近年、eスポーツの普及やゲーム環境の向上に伴い、多くのゲーマーが「どのゲーミングデバイスを優先して揃えるべきか?」という悩みを抱えています。
特に、予算が限られている場合、すべてのデバイスを一度に最高スペックのものにするのは難しいため、どこにお金をかけるべきかを明確にすることが重要です。
一般的に、ゲーミングデバイスにはゲーミングモニター、ゲーミングマウス、ゲーミングキーボード、ゲーミングヘッドセット、マウスパッドなどがあります。
さらに、これらのデバイスを活かすためには、ゲーミングPCのスペックも一定以上の水準が求められます。
どれだけ高性能なゲーミングデバイスを揃えても、PCの性能が低ければ、快適なプレイ環境は実現できません。
この記事では、「ゲーミングデバイスの優先順位」をテーマに、最も効果的な予算配分を考えながら、どのデバイスを最優先すべきかを解説していきます。
また、「ゲーミングPCのスペックにもこだわるべきか?」という視点も踏まえ、バランスの良いデバイス選びを提案します。
これからゲーミング環境を整えようと考えている方や、すでに一部のデバイスを持っているものの「どこからアップグレードすべきか?」迷っている方にも役立つ情報をお届けします。
ぜひ最後までご覧ください。
ゲーミングデバイスの優先順位を考える際の基本方針

ゲーミングデバイスを選ぶ際には、限られた予算の中で最大の効果を得られるように優先順位を決めることが重要です。
ただし、「とにかく高性能なデバイスを揃えればいい」という考え方では、無駄な出費が増える可能性もあります。
そのため、まずはどこに投資すべきかを見極めることが大切です。
ここでは、ゲーミングデバイスを揃える上での基本的な考え方について、以下の3つのポイントに分けて解説します。
ゲーミングPCのスペックも重要
どれだけ高性能なゲーミングデバイスを揃えても、肝心のPCスペックが不足していては、デバイスの性能を十分に活かすことができません。
例えば、リフレッシュレート240Hzのゲーミングモニターを購入しても、PCの処理能力が低くてフレームレート(fps)が100程度しか出ないのであれば、その恩恵を十分に受けられません。
最低限確保したいPCスペック
- CPU:Intel Core i5(またはRyzen 5)以上
- GPU(グラフィックボード):GeForce RTX 3060 / Radeon RX 6600 以上
- メモリ(RAM):16GB以上(FPS系なら32GB推奨)
- ストレージ:SSD(NVMe推奨)
これはあくまでもほんの一例にすぎず、「何のゲームをどれくらいの品質で動かすか」によって必要スペックは大きく変わります。
特にFPSや対戦ゲームでは、高いフレームレート(fps)を維持することが勝敗に大きく影響します。
さらに、現時点で満足にプレイできても、数年後にまともに動かせるかはわからないのも難しいところです。
そのため、PCのスペックにも一定の投資をすることが重要です。
デバイスに優先順位をつけるべき理由
ゲーミングデバイスは多くの種類があるため、全てを一度にハイエンドモデルで揃えようとすると予算オーバーになることがほとんどです。
したがって、デバイスごとに「ゲームプレイにどれだけ影響を与えるか?」を考えながら、優先順位をつけることが大切です。
優先順位を決める基準
- ゲームのパフォーマンスに直接影響するものを最優先
- FPSやアクションゲームでは、モニターとマウスが最も重要です。
- 映像の滑らかさや照準の精度が勝敗を左右するため、これらは妥協しない方が良い。
- 操作性を向上させるものは次に検討
- ゲーミングキーボードやマウスパッドは、プレイの快適さに影響しますが、初心者のうちは優先度が少し下がります。
- ゲームの没入感を高めるものは後回し
- ゲーミングヘッドセットやスピーカーなどのオーディオ関連は重要ですが、音を聞き取るという点では安価な製品でもある程度対応できるため、優先順位は低めになります。
予算配分の考え方
ゲーミングデバイスを揃える際に、どのように予算を配分すべきかを考えてみましょう。
