BenQ ZOWIEの「U2-DW」は、プロゲーマーやFPS愛好者の間で定評のあるZOWIEシリーズの最新ワイヤレスマウスです。
従来モデル「U2」の形状を継承しつつも、内部スペックを大幅にブラッシュアップし、最新世代のセンサー「PAW3950」を搭載。
さらに、標準で最大4,000Hzのポーリングレートに対応するなど、現代の競技シーンに適した性能を備えています。
本モデルの大きな特徴は、単なるスペック向上だけでなく、実際の操作感や使い勝手を高めるための細かな設計変更が加えられている点です。
サイドボタン形状の見直しによって誤クリックが減少し、親指を自然に置けるスペースが広くなりました。
また、付属の「エンハンストワイヤレスレシーバー」は充電ドックを兼ね備えており、毎回決まった場所に置くだけで充電が完了するため、バッテリー切れの不安がほぼありません。
ZOWIEマウス特有の「素直で自然な操作感」と「高いビルドクオリティ」は健在でありながら、「U2-DW」はより現代的な要求に応える仕様へと進化。
これにより、初めてのZOWIEユーザーはもちろん、既存モデルからの乗り換えを考えているプレイヤーにとっても魅力的な選択肢となっています。

BenQ 「ZOWIE U2-DW」の概要と進化ポイント

「U2-DW」は、ZOWIEのU2形状をベースにした最新モデルで、「形状はそのまま・中身を刷新」というコンセプトで開発されています。
大きな変更点はセンサー性能、ポーリングレート対応、操作性の向上に直結するデザイン改善の3つです。
新センサー「PAW3950」へのアップグレード
従来のU2ではPixArt製「PAW3395」センサーを搭載していましたが、「U2-DW」では最新の「PAW3950」に更新されました。
この変更により、より精密なトラッキングと低遅延が可能になり、高速フリックや細かいマイクロエイムでも安定した反応を得られます。
項目 | 旧U2 | U2-DW |
---|---|---|
センサー | PAW3395 | PAW3950 |
最大DPI | 3,200(6段階調整) | 4,000Hz対応時でも安定 |
トラッキング精度 | 高 | さらに向上 |
最大4,000Hzポーリングレートへの対応
「U2-DW」は標準で4,000Hzポーリングレートに対応。
従来モデルでは別売の「エンハンストワイヤレスレシーバー」を購入しなければ4,000Hzが使えませんでしたが、今回は標準同梱されています。
ポーリングレートが高いことで、マウスの動きがより細かくPCに送信され、カーソルやエイムの追従性が向上します。特に高DPI設定や高リフレッシュレートのモニター環境で効果を実感しやすいです。
対応ポーリングレート
- 1,000Hz
- 2,000Hz
- 4,000Hz(同梱レシーバー使用時)
付属のエンハンストワイヤレスレシーバーと充電ドック機能
付属の「エンハンストワイヤレスレシーバー」は、通信安定化機能と充電ドックを兼ねたパーツです。
- 通信安定性向上:レシーバー前面から強い信号を発信し、Wi-Fiルーター付近などでも接続の途切れを防止
- 充電の習慣化:使用後に置くだけで充電できるため、ケーブル接続の手間を省き、バッテリー切れを防止
- 専用設計:Type-C端子部分が細く作られており、純正ケーブルでの使用が推奨
その他のスペック改善
- DPI調整が4段階→6段階に増加
- サイドボタン形状変更により誤クリックを防止し、親指スペースを確保
- 背面形状の微調整により、手首や手のひらの干渉を軽減
総じて「U2-DW」は、従来の形状と操作感を維持しつつ、「反応速度」「精度」「使い勝手」の3点を着実に底上げしたモデルといえます。
BenQ 「ZOWIE U2-DW」の改良されたデザインと形状の魅力

「U2-DW」の外観は一見すると従来のU2とほぼ同じですが、実際には操作感やフィット感を高めるための細かな改良が随所に加えられています。
特に形状面での進化は、長時間プレイや精密なエイム操作に直結するポイントです。
前方が細く後方が丸みを帯びた独自シェイプ
- 前方がスリム、後方がワイドという独特の形状
- 後部(通称“後ろコブ”)が高く、手のひらをしっかり支える設計
- 前方が細いため、薬指や小指が外に押し広げられにくく、自然な手の形を維持可能
