VAXEE 「XE」のレビュー｜仕事もゲームも快適！左右対称ゲーミングマウスの実力を徹底解説 - GamingGearLab-ゲーミングギアラボ：ゲーミングデバイスの情報サイト

この記事は2022年に公開された内容です

2022年に登場したVAXEE 「XE」は、ゲーミングデバイスメーカーVAXEEの新たな挑戦として注目を集めました。

これまでプロ向けに特化した製品を展開してきたVAXEEですが、「XE」では「仕事とゲームの両立」をテーマに開発され、より幅広いユーザー層に向けた製品となっています。

「XE」の最大の特徴は、同社初となる左右対称デザインにあります。

このデザインは、万人にフィットする形状を目指したもので、長時間の使用においても快適さを追求しています。

また、従来のモデルよりも軽量化され、67.5gという設計により、操作性と携帯性のバランスが取れた仕様となっています。

一方で、「仕事とゲームの両立」を強調したコンセプトが故に、一部のユーザーからは「オフィス用として開発されたのでは？」という誤解も生じました。

しかし、このマウスは確かにゲーミングマウスとしてのポテンシャルも兼ね備えています。

特に、光学式からメカニカルホイールへ変更された点や、重量バランスの見直しなど、競技シーンにも対応可能な設計となっています。

このレビューでは、VAXEE 「XE」のデザインや操作性、クリック感など、実際の使用感を詳しくお伝えします。

さらに、個人的な体験談も交えつつ、どのようなユーザーにおすすめできるかを考察していきます。

VAXEE 「XE」があなたのニーズにマッチするかどうか、この記事を通して参考にしていただければ幸いです。

VAXEE 「XE」とは？

項目	詳細
デザイン	左右対称デザイン
重量	約67.5g (ケーブル除く)
センサー	PixArt PMW3389
解像度 (DPI)	400 / 800 / 1600 / 3200 (4段階調整可能)
ポーリングレート	最大1000Hz (125Hz / 500Hz / 1000Hzに切り替え可能)
ホイール	メカニカルホイールを採用
ケーブル	着脱可能なType-Cケーブル、根元部分が硬め
コーティング	マット仕上げ（ブラックモデルは汚れが目立ちやすい）
カラー展開	ブラック、ホワイト、ピンクイエロー、ブルー、オレンジ
対応持ち方	かぶせ持ち・つかみ持ちに適した形状
サイズ	122mm x 66mm x 38mm 幅広の設計、手のひら全体を支える背の高い形状
ファンクションキー	新たに追加されたボタンで、ショートカットやカスタマイズが可能
特記事項	– 重心がやや前方に配置され、指先での操作がしやすい

VAXEE 「XE」は、VAXEEが手掛ける初の左右対称デザインを採用したゲーミングマウスです。

この製品は、従来のプロゲーマー向けモデルとは異なり、「仕事とゲームの両立」をコンセプトに開発されました。

そのため、単なるゲーミングデバイスではなく、オフィスでの利用や日常的なPC操作にも適した設計が施されています。

左右対称デザインの特徴

「XE」は、左右対称デザインが最大の特徴です。

このデザインにより、右利きだけでなく左利きのユーザーにも対応し、あらゆるグリップスタイルにフィットする汎用性を実現しています。

また、手のひら全体でしっかりとホールドできる形状で、長時間の使用でも疲労感を軽減。

左右対称ながらも、細部の形状には独自の工夫が凝らされており、手のひらや指先のフィット感が高められています。

さらに、「XE」の形状は他モデルに近いと言われていますが、実際に握った感覚ではそれらと異なるユニークな特徴を持っています。

仕事とゲームの両立を目指した設計

「XE」は、これまでプロユースに特化してきたVAXEEのラインアップの中でも異色の存在です。

このモデルでは、ゲームにおけるパフォーマンスだけでなく、オフィスでの作業効率も考慮されています。

その象徴とも言えるのが、新たに搭載されたファンクションキーです。

このボタンを使うことで、作業用のショートカットや便利な操作を簡単に設定できるため、作業環境での使い勝手が大幅に向上しました。

また、「XE」は従来のモデルよりも軽量化が図られ、67.5gという仕様により操作感が向上しています。

さらに、重量バランスを細かく調整することで、マウスの操作がスムーズになり、ゲームでも作業でも快適に利用できます。

他モデルとの違い

「XE」は、同社の他モデルとは明確な差別化が図られています。

軽量化：「NP-01」や「OUTSET AX」が70g〜80gの重量設計だったのに対し、「XE」はさらに軽量化され、取り回しやすい仕様となっています。
ホイールの変更：これまでのモデルで採用されていた光学式ホイールから、「XE」ではメカニカルホイールに変更されました。この変更により、ホイールの操作感が改善され、正確な操作が可能になっています。
形状：「NP-01」がやや大きめで手のひら全体を包み込む形状だったのに対し、「XE」はよりフィット感を重視した設計がされています。両サイドがやや広めに設計されており、つかみ持ちやかぶせ持ちに適した形状です。

