ゲーミングマウス市場において、性能と実用性を高い次元で両立させているブランドといえば「Endgame Gear」。
その中でもOP1シリーズは、特にFPSゲーマーを中心に着実な支持を集めてきました。
そして今回、そのOP1シリーズに新たなフラッグシップモデル「OP1w 4K」が登場しました。
「OP1w 4K」は、軽量かつ繊細な操作を可能にする独自の細身シェイプと、高性能センサー「PixArt PAW3395」、そして最大4000Hzのポーリングレートという超低遅延性能を兼ね備えたワイヤレスマウスです。
しかも、これまで一部地域でしか流通していなかったOP1wシリーズが、ついに日本国内でも正式販売されるようになったことで、多くのハイエンドユーザーの注目を集めています。
この記事では、この「OP1w 4K」がなぜ「エンドゲーム(最終装備)」とまで評されるのか、その理由をスペック、操作性、実使用感、そしてカスタマイズ性の観点から徹底解説していきます。
マウスにこだわりを持つゲーマーはもちろん、これからゲーミングマウスを本格的に選びたい方にとっても、有益な情報が詰まった内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

Endgame Gear 「OP1w 4K」の特徴とは?

従来モデルからの進化ポイント
Endgame Gear 「OP1w 4K」は、過去モデル「OP1w」や「OP1we」からの明確なアップグレード版として設計されています。
最大の進化は、ポーリングレートが最大4000Hzに対応したこと。
これにより、クリック応答やカーソルの動きがさらに滑らかかつ正確になりました。
比較項目 | OP1we | OP1w 4K |
---|---|---|
接続方式 | ワイヤレス(1000Hz) | ワイヤレス(最大4000Hz) |
センサー | PAW3370 | PixArt PAW3395(高性能) |
MCU(チップ) | Nordic NRF52810 | Nordic NRF52840 |
スイッチ | Kailh GM 8.0 | Kailh GX メカニカル |
スイッチ交換 | 非対応 | ホットスワップ対応 |
特に注目すべきは、Kailh社と共同開発された「GXメカニカルスイッチ」を採用している点です。
クリックの応答速度が向上しただけでなく、スピードモードやセーフモードといった切り替え可能な応答方式により、用途や好みに応じたカスタマイズが可能となっています。
豊富なカラーバリエーションとデザイン性
「OP1w 4K」では、従来のブラック・ホワイトに加えて、半透明シェルを採用した「フロストブラック」「フロストホワイト」が登場。
見た目の美しさに加え、シェル表面にはグリップ力の高いコーティングが施されており、実用性とデザイン性が両立しています。
- ブラック:スタンダードで落ち着いた印象、やや汚れが目立ちやすい
- ホワイト:清潔感があり、視認性も良好
- フロストホワイト:半透明で質感が柔らかく、LEDの光が透けて視認性抜群
- フロストブラック:落ち着きと近未来感を併せ持つクールな仕上がり
また、サイドグリップテープや交換用マウスソール、専用ドングルなどの付属品も充実しており、外観を自分好みに調整しやすい点も嬉しいポイントです。
4Kポーリングレートと高性能MCUの搭載
最大の売りとも言えるのが、4000Hzポーリングレートに対応した点です。
通常のゲーミングマウスが1000Hz(1ミリ秒)なのに対し、「OP1w 4K」は最大0.25ミリ秒の応答速度を実現。
これにより、特に高速なトラッキングや精密エイムを必要とするFPSユーザーに絶大な効果をもたらします。
これを可能にしているのが、Nordic社製の「NRF52840」MCU(マイクロコントローラユニット)。
ワイヤレス通信においても安定性と電力効率を両立しており、4000Hz使用時でも最大30時間の連続使用が可能とされています。
加えて、「GX Speed Mode」「GX Safe Mode」というクリックモードがソフトウェアで選択可能となっており、それぞれ以下の特性を持っています。
モード名 | 特徴 |
---|---|
ノーマルモード | 一般的なクリック方式(下部接点で判定) |
GXスピード | 上部接点が離れた瞬間にクリック判定(最速) |
GXセーフ | 上部接点が離れており、下部接点で反応(安定性重視) |
このように、ハード・ソフトの両面で競技向けのスペックを極限まで追求しているのが、「OP1w 4K」最大の強みです。
Endgame Gear 「OP1w 4K」の操作性とフィーリングの実力

形状とサイズがもたらす握り心地
Endgame Gear 「OP1w 4K」は、細身かつ低重心の左右対称デザインを採用しており、掴み持ち(クローグリップ)やつまみ持ち(フィンガーチップグリップ)に最適な形状です。
