Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」徹底レビュー！軽量性と性能でFPSゲーマー必見の最強マウス - GamingGearLab-ゲーミングギアラボ：ゲーミングデバイスの情報サイト

この記事は2021年に公開された内容です

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」は、2020年に発売された超軽量のワイヤレスゲーミングマウスであり、その重量わずか63g以下という驚異的な軽さが最大の特徴です。

前モデルである「G PRO Wireless」の人気と実績を引き継ぎつつ、さらなる軽量化と操作性の向上を目指した製品です。

このマウスは、プロゲーマーやFPSゲーム愛好者をはじめ、長時間プレイするゲーマーにとって、疲れにくく精密な動作が可能になる設計が大きな魅力です。

しかし、その軽量化を実現するために、従来モデルにあった一部の機能が省略されており、その点については賛否が分かれる部分もあります。

この記事では、Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」の特徴や性能を徹底的に掘り下げ、実際の使用感や評価をお伝えします。

また、前モデル「G PRO Wireless」と比較しながら、購入を検討している方がより良い選択をできるような情報を提供します。

これから始まるレビューでは、製品の性能だけでなく、その強みと弱みをバランスよく解説し、ゲーマーにとって本当に「史上最強の軽量マウス」なのかどうかを見極めます。

ぜひ最後までご覧ください。

Logicool G PRO X SUPERLIGHT ワイヤレスゲーミングマウス 63g未満 LIGHTSPEED無線技術 HERO 25Kセンサー POWERPLAY無線充電対応

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ポチップ

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」とは？

項目	詳細
重量	約63g以下
サイズ	縦：125.0mm × 横：63.5mm × 高さ：40.0mm
センサー	HERO 25Kセンサー（ロジクール独自開発）
DPI範囲	100～25,600 DPI（1単位で調整可能）
最大加速	>40G
最大速度	>400 IPS
ポーリングレート	1000Hz（1ms）
接続方式	LIGHTSPEEDワイヤレス技術
バッテリー持続時間	最大70時間
充電ポート	マイクロUSB
ボタン数	5個（左クリック、右クリック、中央ホイール、左サイドボタン×2）
RGBライティング	非搭載
付属品	本体、USBドングル、延長アダプター、充電/データケーブル（マイクロUSB）、底面カバー（2種類）、専用グリップテープ、ワイピングクロス、取扱説明書類
マウスソール	100% PTFEソール（ソール面積拡大、滑りやすさ向上）
対応OS	Windows 8以降、macOS 10.11以降、Chrome OS
カラー展開	ブラック、ホワイト、ピンク。レッド

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」は、ロジクールが開発した最新のワイヤレスゲーミングマウスであり、その名の通り軽量性に特化した製品です。

重量はわずか63g以下で、前モデルの「G PRO Wireless」から約20%の軽量化を実現しました。

この軽さにより、長時間のゲームプレイでも疲れにくく、特にフリックや素早い操作が求められるFPSゲームで真価を発揮します。

以下では、この製品の特長や構成要素を細かく解説します。

超軽量設計とその魅力

「G PRO X SUPERLIGHT」は、軽量化のためにケースや基盤設計を最適化しています。

この軽さは、手の負担を軽減し、長時間の使用でも疲れを感じにくいのが最大の特徴です。

また、重量が軽いことで、マウスを素早く動かせるため、FPSゲームのような瞬時のエイミングやフリックショットが必要な場面で有利になります。

特筆すべきは、軽量化しつつも耐久性を犠牲にしていない点です。

握ってもきしむことなく、クリックやホイールの操作感もしっかりとしたフィードバックを得られます。

内容物と同梱品の解説

「G PRO X SUPERLIGHT」のパッケージには以下のアイテムが含まれています：

本体：ブラック・ホワイト・ピンク・レッドの4色展開。
USBドングル：ワイヤレス接続のためのレシーバー。
延長アダプター：USBドングルをPCに近づけるための延長ケーブル。
充電/データケーブル：充電/データ送信用のマイクロUSBケーブル。
マウス底面の蓋（2種類）：PTFE素材のソール付きとソールなしの2種類が付属。
専用グリップテープ：滑り止め性能を向上させるためのテープ。
ワイピングクロス：手入れ用のクリーニングクロス。
取扱説明書類：基本的な使い方や保証情報を記載。