「XE」は、「ゲーミング用」としてだけでなく、「作業用」としての利便性を併せ持つことを目指しています。

そのため、単なるゲーミングマウスでは満足できないユーザーや、作業とゲームを両立させたいユーザーに最適なモデルと言えます。

VAXEE 「XE」の操作性と使用感

VAXEE 「XE」は、ゲーマーとオフィスワーカーの両方をターゲットにしたマウスとして設計されています。

そのため、細部にわたって使用感が配慮され、快適な操作性を実現しています。

ここでは、ビルドクオリティ、重量設計、グリップ感と形状の特徴について詳しく解説します。

ビルドクオリティと耐久性

「XE」のビルドクオリティは、VAXEEのこれまでの製品同様、高い評価を得ています。

67.5gという軽量設計ながらも、本体の強度は十分に確保されています。

実際に使用中、以下のような安心感を得られる特徴があります：

きしみやゆがみが発生しない：マウスを強めに握ったり振ったりしても、本体のきしみやたわみは見られず、耐久性が高いことが伺えます。
高い安定性：激しい操作中でもボディのゆがみや不快な音が発生せず、ストレスなく使用できます。
ただし、左サイドのボタン部分に強い力を加えると作動する場合があるため、耐久性において一部改善の余地がありますが、日常使用ではほとんど問題にならないレベルです。

軽量化された本体と重量バランス

「XE」の本体重量は67.5gに設定されており、一般的な有線ゲーミングマウスとしては軽量な部類に入ります。

軽量化は快適な操作性を実現するための重要な要素であり、特に以下の点で優れています：

軽快な操作感：軽量マウスとして、長時間の操作でも手の疲労を感じにくく、素早い動きが求められるFPSゲームにも適しています。
重量バランス：「XE」は重心がマウスの中心よりもやや前方に設計されています。この設計により、指先での細かな操作が可能となり、特にスナイパーのような精密なエイム操作に適しています。

重量バランスが前方に配置されていることで、実際の重量以上に軽快な操作感を提供しており、これはVAXEEが細部まで計算した設計の賜物です。

グリップ感と形状の特徴

「XE」の形状とグリップ感は、多くのユーザーに対応するようデザインされています。

以下にその特徴をまとめます：

左右対称デザイン：左右対称の形状は、右利き・左利きどちらにも対応可能で、万人向けのフィット感を提供します。
背の高い設計：マウスの背面は、手のひら全体を支えるように高めに設計されています。これにより、手のひら全体でマウスを包み込むような持ち方（かぶせ持ち）がしやすく、疲労感を軽減します。
幅広の形状：マウスの幅が広めに設計されており、しっかりとした安定感を提供します。この幅広設計は、特に手の大きなユーザーやつかみ持ちスタイルに適しています。

また、グリップの滑り止め性能も優れており、コーティングにはマット仕上げが採用されています。

ただし、ブラックモデルの場合は汗や皮脂による汚れが目立ちやすいという欠点があるため、好みのカラーを選ぶことをおすすめします。

VAXEE 「XE」は、操作性と使用感において非常に高い評価を得られるデバイスです。

ただし、一部の仕様（左サイドボタンの耐久性やコーティングの汚れやすさなど）には改善の余地がありますが、全体としてはゲーマーとオフィスワーカーの両方を満足させる製品と言えるでしょう。

VAXEE 「XE」のクリック感とホイール性能

VAXEE 「XE」は、クリック感とホイール性能にも細かい調整が加えられており、操作性や快適性を向上させるための工夫が随所に見られます。

このセクションでは、メインボタンのクリック感、新たに採用されたメカニカルホイール、それぞれの特徴と使用感を詳しく解説します。

メインボタンのクリック感

VAXEE 「XE」のメインボタンには、70gのスイッチが採用されています。

このスイッチは、従来の「NP-01」や「OUTSET AX」で採用されていた60gスイッチよりも重めの設定となっていますが、実際のクリック感は軽めに仕上げられている点が特徴的です。

