この記事は2024年に公開された内容です
ゲーミングキーボードの最前線を走り続けるWootingから、待望の80%サイズの新モデル「Wooting 80HE」が登場しました。
これまでの「Wooting 60HE」がコンパクトな60%サイズだったのに対し、今回の「80HE」はテンキーレス(TKL)レイアウトを採用し、ゲームだけでなく普段使いにも適したバランスの良いモデルとなっています。
Wootingは、世界で初めてアナログ入力対応の光磁気スイッチを搭載したキーボードを開発し、「ラピッドトリガー」機能を実装したことで、瞬時のキー反応が求められるプロゲーマーから絶大な支持を集めてきました。
特に「ラピッドトリガーの元祖」とも言える「60HE」は、その革新的な技術と安定した動作で、多くのプレイヤーに愛用されています。
そして、今回登場した「Wooting 80HE」は、「60HE」の基本性能をそのままに、さらに機能を進化させたモデル。
8Kポーリングレート対応、より安定したキー入力、ラピッドトリガーの精度向上など、ゲーマーにとって理想的なスペックを兼ね備えています。
また、デザイン面でも進化を遂げており、従来のプラスチックケースに加えて、高級感あふれるジンクアロイ(亜鉛合金)ケースを選択可能。
さらに、キーボードの側面にはLEDバーが搭載され、キーの押し込み具合を視覚的に表示するなど、ユニークな機能も追加されています。
この記事では、そんな「Wooting 80HE」について、実際の使用感や機能を詳しくレビューしていきます。
「60HE」との違いは?どんな人に向いているのか?
実際の打鍵感や設定方法まで、徹底的に解説します。
「Wooting 80HE」とは?

「Wooting 80HE」は、光磁気スイッチによるアナログ入力とラピッドトリガー機能を搭載した、プロ向けのゲーミングキーボードです。
これまでの「Wooting 60HE」は60%サイズのコンパクトなモデルでしたが、新たに登場した「80HE」はテンキーレス(TKL)レイアウトを採用し、より多用途に使えるキーボードへと進化しました。
「Wooting 60HE」との違いは?
「Wooting 80HE」は、基本的な技術や機能面では「Wooting 60HE」と同様の仕様を維持しつつ、サイズや一部の仕様が大きく異なります。
具体的には以下のような点で違いがあります。
比較項目 | Wooting 60HE | Wooting 80HE |
---|---|---|
サイズ | 60%サイズ(コンパクト) | 80%サイズ(テンキーレス) |
キー配列 | 61キー(矢印キーなし) | 87キー(矢印キー・Fキーあり) |
ポーリングレート | 1K~8K | 8Kポーリングレート |
キーキャップ・スイッチ | LekkerV1 / V2 | LekkerV2のみ |
ケース素材 | プラスチック | プラスチック / ジンクアロイ |
ストラップ | あり | なし |
プロファイル変更 | ソフトウェアで変更 | モードキーでワンタッチ変更 |
LEDバー | なし | あり |
サイズとキー配列の違い
- 「60HE」は60%レイアウトで、矢印キーやFキーなどが省略されていました。そのため、ゲーム用途には適しているものの、オフィスワークや普段使いではやや不便な部分がありました。
- 「80HE」では、87キーのテンキーレスレイアウトを採用し、矢印キーやFキーが搭載されたことで、ゲーム用途だけでなく作業やタイピング用途にも使いやすくなっています。
ポーリングレートの向上
- 「Wooting 80HE」では、最大8K(8000Hz)のポーリングレートに対応。
- 「60HE」ではオプションとして設定可能だったものの、「80HE」ではデフォルトで8Kに対応し、さらなる低遅延化を実現しています。
ケース素材の違い
- 「60HE」はプラスチックケースのみでしたが、「80HE」ではプラスチックに加え、ジンクアロイ(亜鉛合金)ケースも選択可能。
- ジンクアロイは重量があり、高級感が増すだけでなく、打鍵時の反響音も変わるため、よりしっかりとした打鍵感を求める人にはおすすめ。
LEDバーの搭載
- 「80HE」にはLEDバーが新たに搭載され、キーの押し込み具合を視覚的に確認できる機能が追加。
- 例えば、プロファイルの切り替えを示したり、キーの押し込み度合いに応じてバーが光るなど、視覚的なフィードバックを提供するユニークな仕様になっています。
テンキーレスレイアウトの特徴
「Wooting 80HE」はテンキーレスレイアウトを採用しており、コンパクトさと機能性のバランスが取れた設計になっています。
テンキーレスのメリット
✅ コンパクトで省スペース
→ フルサイズキーボードよりも横幅が狭く、マウスの可動域を広く確保できる。特にFPSやMOBAゲームをプレイする際に有利。
✅ 矢印キーやFキーの搭載
→ 60%キーボードにはなかった矢印キーやFキーがあるため、オフィスワークや普段の作業にも適している。
✅ プロファイル切り替えキーの搭載
→ 「Wooting 60HE」では、プロファイルの変更はソフトウェア経由で行う必要があったが、「80HE」ではモードキーを押すだけで瞬時に切り替え可能になった。
テンキーレスのデメリット
🚨 テンキーがないため、数字入力が多い人には不便
→ 経理業務やデータ入力作業には向かないが、外付けのテンキーを利用することで解決可能。
🚨 フルサイズよりは省スペースだが、60%と比べると大きい
→ 「60HE」に慣れている人には、最初はサイズの違いに戸惑う可能性がある。
日本語配列の対応状況
「Wooting 80HE」では、日本語配列(JIS配列)に対応したモデルが用意されているのが大きなポイント。
JIS配列のメリット
✅ Enterキーが大きく、使いやすい
✅ 変換・無変換キーがあり、日本語入力がスムーズ
✅ 記号の配置が日本語入力に最適化されている
US配列との違い
- US配列はキーの配置がシンプルで、スペースキーが大きいため、プログラミングやゲーム用途に向いている。
- 一方で、日本語配列(JIS)は、エンターキーが大きく、記号の配置が日本語に適しているため、普段使いや日本語タイピングを重視する人に最適。
特に、過去の「Wooting 60HE」ではUS配列のみの展開だったため、JIS配列が登場したことで日本のユーザーにとっては大きな改善点となりました。
概要のまとめ:「Wooting 80HE」はどんな人におすすめ?
