーザー層についても紹介します。

購入を検討している方が、自分に合ったマウスかどうかを判断できる内容を目指しました。

目次

ATTACK SHARK 「R11 Ultra」の概要

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出典:ATTACK SHARK公式

ATTACK SHARK 「R11 Ultra」は、49gの超軽量設計カーボンファイバー素材による剛性、そして8,000Hzポーリング対応の高性能センサーを兼ね備えたハイエンドゲーミングマウスです。

競技シーンを想定した性能ながら、デザインや扱いやすさにも配慮されており、幅広いユーザーに支持されるポテンシャルを持っています。

製品コンセプトと特徴

本製品のコンセプトは「軽さ・速さ・汎用性のバランス」です。

単に軽量化を追求するのではなく、剛性や実用性を維持したままパフォーマンスを最大化しています。

  • 超軽量設計:49g(±3g)で、素早いマウス操作をサポート。
  • 高性能センサー:PixArt PAW3950MAXを搭載し、最大42,000 DPI、750 IPS、50Gの高い追従性を実現。
  • 高速応答:最大8,000Hzポーリングレート、20,000FPSスキャンレートで精密なトラッキング。
  • 柔軟な接続方式:有線USB-C、2.4GHzワイヤレス、Bluetoothの3モード対応。
  • 長時間駆動:300mAhバッテリーで最大200時間の使用が可能。
  • 専用ソフトウェア対応:DPIプリセット、LOD調整、LEDインジケーター設定などを細かくカスタマイズ可能。

このように、競技志向のゲーマーだけでなく、日常使いを重視するユーザーにも適した仕様になっています。

デザインと素材(カーボンファイバーシェル)

デザインは癖のないシンプルなフォルムで、幅広い持ち方に対応できるバランス型です。

表面はカーボンファイバー特有の模様が美しく、高級感と実用性を兼ね備えています

  • 素材:軽量かつ強度の高いカーボンファイバーを採用。耐久性と軽さを両立。
  • 表面仕上げ:ナノコーティング処理により、サラリとした触感と程よいグリップ力を実現。
  • 底面構造:肉抜き加工で軽量化しつつ、純正ソールが標準装備。社外ソールへの貼り替えも容易。
  • サイドボタン・ホイール:三角形気味のサイドボタンは引っ掛けやすく、ホイールは軽めで段差感が控えめ。
  • LEDインジケーター:付属レシーバーのロゴ部分が光り、DPI設定やバッテリー残量を視覚的に確認可能。

外観はゲーミング色が強すぎず、職場や普段使いにも馴染むデザイン性を持っているのも魅力です。

サイズ・重量と携帯性

「R11 Ultra」はLサイズクラスに分類され、手が中〜大きめのユーザーでも扱いやすい設計です。

軽量さとサイズ感のバランスにより、長時間の使用でも快適さを維持できます。

サイズと重量のポイント

  • 寸法:124 × 65.5 × 38mm(Lサイズ)
  • 重量:本体49g(±3g)、ソール込みで50g前後
  • 重心:高さの山は中央よりやや後方に配置され、つかみ持ち・かぶせ持ちに適応。
  • 持ち方の適性
    • つかみ持ち → 高さと軽量性が活きてフィット感抜群
    • かぶせ持ち → Lサイズ設計で自然に収まる
    • つまみ持ち → 49gの軽さが負担軽減につながる
  • 携帯性:柔らかいUSB-Cケーブルや小型レシーバーが付属し、持ち運びにも便利。

競技シーンでは軽さが武器になりますが、日常用途においても「疲れにくいマウス」としてメリットを発揮します。


👉 このように「R11 Ultra」は「軽量・高性能・実用性」を高次元でまとめたモデルです。

 

ATTACK SHARK 「R11 Ultra」の高性能センサーと機能

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出典:ATTACK SHARK公式

「R11 Ultra」の大きな魅力は、PixArt製の最新センサー最大8,000Hzポーリング対応による圧倒的なレスポンス性能です。

さらに専用ソフトウェアで細かな調整ができるため、ユーザーが用途に合わせて最適化できる自由度も備えています。

ここではセンサー性能、応答速度、カスタマイズ性の3つの観点から整理します。

PixArt 3950MAXセンサーの実力

「R11 Ultra」には、ハイエンドモデル向けに設計されたPixArt PAW3950MAXが搭載されています。

  • 最大解像度:42,000DPI
  • 追従速度:750 IPS(毎秒750インチ移動に追従)
  • 加速度耐性:50Gまで対応
  • LOD(リフトオフディスタンス)調整:表面に合わせて細かく設定可能