クリックの軽さと跳ね返り
70gのスイッチでありながら、少しの圧でスムーズに押し込める軽さを持っています。ただし、跳ね返りはやや弱めに感じられるため、操作中にボタンが指に吸い付くようなフィーリングを求めるユーザーには少し物足りなさを感じる場合もあります。
誤クリックの可能性
クリック感が軽いため、特に「力を入れて操作する」タイプのユーザーには誤クリックが発生する可能性があります。ゲームプレイにおいては、特に激しい操作を伴う場面で注意が必要です。一方、指をリラックスした状態で操作する場合には、軽いクリック感が疲れにくいというメリットもあります。
クリック音の特性
軽量マウス特有のパチパチとした高いクリック音が特徴で、従来のモデル（NP-01など）のしっかりとした音とは異なります。この点は好みが分かれる部分であり、クリック音に敏感なユーザーには注意が必要です。

新たに採用されたメカニカルホイール

「XE」では、これまでのモデルで採用されていた光学ホイールから、メカニカルホイールへと変更が加えられました。

この変更により、操作感や利便性が大きく向上しています。

操作感の改善
メカニカルホイールは、分離感のある明確な操作フィーリングを実現しています。ホイールの回転中に1つ1つのステップがはっきりと感じられるため、素早いスクロールが必要なゲームや、正確な操作が求められるオフィス作業にも適しています。
ホイールクリックの硬さ
ホイールクリックはやや硬めに設定されており、意図せず押し込んでしまう心配が少ない仕様です。この硬さは、ゲーム中に誤操作を避けるための設計と言えるでしょう。一方で、ホイールクリックを頻繁に使用するユーザーには、少し力を入れる必要があるため、慣れが必要です。
耐久性の向上
光学式ホイールと比較して、メカニカルホイールは耐久性が高く、長期間の使用でもスムーズな操作が維持されます。これは、ゲーマーだけでなく、日常的にホイールを多用するオフィスワーカーにとっても大きなメリットとなるでしょう。

VAXEE 「XE」のクリック感とホイール性能は、それぞれ異なるユーザー層のニーズを満たすためにバランスよく設計されています。

ただし、以下の点を踏まえた選択が必要です：

軽いクリック感を好むユーザーには最適だが、誤クリックの可能性があるため、力強い操作を行うユーザーは注意が必要。
メカニカルホイールの分離感ある操作感と耐久性は、多くのユーザーにとって満足のいく仕様となっている。

全体として、クリック感は「ライトな操作性」を重視した設計、ホイール性能は「正確で耐久性のある操作感」を実現しており、オフィスからゲームまで幅広く対応可能なデザインとなっています。

VAXEE 「XE」のメリットとデメリット

VAXEE 「XE」は、ゲーマーとオフィスワーカーの両方をターゲットにした製品として、多くの利点を持ちながらも、いくつかの課題も存在します。

ここでは、メリットとデメリットをそれぞれ詳細に解説します。

メリット：オフィス兼ゲーミング用の利便性

軽量設計と優れた重量バランス
- 本体重量67.5gと軽量でありながら、重心がマウス中心よりやや前方にあるため、指先での精密な操作が可能です。これは特に、FPSゲームのような精密なエイム操作が必要なシーンで強みを発揮します。
- 軽量設計は長時間の使用において手の疲労を軽減し、オフィス作業やゲームのどちらにおいても快適さを提供します。
左右対称デザインの汎用性
- 左右対称デザインにより、右利き・左利きどちらのユーザーにも対応しています。また、万人向けの形状は、かぶせ持ち・つかみ持ちの両方に適しており、幅広いグリップスタイルにフィットします。
ファンクションキーによる利便性
- 新たに搭載されたファンクションキーは、ショートカットや作業効率の向上に役立ちます。例えば、スクリーンショットやページダウンといった機能を簡単に設定でき、オフィスでの使用に最適です。
高いビルドクオリティ
- 軽量ながら剛性が高く、激しい操作にも耐える設計です。強く握ったり振ったりしてもきしみやゆがみが発生しないため、長期間にわたり安心して使用できます。
カラーバリエーションの豊富さ
- XEは6色展開で、ブラック以外にも汚れが目立ちにくい色が選べます。これにより、デザインや実用性の面で好みに合わせた選択が可能です。