ここでは、総予算10万円を例に、バランスの良い配分を紹介します。
デバイス | 優先度 | 目安となる予算 | おすすめのスペック・特徴 |
---|---|---|---|
ゲーミングモニター | 最優先 | 30,000円〜50,000円 | 144Hz以上、IPSパネル推奨 |
ゲーミングマウス | 高 | 10,000円〜20,000円 | 高精度センサー搭載、軽量タイプ推奨 |
ゲーミングキーボード | 中 | 10,000円〜20,000円 | メカニカルスイッチ、Rapid Trigger対応推奨 |
ゲーミングヘッドセット | 低 | 5,000円〜15,000円 | FPSなら原音に忠実なものが◎ |
マウスパッド | 低 | 2,000円〜5,000円 | 大型タイプ推奨 |
このように、最も重要なモニターとマウスにしっかり予算を割きつつ、他のデバイスをバランス良く選ぶことが理想的です。
基本方針まとめ
- PCスペックもある程度は整えないと、ゲーミングデバイスの性能を活かせない
- デバイスの優先順位を決め、最も影響が大きいモニター・マウスから揃えるのが賢い選択
- 予算配分をしっかり考え、不要な部分には無駄にお金をかけないようにする
最も優先順位が高いゲーミングデバイス:ゲーミングモニター

ゲーミングデバイスを揃える際に、最も重要なのはゲーミングモニターです。
ゲームの映像を表示するデバイスであり、プレイ体験の快適さやパフォーマンスに直結するため、ここに最も予算をかけるべきといえます。
特にFPSや格闘ゲームなど、素早い反応が求められるゲームでは、モニターのスペックが戦績に大きく影響します。
どれだけ強いゲーミングPCを用意しても、モニターが低スペックだとその性能をフルに活かせません。
ここでは、ゲーミングモニターの重要性と選び方について詳しく解説していきます。
リフレッシュレートとゲーム体験の関係
ゲーミングモニターのスペックで最も重要なのが、リフレッシュレートです。
これは、1秒間に何回画面が更新されるかを示す数値(単位:Hz)であり、数値が高いほど映像が滑らかになります。
リフレッシュレートの比較
リフレッシュレート | 1秒間のフレーム数 | どんな体感になるか | 適したゲームジャンル |
---|---|---|---|
60Hz | 1秒間に60回更新 | 一般的なPCモニターと同じ、動きがカクつくことも | シミュレーション、RPG、MMO |
144Hz | 1秒間に144回更新 | 動きがスムーズになり、敵の動きが見やすくなる | FPS、TPS、MOBA、格闘ゲーム |
240Hz | 1秒間に240回更新 | さらにヌルヌル動き、反応速度が向上 | 競技向けFPS(VALORANT、CS:GOなど) |
360Hz | 1秒間に360回更新 | プロレベルの超高性能 | eスポーツタイトル全般 |
なぜリフレッシュレートが重要なのか?
- 敵の動きが滑らかに見える
- 60Hzではコマ送りのようにカクカクした動きになるが、144Hz以上なら敵の細かい動きまで正確に追いやすい。
- エイムの精度が向上する
- 画面の変化が速く、マウスを動かした際のズレが少なくなる。
- 視認性の向上
- 速い動きのゲームでもブレが少なく、索敵しやすくなる。
FPSやアクションゲームをプレイするなら、最低でも144Hz、できれば240Hz以上のモニターを選ぶのが理想的です。
ゲームジャンル別のおすすめモニター選び
ゲームの種類によって、適したモニターのスペックが異なります。
以下の表を参考に、自分のプレイスタイルに合ったモニターを選びましょう。
ゲームジャンル | 推奨リフレッシュレート | 推奨解像度 | 推奨パネル |
---|---|---|---|
FPS / TPS(VALORANT、APEX、CS:GO) | 144Hz以上(推奨240Hz) | フルHD(1920×1080) | IPS or TN |
MOBA(LoL、Dota 2) | 144Hz以上 | フルHDまたはWQHD | IPS |