特に注目すべきは専用のグリップテープや、PTFEソールの蓋の存在です。

これらは、ユーザーの使用感を向上させるために付属しており、自分好みにカスタマイズできる点が魅力です。

前モデル「G PRO Wireless」との違い

「G PRO X SUPERLIGHT」は、前モデルである「G PRO Wireless」と比較して、次のような変更点があります：

軽量化
「G PRO Wireless」の重量は約80gでしたが、「G PRO X SUPERLIGHT」は63g以下となり、約20gの軽量化を実現しました。この軽さにより、操作性がさらに向上しています。
右側サイドボタンの廃止
「G PRO Wireless」では左右両側にサイドボタンがありましたが、「G PRO X SUPERLIGHT」では右側サイドボタンが廃止され、右利き専用の設計になっています。
DPIボタンの削除
本体にDPI切り替えボタンがなくなりました。この機能はソフトウェアで設定する仕様に変更され、軽量化を優先しています。
PTFEソールの採用
新モデルでは、100%PTFE素材のソールを採用し、滑りやすさが向上しました。また、ソール面積が拡大されており、滑らかな操作が可能になっています。
バッテリーの持続時間向上
「G PRO Wireless」のバッテリー持続時間は約60時間でしたが、「G PRO X SUPERLIGHT」では約70時間に伸びています。軽量化しつつもバッテリー性能が向上している点は評価が高いポイントです。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」は、軽量化と機能の厳選によって、シンプルながらも高い性能を持つゲーミングマウスとなっています。

しかし、一部の機能削除やデザイン変更があるため、全ユーザーに完全に適しているとは言い切れません。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」のデザインと使用感

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」は、プロゲーマーやFPSプレイヤーをターゲットにしたシンプルかつ洗練されたデザインが特徴です。

その形状や操作感は万人向けでありながら、軽量化や細部の設計に工夫が施されており、長時間のゲームプレイでも快適に使用できるように作られています。

以下に、デザインと使用感の詳細を解説します。

形状とサイズの特徴

「G PRO X SUPERLIGHT」の形状は、全体的に丸みを帯びており、特定の持ち方に依存しない汎用的なデザインです。

この設計は「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」など、あらゆる握り方に対応できるよう工夫されています。

特に以下の点が特徴的です：

サイズ：
縦125mm × 横63.5mm × 高さ40mmの絶妙なサイズ感で、日本人の平均的な手の大きさにもフィットします。
丸みを帯びたデザイン：
手に馴染みやすく、疲れにくい形状。膨らみや凹みを抑えることで、失敗しにくい「安全な形状」を実現。
万人向けだが突出しないフィット感：
他のマウスと比較して大きな癖がなく、初めてゲーミングマウスを使う人でも扱いやすい一方で、特定の握り方での極上のフィット感はやや欠ける印象です。

ビルドクオリティと耐久性

軽量化を実現しながらも、「G PRO X SUPERLIGHT」はビルドクオリティが高く、耐久性に優れています。

以下のような特徴があります：

剛性の高さ：
強く握ったり激しい動作をしても、本体がきしむことはなく、しっかりとした剛性を感じます。
ボタンの耐久性：
左右クリック、ホイール、サイドボタンなど、頻繁に操作する箇所も、安定した操作感を保つ設計です。
質感の課題：
表面のコーティングは滑り止め効果がやや弱く、汗をかくと滑りやすいという欠点があります。ただし、付属のグリップテープで補強可能です。