このセンサーによって、低DPIでの精密エイムから高DPIでの高速移動まで幅広く対応

特にFPSなどでは800〜1600DPIを軸に設定し、ゲーム内感度と合わせることで安定したトラッキングが可能です。

最大8,000Hzポーリングレートとレスポンス

「R11 Ultra」は付属の専用レシーバーを使用することで、最大8,000Hzポーリングに対応します。

これはPCへの入力送信頻度を通常の8倍に引き上げるもので、クリックやカーソル移動の遅延を極限まで削減できます。

さらに、高性能モードを有効化すると最大20,000FPSのスキャンレートでセンサーが動作し、より緻密な入力検出が可能となります。

運用例を整理すると以下のようになります。

利用シーンポーリングレートスキャンレートメリットバッテリー消費
日常作業1,000Hz通常安定動作・省電力
ゲーム全般2,000Hz通常バランスの取れた応答性
競技シーン8,000Hz最大20,000FPS最速のレスポンスと精度
  • 8,000HzはPC性能やゲームのフレームレートによって恩恵が変わる。
  • レシーバーはUSB延長ケーブルでPC前面・近距離に設置すると安定性が増す。
  • 実用的には「普段は2,000Hz、勝負時に8,000Hz」と使い分けるのが現実的です。

ソフトウェアによるカスタマイズ性

「R11 Ultra」は専用ソフトウェアによって、ハード性能を最大限に引き出せます。

設定できる主な項目

  • DPIプリセット:最大6種類を登録可能(例:800/1200/1600/3200など)。
  • ポーリングレート:1,000〜8,000Hzの切替。
  • LOD調整:持ち上げ時のカーソル誤動作を抑制。
  • クリック・デバウンス調整:反応速度と誤クリック防止をバランス。
  • センサーパフォーマンス:高性能モードを有効化するとスキャンレートを最大化。
  • LEDインジケーター:レシーバーの光を「DPI表示」や「バッテリー残量表示」として活用可能。

おすすめ運用例

  • 競技用プロファイル:DPI800 / ポーリング8,000Hz / 高性能モードON
  • 日常用プロファイル:DPI1,200〜1,600 / ポーリング2,000Hz / 通常モード
  • モバイル用プロファイル:Bluetooth接続 / 省電力モード / LED通知簡素化

このように、シーンに合わせてプロファイルを切り替える運用が可能で、1台で多用途に対応できます。

 

ATTACK SHARK 「R11 Ultra」の使用感とフィット感

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出典:ATTACK SHARK公式

ATTACK SHARK 「R11 Ultra」は、軽量さによる操作性安定感のある設計が両立している点が大きな特徴です。

実際に手にしたときの印象は「軽いけれど頼りない感じがしない」というもの。

ここでは、操作部の質感やボタン類の使いやすさ、持ち方ごとの相性、さらに長時間使用時の快適性について整理します。

クリック感・ホイール・サイドボタン

左右クリック

  • オムロン製光学スイッチを採用。
  • 軽快で明確なクリック感があり、連打や微細な操作も正確。
  • 前端がやや薄いシェル形状のため、指先操作での力の伝達がしやすい。

ホイール

  • 軽めの回転でノッチ感は中程度。
  • やや高めの位置にあり、指を置き直さずにスムーズに操作可能。
  • ゴム素材+溝付き表面で滑りにくい。

サイドボタン

  • 親指の自然な位置に配置され、押しやすい。
  • 三角形気味の形状で「引っ掛かり」があり、誤操作を防ぎつつ確実に入力できる。

ソールと底面

  • 標準でPTFEソールを装着し、初期から良好な滑走性。
  • ソールガイドが浅めで、市販のソールへ交換しやすい。
  • ガラスパッドでも底面の干渉感は少なく、滑らかな移動が可能。
部位特徴使いやすさ
左右クリック軽快で明瞭、指先操作もしやすい
ホイール軽めで操作しやすい、滑りにくい
サイドボタン押しやすく、形状も工夫あり○〜◎
ソール初期から滑走性良好、交換容易

持ち方別の相性

「R11 Ultra」は124×65.5×38mmのLサイズ設計で、背の山が中央よりやや後方にあるため、幅広い持ち方に対応可能です。

つかみ持ち

  • 軽量性と後方寄りの高さで安定感があり、支点を作りやすい。
  • 指を立てたクリック操作も快適。

つまみ持ち

  • 49gという軽さのおかげで、指先だけで支えても疲れにくい。
  • 小刻みなカーソル操作でも追従性が高い。

かぶせ持ち

  • Lサイズと緩やかな形状が手のひらにしっかりフィット。
  • コーティングによるグリップ感で、汗をかいてもズレにくい。
持ち方相性コメント
つかみ持ち軽さ+高さのバランスが良く扱いやすい
つまみ持ち軽量で疲れにくいが、背の高さが好みによる
かぶせ持ちLサイズで自然にフィット、安定感あり