寸法項目 | 数値 |
---|---|
全長 | 約118.2mm |
幅 | 約60.5mm |
高さ | 約37.2mm |
重量 | 59.5g |
このようなスリムな形状により、指先や関節での繊細なエイム調整がしやすい構造となっており、従来のXM2シリーズに比べて手首や指の自由度が増しています。
また、マウス背面のピークが後方に配置されていることで、手のひらとの接触面が柔らかく自然なカーブを描くようになっており、長時間使用しても手のひらへの圧迫感がありません。
ボタン・ホイールの感触と配置の工夫
「OP1w 4K」には、Kailh GXメカニカルスイッチが搭載されており、クリック感はやや硬めながら、ストロークが浅く、入力から反応までのタイムラグがほとんど感じられない快適なクリックフィーリングです。
- メインボタン:プリトラベルが非常に短く、ポストトラベルが自然。連打にも適したスイッチバランス。
- ホイール:TTCシルバーエンコーダー採用で、スクロールごとの明確なノッチ感があり、コントロール性に優れる。クリックもやや固めで誤操作が起こりにくい。
- サイドボタン:本体中央寄りの高めの位置に設置されており、深め持ち・浅め持ち両方に対応。スイッチにはKailh GM 2.0が使用され、カチッとした押し感が好印象。
特筆すべきは、メインスイッチのホットスワップ対応です。
ネジ2本で取り外し可能な設計になっており、別売りのスイッチパックを使えば、自分の指に最適なクリック感を自由に構築できるという、マニア心をくすぐる仕様となっています。
超低遅延クリックとモード切替の魅力
「OP1w 4K」では、クリック応答速度のチューニングがソフトウェアから可能になっており、プレイスタイルに応じた最適な応答モードを選べます。
モード | 特徴 |
---|---|
ノーマルモード | 一般的なクリック判定方式(下部接点で反応) |
GXスピード | 上部接点が離れた瞬間に反応(理論上最速) |
GXセーフ | 上部が離れ、下部に触れたら判定(誤動作防止向き) |
また、Xtrfy LODテストによる測定では、ノーマルモードでも平均応答速度0.32msという驚異的な速さを記録しており、実際のプレイにおいてもマウスを押した瞬間に反応が返ってくる感覚を体感できます。
さらに、ポーリングレート4000Hzに設定した状態でも、反応性の高さが損なわれることなく、圧倒的な精度と安定感を両立しています。
全体として「OP1w 4K」は、手に馴染む形状と、クリック・ホイール・ボタンといった細部の設計に至るまで、一切の妥協がないマウスに仕上がっています。
特に、指先での微細な操作や反応速度の速さを求めるユーザーにとっては、トップクラスの操作性を誇ります。
Endgame Gear 「OP1w 4K」のビルドクオリティと使用感の信頼性

シェルの強度とコーティングの完成度
Endgame Gear 「OP1w 4K」は、外装の剛性が非常に高いことで知られています。
握り込んでも軋むことのない厚みのあるシェル構造が特徴で、ゲームプレイ中の誤動作や不快な歪みとは無縁です。
- 側面やパームレスト部分を強く押してもたわみや歪みを感じさせない頑丈なつくり
- マウスパッド上での使用中に底面がたわむ心配もなし
- ボトムシェルの一部はわずかに押し込みに反応するが、使用時には影響なし
さらに、シェル表面には滑りにくく手触りの良い特殊コーティングが施されています。
カラー | 特徴 |
---|---|
ブラック | グリップ力は高いが、指紋や汚れがやや目立つ |
ホワイト | 汚れに強く、見た目の清潔感あり |
フロスト系 | 半透明でLEDが透ける。しっとりとした触感 |
このコーティングにより、グリップテープが不要なほど高い保持力を実現しており、激しいマウス操作でもブレにくくなっています。
ソフトウェアとカスタマイズ機能の実用性
「OP1w 4K」は、Endgame Gear公式サイトからダウンロード可能な専用ソフトウェアによって、細かい設定が行えます。
UIは非常にシンプルで直感的。PC初心者でも扱いやすい作りです。
基本設定(Basic Settings)でできること:
- DPI設定(最大4段階まで)
- LOD(リフトオフディスタンス)の変更
- DPIごとのLED色割り当て
詳細設定(Advanced Settings)では:
- ポーリングレート変更(1000/2000/4000Hz)
- モーションシンクやジッターフィルターのON/OFF
- クリック応答モード(ノーマル/GXスピード/GXセーフ)の切替
- ボタンマッピング(左利きモード対応)
電源・バッテリー関連設定:
- スリープモードやLEDオフ設定
- ファクトリーリセットによる初期化
- 電源ボタンやLEDインジケーターによるバッテリー残量表示
- 緑:70~100%
- 黄:40~70%
- オレンジ:11~40%
- 赤:10%以下