- 前傾の細さと後部のボリュームにより、掴み持ちとの相性が抜群
この形状は同社の「S2」に似ていますが、「U2-DW」は前方の絞り込みがさらに強調され、よりタイトなグリップ感を実現しています。
親指・小指のフィット感と薬指への負担軽減
- 側面の曲線が手の指に沿って自然にフィット
- 親指と小指が“包み込む”ようにマウスに沿い、握りやすい
- 薬指が横方向に開かれる負担を抑え、余計な力を入れずにグリップできる
- 長時間プレイでも手の疲労が蓄積しにくい
このフィット感により、細かいマイクロアジャスト(微調整)がスムーズになり、力みのない安定したエイムが可能です。
サイドボタン形状変更による誤クリック防止
「U2-DW」ではサイドボタン形状が改良され、旧U2よりも細身になっています。
これにより、親指の可動スペースが広がり、誤クリックを防止。
項目 | 旧U2 | U2-DW |
---|---|---|
サイドボタン幅 | やや広め | 細身に変更 |
誤クリックリスク | 高め(親指が干渉) | 低減(余裕のある親指ポジション) |
また、側面にスリットが追加され、親指付け根がマウスパッドと干渉して挟まれる現象も軽減されています。
微細な形状改良
- 背面の一部が切り落とされたデザインになり、手首の付け根が低面に当たりにくくなった
- 左右のくぼみ形状が異なり、親指側は深く、薬指側は浅めに設計 → 持ち方の自由度が高い
- 見た目は左右対称に近いが、実際には「ハーフエルゴ」的な握りやすさを持つ
「U2-DW」の形状改良は、大きく見た目を変えるものではありませんが、実際に握ると「自然に収まる感覚」が強化されています。
特に、親指・小指のフィット感向上と誤クリック防止は、プレイヤーのストレスを確実に減らし、より安定したパフォーマンスを支える要因になっています。
BenQ 「ZOWIE U2-DW」のビルドクオリティと操作感

「U2-DW」は、ZOWIEらしい高い製造精度と、競技用マウスとしての安定感をしっかりと備えたモデルです。
外観からは派手さを感じませんが、細部まで緻密に作り込まれており、握った瞬間から「信頼できる道具」という印象を与えます。
メインスイッチの押し心地
一体型シェル構造を採用したメインボタンは、軽すぎず重すぎない押下圧に設定されており、指先にしっかりとしたフィードバックを返します。
分離型と比べると反発力はやや控えめで、高速連打時に「戻りの速さ」で好みが分かれる可能性がありますが、安定性と誤クリックの少なさは優秀です。
- 特徴
- 機械式スイッチ採用
- 明確なクリックフィードバック
- 長時間プレイでも疲れにくい押下圧
サイドボタンの改良
旧U2よりも幅が細くなったことで、親指の可動スペースが広がり、誤クリックの発生を抑制します。
押し心地は軽めで、必要な時に素早く入力できる反応速度を持ちます。
項目 | 旧U2 | U2-DW |
---|---|---|
サイドボタン幅 | やや広い | 細めに変更 |
誤クリック防止性能 | 中程度 | 高い |
親指スペース | 狭め | 広い |
ホイール操作の特徴
ホイールは24段階のしっかりとしたノッチ感があり、スクロールごとに明確な手応えがあります。
これにより、武器切り替えやキャラクター操作時の誤作動が減少します。
回転の重さは適度で、精度が求められる操作に向いています。
- ノッチ感:はっきりしていて確実な操作が可能
- 回転の重さ:軽すぎず、指先でのコントロールが容易
- ホイールクリック:誤作動を防ぐ程よい押下圧
マウスソールと滑走性能
底面には白色PTFE(テフロン)ソールを採用。
100%純PTFEではないため、純正の白ソールは摩擦がやや強くコントロール寄りの滑りですが、その分耐久性が高く長持ちします。
さらに、黒・白それぞれの予備ソールが付属しており、滑走感を変えて楽しむことも可能です。
- 標準ソール:コントロール寄り、耐久性重視
- 予備ソール:色による滑りの違いを試せる
- 滑走感:初動はスムーズ、停止時の制御がしやすい
プラグアンドプレイ設定
「U2-DW」はドライバーレスで設定が可能で、本体底面のボタンからDPIやポーリングレートを簡単に切り替えられます。
LEDインジケーターで設定状況が分かるため、外出先や大会環境でも安心して調整可能です。
対応ポーリングレート
- 1,000Hz