MMORPG(FF14、Elden Ring) | 60Hz以上 | WQHDまたは4K | IPS or VA |
格闘ゲーム(ストリートファイター、鉄拳) | 144Hz以上 | フルHD | TN or IPS |
ポイント
- FPS/TPSではリフレッシュレート優先(144Hz以上必須)
- MMORPGやオープンワールド系は解像度優先(WQHDや4Kが理想)
- 格闘ゲームは入力遅延が少ないTNパネルも候補に
コストパフォーマンスの高いゲーミングモニター
「どのモニターを買えばいいかわからない」という人向けに、コスパの良いおすすめゲーミングモニターを紹介します。
144Hzのおすすめモデル
- BenQ ZOWIE XL2411K
- FPS向けの定番モデル。応答速度が速く、残像感が少ない。
- Acer Nitro XV252Q
- 165Hz対応で144Hzより少し高性能。IPSパネルで色の再現性も良い。
240Hzのおすすめモデル
- Alienware AW2521H
- 240Hz対応、IPSパネルで発色も綺麗。競技シーンでも使用される高性能モデル。
- ASUS ROG Swift PG259QN
- 超高速1msの応答速度で、FPSに最適。価格は高めだが、妥協したくない人向け。
360Hzのおすすめモデル(プロゲーマー向け)
- BenQ ZOWIE XL2566K
- TNパネルだが、応答速度の速さが魅力。プロレベルの環境を整えたい人に。
- Alienware AW2523HF
- IPSパネルの360Hzモニター。色の正確さと高速性能を両立。
WQHD/4Kで快適なMMORPG向け
- LG UltraGear 27GN950-B
- 4K解像度のゲーミングモニター。高解像度のRPGやオープンワールドに最適。
- Gigabyte M27Q
- WQHD(2560×1440)のコスパ最強モデル。144HzでMMORPGとFPS両方楽しめる。
ゲーミングモニターまとめ
- ゲーミングモニターは、ゲーミングデバイスの中で最優先すべきデバイス
- リフレッシュレートが高いほど、敵の動きが滑らかに見えてエイムがしやすい
- FPSなら最低144Hz、競技向けなら240Hz以上を選ぶべき
- ゲームのジャンルによって、適したモニターの解像度やパネルが異なる
- コスパの良いモニターを選ぶことで、費用対効果を最大限に高められる
次に優先順位が高いゲーミングデバイス:ゲーミングマウス

ゲーミング環境を整える上で、ゲーミングマウスはモニターに次いで重要なデバイスです。
特にFPSやTPSなどのシューティングゲームでは、マウスの性能がエイム(照準)の精度やプレイの快適さに直結するため、妥協せずに選ぶべきです。
一般的なオフィス向けマウスとゲーミングマウスには大きな違いがあり、ゲーミングマウスは高精度なセンサー、軽量設計、遅延の少ない接続方式などが特徴です。
ここでは、ゲーミングマウスの重要性と選び方について詳しく解説します。
センサー性能が勝敗を分ける理由
ゲーミングマウスの「センサー」とは?
ゲーミングマウスのセンサーは、マウスの動きを読み取るための部品です。
このセンサーの精度が低いと、素早くマウスを動かしたときにカーソルが飛ぶ(飛び症状)、細かいエイム調整ができないなどの問題が発生します。
センサー性能を判断するポイント
- DPI(解像度)
- DPI(Dots Per Inch)は、マウスの感度を示す数値。数値が高いほど、少ない動きでカーソルが大きく動く。
- ただし、高ければ良いわけではなく、ゲームのプレイスタイルに合わせたDPI設定が必要。
- ポーリングレート(Hz)
- 1秒間にPCへデータを送る回数を表す。1000Hz(1ms)のマウスなら、毎秒1000回のデータ送信が可能。
- 高ポーリングレートほど入力遅延が減り、滑らかな操作が可能。
- トラッキング精度(IPS)と加速度(G)
- IPS(Inches Per Second)は、マウスが読み取れる最大速度。