このように、ゲーマーが求める要素に的を絞ったソフトウェア機能群で、無駄がなく非常に実用的です。
バッテリー性能と運用のしやすさ
高性能ワイヤレスマウスにありがちな「高消費電力」の弱点も、「OP1w 4K」ではしっかりカバーされています。
項目 | 内容 |
---|---|
バッテリー容量 | 335mAh(やや大きめ) |
駆動時間 | 約30時間(4000Hz駆動時) |
充電方式 | USB-C(上向き設計で操作性を妨げない) |
重量の変動 | 約58.5g(通常)〜約59.5g(フロスト) |
付属のUSB-Cケーブルは柔らかく、充電しながらでも有線マウスのように自然な操作が可能です。
マウス本体のLEDインジケーターが残量を色で表示してくれるため、充電のタイミングを視覚的に把握できるのも便利です。
このように、「OP1w 4K」はハードウェア的な耐久性・ユーザーインターフェースの完成度・実際の運用のしやすさにおいて、競技用マウスの中でも非常に高水準な仕上がりを見せています。
ビルドクオリティに妥協したくない人にとって、安心して選べる1台だといえるでしょう。
Endgame Gear 「OP1w 4K」を使用した私の体験談・レビュー

私は普段から4000Hzに対応したマウスをメインで使用しており、G PRO X Superlight 2やRazer Viper のような高ポーリングレートモデルを常用しています。
そのため、「OP1w 4K」を初めて触れたときは「ポーリングレートの差で驚く」といった感覚は正直ありませんでした。
しかし、それでもなお“クリックの感触”と“レスポンスの質”には別種の完成度を感じたのです。
■ 反応速度の「速さ」ではなく「安心感」
これまでの高Hzマウスでは、確かに応答速度は速いものの、クリック感やポジションがフィットしないと「反応は早いが噛み合わない」違和感を覚えることもありました。
しかし、「OP1w 4K」のGXスピードモードは、クリックの構造そのものに工夫があるせいか、“指が動いた瞬間に必ず反応する”という信頼性の高さがありました。
とくにタップ撃ちの連打やリコイル制御時において、手の感覚と画面上の挙動が完全に同期している感覚が得られ、「いつも通り使っているのに命中率が上がった」と実感する場面もありました。
■ 「軽さ」と「安定性」が共存した独自の握り心地
マウス重量は約59gと、軽量マウスとしては標準的。
ただ、他の軽量マウスにありがちな“フワつき感”がほとんどないことに驚きました。
細長いシェイプと背面の後方ピークによって、指と手のひらが自然に支え合い、エイム中に無駄な遊びが生じない構造になっています。
また、側面の角度が緩やかなことで、指先での細かなエイム修正にも非常に向いている印象です。
普段から指エイムで追い込みたいタイプの自分にとって、操作の再現性が高く、ゲーム中に「いつも通りの動きがちゃんと結果に繋がる」という安心感がありました。
■ 他の高Hzマウスとの“体感的な違い”
以下は、「OP1w 4K」と私がこれまでに使用してきた他社製品との体感的な違いです。
比較項目 | OP1w 4K | 他社高Hzマウス(例:Viper 8K, Superlight2) |
---|---|---|
クリック応答の質感 | GXスピードモードで反応が非常に素直 | クリックの軽さ重視。フィードバックがやや淡白 |
操作の安定感 | 軽さと剛性が共存。動きに芯がある | 軽量だが浮きやすく調整がシビア |
シェイプの適応性 | 細長いが指位置が自然。馴染みやすい | 被せ持ち重視のものが多く、持ち方が制限される |
ソフトウェア操作性 | 設定が直感的。モード切替も分かりやすい | 複雑なUIやドライバ依存がある場合も |
■ 結論:スペックでは測れない“信頼感”を得られるマウス
高ポーリングレートのマウスに慣れていると、新製品に対して「数値はすごいけど、実際のプレイ感はどうなの?」という疑念を持ちがちです。
しかし、「OP1w 4K」に関しては、数値の先にある“プレイヤーの感覚に寄り添った設計”が明確に感じられる点が印象的でした。
応答性や操作感だけでなく、「このクリックで撃てば当たる」「このマウスなら外さない」という、手と意志が直結したような一体感が得られる。
それは他のどんな高性能マウスにも感じられなかった、独自の魅力だったと感じています。
このように、すでに高ポーリングレート環境に慣れている方にとっても、「OP1w 4K」は“ただのスペックの数字遊び”ではなく、実戦で使い切れる確かな性能と体感的な信頼性を備えた1台だと言えるでしょう。
Endgame Gear 「OP1w 4K」に関するQ&A

Endgame Gear 「OP1w 4K」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「OP1w 4K」の4000Hzポーリングレートは誰におすすめですか?