- 2,000Hz
- 4,000Hz(同梱エンハンストワイヤレスレシーバー使用時)
ビルドクオリティと操作感の総評
- シェルのきしみや歪みは一切なく、握った時の剛性感が高い
- クリック・ホイール・ソールの各要素がバランス良く仕上がっており、競技環境での安定性が際立つ
- 軽量マウス特有の底面のわずかな撓みはあるが、プレイに支障はない
総じて、U2-DWは「スペック面の高さ」と「操作の確実性」を両立したビルドクオリティを持ち、長時間のプレイにも耐えうる信頼性を備えたマウスといえます。
BenQ 「ZOWIE U2-DW」を使用した私の体験談・レビュー

「U2-DW」を1週間以上、日常的なFPSゲーム、さらには作業用マウスとしても試しました。
最初は「従来モデルU2の中身が新しくなっただけ」という印象でしたが、実際に使い込んでみると、細部の作り込みが操作の安定性と快適性を大きく底上げしていることがわかりました。
握った瞬間の感覚と形状の魅力
手に取った瞬間に感じるのは、後部の丸みと前部の絞り込みによるフィット感の強さです。
特に親指・小指の位置が自然に決まり、余計な握力を使わずにマウスを保持できます。
- 親指スペースの広さ
サイドボタン形状の変更により、親指の可動域が広くなり、誤クリックの不安がなくなりました。ゲーム中にボタンを押す動作もスムーズで、指先が引っかかるストレスが皆無です。 - 薬指への負担軽減
前方の細さが適度なため、薬指が外に押し広げられず、手の自然な形を保てます。特に長時間プレイ後の疲労感に差が出ました。
実戦での動作精度と安定感
ポーリングレート4,000Hz対応の恩恵は想像以上で、高速なトラッキングや素早いフリックでも視点の遅れや飛びがなく、常に狙った通りの動きが再現されます。
- 高倍率スコープでのリコイル制御が安定し、照準がぶれにくい
- 近距離戦での連続フリックも、着弾位置が安定して命中率が向上
- 細かいマイクロアジャストが力みなく行えるため、疲労の軽減にもつながった
ホイール操作の信頼性
24段階の明確なノッチ感は、FPSでの武器切り替えやキャラコン時に安心感をもたらします。
以前の軽めホイールでは意図しないスクロールが発生していましたが、「U2-DW」では一度もありませんでした。
- ノッチ感:1段ずつ確実に動くフィードバック
- 回転の重さ:軽すぎず、指先でのコントロールが容易
- ホイールクリック:適度な押下圧で、誤押下を防ぎつつ素早く反応
長時間使用後の疲労度
3〜4時間連続でプレイしても、手首や指の張りはほとんどなく、形状と重量バランスの良さが際立ちました。
掴み持ちとの相性が特に良く、後部のコブが手のひら中央を支えてくれることで、常に自然な角度をキープできます。
使用して感じたメリットと課題
良かった点 | 詳細 |
---|---|
親指・小指のフィット感が非常に高い | グリップ時に余計な力が不要で、安定感が持続 |
誤クリック防止設計 | サイドボタン形状の変更で、緊迫した場面でも誤操作なし |
4,000Hz対応によるトラッキング精度 | 高速戦闘でも遅延や飛びがなく、視点が意図通りに追従 |
ホイールの確実な操作感 | 武器切り替えやキャラコンが安定し、誤スクロールなし |
気になった点 | 詳細 |
---|---|
一体型ボタンの反発力 | 分離型よりも戻りが弱く、連打性能は好みが分かれる |
純正ケーブル以外が使いにくい | エンハンストワイヤレスレシーバーの端子形状が特殊 |
旧モデルより価格が高め | 機能強化分を納得できるかが判断ポイント |
ソールの滑りが控えめ | 100%PTFEではないため、より軽い滑走感が欲しい人には交換推奨 |
「U2-DW」は、形状の快適さと高精度なトラッキング性能が融合したモデルです。
派手な新機能よりも、実際のプレイで感じる「確実性」「安定感」「疲れにくさ」に価値を見出せるプレイヤーに向いています。
特に親指スペースの余裕とホイールの操作感は、他モデルではなかなか得られない安心感を提供してくれます。
BenQ 「ZOWIE U2-DW」に関するQ&A

ここでは、BenQ 「ZOWIE U2-DW」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「U2-DW」と旧U2の一番大きな違いは何ですか?
