Razer 「DeathAdder V4 Pro」は、Razerが約10年分の技術進化を注ぎ込んだとされる、最新世代のフラッグシップ・ゲーミングマウスです。
eスポーツシーンでは長年定番として愛用されてきたDeathAdderシリーズですが、今回の「V4 Pro」では、従来モデルの形状をそのままに中身を徹底的に刷新。
センサー性能、クリックスイッチ、ホイール、バッテリー効率、ワイヤレス通信など、ほぼ全ての要素がアップグレードされています。
特に注目すべきは、
- 第2世代Razer HyperSpeed Wireless技術による遅延のさらなる低減
- 第4世代オプティカルマウススイッチによる高速かつ安定したクリック入力
- Razer Focus Pro 45Kオプティカルセンサーによる超高精度トラッキング
- 重量約56gへの軽量化と最大150時間のバッテリー持続
といった、操作感や実用性に直結する進化です。
前作「V3 Pro」から形状を変えなかった理由は、DeathAdder特有のフィット感と支持を保ちつつ、ユーザーが慣れた握り心地をそのまま維持するため。
しかし内部構造はほぼ一新され、使い慣れたフォルムの中に最先端のパフォーマンスが詰め込まれています。
この記事では、前作との違いを踏まえながら、スペックや機能の詳細、実際の使用感、そしてカスタマイズ性まで掘り下げて解説していきます。
ゲーミングマウス選びで迷っている方や、「V3 Pro」からの乗り換えを検討している方にとって、購入判断の参考になる内容を目指します。

Razer 「DeathAdder V4 Pro」の概要

前作からの主な進化ポイント
Razer 「DeathAdder V4 Pro」は、形状をそのままに内部構造をほぼ一新したモデルです。
特に以下のポイントが大きく進化しています。
- 通信性能の向上
第2世代Razer HyperSpeed Wirelessを採用し、遅延が平均約0.29msまで低減。通信効率も63%向上し、安定性も大幅に改善されました。 - クリック感と耐久性の向上
第4世代Razerオプティカルスイッチを搭載。耐久性は1億回クリックに対応し、従来より12%軽いクリック荷重と素早い反発力を実現。 - センサー精度の強化
新しいRazer Focus Pro 45Kセンサーにより、最大DPIが30Kから45Kへ向上。最大速度は900IPS、加速度は85Gと、追従性能も強化。 - 軽量化と長寿命バッテリー
約63gから56gへ軽量化し、最大150時間(1000Hz時)のバッテリー持続時間を実現。
基本仕様とスペック
項目 | V3 Pro | V4 Pro | 進化内容 |
---|---|---|---|
重量 | 約63g | 約56g | 約7g軽量化 |
センサー | Focus Pro 30K | Focus Pro 45K | 最大DPI 30K→45K、速度・加速度向上 |
ポーリングレート | 最大8000Hz | 最大8000Hz | 新通信技術で安定性向上 |
スイッチ | 第3世代オプティカル | 第4世代オプティカル | 耐久性・反発感・軽さ改善 |
ホイール | メカニカル | オプティカル | 耐久性・入力精度改善 |
バッテリー | 最大90時間 | 最大150時間 | 約1.6倍の持続時間 |
ドングル | 小型 | 半球型・LED搭載 | 接続品質・視認性向上 |
形状とサイズ感の特徴
DeathAdderシリーズの代名詞ともいえるエルゴノミクス形状を継承し、右手用の大ぶりなLサイズマウスとして設計されています。
- 被せ持ち・つかみ持ちに最適
高さと奥行きがしっかりあるため、手全体で包み込むような持ち方にフィット。 - 緩やかなカーブのサイドデザイン
指先の位置や角度に柔軟に対応し、フィット感と安定感を両立。 - 改良されたサイドボタン
ボタン間の間隔を広げ、押し分けの精度を向上。押下時の感触もよりクリアになっています。 - サイズ注意点
手が小さいユーザーにはやや大きく感じる可能性があるため、購入前に実機確認がおすすめです。
Razer 「DeathAdder V4 Pro」のハードウェア性能の詳細