長時間使用時の快適性とバッテリー

軽さと設計バランスのおかげで、長時間使用しても疲労感が少ないのが大きな利点です。

快適性の要素

  • 49gの軽量設計で手首や指先の負担を軽減。
  • 表面のナノコーティングはサラサラ感がありつつ、適度なグリップを提供。
  • 背の山が後方にあることで、掌全体に荷重を分散できる。

バッテリー運用の工夫

  • 通常作業:1,000〜2,000Hzで省電力・安定動作。
  • 競技シーン:8,000Hz+高性能モードでレスポンスを最優先。
  • LEDインジケーターをバッテリー残量表示に設定すれば、残量確認も容易。

快適性のまとめ

  • 軽さ=疲れにくさにつながり、集中力が持続しやすい。
  • 無線運用時はレシーバーを近距離に置くことで安定性が増す。
  • プロファイル切替を活用すれば、省電力と高性能を両立可能。

総合すると、「R11 Ultra」は「軽快さと安定感のバランスに優れたマウス」です。

クリックやホイールの操作感は素直で、持ち方も幅広く対応でき、長時間の使用でも快適。

特にFPSなどの競技タイトルをプレイするユーザーにとっては、軽量性とレスポンス性能が確実に武器となるでしょう。

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ATTACK SHARK 「R11 Ultra」を使用した私の体験談・レビュー

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※画像はイメージです

「R11 Ultra」を実際に使ってみて感じたのは、「軽さがもたらす操作性」と「剛性による安定感」が両立しているという点でした。

軽量マウスにありがちな“浮つく感じ”がなく、むしろカーソルの追従が滑らかで、狙った位置に止めやすい印象があります。

ここでは、私が試した環境と設定、そのときの操作感や持ち方ごとの相性、さらにパッドやバッテリーの使い勝手について詳しくお話しします。

使用環境と設定プロファイル

導入はシンプルでしたが、性能を最大限に引き出すにはプロファイルの切り替えが重要でした。

  • 環境:Windows PC/240Hzモニター
  • 接続:付属8KレシーバーをUSB延長でデスク手前に設置
  • パッド:クロス系(コントロール寄り)、ガラス系(スピード寄り)の2種類で比較

実際の設定例

用途DPIポーリングモードコメント
競技用800 / 16008,000Hz高性能応答性は抜群だが電池消費は大きい
日常用12002,000Hz通常省エネと操作性のバランスが良い
外出用1200Bluetooth省電力ノートPC作業に最適、持ち運びも快適

操作感と使いやすさ

クリックやホイール、サイドボタンの仕上がりは、軽さに頼らない堅実さがありました。

  • クリック:軽快で反応が早く、長時間のプレイでも疲れにくい。特に指先操作で力を無駄なく伝えられる。
  • ホイール:軽めの回転でノッチ感は中程度。視線を落とさず回せる位置にあり、実用的。
  • サイドボタン:押しやすい位置と形状で、誤操作が少ない。戻し操作もしやすい。
  • ソール:初期から滑りが良く、ガラスパッドでも引っ掛かりを感じにくい。交換も容易。

良かった点

  • 49gでもクリックの剛性感がしっかりしている
  • LEDインジケーターでバッテリー残量やDPIを確認できる
  • 底面の設計が工夫されており、パッドを選ばず安定して滑る

気になった点

  • 8kHzモードはバッテリー消費が早いため、常用には不向き
  • クリック音はしっかり響くため、静かな環境では気になる場合がある

持ち方ごとのフィット感

「R11 Ultra」はLサイズ寄りの設計ですが、形状にクセがないため幅広い持ち方に対応します。

持ち方相性コメント
つかみ持ち後方寄りの山で支点が作りやすく、安定した操作が可能
つまみ持ち○〜◎軽さで疲労は少ないが、背の高さは好みに分かれる
かぶせ持ち手のひら全体で支える安定感があり、長時間プレイに向く

特に「つかみ持ち」「かぶせ持ち」との相性が良く、指先での細かい操作にも応えてくれる印象でした。

マウスパッドとの相性

  • クロス系(コントロール寄り):止めの安定感が高く、精密なエイムに適している。
  • ガラス系(スピード寄り):初速が軽快で、フリック操作の伸びが良い。DPIを低めに設定すると扱いやすい。