こんな人におすすめ! | こんな人には向かないかも… |
---|---|
FPSやMOBAゲームで最高の低遅延キーボードを求める人 | テンキーが必要な人 |
60HEの機能をそのままに、より作業向きのレイアウトが欲しい人 | フルサイズキーボードが必要な人 |
日本語配列(JIS)対応のラピッドトリガーキーボードが欲しい人 | 超コンパクトな60%サイズを求める人 |
金属ケースなど、デザインにこだわりたい人 | 軽量なキーボードが欲しい人 |
「Wooting 80HE」は、「Wooting 60HE」の遺伝子を受け継ぎつつ、より多くのユーザーに適したモデルとして登場しました。
テンキーレスのレイアウト、JIS配列対応、LEDバーの追加など、細かい改善が積み重ねられた完成度の高いキーボードです。
「Wooting 80HE」のデザインとビルドクオリティ

「Wooting 80HE」は、シンプルかつ洗練されたデザインに加えて、優れたビルドクオリティを誇ります。
プラスチックケースと金属ケース(ジンクアロイ)の2種類が用意されており、好みに応じて選択可能です。
また、新たに搭載されたLEDバーや、簡単に分解できる設計など、細部までこだわりが感じられるキーボードとなっています。
プラスチック vs. ジンクアロイケースの違い
「Wooting 80HE」には、「プラスチックケース」と「ジンクアロイケース(亜鉛合金)*の2種類が用意されています。
どちらを選ぶかによって、デザイン・重量・打鍵感・価格が大きく変わってきます。
比較項目 | プラスチックケース | ジンクアロイケース |
---|---|---|
素材 | PCR ABS(再生プラスチック) | 亜鉛合金(Zinc Alloy) |
カラー | ブラック / ゴースト(半透明) | ブラック / ホワイト |
重量 | 約790g | 約2160g |
打鍵音 | 軽めの反響音 | 深みのある落ち着いた音 |
打鍵感 | ソフトで軽快 | 硬めでしっかり |
価格 | 約30,000円 | 約44,000円 |
持ち運び | 軽量で持ち運びやすい | 重量があり持ち運びには不向き |
🔹 プラスチックケースの特徴
✅ 軽量で取り回しがしやすい(約790g)
✅ ジンクアロイと比較して価格が安く、入手しやすい
✅ 「ゴースト(半透明)」モデルでは内部が透けて見えるユニークなデザイン
✅ 「PCR ABS(再生プラスチック)」素材で環境に優しい
🚨 ただし、高級感にはやや欠ける
🔹 ジンクアロイケースの特徴
✅ 圧倒的な高級感とメタリックなデザイン
✅ 約2.1kgの重厚感により、タイピング時に安定感が増す
✅ 打鍵音が落ち着いた深みのある音になり、高級キーボードらしい感触
✅ 亜鉛合金素材のため、アルミよりもさらに強固
🚨 ただし、重量があり持ち運びには不向き
💡 どっちを選ぶべき?