最大の違いは内部スペックの刷新です。センサーがPAW3395から最新のPAW3950にアップグレードされ、標準で最大4,000Hzのポーリングレートに対応しました。また、サイドボタン形状の変更による誤クリック防止や、背面形状の微調整など操作感に直結する改善も加えられています。
4,000Hzポーリングレートはどんな人に向いていますか?
高DPIや高リフレッシュレートのモニターを使用しているFPS/TPSプレイヤーに特に向いています。マウスの動きがより細かくPCに伝わるため、高速フリックや正確なトラッキングが必要なシーンで有利です。
持ち方の相性はどうですか?
掴み持ちとの相性が最も良く、背面の後ろコブが手のひらを安定して支えます。つまみ持ちでも使えますが、背面の高さがあるため手のサイズによっては干渉を感じる場合があります。
ホイールの回し心地は軽いですか?
ホイールは24段階の明確なのっち感があり、軽すぎず重すぎない適度な回転感です。FPSでの武器切り替えやキャラコンが安定し、誤スクロールの心配がほとんどありません。
ソールは交換できますか?
はい。標準で白色PTFEソールが装着されていますが、黒・白の予備ソールが各1セット付属します。滑走感の好みに応じて交換可能です。より軽い滑りを求める場合は100%PTFE製の市販ソールに交換するのもおすすめです。
有線接続は可能ですか?
充電用のUSB Type-Cケーブルで有線接続も可能です。ただし、同梱のエンハンストワイヤレスレシーバーのType-C端子は奥まって細く設計されており、純正ケーブル以外は差し込みにくい場合があります。
初めてのZOWIEマウスとしてもおすすめできますか?
はい。プラグアンドプレイ対応でドライバー不要、持ちやすい形状、安定したビルドクオリティを備えているため、初めてのZOWIEマウスとしても安心して使用できます。
「U2-DW」のバッテリー持ちはどれくらいですか?
使用環境やポーリングレート設定によって異なりますが、1,000Hz設定では数日〜1週間程度、4,000Hz設定では短くなります。エンハンストワイヤレスレシーバーを充電ドックとして活用すれば、使用後に置くだけで常に満充電状態を保てます。
エンハンストワイヤレスレシーバーは他のZOWIEマウスでも使えますか?
対応モデルであれば使用可能です。ただし、各モデルの対応ポーリングレートやファームウェアバージョンによって機能が制限される場合があるため、公式情報での確認をおすすめします。
ソフトウェアでの詳細設定はできますか?
「U2-DW」はドライバーレス設計で、専用ソフトウェアは提供されていません。DPIやポーリングレートは本体底面のボタンで設定し、LED色で確認します。色と数値の対応は説明書に記載されています。
旧U2からの買い替えは価値がありますか?
旧U2をすでに使い慣れている場合でも、PAW3950センサーと4,000Hz標準対応は明確なアップグレード要素です。また、サイドボタン形状変更による誤クリック防止や持ちやすさの向上も体感できるため、乗り換え価値は高いです。
有線マウスと比べて遅延はありますか?