デメリット：ケーブル部分の硬さとクリック感の課題

ケーブル部分の硬さ
- 「XE」ではType-Cケーブルが採用されていますが、ケーブル根元の部分が硬いため、激しい動作中に違和感を感じることがあります。
- 特に、競技シーンでの素早いマウス操作が必要な場合、この硬さがネックになることがあります。一方で、オフィス用途ではそれほど気にならない場合が多いです。
クリック感の軽さと誤操作の可能性
- メインボタンのクリック感が軽めであるため、力を入れた操作をするユーザーには誤クリックが発生しやすい傾向があります。特に、他のマウスで硬めのクリックに慣れている場合、XEに乗り換えた直後は慣れが必要です。
- ボタンの先端部分ではクリックがさらに軽くなるため、意図しない操作が発生しやすい点も注意が必要です。
コーティングの汚れやすさ
- ブラックモデルは、汗や皮脂による汚れが目立ちやすいという欠点があります。頻繁にクリーニングを行う必要があり、この点を煩わしく感じるユーザーもいるでしょう。
ホイールクリックの硬さ
- メカニカルホイールのクリック感はやや硬めで、頻繁にホイールクリックを行うユーザーにとっては少し扱いにくい場合があります。これは、ゲームよりもオフィス用途で快適に使えるように設計された部分と言えます。
プロ仕様モデルとの比較での性能差
- NP-01やOUTSET AXなど、VAXEEのプロ向けモデルと比較すると、XEはオフィス用途を意識した分、ゲーミング性能に若干の妥協が見られると感じるユーザーもいるかもしれません。

VAXEE 「XE」は、ゲームと作業の両方を快適に行いたいユーザーに最適な製品ですが、競技志向のゲーマーにはケーブルの硬さやクリック感の軽さが気になる場合があります。

一方で、日常使用やカジュアルゲーミングを楽しむユーザーには、使い勝手の良い多機能マウスとして非常におすすめできます。

VAXEE 「XE」を使用した私の体験談・レビュー

実際にVAXEE 「XE」を使ってみて、コンセプト通りの「仕事とゲームの両立」を実感することができました。

ただし、長時間の使用や特殊な操作で見えてきた利点と課題もあったので、ここで詳しくお伝えします。

仕事での使用感：ファンクションキーの便利さが光る

VAXEE 「XE」は、オフィス用途にも適したマウスという点を強く感じました。

特に、ファンクションキーが非常に便利です。

私は主にスクリーンショットやページ送りのショートカットとして使用してみましたが、ボタンが適度な位置に配置されており、作業効率が大幅に向上しました。

以下の点が特に印象に残りました：

ショートカットの柔軟性：頻繁に使用する操作を割り当てることで、仕事中の負担を減らすことができました。例えば、資料作成中にファンクションキーを活用してページ移動を素早く行えたのは快適でした。
デザインの洗練さ：左右対称のデザインは、見た目に美しく、オフィス環境にも違和感なく馴染みます。さらにカラーバリエーションも豊富なので、職場で好みの色を選べるのも良い点です。

ゲームでの使用感：軽量と重心バランスがもたらす快適さ

ゲーム用途では、軽量設計と絶妙な重心バランスが非常に役立ちました。

特に、FPSゲームでの精密なエイム操作において、その性能を実感しました：

軽快な操作感：重量が67.5gという軽さのため、素早いマウスの振りが求められる場面でもスムーズに操作できました。
重心バランスの調整：重心がやや前方にあることで、指先で細かいコントロールを行いやすく、ヘッドショットを狙う際の正確性が向上しました。

ただし、以下の点では少し慣れが必要でした：

クリック感の軽さ：私はクリックが硬めのマウスに慣れていたため、XEの軽いクリック感に最初は少し戸惑いました。特に激しい操作中には誤クリックが発生しやすかったので、力加減に注意する必要がありました。
ケーブルの硬さ：Type-Cケーブルの根元部分が硬く、激しく振り回す場面ではわずかな違和感を感じることがありました。

長時間使用で感じた快適性

「XE」の軽量設計と手のひら全体を包み込むような形状は、長時間使用において非常に快適でした。

以下の点が特に印象的です：

手の疲れにくさ：ゲームや作業を長時間行っても、手や指が疲れることはほとんどありませんでした。特に、背が高めの設計が手のひら全体にフィットするため、負担が分散されているように感じました。
グリップ性能：マットコーティングにより、手汗をかいても滑りにくく、安定した操作が可能でした。ただし、ブラックモデルの場合、汗や皮脂が目立つ点は気になりました。

気になったポイント

全体的に満足度は高いものの、いくつかの気になる点もありました：

ファンクションキーの配置：作業中は便利ですが、ゲーム中に意図せず押してしまうことがあり、キー割り当てを慎重に考える必要があると感じました。
ホイールクリックの硬さ：ゲーム中にホイールクリックを頻繁に使用する際、もう少し軽いクリック感であれば使いやすいと思いました。