- 持ち運びやすさ&コスパを重視するなら「プラスチックケース」
- 高級感&安定感を求めるなら「ジンクアロイケース」
LEDバーのギミックと活用方法
「Wooting 80HE」の新しい特徴として、本体の右側に「LEDバー」が搭載されました。
これは単なる装飾ではなく、さまざまな機能を持ったインジケーターとして利用できます。
🔹 LEDバーの主な機能
- プロファイルの表示
- ゲームごとに異なるキーマッピングや設定を保存できる「プロファイル」の切り替えを、LEDの色で示すことが可能。
- 例えば「FPS用」「MOBA用」「作業用」など、異なる設定を一目で把握できる。
- キーの押し込み具合を視覚化
- キーを押し込んだ深さに応じてLEDバーが変化し、リアルタイムでアクチュエーションポイントの感度を確認できる。
- 例えば、0.1mmの浅い押し込みなら光が小さく、2.0mmなら光が大きくなるといった形で表示される。
- キー入力エフェクト
- キーを押したタイミングで光を点滅させる「押下エフェクト」を設定可能。
- 「波紋エフェクト」「点滅」「連続グラデーション」など、自由にカスタマイズ可能。
- システム情報の表示(将来的に対応予定)
- CPU・メモリ使用率、音量レベルなどの情報をLEDバーで表示できるよう、ファームウェアアップデートで対応予定。
💡 LEDバーのカスタマイズ
LEDバーの設定は、Wootingの公式ソフトウェア「Wootility V5」を使用して細かくカスタマイズ可能。
ユーザーの好みに応じて、LEDの色・発光パターン・表示内容を自由に設定できます。
キーボードの分解と組み立てやすさ
「Wooting 80HE」は、ユーザーが簡単に分解・カスタマイズできる設計になっています。
🔹 分解手順
- 背面のネジを7本外す
- ケースはネジ止めされており、プラスドライバーで簡単に取り外し可能。
- トップケースを慎重に外す
- プラスチックケースの場合は「ツメ」がかかっているため、無理に引っ張ると破損の可能性あり。
- メタルケース(ジンクアロイ)はネジだけで固定されているので、比較的スムーズに外せる。
- 基板(PCB)とプレートを取り外す
- 基板はシリコン製の中間パッドで固定されており、取り外しやすい設計になっている。
- キースイッチの交換や、内部のカスタマイズを行う際もスムーズにアクセス可能。
- ガスケットマウントの確認
- 「Wooting 80HE」は、基板全体を柔らかい「ガスケットマウント方式」で支えており、打鍵時の衝撃を吸収する。
- ただし、ガスケットはやや硬めで、一部のユーザーからは「もう少し柔らかい方が良かった」という意見もある。
🔹 メンテナンス&カスタマイズ性
✅ キースイッチの交換が簡単(ホットスワップ対応)
✅ キーキャップの交換も自由(ダブルショットPBTキャップ対応)
✅ 内部のフォーム(吸音材)を交換可能
✅ 分解が簡単で、メンテナンスしやすい設計
💡 カスタマイズが好きなユーザーに最適!
「Wooting 80HE」は、キースイッチ・キーキャップ・内部フォームの交換が容易なため、自分好みの打鍵感や音に調整できるのが魅力です。
デザイン&ビルドクオリティのポイントまとめ
✅ プラスチック vs. ジンクアロイで選べる2種類のケース
✅ LEDバーが搭載され、プロファイルやキー入力を視覚化
✅ 分解・メンテナンスが簡単で、カスタマイズ性が高い
デザインとビルドクオリティにおいて、「Wooting 80HE」は「高級感・カスタマイズ性・機能性」を兼ね備えたモデルになっています。
特に、LEDバーの新機能やメンテナンスのしやすさは、ゲーマーにとって大きなメリットと言えるでしょう。
「Wooting 80HE」のタイピング&ゲームでの使用感

「Wooting 80HE」は、従来の「Wooting 60HE」と同じく、ラピッドトリガー機能を備えた磁気スイッチ(ホールエフェクトスイッチ) を搭載しています。
しかし、キーレイアウトの変化やガスケットマウント構造の採用により、打鍵感やゲームでの使用感が進化 しています。
ここでは、タイピングとゲームの両面 から「Wooting 80HE」の使用感を詳しく見ていきます。
ガスケットマウントによる打鍵感
「Wooting 80HE」は、「60HE」と異なりガスケットマウント構造 を採用しています。
ガスケットマウントとは、キーボードのプレート(キーの基盤部分)をゴムやシリコンのクッション材で支える構造 のことで、打鍵時の振動を吸収し、ソフトな打鍵感を生み出します。
🔹 「Wooting 80HE」のガスケットマウントの特徴
✅ 「60HE」よりもソフトな打鍵感(沈み込むような感触)
✅ 余計な打鍵音を抑え、静音性が向上
✅ 長時間タイピングでも疲れにくい
💡 ただし、やや硬めのガスケット
- 「Wooting 80HE」のガスケットは「シリコンパッド一体型」となっており、他のガスケットマウント採用キーボードと比べると少し硬め です。
- もう少し柔らかいガスケット素材を選べるモジュラー仕様なら、よりカスタマイズしやすかったかもしれません。
とはいえ、一般的なメカニカルキーボードに比べると明らかに柔らかい打鍵感 になっており、特に長時間ゲームやタイピングをするユーザーにとっては、手の疲れを軽減するメリット があります。
Lekker V2スイッチの性能と違い
「Wooting 80HE」には、新しく開発されたLekker V2スイッチ が採用されています。
🔹 Lekker V2スイッチの特徴