- FPSでは高速で動かしてもセンサーが正確に追従するマウスが重要。
おすすめの高性能センサー
現在のゲーミングマウスには、以下の高精度センサーが搭載されているものが多いです。
- PixArt PAW3395 / HERO 25K / Focus+
- いずれも正確なトラッキング性能と高速動作に対応しているため、FPSやMOBA向けのマウスに採用されることが多い。
ゲーミングマウスの選び方
軽量モデル vs 重量モデル
- 軽量マウス(50~80g)
- FPS向け。素早く動かせて疲れにくい。
- 重量マウス(90~120g)
- MMO・MOBA向け。安定した操作が可能。
ワイヤレス vs 有線
- ワイヤレス(無線)
- 遅延がほぼゼロのモデルが増えており、競技シーンでも使用される。
- ケーブルの引っかかりがないため、快適な操作が可能。
- 有線
- 充電不要&通信が安定。
持ち方に合った形状を選ぶ
マウスの持ち方によって、最適な形状が異なります。
持ち方 | 特徴 |
---|---|
かぶせ持ち | 手のひら全体でマウスを覆う |
つかみ持ち | 指先でマウスを支える |
つまみ持ち | 指先だけで支え、手のひらは浮かせる |
ゲーミングマウスとマウスパッドの相性
マウスパッドがプレイに与える影響
ゲーミングマウスを使う場合、マウスパッドの選び方も非常に重要です。
適切なマウスパッドを使わないと、マウスのセンサーが正しく動作せず、エイム精度が落ちることがあります。
マウスパッドの種類
種類 | 特徴 | おすすめのゲーム |
---|---|---|
スピード系 | 滑りが良く、素早く動かせる | FPS(Apex、CS:GO) |
コントロール系 | 摩擦があり、細かいエイム調整がしやすい | タクティカルFPS(VALORANT) |
バランス型 | 速度とコントロールの中間 | オールジャンル |
ゲーミングマウスまとめ
- ゲーミングマウスは、ゲーミングモニターに次いで優先すべきデバイス。特にFPSでは必須。
- センサー性能が高いほど、エイム精度が向上し、プレイの快適さも向上。
- ワイヤレスモデルでも遅延が少なくなってきているため、ケーブルのストレスを避けるならおすすめ。
- 持ち方に合った形状を選ぶことで、より自然な操作が可能。
- マウスパッドとの相性も重要で、用途に応じた選択をするべき。
予算次第で検討すべきゲーミングデバイス

ゲーミングモニターやゲーミングマウスを優先して揃えた後、次に考えるべきデバイスが キーボード・ヘッドセット・マウスパッド です。
これらのデバイスもゲームの快適さやプレイの質を向上させる要素となりますが、優先順位はモニターやマウスよりも低め です。
また、プレイするゲームによっては、キーボードの性能が直接勝敗に影響することもあれば、ヘッドセットがなくてもスピーカーで十分な場合もある ため、自分のプレイ環境に合わせて取捨選択することが重要です。
ここでは、予算次第で検討すべきデバイス について、具体的に解説していきます。
ゲーミングキーボードの重要性とラピッドトリガーの影響
ゲーミングキーボードの必要性
「キーボードなんてどれでもいいのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、ゲーミングキーボードは一般的なオフィス用キーボードと違い、キー入力の精度・速度・耐久性が高い という特徴があります。
特に、FPS・MOBA・MMORPGでは、操作性に影響を与えるため、適切なキーボードを選ぶことが大切 です。
一般的なキーボードとゲーミングキーボードの違い
項目 | 一般的なキーボード | ゲーミングキーボード |
---|---|---|
入力速度 | 普通 | 速い(反応速度が短い) |
キーの耐久性 | 約500万回の押下 | 約5000万回以上の押下 |
複数キー同時押し | 不可能な場合あり | Nキーロールオーバー対応 |
打鍵感・カスタマイズ性 | 少ない | スイッチ変更・ライティング設定が可能 |
Rapid Trigger機能とは?