バッテリーと無線の安定性

300mAhのバッテリーは省電力設定であれば長持ちしますが、8kHzモードでは消費が激しいため用途に応じた切り替えが必要です。

  • 日常用途:2,000Hz設定で十分。省エネと快適性のバランスが取れる。
  • 競技用途:短時間なら8,000Hz+高性能モードで最高の応答性。
  • 外出用途:Bluetooth接続で省電力重視。

また、レシーバーはUSB延長で前面に置くと、干渉が減って安定性が増しました。

体験談の総評

実際に「R11 Ultra」を使い込んでみて、最も強く感じたのは「軽量性と安定性のバランスが非常に優れている」という点です。

軽量マウスは往々にして“軽すぎて狙いがブレやすい”という課題がありますが、このモデルはカーボンシェルの剛性や表面のグリップ力がしっかりしており、軽さによる不安定さを感じませんでした。

加えて、クリックの反応速度やホイールの扱いやすさも快適で、素早いフリックから細かいエイム調整まで幅広く対応可能です。

8kHzのポーリングを有効にすれば、入力遅延を限界まで抑え込めるのも大きな魅力。

とはいえ、消費電力が増すため「普段は2,000Hzで省エネ」「競技や大会では8,000Hzで全開」といった運用の工夫が求められると感じました。

また、持ち方や手の大きさを選ばないシェイプも評価できるポイントです。

特に中〜大きめの手で「つかみ持ち」「かぶせ持ち」をするユーザーには自然に馴染みやすく、長時間の使用でも疲労が少ないと実感しました。

パッドとの相性も幅広く、コントロール寄りのクロスからスピード寄りのガラスまで違和感なく使えるのも強みです。

総じて「R11 Ultra」は、「軽いのに狙える」「競技性能と実用性を両立」した万能型マウスという印象です。

FPSを本格的に楽しむユーザーはもちろん、長時間作業で疲れにくいマウスを探している人にも十分おすすめできる完成度だと感じました。

 

ATTACK SHARK 「R11 Ultra」に関するQ&A

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ATTACK SHARK 「R11 Ultra」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

本当に49gなの?耐久性に不安はない?

本体重量は約49g(±3g)で、ソール込みで50g前後になります。軽量ながらカーボンファイバーシェルを採用しているため剛性が高く、通常の使用で壊れやすい印象はありません。

8,000Hzポーリングは誰でも体感できる?

体感には環境依存があります。240Hz以上のモニター+高フレームレートのゲームで特に効果を感じやすいです。一般的な1,000Hzからの差は、競技FPSなどで顕著に出やすいでしょう。

バッテリーはどのくらい持つ?

通常使用(2,000Hz前後)なら数日〜1週間程度、省電力設定では最大200時間近く駆動可能です。8,000Hz運用時は消費が早まるため、勝負時のみ切り替えるのがおすすめです。

どんな持ち方に向いている?

つかみ持ち・かぶせ持ちとの相性が特に良いです。つまみ持ちも軽量性で疲れにくいですが、背の高さがあるため好みが分かれるかもしれません。

パッドとの相性は?

クロス系(布製)は止め重視で安定感があり、ガラス系はフリック操作が軽快になります。どちらも干渉感は少なく、幅広いパッドで快適に使えます。

ソフトウェアは日本語に対応している?

日本語表示には対応していますが、一部の翻訳は不自然な箇所があります。基本的な設定(DPI、ポーリング、LED割当など)は直感的に操作可能です。

他の軽量マウスと比べて強みは?

軽量+8,000Hz対応+3モード接続をすべて備えている点が大きな強みです。Finalmouseなどは無線特化、Razer Viperシリーズはやや重量があるため、総合力でバランスの取れた選択肢になります。

有線接続と無線接続で性能差はある?

有線・2.4GHzともに遅延はほぼ感じられません。付属の8Kレシーバーを使えば無線でも有線級のレスポンスが得られます。Bluetoothは省電力重視なので、遅延の少なさより利便性を優先する場面向きです。

手が小さい人でも扱える?

サイズはLクラス(124×65.5×38mm)なので、手が小さい方にはやや大きめに感じられるかもしれません。ただし軽量なため、指先で保持する「つまみ持ち」であれば十分使えます。

ソールの交換は必要?

初期状態でも滑走性は高いですが、長期間使用すると摩耗します。ソールガイドが浅めで社外品にも対応しやすい設計なので、交換は容易です。パッドの種類に合わせてカスタムするのもおすすめです。

発光USB-Cケーブル付きとなし、どちらを選ぶべき?