✅ 磁気ホールエフェクトセンサー を利用したスイッチで、物理的な接点がないため摩耗せず、長寿命
✅ キーの押し込みの深さ(アクチュエーションポイント)を自由に設定可能(0.1mm~4.0mm)
✅ ラピッドトリガー対応で、超高速なキー入力が可能
🔹 Lekker V1との違い
比較項目 | Lekker V1スイッチ | Lekker V2スイッチ |
---|---|---|
軸ブレ | ややブレが大きい | 軸ブレが減少し、安定性向上 |
打鍵感 | 軽快で軽い押し心地 | より滑らか&安定した押し心地 |
カスタマイズ性 | 0.1mm単位で設定可能 | 0.05mm単位でより細かく設定可能 |
特に、軸ブレが減少したことでキーの安定性が向上しており、正確な入力が可能になりました。
これは、FPSや格闘ゲームなど、微細な操作が求められるシーンで大きなメリット になります。
また、スイッチの交換も可能で、Jadeスイッチなどの他のホールエフェクトスイッチに変更することも可能 です。
キースイッチ&キーキャップの選択肢
🔹 選べるスイッチの種類
「Wooting 80HE」では、公式サイトで注文時に以下のスイッチを選択できます。
スイッチ | 押下圧 | 特徴 |
---|---|---|
Lekker V2 L45 | 45g | 軽い押し心地で、素早い連打が可能 |
Lekker V2 L60 | 60g | しっかりとした押し心地で、誤入力を防ぐ |
L45は「軽いタッチでスムーズな操作をしたい人」向け、L60は「やや重めのキーが好きな人」向けとなっています。
🔹 キーキャップの選択肢
「Wooting 80HE」のキーキャップは、ダブルショットPBT で作られており、長期間使用しても摩耗しにくい仕様。
購入時に、標準のPBTキーキャップ か、バックライト透過型キーキャップ を選ぶことができます。
✅ ダブルショットPBT → 耐久性が高く、ザラっとしたマットな手触り
✅ バックライト透過型 → RGBライティングを活かせるデザイン
カスタムキーキャップを好む人は、市販のキーキャップに交換するのもおすすめ です。
タイピングとゲームでの実際の使用感
🔹 タイピング
- ガスケットマウントの採用により、長時間のタイピングでも疲れにくい
- PBTキーキャップの手触りが良く、滑りにくい
- 軸ブレが少なく、安定したタイピングが可能
💡 「ゲーム用だけでなく、普段の作業にも使いやすい」と感じる人が多い
🔹 FPSゲームでの使用感
- ラピッドトリガー機能 により、0.15mm~2.35mmの範囲でキーを離した瞬間にオフにできる
- アクチュエーションポイントを極端に浅く設定できる ので、指を軽く置いただけでキーが反応する設定も可能
- 8Kポーリングレート により、0.125msという超低遅延を実現し、素早いキー入力が可能
✅ 特にApex LegendsやVALORANTなど、FPSプレイヤーにとって最高の環境
✅ 連続入力が重要な格闘ゲームにも適している
🔹 一般的なゲームプレイ
- 矢印キーやFキーがあるため、RPGやストラテジーゲームにも適している
- プロファイル切り替えがキー1つで可能 なので、ゲームごとに最適な設定を瞬時に変更可能
💡 FPS / MOBA / RPG どのジャンルでも快適に使える設計
タイピング&ゲームでの使用感まとめ
✅ ガスケットマウントにより、ソフトな打鍵感と静音性を実現
✅ Lekker V2スイッチは軸ブレが少なく、正確な入力が可能
✅ Rapid Trigger機能により、超高速なキー入力が可能
✅ FPS・格闘ゲームなど、素早い操作が求められるシーンで特に活躍
✅ タイピング用途でも快適に使用できるバランスの取れたモデル
「Wooting 80HE」の機能と設定

「Wooting 80HE」は、単なるメカニカルキーボードではなく、高度なカスタマイズ性とプロレベルの入力精度 を兼ね備えたゲーミングデバイスです。
特に、ラピッドトリガーやアクチュエーションポイントの調整、8Kポーリングレート、ソフトウェアによる細かい設定 など、他のキーボードにはない強力な機能を搭載しています。
ここでは、「Wooting 80HE」の主要な機能と設定方法 を詳しく解説します。
ラピッドトリガーとアクチュエーションポイント調整
「Wooting 80HE」の最大の特徴は、ラピッドトリガー機能と、アクチュエーションポイントの自由調整 です。
🔹 Rapid Trigger(ラピッドトリガー)とは?
通常のメカニカルキーボードでは、キーが一定の深さまで押し込まれるとON(入力)になり、指を完全に離さないとOFFになりません。
しかし、ラピッドトリガーでは、キーの押し込み量に応じてリアルタイムで入力のON/OFFを切り替える ことが可能です。
📌 ラピッドトリガーのメリット
✅ キーを完全に離さなくても素早く再入力できる → 連打が劇的に速くなる
✅ キーの押し込み具合に応じてON/OFFが即時に変化するため、応答速度が向上
✅ FPSや格闘ゲームで、より正確で高速な操作が可能
例えば、VALORANTやApex Legendsでのストレイフ(左右移動) を考えると、
- 通常のキーボード → キーを押して移動 → 指を完全に離す → 反対方向へ移動
- ラピッドトリガー搭載キーボード → キーを浅く押して移動 → わずかに戻すだけで反対方向へ即移動
この違いにより、細かい動きやキャラコンが強化され、FPSゲームでの勝率向上が期待できます。
🔹 アクチュエーションポイント(AP)とは?