クリック感とホイール操作の進化

「G PRO X SUPERLIGHT」では、クリック感やホイール操作が前モデル「G PRO Wireless」から改良されています。

クリック感：
「G PRO Wireless」に比べてクリックが少し硬くなり、ストロークも短くなっています。この改良により、クリックの誤爆が減り、フィードバックが指にしっかりと伝わるようになりました。
ただし、光学式スイッチを採用していないため、チャタリング（ダブルクリック問題）が懸念される点は要注意です。
ホイール操作：
ホイールの抵抗感が増し、操作時のノッチ感がはっきりと感じられるようになりました。これにより、スクロールの精度が向上し、細かい操作も快適です。さらに、ホイールクリックも静かで押しやすい仕様となっています。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」のデザインは、軽量化を追求しながらも、あらゆるプレイヤーに適応する汎用性の高い設計です。

質感や滑り止め性能については改善の余地がありますが、操作感や耐久性は非常に高く評価できます。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」の性能と機能性

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」は、軽量化だけでなく、最新技術を搭載し、ゲーミングマウスとしての性能や機能性を向上させた製品です。

特にセンサー性能やバッテリー持続時間、カスタマイズ性において高い評価を得ています。

ここでは、その性能と機能性を詳しく解説します。

HERO 25Kセンサーの実力

「G PRO X SUPERLIGHT」に搭載されている「HERO 25Kセンサー」は、ロジクールが独自開発した高性能センサーであり、業界でもトップクラスの精度と省電力性能を誇ります。

最大解像度：
25,600 DPIという圧倒的な解像度を実現しており、細かい操作から素早い動作まで、幅広いプレイスタイルに対応可能です。DPIは100～25,600の間で1刻みで調整できます。
省電力性能：
HEROセンサーは消費電力を最小限に抑える設計が施されており、バッテリー持続時間の向上に寄与しています。
リフトオフディスタンス（LOD）：
マウスを持ち上げた際にセンサーが反応を停止する高さ（LOD）は非常に低く、カーソルの不要な動きを最小限に抑えます。これにより、FPSゲームでの精密な操作が可能です。

バッテリー性能と充電機能の評価

「G PRO X SUPERLIGHT」は、バッテリー性能の面でも前モデルから進化を遂げています。

バッテリー持続時間：
最大70時間の連続使用が可能（LEDライト非搭載時）。「G PRO Wireless」の60時間から持続時間が向上しており、長時間プレイでも安心して使用できます。
充電方法：
本体にはマイクロUSBポートが搭載されています。急速充電やUSB Type-Cへの対応はされておらず、ここはやや時代遅れな印象を受けます。
パワープレイ対応：
Logicoolの専用充電パッド「POWERPLAY」を使用すれば、マウスを使いながら常に充電可能です。ただし、専用パッドの価格が高いことがネックになる場合もあります。

グリップテープと滑り止めの効果

付属品として同梱されているグリップテープは、滑り止め性能を補強するためのアクセサリーです。

グリップテープの効果：
マウス表面に貼り付けることで、特に汗をかいたときの滑りやすさを軽減します。ただし、滑り止め効果は他社製品のボコボコしたテクスチャ付きテープに比べると控えめです。
PTFEソール：
100%PTFE（ポリテトラフルオロエチレン）素材を使用したマウスソールが採用されており、滑らかな操作が可能です。さらに、ソール面積が従来モデルより拡大しているため、よりスムーズなマウスの動きを実現しています。
交換可能な底面カバー：
ソール付きとソールなしの2種類の底面カバーが付属しており、ユーザーの好みに応じて選択可能です。これにより、より滑らかさを重視するか、安定性を重視するかを自由に調整できます。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」の性能と機能性は、現代のゲーミングマウスとして十分にトップクラスと言えます。

センサー性能の高さや軽量化に伴う操作性の向上が目立つ一方で、充電ポートの旧式化など、一部の側面では改善の余地も見受けられます。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」のメリットとデメリット

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」は、超軽量設計や高性能センサーなど、多くのゲーマーにとって魅力的な機能を備えています。