新世代センサーと追従性能
Razer 「DeathAdder V4 Pro」には、Razer Focus Pro 45K オプティカルセンサーが搭載されています。
これは現時点で業界最高峰クラスの性能を持つセンサーで、前作の30Kモデルから大幅に進化しました。
- 最大DPI:45,000(V3 Proは30,000)
- 最大速度(IPS):900 IPS(V3 Proは750 IPS)
- 最大加速度(G):85G(V3 Proは70G)
- 多様な表面対応:ガラスパッドを含む複数素材で安定動作
- 直線精度の改善:従来よりもブレやジグザグを抑制
特に最大DPIの向上は、実際に高DPIを使わなくても恩恵があります。
性能に余裕があることで、低DPI設定でも安定した追従と正確なトラッキングが可能になります。
第4世代オプティカルスイッチとクリック感
クリック部には第4世代Razerオプティカルマウススイッチを採用。
物理接点を使わない光学式構造のため、クリック感が長期間変化しにくく、チャタリングのリスクもほぼゼロです。
- 耐久性:1億回クリックに対応
- クリック荷重:第3世代より約12%軽量化
- 反発力の強化:軽く押しても素早く戻る設計
- ストローク:やや浅めで高速連打がしやすい
- 安定性:光学式により入力精度が常に一定
第3世代よりも軽快でシャープな押し心地になり、FPSのタップ撃ちやRTSの高速操作など、素早い反応が求められる場面で真価を発揮します。
オプティカルスクロールホイールの改善点
「V4 Pro」では、従来のメカニカル式からオプティカル(光学式)スクロールホイールに刷新されました。
項目 | メカニカル式(従来) | オプティカル式(V4 Pro) |
---|---|---|
検知方式 | 物理接点 | 光学センサー |
耐久性 | 摩耗により劣化 | 摩耗がなく長寿命 |
精度 | 劣化で入力ミスが増える | 常に安定した入力精度 |
チャタリング | 長期使用で発生しやすい | ほぼ発生しない |
ノッチ感 | 劣化で曖昧になる | 一貫したコリコリ感を維持 |
- 入力精度の向上:ゲーム中の武器切り替えやスキル発動のミスを防ぐ
- 長期安定性:数年単位の使用でもスクロール感や精度が変わりにくい
- 操作感の最適化:軽すぎず重すぎない抵抗で、安定した回転操作が可能
Razer 「DeathAdder V4 Pro」の快適性とユーザー体験

軽量化による操作性の向上
Razer 「DeathAdder V4 Pro」は約56gという超軽量設計を実現しています(前作V3 Proより約7g軽量化)。
穴あけ加工をせず、外装の剛性を保ちながらの軽量化は非常に珍しく、強度や耐久性を犠牲にしていません。
- 長時間プレイでの疲労軽減
→ 軽量化により手首や腕の負担が軽く、長時間のFPSやMOBAでも疲れにくい。 - 素早いマウス操作が容易
→ 振り向きやエイム調整など、短い距離でも正確に動かせる。 - 安定感と剛性感の維持
→ 内部構造の改良で、軽量ながらもたわみや歪みがなく、力を加えてもガタつきがない。
💡 感覚的には「有線軽量マウス並みの軽快さ」を無線で体感できるのが大きなポイントです。
バッテリー持続時間と充電効率
軽量化しつつも、バッテリー性能は大きく向上しています。
ポーリングレート | バッテリー持続時間 | 想定用途 |
---|---|---|
1000Hz | 最大150時間 | 日常的なゲーム・作業 |
8000Hz | 約22時間 | eスポーツや大会用 |
2000Hz〜4000Hz | 40〜90時間程度 | 高応答性と持続時間のバランス重視 |
- USB-C充電に対応し、充電ケーブルは柔らかいRazer Speedflexケーブルを採用。
- 充電しながらのプレイも違和感が少なく、有線マウス同様の操作感を維持できます。
- 短時間充電で長時間使用可能なため、大会前やプレイ直前でもすぐにフル稼働可能。
グリップ感と素材の違い
「V4 Pro」は形状そのものはDeathAdderシリーズの伝統を継承していますが、表面加工や素材選びが進化しています。
- 表面仕上げ:サラサラしつつも滑りにくいマットコーティング
- 指の密着感:手汗をかいてもグリップ力が低下しにくい
- 側面の形状:指が自然にフィットするくぼみ形状で、つかみ持ち・かぶせ持ち両対応
- グリップテープ不要:標準状態でも滑りにくく、追加アクセサリーが不要
この仕上げにより、汗をかく夏場や長時間の集中プレイでも持ち替え不要で安定したエイムが可能です。
Razer 「DeathAdder V4 Pro」は、軽量化・バッテリー効率・グリップ性能の三拍子が揃っており、特に「軽さと安定感を両立させた無線マウス」を求めるゲーマーに強く向いています。
これらの快適性の向上は、単なるスペック表では分かりにくい部分ですが、実際に使うと操作のしやすさと疲れにくさがはっきり体感できます。
Razer 「DeathAdder V4 Pro」のソフトウェア機能とカスタマイズ性