アクチュエーションポイント(AP)とは、キーがどの深さまで押し込まれたら入力がONになるか を決める設定です。
「Wooting 80HE」では、APを0.1mm〜4.0mmの範囲で自由に調整 できます。
(一般的なメカニカルキーボードでは、固定値 1.5mm 〜 2.2mm 程度)
AP設定値 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|
0.1mm | 超高速入力 | FPS、格闘ゲーム、連打が必要なゲーム |
0.5mm | 素早い反応 | タイピングとゲームのバランス型 |
1.5mm | 標準的な設定 | 一般的なメカニカルキーボードに近い使用感 |
3.0mm | 深めの入力 | 誤入力を防ぎたい場合や作業向け |
4.0mm | キーをしっかり押す仕様 | ミスタイプを防ぎたい人向け |
💡 ゲームに合わせてプロファイルを作成し、異なるAP設定を使い分けるのが最適!
例えば、
- FPS用 → 0.1mmで超高速反応
- 作業用 → 2.0mmで誤入力を防止
といった設定が可能です。
8Kポーリングレートのメリット
「Wooting 80HE」は、最大8K(8000Hz)のポーリングレート に対応しています。
これは、1秒間にPCとキーボードが通信する回数を示し、数値が高いほど低遅延になります。
ポーリングレート | 応答速度(ms) |
---|---|
1000Hz(1K) | 1.00ms |
2000Hz(2K) | 0.50ms |
4000Hz(4K) | 0.25ms |
8000Hz(8K) | 0.125ms |
従来の1000Hz(1ms)のキーボードと比較すると、「Wooting 80HE」は8倍の速さでデータを送信 できるため、極限まで遅延を抑えた入力が可能 になります。
✅ ゲームでのキー入力の遅延を最小限に抑えられる
✅ 特にラピッドトリガーとの組み合わせで、素早いキー入力を実現
✅ eスポーツレベルの精度を求めるプレイヤーに最適
💡 FPSや格闘ゲームでは、1フレームの差が勝敗を分けることもあるため、8Kポーリングレートは大きなメリット!
Wootility V5ソフトウェアの使いやすさとカスタマイズ性
「Wooting 80HE」では、新しい「Wootility V5」ソフトウェアが導入されました。
このソフトウェアは、シンプルなUIで初心者でも直感的にカスタマイズ可能 なのが特徴です。
🔹 主要なカスタマイズ項目
- アクチュエーションポイント(AP)の設定
- 0.1mm 〜 4.0mmの範囲でキーごとに調整可能
- ラピッドトリガーの感度調整
- ON/OFFの閾値を細かく設定可能
- 「セパレートプレスリリースセンシティビティ機能」でONとOFFの感度を別々に設定可能
- RGBライティングのカスタマイズ
- 各キーごとに発光パターンやカラーを設定可能
- LEDバーの表示設定
- プロファイルの切り替え、キーの押し込み具合、CPU使用率の表示 などをカスタマイズ可能
- アップデート通知機能
- ソフトウェアやファームウェアのアップデートがあると、分かりやすく通知
🔹 Wootility V5の使いやすさ
✅ 各設定が1つの目的ごとに整理されており、初心者でも迷わず設定できる
✅ アップデートがあるとソフトウェアが自動で通知 → 最新バージョンをすぐに適用可能
✅ Webベースのソフトウェアなので、インストール不要でどのPCでも設定変更可能
💡 直感的な操作で、誰でも簡単にキーボードの設定をカスタマイズ可能!
機能と設定まとめ
✅ ラピッドトリガーで超高速なキー入力が可能
✅ アクチュエーションポイントを0.1mm単位で調整可能
✅ 8Kポーリングレートにより、極限まで低遅延を実現
✅ Wootility V5で簡単にカスタマイズ&アップデートが可能
私の体験談:「Wooting 80HE」を実際に使ってみた感想・レビュー

「Wooting 80HE」は、「ゲーミングキーボードの完成形」 と言えるほど、細部にまでこだわり抜かれたキーボードです。
私はこれまで多くのゲーミングキーボードを試してきましたが、「Wooting 80HE」は「直感的な操作感、安定した動作、カスタマイズの自由度」 のバランスが素晴らしく、ゲームプレイやタイピングの両面で満足度の高い製品でした。
ここでは、実際に私が「Wooting 80HE」を使用して感じたことを、組み立て、ゲームでの使用感、作業での使用感、カスタマイズ性の4つの観点 から詳しくお伝えします。
組み立てとセットアップのしやすさ
「Wooting 80HE」は、箱を開けた瞬間から「ユーザーへの配慮が行き届いている」 ことが伝わる設計になっています。
🔹 組み立ての流れ
- ケースの分解が簡単
- 背面のネジを7本外すだけ で簡単に分解できるので、カスタマイズや内部の掃除がしやすい。
- ガスケットマウントの構造もシンプルで、基板やパーツの取り付けがスムーズ。
- スイッチとキーキャップの取り付け
- ホットスワップ対応なので、付属のLekker V2スイッチをすぐに装着可能。
- キーキャップもダブルショットPBTで、手触りが良く、取り付けやすい。
- ケーブル接続とソフトウェア設定
- 付属のUSB-C to CケーブルでPCに接続するだけ で自動認識される。
- Wootility V5(設定ソフトウェア)のインストールも不要で、ブラウザ上で設定できるのが便利!