VAXEE 「XE」は、私にとって「どちらか一方に偏らない万能型マウス」として高く評価できる製品でした。

特に、オフィスとゲームの両方で快適に使用できる点は、これまで使ったどのマウスにもなかった強みです。

一方で、クリック感やケーブル部分に若干の改善の余地があるため、今後のモデルアップデートにも期待したいと思います。

VAXEE 「XE」に関するQ&A

VAXEE 「XE」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「XE」はどのような持ち方に最適ですか？

「XE」は、かぶせ持ちやつかみ持ちに特に適した形状です。背面が高く、幅広の設計となっているため、手のひら全体を包み込むように持つスタイルでも快適に使用できます。一方で、つまみ持ちを好む方には少し大きめに感じるかもしれません。

左利きの人でも快適に使えますか？

「XE」は左右対称デザインを採用しており、左利きの方でも快適に使用できます。ただし、サイドボタンは片側にしか搭載されていないため、左利きの方が頻繁にサイドボタンを使いたい場合はカスタマイズの工夫が必要です。

DPI設定はどのように変更できますか？

DPI（解像度）は、マウス本体にある専用ボタンで変更可能です。初期設定では400 / 800 / 1600 / 3200の4段階に設定されていますが、切り替えは非常に簡単に行えます。

ケーブルはどのように着脱できますか？

「XE」はType-Cケーブルを採用しており、簡単に取り外し可能です。これにより、断線してもケーブルだけを交換することで長く使用できます。ただし、Type-C接続部分は硬めに設計されているため、装着や取り外しには多少の力が必要です。

ブラックモデルは汚れが目立つと聞きましたが、本当ですか？

ブラックモデルはマット仕上げのコーティングが施されていますが、汗や皮脂による汚れが目立ちやすい傾向があります。そのため、汚れが気になる場合は、他のカラーバリエーション（ホワイトやパステル系カラー）を選ぶのがおすすめです。

クリック感が軽いというレビューを見ましたが、ゲームプレイには適していますか？

クリック感は非常に軽いため、指先の脱力状態で操作するスタイルには適しています。ただし、力を入れて操作する場合や硬めのクリック感に慣れている方には、最初は誤クリックが発生しやすい可能性があります。FPSゲームなどでは少し慣れが必要かもしれません。

ホイールの操作感はどうですか？

「XE」はメカニカルホイールを採用しており、ステップの分離感が非常に明確です。これにより、正確なスクロールが可能となっており、ゲームやオフィス作業どちらでも扱いやすいです。ただし、ホイールクリックは少し硬めなので、頻繁に押し込む操作には慣れが必要です。

競技向けの使用にも適していますか？

軽量設計と調整された重量バランスにより、競技シーンにも適したパフォーマンスを発揮します。ただし、クリック感やケーブルの硬さなど、一部の仕様は好みが分かれるため、事前に試用するのが理想的です。

長時間使用しても疲れにくいですか？

背面が高く、手のひら全体を支える形状と軽量設計により、長時間の使用でも疲労感が軽減されます。また、コーティングが滑りにくいため、安定した操作が可能です。

VAXEE 「XE」レビューのまとめ

VAXEE 「XE」は、「仕事とゲームの両立」という新しいコンセプトを掲げたゲーミングマウスとして、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となる製品です。

その左右対称デザイン、軽量設計、ファンクションキーの搭載など、多用途に対応した設計は、日常的に使用するデバイスとして非常に高い完成度を誇ります。

VAXEE 「XE」の総合評価

メリット
- 汎用性の高さ：左右対称デザインと軽量設計で、幅広いグリップスタイルや利用シーンに対応。右利き・左利きの両方のユーザーにとって使いやすい。
- 作業効率の向上：ファンクションキーにより、オフィス作業での利便性が大幅に向上。ショートカット操作が簡単に設定でき、快適なデスクワークを実現。
- ゲームでのパフォーマンス：精密な操作が可能な重量バランスと、指先でのコントロール性を重視した設計は、FPSなどのゲームでも十分なパフォーマンスを発揮。
- 耐久性と高品質：強い握りや振り回しでもきしみがなく、長期間使用できる安心感を提供。
デメリット
- ケーブル部分の硬さ：Type-Cケーブルの根元が硬いため、特に激しい操作を伴うゲーマーには違和感を感じる可能性がある。
- クリック感の軽さ：クリック感が軽いため、力を込めるタイプのユーザーには誤操作のリスクがある。
- 汚れやすいコーティング：ブラックモデルでは、汗や皮脂による汚れが目立ちやすい点がマイナス要素。