一方で、軽量化を優先するあまり、省略された機能や万人向けではない要素も存在します。

このセクションでは、製品のメリットとデメリットを詳しく掘り下げます。

ゲーマーにとっての利点（メリット）

圧倒的な軽量性
重量はわずか63g以下。軽さにより、マウスを動かす負担が軽減され、長時間のゲームプレイでも疲れにくいです。また、軽量設計はFPSゲームのフリック操作や素早いターゲット切り替えに有利です。
高性能センサー（HERO 25Kセンサー）
ロジクール独自のHERO 25Kセンサーは、最大25,600DPIの解像度を実現し、精密で正確な動作を可能にします。特にリフトオフディスタンスの低さは、FPSやRTSゲームでの正確なエイミングに役立ちます。
長時間持続するバッテリー
最大70時間のバッテリー持続時間を誇り、長時間のプレイでも安心して使用できます。これは前モデル「G PRO Wireless」（最大60時間）よりも向上しています。
滑らかな操作感（PTFEソール）
100%PTFE素材のマウスソールが採用され、滑らかでスムーズなマウス操作を実現。特に、ソール面積が拡大されているため、さらなる安定性と操作性が向上しています。
万人向けのデザイン
シンプルで癖のない形状により、かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ちなど、あらゆる握り方に対応可能。手の大きさを問わず、多くのゲーマーが使いやすい設計です。
静音性の向上
ホイールクリックや通常クリックの音が静かで、作業中や配信中にも気になりにくい仕様になっています。
パワープレイ対応
Logicoolの専用充電パッド「POWERPLAY」を利用すれば、ゲームプレイ中に常時充電可能で、ケーブルの煩わしさを解消します。

万人向けではないポイント（デメリット）

削除された機能
軽量化を優先した結果、以下の機能が省略されています：
- DPI切り替えボタン：ソフトウェアで設定する必要があり、即座に変更できない。
- 右側のサイドボタン：右利き専用の設計となり、左利きのユーザーには不向き。
コーティングの滑りやすさ
表面の滑り止め性能が低く、汗をかくと滑りやすくなる傾向があります。付属のグリップテープで補強可能ですが、グリップテープ自体の性能も他社製品に劣る場合があります。
充電ポートがマイクロUSB
現在主流のUSB Type-CではなくマイクロUSBが採用されており、利便性に欠けます。また、充電中にケーブルの抵抗が気になる点も改善の余地があります。
高価格帯
「G PRO X SUPERLIGHT」は、ハイエンドモデルとしての価格設定がされています。性能に見合った価格とはいえ、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとっては負担が大きいかもしれません。
癖のないデザインによる物足りなさ
シンプルな形状は万人向けである反面、特定の持ち方や個人の手に完璧にフィットする「特化型」の感覚が得られない場合があります。
ホイールの改良点の限界
ホイールのノッチ感やクリック感が改善されたものの、他社製の高級マウスに搭載される「無限スクロール」機能や光学式スイッチなどの革新的な機能は採用されていません。
ゲーミングRGBライトの非搭載
多くのゲーミングデバイスで見られるRGBライティングが省かれており、見た目の華やかさを求めるユーザーにとっては物足りないかもしれません。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」は、軽量性や精密なセンサー性能など、多くの魅力を持つ一方で、機能削除やデザインの汎用性が要因で、一部のユーザーには合わない可能性があります。

しかし、その軽量性やシンプルな設計は、多くのゲーマーにとって理想的な選択肢となるでしょう。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」を使用した私の体験談・レビュー

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」を実際に使用してみた感想をお伝えします。

この体験談では、軽量性や操作感、ゲームでのパフォーマンスなど、実際の使用場面で感じたポイントに焦点を当てます。

初めて手に取った感覚：軽量さに驚き

箱から取り出した瞬間、その軽さに驚きました。

63gという重量は数値だけではピンときませんが、手に持つと明らかに違いがわかります。

特にこれまで80g前後のマウスを使っていたため、この軽量さが操作感にどれほどの影響を与えるか期待が膨らみました。

軽いからといって剛性が低いわけではなく、強く握っても本体がきしむことはなく、しっかりとした作りです。

FPSゲームでの使用感：軽快な操作性

実際にFPSゲーム（例：Apex LegendsやValorant）で使用してみたところ、軽量設計がエイミングに大きく貢献していると感じました。

特にフリックショットや素早いターゲット切り替えが非常にスムーズです。

マウスの動きに対する反応速度が速く、これまで使っていたマウスと比べて明らかに負担が減りました。

フリックの精度が向上
軽いので素早く動かせるだけでなく、HERO 25Kセンサーの精度が高いため、カーソルが正確に狙った場所に止まります。
長時間プレイでも疲れにくい
軽量性のおかげで、長時間のプレイでも手首や腕の疲労がほとんど感じられませんでした。