💡 最初のセットアップにかかる時間は約10分ほど!
「高機能なゲーミングキーボードは設定が面倒」というイメージがあるが、「Wooting 80HE」は驚くほど簡単に準備ができました。
FPSゲームでの使用感(Apex Legends / VALORANT)
私は主にFPSゲーム(Apex Legends / VALORANT) で「Wooting 80HE」を使用しましたが、驚くほど快適なプレイができました。
🔹 体感したメリット
✅ ラピッドトリガーが超優秀 → ストレイフ・バニーホップが圧倒的に楽!
- 例えば、Apex Legendsの「ストレイフ(方向転換)」 が今までよりもスムーズにできる。
- VALORANTの「タップ撃ちやカウンターストレイフ」も、ラピッドトリガーのおかげで反応が爆速。
✅ 8Kポーリングレートでキー入力が圧倒的に速い!
- 特に、撃ち合いの際の「移動+射撃+スキル発動」の操作がスムーズ。
- 低遅延のおかげで、瞬間的な動作(ショット+ジャンプ)に違和感がない。
✅ テンキーレスレイアウトでマウス操作の自由度UP
- 「60HE」と比べるとキー数が増えたが、「80HE」でもコンパクトでマウスの可動域は確保できる。
- Fキーや矢印キーが追加されたので、ゲーム外の設定変更やチャットがしやすくなった。
💡 FPSを本気でプレイするなら、「Wooting 80HE」は「勝てるキーボード」!
FPSプレイヤーにとって、キャラコンやキー入力の速さは勝率に直結する。
ラピッドトリガーとポーリングレート8Kが組み合わさることで、「最強の操作環境」 が整う。
タイピング&作業での使用感
ゲーミングキーボードはゲーム用に特化しすぎて、タイピングが快適でないモデルが多い印象ですが、「Wooting 80HE」は仕事や普段使いにも適した快適なキーボード でした。
🔹 タイピングの快適さ
✅ ガスケットマウント+レッカーV2スイッチの組み合わせが絶妙
- 打鍵音が静かで、底打ちの「カチカチ音」が軽減 されている。
- キーがスムーズに沈み込むので、長時間のタイピングでも疲れにくい。
✅ 日本語配列(JIS)に対応している
- 今回、日本語配列モデルが選べるのは大きなメリット。
- Enterキーが大きく、矢印キーの位置も標準的で、日本語入力がスムーズ。
✅ プロファイルの切り替えで仕事モードとゲームモードを瞬時に変更可能
- ゲーム時 → 0.1mmの超浅いアクチュエーションポイント
- 作業時 → 2.0mmの誤入力防止設定
- LEDバーで現在のモードを一目で確認できるのも便利!
💡 仕事用・ゲーム用の両方で使える、万能キーボードとしての完成度が高い!
カスタマイズ性の高さが魅力
「Wooting 80HE」の最大の強みは、「自分好みにカスタマイズできる自由度の高さ」 にあります。
✅ ホットスワップ対応 → スイッチを自由に交換可能
✅ RGBライティングの調整 → 各キーごとに光り方を変更できる
✅ キーごとにアクチュエーションポイントを個別設定可能
✅ LEDバーの使い方を自由にカスタマイズ(CPU使用率表示、プロファイル管理など)
✅ ソフトウェアの操作がシンプルで、設定が簡単
特に、キースイッチを自由に交換できる点が素晴らしく、ホールエフェクトスイッチは、Jadeスイッチや他の互換スイッチとも組み合わせられるので、自分好みの打鍵感を追求できる。
💡 ゲーマーだけでなく、タイピングマニアやカスタマイズ好きにも最適!
「Wooting 80HE」を使ってみた感想まとめ
✅ FPSゲームでは圧倒的な操作性 → キャラコン&キー入力の速度が劇的に向上!
✅ タイピングも快適 → 日本語配列のサポート、静音性の向上で作業用にも最適!
✅ カスタマイズ性が抜群 → 自分の好みに応じて細かく設定できる!
✅ ソフトウェアが直感的で、誰でも簡単に調整可能!
「Wooting 80HE」に関するQ&A

「Wooting 80HE」について、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「Wooting 80HE」とはどんなキーボード?
