この記事は2021年に公開された内容です
ゲーマーにとって、ゲームデバイスの選択は勝敗を左右する重要な要素です。
その中でもマウスは、ゲームの操作性や快適さに直結するため、特に慎重に選びたいデバイスの一つではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、ドイツのゲーミングデバイスブランドEndgame Gearが手がける「XM1r」です。
旧モデル「XM1」の性能をさらに進化させ、軽量かつ高性能を実現したこのマウスは、FPSゲーマーを中心に注目を集めています。
私自身、「XM1r」を初めて手にしたとき、その握り心地や操作性の高さに驚かされました。
握った瞬間から手に馴染むフィット感、軽量で素早い操作を可能にする設計、そしてクリック感の心地よさ。
これらは、ゲーマーの理想を具現化したかのような完成度を感じさせます。
この記事では、「XM1r」の基本情報や特徴、そして前モデルとの違いについて詳しく解説しつつ、私自身の体験談も交えてレビューしていきます。
ゲーマーにとっての「最強の有線マウス」と言えるかどうか、ぜひ最後までお付き合いください。

Endgame Gear 「XM1r」とは?

項目 | 仕様 |
---|---|
重量 | 約70g(ケーブルを除く) |
センサー | PixArt PAW 3370(最大19,000 DPI、400 IPS、1ms未満の応答速度) |
スイッチ | Kailh GM 8.0(8000万回のクリック耐久) |
DPI設定 | 400 / 800 / 1600 / 3200 の4段階(調整可能) |
リフトオフディスタンス (LOD) | 1mm または 2mm(調整可能) |
ポーリングレート | 1000Hz(1msの応答速度) |
ケーブル | Flex Cord 2.0(柔軟性と耐久性に優れたパラコードケーブル) |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト、ダークリフレックス、ダークフロスト |
形状 | 左右対称のエルゴノミックデザイン |
クリック耐久性 | 約8000万回 |
ソール材質 | 100% PTFE製(滑りやすい低摩擦素材) |
サイズ (L x W x H) | 122mm x 65mm x 38mm |
「XM1r」は、ドイツのゲーミングデバイスブランド「Endgame Gear」が開発した高性能有線ゲーミングマウスです。
この製品は、前モデルである「XM1」をさらに改良し、性能面や操作性を大幅に向上させたモデルとして、多くのゲーマーに注目されています。
Endgame Gearの概要
Endgame Gearは、ドイツのゲーミングデバイスメーカーであり、特にFPS(ファーストパーソンシューティング)ゲームを中心とした競技志向のプレイヤー向けに製品を展開しています。
同ブランドの特徴は、「性能重視」と「シンプルで洗練されたデザイン」にあります。
開発には、カウンターストライクで「レジェンド」と称されるドイツの元プロゲーマーが携わっており、競技シーンで求められる性能や快適さを徹底的に追求している点が特徴です。
その結果、Endgame Gearの製品は、プロゲーマーやハイレベルなFPSプレイヤーから高い評価を受けています。
「XM1r」の進化したスペック
「XM1r」は、前モデル「XM1」の形状や基本設計を維持しつつ、内部構造や主要パーツを刷新した製品です。
以下は、XM1rの主要スペックと進化ポイントです。
- 重量: 約70g(ケーブルを除く)で、非常に軽量。操作時の疲労感を軽減。
- センサー: PixArt製の「PAW 3370」を搭載。このハイエンドセンサーは、最大19,000 DPI、400 IPSの追従性能、そして1ms未満の応答速度を誇ります。
- スイッチ: Kailh GM 8.0スイッチを採用。クリックの反応が速く、耐久性も向上しています。
- ケーブル: 柔軟性の高い「Flex Cord 2.0」を採用。硬さが抑えられ、引っかかりを感じさせない設計。
- ポーリングレート: 1000Hz(1msの応答速度)で、非常に安定した入力を実現。
- DPI設定: 本体にあるボタンで4段階のDPI切り替えが可能(400/800/1600/3200)。
- リフトオフディスタンス: センサーが反応を止める距離を調整可能(1mmまたは2mm)。
これらの改良により、「XM1r」は、前作よりもさらに安定したトラッキング性能と反応速度を実現し、ゲームプレイの精度が大幅に向上しました。
国内外でのカラーバリエーション
「XM1r」は、前モデルでは「ブラック」と「ホワイト」の2色展開のみでしたが、新モデルではカラーバリエーションが増加。現在は以下の4色が展開されています:
- ブラック
- ホワイト
- ダークリフレックス(半透明で中身が透けるスタイリッシュなデザイン)
- ダークフロスト(シックな半透明デザイン)
国内では現在、「ブラック」と「ホワイト」のみが販売されていますが、海外では「ダークリフレックス」や「ダークフロスト」も取り扱われており、これらのカラーバリエーションは多くのゲーマーから高い人気を集めています。
特に「ダークリフレックス」は、中身が透けたデザインが特徴的で、個性的かつ高級感のある見た目が魅力です。
「XM1r」は、単なるマイナーチェンジではなく、FPSゲーマーが求める「軽さ」「操作性」「精度」をさらに追求したモデルです。
Endgame Gear 「XM1r」の魅力的な特徴

Endgame Gear 「XM1r」は、競技ゲーマーを中心に多くの支持を集める理由がいくつもあります。
ここでは、XM1rの代表的な特徴を詳しく解説します。
握り心地と形状の設計
「XM1r」は、FPSゲーマーの手に自然に馴染む設計が最大の特徴の一つです。
左右対称の形状でありながら、細部にわたるデザインが緻密に計算されており、どのような握り方でも快適に使用できます。
- くぼみの深いサイドデザイン: マウスの両サイドには深いくぼみがあり、薬指や小指、親指が自然とフィットします。このデザインにより、握るだけでしっかりとマウスをホールドでき、激しい操作でも安定感を保てます。
- 低い背面の高さ: マウス中央部分からクリックボタンに向けて急激に背が低くなる設計が特徴です。この背の低さは、つまみ持ちや掴み持ちで特に効果を発揮し、指や手首の負担を軽減します。
- 小型サイズ: 「XM1r」は中型サイズのマウスであり、手の小さい人から大きい人まで幅広いユーザーに対応可能。特に、掴み持ちのプレイヤーにとって理想的な形状です。
クリック感と操作性の進化
「XM1r」は、クリック感や操作性でも業界最高水準といえる改良が施されています。
Kailh GM 8.0スイッチ
- 「XM1r」には、最新のKailh GM 8.0スイッチが搭載されています。このスイッチは、クリック時の応答速度が1ミリ秒未満で、従来のスイッチよりも精度が向上。押し心地も「硬すぎず柔らかすぎず」の絶妙なバランスを実現しています。
- クリックの耐久性も高く、約8000万回のクリックに耐える設計です。これは、長期間使用するゲーマーにとって大きなメリットです。
クリック感の均一性
- マウス全体のクリック感が均一で、クリックする位置にかかわらず違和感がありません。この点は、従来モデルと比較して大幅に改善されており、FPSやRTSなどの反応速度が求められるゲームで真価を発揮します。
ホイールの改良
- ホイール下のクリック感も向上しており、スクロール時やホイールボタンの使用時の操作性が快適です。エンコーダーとタクタイルスイッチの改良により、50時間以上の使用でも異音や摩耗が見られず、耐久性も優れています。
パラコードケーブルの柔軟性と耐久性
「XM1r」には、「Flex Cord 2.0」と呼ばれる改良型のパラコードケーブルが採用されています。このケーブルは、有線マウスの欠点とされがちな「引っかかり感」や「硬さ」を徹底的に排除しています。
特徴的な柔軟性
- パラコードケーブルは非常に柔軟で、まるでワイヤレスマウスのような軽快な操作性を実現します。ケーブルの硬さや机との干渉を気にせずにゲームに集中できる設計です。
耐久性の向上
- 前モデルでは「ケーブルが柔らかすぎて耐久性に不安がある」という声がありましたが、XM1rではそれが改善されています。Flex Cord 2.0は、柔軟性を保ちながらもケーブルの引っ張りや摩耗に強くなっています。
ケーブルの設置デザイン
- ケーブルの根本部分には特殊なブッシングが設置されており、マウスパッドや机との干渉を最小限に抑えます。これにより、使用中の違和感が軽減され、安定した操作が可能です。
「XM1r」のこれらの特徴により、ゲーマーが求める「快適さ」「精度」「操作性」をすべて満たした高性能マウスとして評価されています。
Endgame Gear 「XM1r」の前モデルとの比較

出典:Endgame Gear公式
Endgame Gear 「XM1r」は、前モデル「XM1」と多くの共通点を持ちながらも、細部にわたる改良を施し、より高性能で使いやすいゲーミングマウスへと進化しています。
ここでは、「XM1r」と「XM1」の違いを比較し、その進化のポイントを解説します。
「XM1」とのスペック差
共通点
- 形状・重量: 両モデルともに左右対称デザインで、重量は約70gと軽量です。形状や基本的な外観は、手に馴染む設計がそのまま引き継がれています。