Synapseでの設定項目
Razer 「DeathAdder V4 Pro」は、専用ソフトRazer Synapseで多彩なカスタマイズが可能です。
直感的なUIで、ゲームごとや用途ごとにプロファイルを作成でき、マウス本体にも保存可能です(オンボードメモリ対応)。
主な設定項目は以下の通りです。
- ボタン割り当て
→ 左右クリック・サイドボタン・ホイール押し・DPI切替などを自由に変更可能
→ マクロ登録やアプリ起動、メディア操作にも割り当て可能 - 感度(DPI)調整
→ 100〜45,000 DPIまで50刻みで設定可能
→ DPIステージを最大5つまで登録し、ボタン一つで切替可能 - ポーリングレート設定
→ 125 / 500 / 1000 / 2000 / 4000 / 8000 Hzから選択可能 - 表面キャリブレーション
→ 使用するマウスパッドに合わせてセンサー精度を最適化 - ライティング設定(ホイール・ロゴ)
→ 明るさ・効果・発光パターンを変更(省電力モードも設定可)
スマートポーリングレートスイッチャーの活用
「V4 Pro」の特徴的な機能がスマートポーリングレートスイッチャーです。
- ゲーム起動時には自動で高ポーリングレート(例:8000Hz)に切り替え
- デスクワークやWeb閲覧中は低ポーリングレート(例:1000Hz)に自動変更し、バッテリーを節約
- プロファイルごとにポーリングレート設定が可能
この機能により、競技レベルの応答性と長時間駆動の両立が可能になります。
感度・キャリブレーション・回転ツールの調整
Synapseには、より細かくマウスの挙動を調整できるツールも搭載されています。
- 感度ステージ別X/Y軸設定
→ 水平方向と垂直方向で異なる感度設定が可能(FPSでのリコイル制御に有効) - リフトオフディスタンス(LOD)調整
→ マウスを持ち上げたときにセンサーが反応しなくなる高さを3段階で設定 - 回転ツール
→ マウスパッドや設置位置に合わせてセンサーの向きを微調整 - サーフェスキャリブレーション
→ 純正マウスパッドやガラスパッドなど、素材ごとに最適化プロファイルを作成
Razer Synapseの豊富な設定項目と、「V4 Pro」固有のスマートポーリングレート機能によって、このマウスは「用途に応じて最適な挙動に自動で変わる」という快適さを実現しています。
特に、競技シーンと日常利用を両立させたいユーザーにとって、この柔軟なカスタマイズ性は非常に大きなメリットとなります。
Razer 「DeathAdder V4 Pro」を使用した私の体験談・レビュー