特にFPS(VALORANTなど)をプレイする場合、ラピッドトリガー機能があるキーボードを選ぶことで、キャラクターの動作をより素早く制御 できます。
- Rapid Triggerの仕組み
- 通常のキーボードでは、キーを完全に押し込んだあと、一定の位置まで戻さないと「キーが離れた」と判定されません。
- Rapid Trigger対応キーボードでは、キーを少しでも戻せばすぐにオフになる ため、連続した素早い動作が可能。
- Rapid Triggerが有効なゲーム
- VALORANT(ストッピングがスムーズになり、撃ち合いで有利)
- CS:GO(連続入力が重要)
- 格闘ゲーム(フレーム単位の動作が正確になる)
ヘッドセットは必要?コスパ重視の選び方
FPSならヘッドセットは重要
FPSでは音の方向や距離を正確に把握することが重要 であり、ヘッドセットやイヤホンを使うことで敵の足音・銃声の位置を的確に判断できる ようになります。
ただし、高級なヘッドセットが必ずしも有利とは限りません。
重要なのは、「足音がしっかり聞こえるか」「音の定位(方向感覚)がはっきりしているか」 という点です。
ヘッドセット vs イヤホン
項目 | ゲーミングヘッドセット | ゲーミングイヤホン |
---|---|---|
音の臨場感 | 高い | 低め |
足音の聞こえやすさ | 明瞭 | 明瞭 |
装着感 | 長時間だと疲れる | 軽くて快適 |
マイクの品質 | 高品質(ボイスチャット向け) | 普通 |
FPSでは、音量を上げることで安価なイヤホンでも足音を聞き取れる ため、ヘッドセットを買わずにイヤホンで済ませるのも一つの手です。
マウスパッドは最適なものを探しながら選ぶ
マウスパッドの重要性
「マウスパッドなんて適当でいいのでは?」と思うかもしれませんが、ゲーミングマウスの性能を最大限に活かすためには、適切なマウスパッドを選ぶことが重要 です。
特にFPSではエイムの精度に影響する ため、自分のプレイスタイルに合ったマウスパッドを選ぶことが大切です。
マウスパッドの種類と特徴
種類 | 特徴 | おすすめゲーム |
---|---|---|
スピードタイプ | 滑りが良く、素早い操作向け | Apex、CS:GO |
コントロールタイプ | 摩擦があり、精密なエイム向け | VALORANT |
バランス型 | 両方の特性を兼ね備える | オールジャンル |
その他のゲーミングデバイスまとめ
- ゲーミングキーボードは必須ではないが、ラピッドトリガー対応ならFPSで有利になる
- ヘッドセットはFPSでは重要だが、コスパ重視ならイヤホンでも代用可能
- マウスパッドはエイム精度に影響するため、プレイスタイルに合ったものを選ぶべき
ゲーミングデバイスの優先順位に関する私の体験談

ここでは、実際にゲーミングデバイスを揃えていく過程で感じたことや、デバイス選びで失敗した点・成功した点を紹介します。
これからゲーミング環境を整えようとしている方にとって、実際の使用感や購入のポイントを知ることで、より満足度の高いデバイス選びができるはず です。
最初にモニターを変えたら世界が変わった
ゲーミングデバイスを揃える際、最初に144Hzのゲーミングモニター を購入しました。
もともと普通の60Hzモニターを使っていたので、「本当に違いがあるのか?」と半信半疑でしたが、一度プレイしただけで違いを実感 しました。
ゲーミングモニター導入前(60Hz)
- 敵の動きがカクついて見える
- エイムを合わせても微妙にズレる感覚がある
- 高速で移動する敵に追いつけない
ゲーミングモニター導入後(144Hz)
- 滑らかな映像で敵の動きが明確に見える
- エイムのズレが減り、より直感的に照準を合わせられる
- リフレッシュレートが高いため、反応速度が向上
結果として、FPSの勝率が向上し、「もっと早く買っておけばよかった…!」と本気で後悔しました。
ゲーミングモニターは ゲームの体験そのものを向上させるデバイス なので、最優先で揃えるべきアイテム だと確信しました。
安いマウスから高性能ゲーミングマウスに変えたらエイム力が向上
次に手を出したのが、ゲーミングマウス です。
それまではオフィス用の安価なマウスを使っていましたが、「プロゲーマーも使っているマウスなら違うかも」と思い、Logicoolの「G Pro X Superlight」 を購入しました。
ゲーミングマウス導入前(普通のマウス)
- マウスを素早く振ると、エイムが飛んでしまう
- クリックのレスポンスが遅い と感じることがある
- 長時間プレイすると手が疲れる(重さのせい)
ゲーミングマウス導入後
- カーソルの飛びがなくなり、正確なエイムが可能に
- 軽量設計(63g)で、素早い操作ができる
- ワイヤレスなのに遅延がほぼゼロで快適