- PTFE製ソール: 滑りやすく、マウスパッド上での滑走感を最大化するソールも共通しており、操作感が非常にスムーズです。
主な違い
- センサー:
- 「XM1」: PixArt PAW 3389を搭載
- 「XM1r」: PixArt PAW 3370を搭載
3370センサーは、3389と比較して最大DPIが19,000まで向上しており、より精密で安定したトラッキング性能を実現します。また、リフトオフディスタンス(マウスを持ち上げた際にセンサーが反応を止める高さ)の調整が可能になり、個々のユーザーの好みに合わせた設定が行える点も大きな進化です。 - スイッチ:
- 「XM1」: オムロン製スイッチ(5000万回のクリック耐久性)
- 「XM1r」: Kailh GM 8.0スイッチ(8000万回のクリック耐久性)
Kailh GM 8.0スイッチは、クリック感が均一で応答速度がさらに向上しています。また、クリック箇所による押し心地のばらつきがほとんどなく、ゲームプレイにおける操作精度を高めています。 - ケーブル:
- 「XM1」: 初代Flex Cordケーブルを採用
- 「XM1r」: Flex Cord 2.0を採用
Flex Cord 2.0は、前モデルの柔らかさを維持しつつ、耐久性を向上させています。ケーブルの硬さや干渉のストレスを感じさせない設計が特徴です。 - DPI設定:
- 「XM1」: 最大16,000 DPI
- 「XM1r」: 最大19,000 DPI(400/800/1600/3200の4段階)
DPIの設定幅が拡張され、より高精度な操作が可能になりました。 - カラーバリエーション:
- 「XM1」: ブラックとホワイトの2色展開
- 「XM1r」: ブラック、ホワイト、ダークリフレックス、ダークフロストの4色展開
新型センサーとスイッチのメリット
「XM1r」のPixArt PAW 3370センサーは、ゲーム中の正確なトラッキング性能を提供し、細かいマウス操作を要求するFPSやRTSプレイヤーにとって理想的な選択肢です。
特にリフトオフディスタンスの調整機能は、プレイ環境やゲームスタイルに応じた最適な設定が可能であり、操作感のカスタマイズ性が向上しています。
また、Kailh GM 8.0スイッチは、クリック感の心地よさだけでなく、クリック耐久性が大幅に向上しているため、長期間の使用でも安心感があります。
このスイッチは、特にクリック精度が求められるFPSゲームで真価を発揮します。
ユーザーのフィードバックを反映した改善点
「XM1r」は、前モデル「XM1」に寄せられたユーザーフィードバックを元に、以下の点が改善されています:
- ケーブルの耐久性: 「XM1」ではケーブルが非常に柔らかい反面、耐久性がやや低いという声がありました。「XM1r」では、柔軟性を維持しつつ耐久性を向上させ、より長期間の使用に耐えられる設計となっています。
- クリック感の均一性: 「XM1」ではクリック位置によって押し心地に若干のムラが見られましたが、「XM1r」ではKailh GM 8.0スイッチによりクリックの均一性が向上。どの位置でクリックしても違和感がありません。
- 滑走性能の安定化: マウスソールの面積が選べるようになり、使用するマウスパッドとの組み合わせ次第で、より滑りやすさや止めやすさをカスタマイズ可能になりました。
「XM1r」は、前モデル「XM1」の魅力を継承しつつ、競技シーンで求められる性能や快適性をさらに高めた製品です。
Endgame Gear 「XM1r」を使用した私の体験談・レビュー

Endgame Gear 「XM1r」を実際に使ってみて感じたことは、他のゲーミングマウスでは味わえなかった「完璧な握り心地」と「ストレスフリーな操作性」でした。
このセクションでは、私自身の体験を交えながら、「XM1r」の実力を詳しくお伝えします。
握った瞬間にわかるフィット感
「XM1r」を初めて握ったとき、真っ先に感じたのは「まるで手に吸い付くようなフィット感」でした。
私は普段、掴み持ちとつまみ持ちを併用してゲームをプレイしていますが、「XM1r」はどちらの持ち方にも最適な形状でした。
特に感動したのが、両サイドのくぼみです。親指、薬指、小指が自然にくぼみに収まり、マウスをしっかりホールドできます。
このデザインのおかげで、激しいマウス操作でも滑ったりズレたりすることがなく、非常に安定した操作が可能でした。
さらに、背面が低いデザインのおかげで、長時間使用しても手首や指が疲れにくいのも大きなポイントでした。
圧倒的なクリック感と応答性
次に驚いたのが、クリック感の良さです。