Razer「DeathAdder V4 Pro」を実際に数週間使い込んでみて、カタログスペックだけでは見えてこなかった部分や、日常利用からゲームシーンまでのリアルな印象をまとめます。
FPSでの精密エイムが安定
軽量化と新世代センサーの組み合わせは、特にトラッキング系FPSで効果を感じました。
低DPI(800前後)+高ポーリングレート(4000Hz)設定では、素早い振り向きでもエイムが飛ばず、細かなマイクロ調整がしやすかったです。
- 振り向き動作が軽く、長時間のプレイでも手首の疲労が少ない
- ヘッドショット狙いの際もカーソルがブレにくい
- リフトオフディスタンスが短く、持ち上げての位置調整が快適
長時間作業でも手首が疲れにくい
仕事用PCにも接続して試しましたが、エクセル作業やグラフィック編集でも恩恵がありました。
軽さとグリップ感のおかげで、細かなドラッグ操作や長時間のクリックでも手のひらや指が疲れにくい印象です。
- Webブラウジング:オプティカルホイールがスムーズで長時間のスクロールが快適
- 画像編集:微細なカーソル移動が思った通りにできる
- マルチディスプレイ環境:画面端から端への移動も素早く正確
バッテリー運用が予想以上に楽
高ポーリングレート時は持続時間が短いと予想していましたが、スマートポーリングレート機能のおかげで充電頻度は週1〜2回程度で済みました。
- 大会や長時間ゲーム前に30分充電すれば丸1日持つ
- USB-Cケーブルが柔らかく、有線充電中もほぼストレスなし
- ライティングを切るとさらにバッテリー効率が向上
気になった点
完璧に近い性能ですが、いくつか注意点もあります。
- 本体サイズがやや大きめで、小さい手の人はフィットしにくい可能性
- 45K DPIや8000Hzポーリングはフル活用できる環境(高性能PCや高リフレッシュレートモニター)が必要
- マウス単体での価格が高め(競合の倍近い場合も)
総合的な印象
「軽さ・精度・無線の安定感」を高次元で両立しており、特にFPSプレイヤーや長時間マウスを握る人には間違いなくおすすめできる完成度でした。
高価格帯ではありますが、性能・耐久性・快適性を考えれば十分に投資する価値があると感じます。
Razer 「DeathAdder V4 Pro」に関するQ&A

Razer 「DeathAdder V4 Pro」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「DeathAdder V4 Pro」は有線でも使えますか?
はい。付属のUSB-Cケーブルで有線接続が可能です。有線接続中は充電しながら遅延ゼロでプレイできます。
バッテリーはどのくらい持ちますか?
1000Hzポーリングレート使用時で最大約150時間、Bluetooth接続ではさらに長く持ちます。8000Hz使用時は短くなりますが、それでも競技環境では十分な持続時間です。
8000Hzポーリングレートはどんな環境で活かせますか?
高リフレッシュレートモニター(360Hz以上)+高性能GPU環境で特に効果を発揮します。低リフレッシュレート環境では体感差は小さい場合があります。
手の小さい人でも使えますか?
DeathAdderシリーズは右手専用でやや大型の形状です。手の小さい方は、かぶせ持ちでは大きく感じるかもしれませんが、つかみ持ちやつまみ持ちなら問題ない場合もあります。
Synapseをインストールしないと使えませんか?
基本操作はSynapseなしでも可能ですが、DPI変更、ポーリングレート調整、ボタン割り当てなどの細かいカスタマイズはSynapse経由で行う必要があります。
他のDeathAdderモデルとの違いは何ですか?
「V4 Pro」は45K DPI対応センサー、8000Hzポーリング、スマートポーリング、さらなる軽量化など最新技術を搭載しています。前作「V3 Pro」より軽く、機能も大幅に強化されています。
Bluetooth接続と2.4GHzワイヤレス接続の違いは何ですか?
Bluetoothは省電力で長時間駆動が可能ですが、遅延がわずかに発生します。2.4GHz(HyperSpeed Wireless)は有線並みの低遅延で競技向けです。ゲーム用途なら2.4GHz接続を推奨します。
左利き用はありますか?
「DeathAdder V4 Pro」は右手専用設計です。左右対称モデルを希望する場合は、Razer Viperシリーズなどを検討してください。
ケーブルは柔らかいですか?
付属のSpeedflexケーブルは柔らかく、引っかかりが少ないため有線接続時も快適に操作できます。
リフトオフディスタンス(LOD)は調整できますか?
はい。SynapseからLODを1mm、2mmなど好みに合わせて調整可能です。低感度のFPSプレイヤーには短め設定がおすすめです。
マウスの寿命はどれくらいですか?
スイッチは9000万回クリックの耐久性があり、適切なケアをすれば数年は問題なく使えます。
ゲーム以外の用途でもメリットはありますか?
はい。高精度なセンサーと軽量設計により、デザイン作業や動画編集など細かい操作を必要とする作業でも快適です。
マウスホイールは静かですか?
「V4 Pro」のホイールは軽い回転感と控えめなクリック感を両立しており、比較的静音性も高い設計です。
Razer 「DeathAdder V4 Pro」レビューのまとめ