高速で正確なエイム操作が求められるFPS・TPSゲーマーに特におすすめです。ローセンシユーザーやプロ志向のプレイヤーにとっては、トラッキング精度の向上やクリック反応の早さが大きなアドバンテージになります。
GXスピードモードとノーマルモードはどれくらい違いがありますか?
GXスピードモードはクリック動作の“離した瞬間”に反応する超高速モードです。体感としては「ボタンを押す前に撃っている」ような即応性があり、ノーマルモードより明確に素早いクリックレスポンスを感じられます。
フロストカラーと通常カラーの違いは見た目だけ?
見た目の違いに加え、わずかにグリップ感にも差があります。フロスト系はしっとりとした触感があり、手汗の多い人には滑りにくく感じられるかもしれません。ただし重さは約1gほど増す点に注意が必要です。
小さめの手でも持ちやすいですか?
はい。「OP1w 4K」は細身で全長も短いため、小〜中サイズの手に非常にフィットしやすい設計です。特につまみ持ち・掴み持ちとの相性が良く、手の小さい方でもしっかりと操作感を得られます。
バッテリーの持ちは本当に30時間?4000Hzでも?
はい。公称値で最大30時間となっていますが、実使用でも「8時間プレイして75%残る」といった検証例もあり、十分なバッテリーライフがあります。使用頻度が中程度であれば、2~3日は充電不要です。
ソフトウェアの使い方は難しくない?
非常にシンプルなUI設計になっており、設定項目が明確かつ直感的です。DPI・ポーリングレート・クリックモード・マクロなど、必要な機能に絞られているため、初心者でも戸惑うことは少ないでしょう。
スイッチの交換は誰でもできる?
付属のドライバーを使えば、ネジ2本を外すだけで簡単にホットスワップが可能です。別売りの「スイッチパック」を使えば、クリック感や硬さのカスタマイズも自在。工具不要で手軽に個性を出せるのは魅力です。
他の4Kマウスと比べて優れている点は?
高いビルドクオリティと反応速度に加え、持ちやすいシェイプとスイッチの自由度が大きな強みです。LogicoolやRazerなどの4K対応マウスと比べても、価格帯・実用性・応答性のバランスが非常に優れています。
「OP1w 4K」は有線接続にも対応していますか?
はい。付属のUSB-Cケーブルを使用すれば、有線マウスとしても使用可能です。充電しながらでもパラコードライクな柔らかいケーブル構造により、操作性を損なわず使用できます。
ポーリングレートは4000Hz以外にも変更できますか?
可能です。ソフトウェア上で1000Hz / 2000Hz / 4000Hzから選択可能。PCや用途に合わせて適切な設定に切り替えられるのが特徴です。
DPI設定の幅と操作はどうなっていますか?
DPIはソフトウェアで50〜26000まで設定可能で、プリセット数も4段階まで登録できます。マウス底面のボタンで切り替えができ、LEDインジケーターの色で現在のDPIを確認可能です。
ゲーム以外でも使いやすいですか?