「Wooting 80HE」は、ラピッドトリガーとアクチュエーションポイントの調整機能を備えた、テンキーレス(TKL)ゲーミングキーボード です。FPS・格闘ゲーム向けに設計され、超低遅延&高速入力 が可能なホールエフェクトスイッチ(Lekker V2) を採用しています。
✅ ラピッドトリガーでキーのリセット速度を爆速化!
✅ アクチュエーションポイント(AP)を0.1mm単位で調整可能!
✅ 8Kポーリングレート対応で、応答速度を極限まで向上!
✅ JIS(日本語配列)モデルも選択可能!
「Wooting 60HE」との違いは?
比較項目 | Wooting 60HE | Wooting 80HE |
---|---|---|
サイズ | 60%(コンパクト) | テンキーレス(TKL) |
矢印キー・Fキー | なし | あり(作業に便利) |
Rapid Trigger | あり | 改良版(さらに精度向上) |
ポーリングレート | 最大8000Hz(8K) | 最大8000Hz(8K) |
LEDバー | なし | あり(プロファイル&キー押下表示) |
ケース素材 | プラスチックのみ | プラスチック / ジンクアロイ |
価格 | 約27,000円 | 約30,000円(プラ) / 44,000円(ジンクアロイ) |
💡 ゲーム特化なら60HE、作業とゲームの両立なら80HE!
日本語配列(JIS)モデルはある?
✅ JIS配列のモデルが公式サイトで販売されている!
✅ US配列(ANSI)と異なり、Enterキーが大きく、日本語入力しやすい!
Rapid Trigger(ラピッドトリガー)とは?
キーの押し込み具合に応じてON/OFFが瞬時に切り替わる機能 です。通常のキーボードではキーを完全に離さないと入力がリセットされませんが、ラピッドトリガーを使うと、指をわずかに戻すだけでキー入力が解除され、次の動作に即移行できます!
💡 FPSや格闘ゲームでは、移動やコンボが圧倒的にスムーズになる!
ラピッドトリガーをどのゲームで使うと強い?
✅ FPS → ストレイフ&カウンターストレイフが劇的に改善!
✅ 格闘ゲーム → コンボ入力が爆速化!
✅ MOBA → スキルの正確な入力が可能に!
💡 素早い入力が求められるゲームなら、確実に有利になる!
アクチュエーションポイント(AP)の設定はどうすればいい?
「Wooting 80HE」では、キーごとにアクチュエーションポイントを0.1mm〜4.0mmの範囲で調整可能 です。
AP設定値例 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|
0.1mm | 超高速入力 | FPS、格闘ゲーム、連打が必要なゲーム |
0.5mm | 素早い反応 | タイピングとゲームのバランス型 |
1.5mm | 標準的な設定 | 一般的なメカニカルキーボードに近い使用感 |
3.0mm | 深めの入力 | 誤入力を防ぎたい場合や作業向け |
💡 ゲーム用と作業用でプロファイルを作り分けるのがおすすめ!
8Kポーリングレートは本当に違いを感じる?
✅ ポーリングレートとは、1秒間にPCとキーボードが通信する回数のこと。
✅ 「Wooting 80HE」は、最大8K(8000Hz)で、0.125msの応答速度を実現!
ポーリングレート | 応答速度(ms) |
---|---|
1000Hz(1K) | 1.00ms |
2000Hz(2K) | 0.50ms |
4000Hz(4K) | 0.25ms |
8000Hz(8K) | 0.125ms |
💡 体感できるかは人によるが、FPSの「撃ち合い」では有利になる可能性が高い!
キースイッチは交換できる?
✅ ホットスワップ対応なので、スイッチの交換が可能!
✅ Lekker V2スイッチの他、Jadeスイッチなどの互換スイッチも利用可能!
💡 「押し心地を変えたい!」と思ったら、すぐに交換できるのが魅力!
キーキャップのカスタマイズはできる?
✅ PBTダブルショットキーキャップを採用し、耐久性が高い!
✅ 市販のカスタムキーキャップとも交換可能!(MX互換)
💡 自分好みのキーキャップでカスタマイズを楽しめる!
Wootility V5(ソフトウェア)は使いやすい?
✅ 直感的なUIで、初心者でも簡単に設定できる!
✅ キーごとのカスタマイズが自由自在!
💡 視覚的にわかりやすいインターフェースなので、設定がしやすい!
「Wooting 80HE」レビューのまとめ

「Wooting 80HE」は、単なるゲーミングキーボードではなく、「究極のラピッドトリガーキーボード」 として、FPS・格闘ゲーム・MOBAなど、さまざまなジャンルのゲーマーにとって理想的なデバイスです。
この記事では、「Wooting 80HE」のデザイン・使用感・機能・カスタマイズ性・Q&A などを詳しく解説しましたが、最後にこのキーボードの総評として、メリット・デメリット・おすすめのユーザー層 を整理します。
「Wooting 80HE」のメリットと強み
🔹 ゲーミング性能が圧倒的に高い
✅ ラピッドトリガー機能で、キーを完全に離さずに即座にリセット可能 → FPSや格闘ゲームで最強のレスポンス!
✅ アクチュエーションポイント(AP)を0.1mm単位で自由に調整可能 → 細かい操作を自分好みにカスタマイズできる!