特にFPSでは、マウスの性能がそのまま勝率に影響する ので、ゲーミングマウスへの投資は大正解でした。
現在では、「もう普通のマウスには戻れない」と思うほどです。
ヘッドセットは後回しにして後悔…
モニターとマウスを優先したことで、当初はオーディオ環境を PCのスピーカーや安価なイヤホンで済ませていました。
しかし、FPSをプレイしていると、敵の足音が聞き取りづらく、索敵に苦労することが増えた ため、「やはりゲーミングヘッドセットが必要かも」と考えました。
購入したものはそこまで高価なモデルではないものの、定位(音の方向感覚)が明確になり、足音や銃声の距離感がはっきり分かる ようになりました。
ゲーミングヘッドセット導入前(普通のイヤホン)
- 足音や銃声の方向が分かりにくい
- 遠くの音が聞こえづらい
- 敵の位置を正確に把握できない
ゲーミングヘッドセット導入後
- 足音の方向が正確に分かるようになった
- 遠くの銃声の位置まで把握できる
- 結果として、索敵能力が向上し、ゲームの勝率がアップ
この経験から、FPSをプレイするなら、できれば早めにゲーミングヘッドセットを導入すべき だと実感しました。
ゲーミングキーボードは不要だと思っていたが…
ゲーミングモニターとゲーミングマウスを揃えた時点で、ゲームの快適さは格段に向上しました。
しかし、「キーボードは普通のでいいのでは?」と思い、しばらくは安価なキーボードを使い続けていました。
しかし、VALORANTをプレイしていると、キーの反応速度が遅く、キャラクターの動作がもたつく ことが気になり始めました。
そこで、ラピッドトリガー機能が搭載されたキーボードを購入したところ、動きのキレが劇的に変化 しました。
ゲーミングキーボード導入前(普通のキーボード)
- 同時押しが反応しないことがある
- キャラクターの移動がワンテンポ遅れる
- 長時間プレイすると指が疲れる
ゲーミングキーボード導入後
- ラピッドトリガー機能で移動がスムーズになった
- キー入力のレスポンスが向上し、素早い操作が可能
- ストッピング(移動停止)がより正確にできる
特にFPSでは、キー入力の速さが撃ち合いの勝敗を左右することもある ため、競技志向のプレイヤーにはラピッドトリガー対応キーボードを強くおすすめ します。
ゲーミングPCのスペック不足で苦労した話
最初は「デバイスさえ良ければゲームは快適にできる」と考えていましたが、実際には PCのスペック不足 で思わぬ問題が発生しました。
例えば、240Hzのモニターを購入しても、PCのスペックが低くてフレームレート(fps)が120程度しか出ない という事態に。
これでは せっかくの高性能モニターの恩恵を十分に受けられない ため、最終的にPCのアップグレードも行いました。
PCアップグレード前
- fpsが100~120程度で安定しない
- ゲーム中にカクつきやスタッターが発生
- モニターのリフレッシュレートを活かせない
PCアップグレード後(RTX 4070 + Ryzen 7 7800X)
- fpsが240以上で安定し、滑らかな映像に
- 高リフレッシュレートをフル活用できる
- 快適なゲーム環境が完成
この経験から、「デバイスだけでなく、PCスペックとのバランスを考えることが重要」 だと実感しました。
経験から感じたことまとめ
- ゲーミングモニターとマウスの導入は最優先!ゲーム体験が大きく変わる
- ヘッドセットはFPSなら早めに導入するべき(音の定位が重要)
- Rapid Trigger対応キーボードはFPSで大きなアドバンテージを得られる
- PCのスペックも重要!高リフレッシュレートのモニターを活かすには、フレームレートが出せる環境が必要
Q&A – ゲーミングデバイスの優先順位に関するよくある質問

ゲーミングデバイスを揃える際、多くの人が 「本当に必要?」「どれを選べばいい?」 といった疑問を持つことが多いです。
ここでは、ゲーミングデバイス選びに関するよくある質問とその回答 を紹介します。
ゲーミングPCとゲーミングデバイス、どちらを優先すべき?
どんなゲームをプレイするかによります。
- 例えば、FPSゲーム(Apex、VALORANT、CS:GOなど) では、フレームレート(fps)が重要です。低スペックのPCでfpsが100程度しか出ないなら、まずはPCのアップグレードを優先 するべきです。
- 一方で、すでにある程度のfpsが出ているなら、ゲーミングモニターやマウスを先に変えた方が、体感的な違いを感じやすい です。
✅ 結論:
- fpsが不足しているなら ゲーミングPCのアップグレード を優先。
- fpsがある程度出ているなら ゲーミングモニター・マウスを先に導入 する。
ゲーミングモニターは144Hzと240Hz、どっちがいい?