グリップ感：賛否両論

製品の表面はコーティングされていますが、汗をかくと滑りやすくなることがありました。

付属のグリップテープを貼ることで滑り止め効果が改善されましたが、他社のグリップテープと比較すると少し控えめな性能です。

ただ、テープを貼った際でもマウスのサイズ感がほとんど変わらない点は嬉しいポイントでした。

ホイールとクリック感：改善を実感

ホイール：
ノッチ感がしっかりしており、細かい操作が必要な場面でも正確なスクロールが可能でした。また、ホイールクリックの音が静かで、ストレスがありません。
クリック感：
前モデル（G PRO Wireless）よりもクリックがやや硬めになり、しっかりとしたフィードバックが指に伝わります。この改善により、誤入力が減り、操作の信頼性が向上しました。

バッテリー持続時間：安心感がある

約70時間という長時間のバッテリー持続時間は非常に魅力的でした。

実際に数日間ゲームをプレイした後も充電の必要がなく、頻繁に充電する手間が減った点が大きなメリットです。

ただし、充電ポートがマイクロUSBである点はやや不便で、USB Type-C対応であればさらに快適だったと感じました。

デメリットを感じた部分

右側サイドボタンの廃止：
左利きのユーザーには不向きです。私は右利きなので問題ありませんでしたが、左利きの方には使いづらいと感じるでしょう。
RGBライト非搭載：
ゲーミングデバイス特有のカスタマイズ可能なライトがないため、見た目の楽しさに欠ける部分があります。
価格の高さ：
価格設定はハイエンドモデルとして妥当ですが、コストパフォーマンスを重視する方にとっては購入を躊躇するポイントかもしれません。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」は、軽量性と高性能を求めるゲーマーにとって最適な選択肢です。

特にFPSゲームや長時間プレイするユーザーにはその効果を大いに発揮します。

一方で、機能削除や価格の高さといった点は購入時に検討が必要です。

私の体験から言えるのは、「とにかく軽くて操作性が抜群なマウスを求めている方には最適」ということです。

これまでのマウスに不満を感じているなら、ぜひ試してみる価値がある製品だと思います。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」に関するQ&A

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「G PRO Wireless」と比べて、どこが一番変わったの？

最大の違いは軽量化です。「G PRO Wireless」の約80gに対し、「G PRO X SUPERLIGHT」は約63gまで軽量化されています。この軽量化により、マウスの操作がよりスムーズになり、特にFPSゲームでのフリック操作が快適になります。
その他の違いとして、以下のポイントが挙げられます：

右側のサイドボタンが廃止され、右利き専用設計に変更。
DPI切り替えボタンがなくなり、軽量化を優先。
マウスソールが拡大され、滑らかな操作感を実現。

手が小さい人でも使いやすい？

「G PRO X SUPERLIGHT」は、日本人の平均的な手のサイズに合う設計です（縦125mm × 横63.5mm × 高さ40mm）。丸みを帯びた形状で癖がないため、「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」のいずれの握り方でも快適に使用できます。ただし、極端に小さい手や大きい手の方は、試してみてから購入を検討するのが良いでしょう。

軽量化の影響で耐久性が低くなっていないの？

耐久性に関しては心配ありません。本体は軽量でありながら、剛性のある設計がされています。強く握ったり、激しく操作してもきしむことはなく、クリックやホイールも安定した操作感を保っています。ただし、外装の質感がややプラスチック感が強いとの意見もあるため、好みが分かれるかもしれません。

「G PRO X SUPERLIGHT」は左利きの人でも使える？

残念ながら、このモデルは右利き専用設計です。右側のサイドボタンが廃止されており、左利きのユーザーには適していません。左利き用のマウスをお探しの場合、左右対称デザインのマウス（例：「G PRO Wireless」や他メーカーの製品）を検討するのがおすすめです。