Kailh GM 8.0スイッチは、クリックの反応が非常に早く、押し込む感覚が均一で、どこを押しても同じ心地よさを感じられました。
FPSをプレイする際、敵を正確に狙って瞬時にクリックする場面が多いのですが、「XM1r」のスイッチはそのような場面で最高のパフォーマンスを発揮しました。
また、ホイールのクリック感やスクロール感も非常に良好で、スクロール時の抵抗感がちょうど良く、武器切り替えやインベントリの操作がスムーズに行えました。
クリックの反応速度が1ms未満という点も、ゲームプレイの快適さを底上げしてくれました。
軽量設計とケーブルの柔らかさ
約70gという軽量設計は、長時間のプレイでも疲れを感じにくいだけでなく、素早い操作が求められる場面で大きなアドバンテージとなりました。
軽量でありながら、剛性を損なわない構造も高評価ポイントです。
さらに、ケーブルの柔らかさには驚きました。
Flex Cord 2.0ケーブルは非常に柔軟で、机の上に置いても全く引っかかりを感じませんでした。
これにより、まるでワイヤレスマウスを使っているかのような操作性が得られます。
ケーブルの根本部分にはブッシングが取り付けられており、ケーブルがマウスパッドや机に干渉することもほとんどありません。
緻密なトラッキング性能
PixArt PAW 3370センサーの性能も素晴らしいものでした。
最大19,000 DPIの高解像度トラッキングが可能で、微細なマウスの動きにも正確に反応します。
FPSやMOBAなど、素早いマウス操作が必要な場面でも、XM1rはその能力を存分に発揮しました。
特に、リフトオフディスタンスを調整できる点は、自分のプレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能で非常に便利です。
長時間の使用でも疲れない設計
私は一日に数時間プレイすることが多いですが、「XM1r」を使っている間は手や腕が疲れることはほとんどありませんでした。
この快適さは、軽量設計、握り心地の良さ、そして低摩擦のマウスソールによるものだと思います。
長時間プレイするゲーマーにとって、これほどの快適性を提供できるマウスは非常に価値があります。
「XM1r」を使用してみて、「これがゲーミングマウスの完成形かもしれない」と感じるほどの満足感を得られました。
形状、クリック感、センサー性能、ケーブルの柔らかさ、どれをとっても非常に高い完成度です。
特にFPSやRTSなど、高精度な操作が求められるゲームをプレイする方には、「XM1r」は間違いなくおすすめの一台です。
Endgame Gear 「XM1r」に関するQ&A

Endgame Gear 「XM1r」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「XM1r」はどんな人におすすめですか?
「XM1r」は、特に以下のような人におすすめです:
- FPSやRTSなど精密な操作を求めるゲーマー: 高精度なPixArt PAW 3370センサーと高速なKailh GM 8.0スイッチが、スムーズかつ正確な操作を実現します。
- 軽量なマウスを求める人: 70gという軽さが、素早いマウス操作を可能にし、長時間使用しても疲れにくい設計です。
- 握り心地にこだわる人: 深いサイドのくぼみや低めの背面デザインが、手に自然と馴染み、快適な握り心地を提供します。
- カスタマイズ性を求める人: リフトオフディスタンスの調整機能やDPIの切り替えにより、自分のプレイスタイルに合わせた設定が可能です。
「XM1r」は手の小さい人でも使えますか?
「XM1r」は中型サイズのマウスであり、手の小さい人でも使いやすい設計になっています。特に、くぼみの深いサイドデザインが指にフィットするため、小さい手でもしっかりホールドできます。また、掴み持ちやつまみ持ちなど、様々な握り方にも対応しています。
カラーバリエーションの選び方について教えてください。
「XM1r」のカラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ダークリフレックス、ダークフロストの4種類です。それぞれの特徴は以下の通りです:
- ブラック: 定番で落ち着いたデザイン。汚れが目立ちにくい。
- ホワイト: スタイリッシュで清潔感のあるデザイン。見た目を重視する人におすすめ。
- ダークリフレックス: 半透明で内部が透けるスタイリッシュなデザイン。個性を求める人に最適。
- ダークフロスト: 半透明ながらもシックな印象で、落ち着きのあるスタイリッシュさが魅力。
※日本国内では現在、ブラックとホワイトのみ販売されているため、他のカラーを希望する場合は海外通販を利用する必要があります。
ワイヤレスマウスと比べて有線マウスのメリットは何ですか?