非常に使いやすいです。高精度なセンサーと反応速度により、映像編集やグラフィック作業などの細かなポインタ操作にも適しています。また、軽量なので長時間の作業でも手首の負担が少ないのも利点です。
Endgame Gear 「OP1w 4K」レビューのまとめ

Endgame Gear 「OP1w 4K」は、ただ高性能というだけではなく、ゲーミングマウスの本質的な“信頼性”を極限まで突き詰めた製品です。
数値的スペックだけでなく、実際の操作感、持ちやすさ、フィードバックの気持ちよさといったユーザー体験の完成度が極めて高い点が、他社製品と一線を画しています。
■ 圧倒的な応答速度と精密なコントロール性
最大の特徴は、ポーリングレート最大4000Hzのワイヤレス対応というスペック。
これにより、マウスの位置情報が1秒間に4000回PCに送信されるため、カーソルの遅延やブレが極端に少なくなり、まさに「動かした瞬間に止まる」精度を実現します。
また、GXスピードモードではクリックが“押す前に反応しているかのような”スピード感で発動するため、AIMのズレや遅れによるミスが減少します。
これがFPSなどの競技タイトルでの操作精度を大きく引き上げる要因となっています。
■ 手に吸い付くようなシェイプと質感
細身で全長短めの左右対称デザインは、掴み持ち・つまみ持ちをするユーザーにとって理想的な形状。
特に背面にピークを置いた設計により、手のひらが自然に収まり、長時間使用でも手にストレスを感じにくい構造になっています。
さらに、マウス表面には滑りにくく、高密度なコーティングが施されており、グリップテープ不要なほど高い保持力を発揮。
ホワイト・ブラックだけでなく、フロストカラーでは光の透け感もあり視認性・デザイン性も抜群です。
■ カスタマイズ性と実用性の両立
単に“高級”なだけではなく、実用性にこだわった機能の数々が用意されているのも、「OP1w 4K」の魅力です。
- ホットスワップ対応スイッチ:ユーザー自身でクリック感を調整可能
- シンプルな専用ソフトウェア:DPI変更、クリックモード切替、ボタンマッピングが直感的に操作可能
- 左利き対応のボタン反転機能:どんなユーザーにも配慮した設計
- 豊富な付属品:交換ソール、グリップテープ、専用ドングル付き
また、ソフトウェア側ではモーションジッター除去、モーションシンクなどの高度なセンサー設定も可能となっており、競技ゲーマーにも納得の調整項目が揃っています。
■ 運用性:日常使いにもストレスなし
4000Hzの超高負荷な仕様でありながら、バッテリー持続時間は約30時間と実用的。
さらに、柔らかく取り回しの良いUSB-Cケーブルで有線運用も可能なので、バッテリー切れ時でも即座に移行できます。
LEDインジケーターによりバッテリー残量を視覚的に把握できるため、プレイ中に突然電源が切れるといったトラブルも回避できます。
■ 総合評価:万人向けではないが、極めて“理にかなった”マウス
もちろん、全てのユーザーにとって完璧なマウスというわけではありません。
以下のような点には注意が必要です。
- 被せ持ち派の方、手が大きめの方には小さく感じる可能性あり
- ソフトウェアはWindows専用(Macユーザーは事前に要設定)
- クリック感はやや硬めで、軽快なタッチを好む人には向かないかもしれない
とはいえ、それらは「使用スタイルとの相性」の問題であり、製品としての完成度にケチをつける理由にはならないほど、「OP1w 4K」は“完成されたマウス”だと断言できます。
■ Endgame Gear 「OP1w 4K」レビューの総括
Endgame Gear 「OP1w 4K」は、単なるスペック競争の延長にある製品ではなく、ゲーマーが本当に求めている操作性と信頼性を極限まで追求した一台です。
形状は細身ながらも握りやすく、クリック感はカチッと明確。
高速ポーリングレートとGXスイッチによるクリック応答の速さは、実戦でのミスを最小限に抑える心強い要素となります。
さらにソフトウェアの設定自由度やホットスワップ機構など、使う人のこだわりに応えられる設計思想も感じられ、まさに「道具として完成されたマウス」といえるでしょう。
あなたの手の延長として、意志を瞬時にゲームへと伝える「OP1w 4K」は、確かな武器になるはずです。
──操作のすべてを、自分の意志で制御したい人へ。Endgame Gear 「OP1w 4K」は、次元の違う応答性をあなたの手に届けてくれます。

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