マウスの滑りやすさはどうなの？

本体表面の滑り止め性能はやや控えめで、汗をかくと滑りやすいと感じる場合があります。ただし、付属のグリップテープを貼ることで滑り止め性能を向上させることができます。さらに、100%PTFE素材のマウスソールが採用されており、滑らかな操作感を実現しています。

バッテリー持続時間は本当に70時間もあるの？

公式では最大70時間のバッテリー持続時間が公表されています。実際の使用状況や設定（例えば、LEDライトを使用しない）によって多少前後しますが、一般的なゲーミング用途であれば数日間の使用が可能です。ただし、マイクロUSBケーブルによる充電がやや時代遅れに感じる点は注意が必要です。

他社のゲーミングマウスと比べて優れている点は何？

「G PRO X SUPERLIGHT」の優れた点は、以下の通りです：

軽量性：63g以下という重量は業界でもトップクラス。
HERO 25Kセンサー：高い解像度と省電力性を両立した性能。
万人向けのデザイン：シンプルで癖がなく、幅広いユーザーに対応。
バッテリー性能：70時間の長時間駆動。

他社製品にはRGBライトやより革新的な機能を搭載したものもありますが、「G PRO X SUPERLIGHT」は軽量性と実用性に特化している点が強みです。

ゲーム以外の用途にも使える？

もちろん使えます。FPSゲームやMOBA向けのマウスとして設計されていますが、軽量性や高い精度は仕事や日常用途にも役立ちます。例えば、グラフィックデザインや映像編集のような精密な操作が求められる作業にも適しています。

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」レビューのまとめ

Logicool 「G PRO X SUPERLIGHT」は、軽量性や高性能センサーを特徴とした、ゲーマー向けのハイエンドワイヤレスマウスです。

この記事では、デザインや使用感、性能、メリット・デメリットについて詳しく解説してきましたが、ここではその総括をお伝えします。

総合評価：軽さと性能を極めたゲーミングマウス

「G PRO X SUPERLIGHT」は、特に以下のポイントで優れています：

軽量性：
わずか63g以下という超軽量設計は、長時間のプレイや素早いフリック操作を必要とするFPSゲーマーにとって大きなアドバンテージとなります。
高性能センサー（HERO 25Kセンサー）：
最大25,600DPIの解像度や精密なリフトオフディスタンス（0.7mm）は、ゲーム内での正確な操作を保証します。
長時間のバッテリー持続時間：
最大70時間のバッテリー持続時間により、頻繁に充電する手間を省き、集中してゲームに没頭できます。
汎用性の高いデザイン：
シンプルで癖のない形状は、あらゆる握り方や手の大きさに対応し、初心者から上級者まで幅広く使いやすい設計です。

特に優れているポイント

FPSやMOBAプレイヤー向け：軽量性と精密な操作感は、瞬時の判断や正確なエイミングが要求されるゲームジャンルで特に効果を発揮します。
カスタマイズ可能な操作感：付属のグリップテープや交換可能なソールで、自分好みの操作感に調整できるのは大きなメリットです。
耐久性：軽量ながらもしっかりしたビルドクオリティで、長期間の使用にも安心感があります。

改善が期待されるポイント

機能削除による制限：
軽量化を優先するあまり、DPI切り替えボタンや右側サイドボタンが廃止されています。これにより、「G PRO Wireless」からのアップグレードとしては物足りなさを感じるユーザーもいるでしょう。
コーティングの滑りやすさ：
本体の表面は滑り止め性能が弱く、汗をかくと操作が不安定になる場合があります。付属のグリップテープである程度補えるものの、標準のコーティングに改良の余地があります。
充電ポートの古さ：
マイクロUSBポートを採用しており、現在主流のUSB Type-Cに対応していない点は、利便性の面で残念です。
価格の高さ：
価格は性能に見合ったものですが、他社製品と比較するとコストパフォーマンスを重視するユーザーには少し高く感じられる可能性があります。