高品質なワイヤレス通信技術により、遅延はほぼ感じません。特に4,000Hz設定では入力の反応速度が非常に速く、競技用途でも有線との差を体感することは難しいレベルです。
BenQ 「ZOWIE U2-DW」レビューのまとめ

BenQ 「ZOWIE U2-DW」は、既存のU2形状をベースにしながら、センサー性能の刷新と細部のデザイン改善を施した、実戦向けのワイヤレスゲーミングマウスです。
単なる「無線化+スペックアップ」ではなく、握りやすさや誤操作防止、通信安定性といったプレイの安定性に直結するポイントが着実に向上しています。
総合評価ポイント
項目 | 評価 | 詳細コメント |
---|---|---|
形状の快適さ | ★★★★★ | 親指・小指のフィット感が非常に高く、自然な握りが可能。長時間でも疲れにくい。 |
操作精度 | ★★★★★ | PAW3950センサー+4,000Hz対応で、トラッキング精度・反応速度ともにトップクラス。 |
ビルドクオリティ | ★★★★☆ | 剛性の高いシェルと均一な作り込み。軽量マウス特有のわずかな撓みはあるが実用上問題なし。 |
機能面 | ★★★★☆ | ドライバーレス設定、エンハンストワイヤレスレシーバーによる充電&通信安定化。 |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ | 旧U2より価格は上昇。ただし性能面での進化は明確で、競技用途では十分価値あり。 |
実際に感じた魅力
1. 形状面の進化
- サイドボタンの細身化で、親指の可動域が広がり誤クリックが減少。
- 親指側のくぼみが深く、小指側は浅めに設計され、自然な手の形で握れる。
- 背面下部の切り落としにより、手首の付け根が底面に当たらずスムーズに操作可能。
2. 性能面の向上
- 新センサー「PAW3950」により、低速から高速まで正確にトラッキング。
- 標準で最大4,000Hzポーリングレートに対応し、視点追従の遅れがほぼゼロ。
- 高リフレッシュレートモニターとの相性が良く、特に高速フリックや細かいマイクロアジャストで効果を実感。
3. 操作の確実性
- 24段階のホイールは明確なノッチ感があり、FPSでの武器切り替えやキャラコン操作時の誤作動を防ぐ。
- 一体型メインボタンは安定感が高く、意図したタイミングで確実に発射可能。
4. 日常での使いやすさ
- ドライバーレス設計で、底面のボタンからDPI・ポーリングレートを即変更可能。
- エンハンストワイヤレスレシーバーは充電ドックとして機能し、置くだけ充電でバッテリー切れの不安がない。
購入をおすすめしたいユーザー像
- 長時間プレイでも疲れにくいマウスを探している人
- 高精度トラッキングを最大限活かせるFPS/TPSプレイヤー
- サイドボタン誤クリックのストレスから解放されたい人
- ケーブルレスの自由度と有線並みの安定性を両立させたい人
注意点と課題
- 一体型ボタンは分離型に比べ反発力が弱く、連打を多用するプレイでは好みが分かれる。
- エンハンストワイヤレスレシーバーのType-C端子形状が特殊で、純正ケーブルの使用が前提。
- 旧U2より価格が上昇しており、アップグレードの価値を実感するには高性能モニターや高速プレイ環境が望ましい。
- 標準ソールはコントロール寄りの滑走感。軽い滑りを好む場合は100%PTFEソールへの交換が必要。
BenQ 「ZOWIE U2-DW」レビューの総括
「U2-DW」は、形状の快適さ・誤操作防止・最新センサーによる高精度入力という3つの強みが、ゲーム中の安定性と安心感を確実に高めてくれるマウスです。
握った瞬間から手に馴染み、3時間以上の連続プレイでも操作感が変わらない点は大きな魅力。
結論として、「スペックよりもプレイ安定性を重視しつつ、最新性能もきちんと欲しい」というゲーマーに非常におすすめできます。
競技志向のFPSプレイヤーはもちろん、日常的に精度と快適性を求めるユーザーにも十分な価値を提供してくれるでしょう。
自分のプレイをより確実に、より快適にするための一台として、「U2-DW」は確かな選択肢となるはずです。

・BenQ 「ZOWIE EC2-DW」徹底レビュー|4Kポーリング&軽量化で進化した最新ゲーミングマウス
・BenQ 「ZOWIE EC-CW」シリーズ徹底レビュー|ワイヤレス性能・エルゴノミクス設計を徹底検証(EC1-CW / EC2-CW / EC3-CW)
・BenQ 「ZOWIE U2」 徹底レビュー!掴み持ち特化の軽量ワイヤレスマウスの実力とは?
・【徹底レビュー】Logicool 「G Pro X Superlight 2 Dex」の実力とは?掴み持ち・なぞり持ちユーザー必見マウス!
・Logicool 「G Pro X Superlight 2」 レビュー|8000Hz対応の最強ゲーミングマウスを徹底解説!
・【レビュー】LAMZU 「Inca」は最軽量ZA13クローン?実機で検証した形状・性能・使用感を徹底解説!
・Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」徹底レビュー!軽量&高精度でFPSに最適なゲーミングマウスRazer
・Razer 「Viper V3 Pro」の性能・使用感を徹底レビュー!軽量&高精度マウスの真価
・Lamzu 「MAYA X」徹底レビュー|超軽量47g×大型サイズで神フィット!FPS向けゲーミングマウスの決定版
・Pulsar 「X3」 レビュー|G703似の軽量ゲーミングマウスは本当に買いか?使用感を徹底解説!
・ゲーミングマウスとは?普通のマウスとの違いと選び方・寿命まで徹底解説!