性能差はありません。発光ケーブル付きは見た目の演出や接続確認が分かりやすいのがメリット。価格差は1,000〜2,000円程度なので、デザイン性を重視する人に向いています。

日本国内での入手性は?

Amazonなどの主要ECサイトで取り扱いがあり、技適認証済みモデルも販売されています。タイミングによって在庫が変動するため、気になる方は早めのチェックがおすすめです。

静音性はどう?

クリック音は「カチッ」とはっきり響くタイプで、静音性は特化していません。オフィスや図書館のような静かな環境で使う場合は注意が必要です。

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ATTACK SHARK 「R11 Ultra」レビューのまとめ

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ATTACK SHARK 「R11 Ultra」は、49gの超軽量カーボンシェルの剛性8kHz対応の高速応答3モード接続を1台に凝縮した“競技寄り万能型”のマウスです。

Lサイズ寄りのクセのないシェイプと、表面のグリップ感・素直なソール設計により、軽いのに狙いがブレにくい操作感を実現。

日常は省電力設定、勝負時は高性能設定とプロファイル切替で化けるのが強みです。

要点ハイライト

  • 軽量×安定:49gでも“浮つかず”止めやすい
  • 高性能:PAW3950MAX/最大8kHz/最大20,000FPSスキャン
  • 実用性:有線・2.4GHz・Bluetoothの3モード/受信機LEDで状態確認
  • フィット:Lサイズ設計、つかみ・かぶせと好相性(つまみも軽さで対応)

強みと注意点

強み注意点
49gの軽さとカーボンの剛性で軽快さ+安定感8kHz運用は電池消費が大(短時間向け)
8kHz&高スキャンで入力遅延を極小化クリック音ははっきり(静音環境は配慮)
3モード接続でシーンを選ばないLサイズのため手が小さい人は要サイズ確認
クセの少ない形状・表面グリップ良好一部ソフト表示は日本語が不自然に感じる場合

どんな人におすすめ?

  • FPSなど競技タイトルで応答性を重視したい
  • 中〜大きめの手で、つかみ/かぶせ中心の持ち方
  • 自宅・外出・仕事を1台で使い回したい(3モード接続)
  • パッドを選ばず滑りと止めのバランスを取りたい

向かないかもしれない人

  • 極小さめシェルを求める/静音クリックが必須
  • 常時8kHzで長時間バッテリーを優先したい

即戦力プロファイル(おすすめ設定)

シーンDPI目安ポーリングセンサー設定ねらい
日常・作業+ライトゲーム1200–16001000–2000Hz通常省電力と操作性の両立
ランク/大会・短時間集中800 or 16008000Hz高性能(高スキャン)遅延最小・微調整の安定
モバイル・外出1000–1200Bluetooth省電力取り回し優先・長持ち

レシーバーはUSB延長で前面・近距離に置くと2.4GHzが安定し、8kHz時の取りこぼしを抑えられます。

購入チェックリスト

  • 発光USB-Cケーブル版/なしのSKUを選択(価格差あり)
  • 受信機LEDのDPI/バッテリー表示活用を想定
  • ソールは摩耗に備え交換しやすい設計(社外PTFEも貼り替え容易)
  • パッドはクロス=止め重視/ガラス=初速重視で相性よし

ATTACK SHARK 「R11 Ultra」レビューの総括

ATTACK SHARK 「R11 Ultra」は、49gという驚異的な軽さと、カーボンファイバーによる堅牢な作りを両立した、非常に完成度の高いゲーミングマウスでした。

軽量モデルにありがちな不安定さがなく、むしろ安定したトラッキングと正確なエイムを実現できるのが大きな魅力です。

さらに、最大8,000Hzのポーリングレートや高性能センサー、3つの接続モードといった機能面も充実しており、競技用途から日常利用まで幅広く対応できるポテンシャルを備えています。

実際の使用感では、クリックやホイールの操作性が素直で、どんな持ち方にもフィットするシェイプが快適さを支えています。

バッテリー消費の点では高性能モード使用時に注意が必要ですが、シーンごとに設定を切り替えることで、そのデメリットを十分にカバーできるでしょう。

総じて「R11 Ultra」は、軽量性と実用性を高次元で融合した、まさに「万能型ゲーミングマウス」と呼べる存在です。

競技シーンでのパフォーマンスを求めるプレイヤーはもちろん、長時間の作業や普段使いにおいても恩恵を感じられる一台だと断言できます。

最後に一言でまとめるなら――「軽さと安定感を同時に手にしたい人にとって、「R11 Ultra」は間違いのない選択肢です」。

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