Razer 「DeathAdder V4 Pro」は、「軽量・高精度・高耐久・高機能」をバランスよく融合させた、現行ゲーミングマウス市場でも屈指の完成度を誇るモデルです。
従来のDeathAdderシリーズの握りやすさや剛性感はそのままに、最新のハードウェア性能と新機能を追加。
FPS競技シーンだけでなく、MMORPG、MOBA、さらにはクリエイティブワークまで幅広く対応できます。
総合評価
評価項目 | 評価 | 理由 |
---|---|---|
センサー精度 | ★★★★★ | Focus Pro 35K(ファーム更新で45K DPI対応)により、極めて正確な追従性。低感度プレイでもブレず、トラッキングが滑らか。 |
クリック感 | ★★★★★ | 第4世代オプティカルスイッチにより、デバウンス遅延ほぼゼロ。耐久性は9,000万回と長寿命。 |
軽量性 | ★★★★★ | 穴あけ加工なしで56gを実現し、剛性感も保持。軽さと強度のバランスが秀逸。 |
ワイヤレス性能 | ★★★★★ | Razer HyperSpeed Wirelessで有線並みの安定性。2.4GHzとBluetoothのデュアル接続。 |
バッテリー | ★★★★☆ | 最大150時間(1000Hz時)、スマートポーリングで省電力化。8000Hz使用時は短くなるが許容範囲。 |
カスタマイズ性 | ★★★★★ | Razer Synapseで感度・ボタン・ポーリングレート・表面キャリブレーションなど細部まで調整可能。 |
価格 | ★★★★☆ | 実売約29,000円前後と高価だが、性能・耐久・快適性を考慮すると妥当。 |
利用シーン別の適性
- FPS
→ 高精度センサーと軽量設計により、トラッキングやフリック精度が向上。 - MMORPG / MOBA
→ プログラム可能なボタンと安定したワイヤレス接続で長時間プレイが快適。 - デザイン・映像編集
→ 細かいカーソル操作や長時間作業で手首の負担が少ない。
長期使用レビューから見えたメリットとデメリット
メリット
- 穴あけ加工なしで軽量化しており、耐久性と高級感を維持
- 無線でも有線同等の応答速度(HyperPolling対応)
- グリップ感が良く、手汗でも滑りにくいマットコーティング
- スマートポーリングでバッテリー消費を自動最適化
デメリット
- 本体がやや大きく、小手サイズユーザーは合わない場合あり
- 45K DPIや8000Hzは高性能環境でないと活かせない
- 価格が高めで、エントリーユーザーには手を出しづらい
購入推奨パターン
- 競技志向のFPSゲーマー → 性能をフル活用できるため最適
- プロゲーマーや配信者 → 高精度+無線の自由度は競技配信でも有利
- 長時間マウスを使うクリエイター → 軽量で疲れにくく、生産性向上に寄与
Razer 「DeathAdder V4 Pro」レビューの総括
Razer 「DeathAdder V4 Pro」は、「軽さ」「精度」「安定性」「カスタマイズ性」のすべてを高い次元で両立したプロ仕様マウスです。
特に穴あけ構造に頼らない軽量化は、剛性感と耐久性を維持しながら競技レベルの操作性を実現しており、他社製品との差別化ポイントになっています。
価格は確かに高額ですが、長期間安定して使えることを考えれば、むしろコストパフォーマンスは高い部類。
一度この操作感を体験すると、以前のマウスに戻れなくなる可能性が高いです。
これまでのマウスに物足りなさを感じている人こそ、その進化をぜひ体感してほしい一台です。

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