FPSを真剣にプレイするなら240Hz、カジュアルなら144HzでOK。
- 144Hz でも60Hzと比べると大きな違いがあり、初心者にもおすすめです。
- 240Hz は、プロや競技志向のプレイヤー向け。特にfpsが200以上出る環境なら、その恩恵を最大限に受けられます。
✅ 結論:
- 144Hz → ほとんどの人にとって十分な性能(コスパも良い)
- 240Hz → fpsを上げられる環境があるなら最適(FPSガチ勢向け)
ゲーミングマウスは有線とワイヤレス、どちらがいい?
現在のワイヤレスゲーミングマウスは、ほぼ遅延がないため、有線と遜色なし。
特に、「Logicool G Pro X Superlight」や「Razer Viper V2 Pro」などのワイヤレスマウスは、1ms以下の遅延で快適 に使えます。
ただし、以下の点に注意!
- ワイヤレスは価格が高め(有線の方がコスパは良い)
- 充電が必要(バッテリーが切れると使えない)
- センサー性能は同じなので、価格を抑えたいなら有線でも問題なし
✅ 結論:
- ワイヤレス → ケーブルのストレスなし、遅延ほぼゼロ(価格は高い)
- 有線 → 充電不要&安価、ケーブルが邪魔になる可能性あり
ゲーミングキーボードは絶対に必要?
一般的なキーボードでもプレイは可能だが、特定のゲームでは大きな差が出る。
特に、FPS(VALORANT、CS:GO)や格闘ゲームでは、キーの反応速度や同時押しの制限が影響するため、ゲーミングキーボードが有利 になります。
特に「ラピッドトリガー」対応キーボードなら、キーの入力解除が速く、キャラクターの動きがスムーズになるため、競技シーンでは必須 になりつつあります。
✅ 結論:
- FPSや格闘ゲームをプレイするなら ゲーミングキーボードを導入すべき
- カジュアルなRPGやMMOなら 普通のキーボードでも問題なし
ヘッドセットを買うべき?イヤホンではダメ?
イヤホンでもプレイ可能だが、ヘッドセットの方が音の定位(方向感覚)が優れている。
- FPSでは 「敵の足音や銃声の方向を正確に把握することが勝率に直結する」 ため、ヘッドセットの方が有利。
- イヤホンでも 音量を上げれば足音は聞き取れる ものの、定位が甘くなることが多い。
✅ 結論:
- FPSをプレイするなら、できればヘッドセットを使うべき。
- イヤホンでも代用可能だが、定位が弱くなるため注意。
マウスパッドは使わなくてもいい?
FPSではエイムの安定感が変わるため、必須アイテム!