有線マウスの主なメリットは以下の通りです:
- 遅延のない安定した接続: ワイヤレスマウスはバッテリー状況や通信環境によって遅延が発生する可能性がありますが、有線マウスは常に安定した接続が可能です。
- 軽量設計: ワイヤレスマウスはバッテリーを内蔵しているため、有線マウスに比べて重くなりがちですが、「XM1r」は軽量設計で操作性に優れています。
- バッテリー不要: 長時間のプレイでも充電の心配が不要です。
「XM1r」は有線マウスのデメリット(ケーブルの引っかかり)を改善しているため、有線の強みを最大限に活かせる製品です。
「XM1r」の耐久性はどうですか?
「XM1r」は、クリック耐久性やケーブル耐久性においても非常に優れています。Kailh GM 8.0スイッチは約8000万回のクリックに耐え、Flex Cord 2.0ケーブルも長期間使用に耐えられる設計となっています。また、外装の品質も高く、日常的な使用で破損や劣化を感じることはほとんどありません。
リフトオフディスタンスとは何ですか?
リフトオフディスタンス(LOD)とは、マウスを持ち上げたときにセンサーが反応を停止する距離のことを指します。「XM1r」では、このLODを1mmまたは2mmに調整できるため、マウスパッド上での操作感をカスタマイズ可能です。特に、マウスを頻繁に持ち上げるプレイヤーにとって、LODの調整機能は非常に便利です。
Endgame Gear 「XM1r」レビューのまとめ

Endgame Gear 「XM1r」は、「軽量・高性能・快適性」を追求した有線ゲーミングマウスの中で、非常に高い完成度を誇る製品です。
ゲーマーが求めるあらゆる要素を満たしており、競技シーンだけでなく、一般的なゲームプレイや日常使いでもその真価を発揮します。
「XM1r」の総合的な魅力
「XM1r」は、前モデル「XM1」の良さを引き継ぎながら、さらに進化した機能と性能を備えています。
その特徴を振り返ると、以下のポイントが特に魅力的です:
- 軽量で握りやすいデザイン: 約70gの軽量ボディと、人間工学に基づいた左右対称形状で、長時間のゲームプレイでも快適な操作が可能です。
- 最先端のセンサー: PixArt PAW 3370センサーは、高精度なトラッキング性能を提供し、どんな操作にも正確に反応します。
- 高速かつ耐久性のあるスイッチ: Kailh GM 8.0スイッチの採用により、クリック感が向上し、耐久性も抜群です。
- 柔軟性と耐久性を兼ね備えたケーブル: 改良されたFlex Cord 2.0は、有線マウスの欠点であるケーブルの引っかかりを解消しています。
- カラーバリエーションの豊富さ: ブラックやホワイトといった定番色に加え、個性的な半透明デザインも用意され、見た目の好みにも応えます。
「XM1r」はこんな人におすすめ
「XM1r」は以下のような人に特におすすめです:
- FPSやRTSなど、精密な操作が必要なゲームをプレイする人
- 軽量で手に馴染むマウスを探している人
- マウスのクリック感やトラッキング性能にこだわりたい人
- 有線マウスのケーブルの硬さや引っかかりが気になっている人
- プロゲーマー志向で、競技シーンで使える性能を求める人
購入前に考慮すべきポイント
- 価格: 「XM1r」は非常に高性能ですが、その分価格もやや高めです。予算を考慮しながら選ぶ必要があります。
- 国内のカラーバリエーション: 日本ではブラックとホワイトのみの展開なので、他のカラーを希望する場合は海外通販が必要です。
- 有線マウスである点: ワイヤレスの利便性を重視する人には向かない可能性があります。ただし、柔軟なケーブル設計により、有線特有のストレスは大幅に軽減されています。
Endgame Gear 「XM1r」レビューのまとめ総括
Endgame Gear 「XM1r」は、「これがあれば間違いない」と自信を持っておすすめできるゲーミングマウスです。
その完成度の高さは、プロゲーマーや競技志向のプレイヤーだけでなく、一般的なゲームプレイヤーにも十分満足できるものとなっています。
軽さ、握り心地、クリック感、センサー性能、ケーブルの柔軟性など、すべての要素が高い水準でバランスよくまとまっており、まさに「ゲーミングマウスの完成形」と言えるでしょう。
「XM1r」を実際に手に取り、その性能を体感してみることをおすすめします。
また、もし購入を迷っている場合は、この記事で解説した特徴や口コミを参考に、自分のゲームスタイルに合うかどうか検討してみてください。
ゲーマーとしてのスキルを最大限に引き出してくれる「XM1r」は、あなたのゲームライフを確実にアップグレードしてくれるはずです。