✅ 8Kポーリングレート(0.125msの応答速度)により、入力遅延を極限まで削減 → プロレベルの低遅延環境を実現!
✅ ホールエフェクトスイッチ(Lekker V2)採用で、耐久性が高く長期間使える!
💡 競技レベルのゲームプレイに耐えられる高性能なキーボード!
🔹 使い勝手の良いテンキーレス(TKL)レイアウト
✅ 60HEと比べて矢印キーやFキーが追加され、普段の作業にも使いやすい!
✅ JIS(日本語配列)対応モデルがあり、日本語タイピングが快適!
✅ プロファイル切り替えがワンタッチででき、仕事用&ゲーム用で使い分けが簡単!
💡 ゲームだけでなく、普段の作業にも適した万能なキーボード!
🔹 カスタマイズ性が抜群
✅ ホットスワップ対応 → スイッチを自由に交換可能!
✅ LEDバー搭載で、キーの押し込み具合やプロファイル情報を視覚的に確認できる!
✅ Wootility V5(公式ソフトウェア)がシンプル&直感的で使いやすい!
💡 細かい設定を追求できるので、自分だけの最適なキーボードを作れる!
「Wooting 80HE」のデメリットと注意点
🚨 価格が高め
- プラスチックケース版で約30,000円、ジンクアロイ版で約44,000円 となっており、ゲーミングキーボードの中でも高価格帯に位置する。
- ただし、Wootingの製品はファームウェアアップデートが頻繁に行われ、長く使える ため、長期的に見ればコスパは良い。
💡 価格は高いが、それに見合う機能と品質がある!
🚨 日本語配列(JIS)モデルの入手が難しい場合がある
- 日本語配列(JIS)版は人気が高く、入手困難な場合がある。
- 公式サイトや国内販売店での在庫をこまめにチェックする必要がある。
💡 US配列でも良いならすぐに手に入るが、日本語配列派は在庫状況をチェック!
🚨 ラピッドトリガーの設定には慣れが必要
- ラピッドトリガーを初めて使う人は、キーを軽く触れるだけで反応するため、誤操作が起こる可能性がある。
- 「設定を詰めるのが面倒な人」には向かない かもしれないが、慣れると他のキーボードには戻れないほど快適。
💡 最初は戸惑うかもしれないが、使いこなせば圧倒的なアドバンテージを得られる!
どんな人におすすめ?
🎯 「Wooting 80HE」が最適なユーザー
✅ FPSプレイヤー
✅ 格闘ゲームプレイヤー
✅ ゲーミング環境を最強にしたい人
✅ ラピッドトリガー対応の最速キーボードを探している人
✅ カスタマイズ性の高いキーボードが好きな人
💡 FPSや格闘ゲームをやるなら、間違いなく「勝てるキーボード」!
🎯 逆に向いていない人
🚨 テンキーが必要な人 → フルサイズのキーボードが必要なら不向き。
🚨 設定をいじるのが面倒な人 → ラピッドトリガーやAP設定は慣れが必要。
🚨 コスパ重視で安いゲーミングキーボードを探している人 → 他に安価な選択肢がある。
💡 ライトユーザー向けではなく、ゲームやカスタマイズを追求する人向けのモデル!
最終評価:「Wooting 80HE」は買うべきか?
項目 | 評価 |
---|---|
ゲーミング性能 | ⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐(10/10) |
タイピング&作業適性 | ⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐(8/10) |
カスタマイズ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐(10/10) |
価格・コスパ | ⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐(7/10) |
総合評価 | ⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐(9/10) |
💡 結論:ゲーマーなら間違いなく買いの一台!
- FPS・格闘ゲーム・MOBAなど、高速な操作が求められるゲームに最適。
- カスタマイズ性が高く、自分に合った設定を追求できる。
- 作業にも使えるバランスの良さが魅力。
- 価格は高めだが、長く使える品質とサポートがあるため、「勝ちたい人」には最高の選択肢のひとつ!
「Wooting 80HE」レビューの総括
「Wooting 80HE」は、ゲーマーにとって理想的な性能を備えたテンキーレスキーボードです。
ラピッドトリガーやアクチュエーションポイントの細かい調整、8Kポーリングレートによる超低遅延を実現し、FPSや格闘ゲームなどの競技シーンで大きなアドバンテージをもたらします。
さらに、矢印キーやFキーの追加によって作業用途にも適しており、ゲームと普段使いのバランスを求めるユーザーにも最適です。ホ
ットスワップ対応のスイッチ交換や、直感的なWootility V5によるカスタマイズの自由度も高く、自分好みのセッティングを追求できる点も魅力的です。
価格はやや高めですが、耐久性やアップデート対応の充実度を考えれば、長期的に見ても価値のある製品と言えるでしょう。
ゲームのパフォーマンスを最大限に引き出しながら、快適なタイピングやカスタマイズ性も兼ね備えた「Wooting 80HE」。
最高の操作環境を求めるなら、このキーボードが間違いなく最良の選択肢となるはずです。
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