- 机の素材によっては、マウスの滑りが不均一になり、エイムがズレることがある。
- ゲーミングマウスのセンサーは 「布製マウスパッド」の表面で最適に動作するように設計されている ため、正しく機能させるにはマウスパッドが必要。
✅ 結論:
- FPSをプレイするなら、適切なマウスパッドを選ぶべき
- エイム精度を高めるなら「コントロール系」がおすすめ
まとめ – ゲーミングデバイスの優先順位と最適な選び方

この記事では、ゲーミングデバイスを揃える際の優先順位と選び方のポイントについて詳しく解説してきました。
ここでもう一度重要なポイントを整理し、総括していきます。
ゲーミングデバイスの優先順位
ゲーミングデバイスを揃える際、限られた予算の中で最も影響が大きいものから揃えるのが基本です。
優先順位 | デバイス | 優先理由 |
---|---|---|
最優先 | ゲーミングモニター | 高リフレッシュレートで敵の動きが滑らかに見え、反応速度向上 |
次に重要 | ゲーミングマウス | 高精度なエイムが可能になり、FPSでの勝率が向上 |
必要に応じて検討 | ゲーミングキーボード | Rapid Trigger機能があるとFPSで有利(VALORANTなど) |
後回しでもOK | ゲーミングヘッドセット | FPSなら必須だが、イヤホンでも代用可能 |
最後に揃える | ゲーミングマウスパッド | エイムの安定感に関わるが、優先度は低め |
ゲーミングPCのスペックとのバランスも考える
どれだけ高性能なデバイスを揃えても、PCのスペックが不足していると快適なプレイはできません。
特にfps(フレームレート)が十分に出るかどうかをチェックすることが重要です。
PCスペックの優先度
- GPU(グラフィックボード):fpsを安定させるために最も重要
- CPU(プロセッサ):ゲームによっては影響大(VALORANTやMMO系など)
- メモリ(RAM):最低16GB、できれば32GBあると快適
- ストレージ(SSD):NVMe SSD推奨、ロード時間短縮に貢献
よくある失敗とその回避策
ゲーミングデバイスを揃える際、よくある失敗とその回避策を紹介します。
① モニターを後回しにしてしまう
- 失敗例:「144Hzモニターが良いと聞いたけど、普通の60Hzで十分じゃない?」 → FPSでは圧倒的に不利
- 回避策:144Hz以上のゲーミングモニターを最優先で購入する。
② ゲーミングマウスを適当に選んでしまう
- 失敗例:「マウスなら何でも同じでしょ?」 → センサー性能が低く、エイムがブレる
- 回避策:FPSなら軽量・高精度センサーのマウスを選ぶ(G Pro X Superlightなど)。
③ PCスペックとモニターのリフレッシュレートが合っていない
- 失敗例:「240Hzモニターを買ったけど、PCのfpsが120しか出ない…」 → 画面の滑らかさを活かせない
- 回避策:PCのGPU性能も考慮し、fpsを出せる環境を整えてからモニターを購入。
まとめ:ゲーミングデバイス選びの最適なアプローチ
ゲーミングデバイスを揃える際の重要なポイントを総括 すると、以下のようになります。
✅ ゲーミングデバイスの優先順位
- ゲーミングモニター(144Hz以上推奨)
- ゲーミングマウス(高精度センサー&軽量モデル)
- ゲーミングキーボード(FPSならRapid Trigger対応が理想)
- ゲーミングヘッドセット(FPSなら定位が重要)
- マウスパッド(エイム安定性向上のために必要)
✅ PCスペックとのバランスが重要
- fpsが低いなら、PCのアップグレードを優先
- 高リフレッシュレートモニターを活かすために、GPU性能もチェック
✅ 予算に応じた最適な構成を考える
- 初心者は5万円前後の構成で十分
- FPSガチ勢なら10万円以上の構成を目指す
- 競技レベルなら20万円以上のハイエンド環境を構築
これらを意識してゲーミングデバイスを選べば、より快適で競技力の高いゲーム環境を整えることができます!
ゲーミングデバイスの優先順位と最適な選び方総括
ゲーミングデバイスを揃える際には、優先順位を明確にし、最も影響の大きいモニターやマウスから投資することが重要です。
特に144Hz以上のゲーミングモニターは、ゲームプレイの快適さや勝率に直結するため、最優先で導入すべきデバイスといえます。
また、ゲーミングマウスもエイムの精度や操作性を大きく左右するため、軽量かつ高精度なセンサーを搭載したモデルを選ぶことが理想的です。
一方で、キーボードやヘッドセット、マウスパッドはゲームの種類やプレイスタイルによって必要性が変わります。
FPSではラピッドトリガー対応のキーボードや定位に優れたヘッドセットが役立ちますが、RPGやMOBAでは優先度はそれほど高くありません。
そのため、デバイス選びは自分がプレイするゲームに適したものを選ぶことが重要です。
さらに、ゲーミングデバイスの性能を最大限に引き出すためには、PCのスペックとのバランスも考える必要があります。
高リフレッシュレートのモニターを導入しても、PCのフレームレートが低ければその恩恵を十分に受けることはできません。
まずは自分のプレイ環境を見直し、必要に応じてPCのアップグレードを検討することも大切です。
適切なデバイス選びをすることで、ゲームの楽しさや勝率が大きく変わります。
この記事の内容を参考にしながら、自分に最適なゲーミング環境を整え、より快適なプレイを楽しんでください。