Waizowl 「OGM Pro V2」 徹底レビュー!49gの超軽量ゲーミングマウスの実力とは?

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出典:Waizowl公式

この記事は2024年に公開された内容です

軽量ゲーミングマウスの市場が進化を続ける中、Waizowl 「OGM Pro V2」が登場しました。

前作「OGM Pro」は高品質なコーティングと独自のハーフエルゴ形状で話題を集めましたが、新作ではさらに改良が加えられ、より洗練された仕上がりになっています。

最大の特徴は、前作68gから49gへの大幅な軽量化。

これにより、FPSゲームなどの素早いマウス操作がさらに快適になりました。

また、最新のPixArt 3950センサーを搭載し、8000Hzの高ポーリングレートにも対応。

これらのスペックを備えながら、価格は約16,000円と、競合製品と比較してもコストパフォーマンスが高い点も魅力です。

形状は左右対称に近いハーフエルゴ形状を採用し、掴み持ち・被せ持ちのどちらにも適したデザインになっています。

さらに、シェルの剛性も強化され、高耐久ながらも軽量という理想的なバランスを実現しています。

この記事では、「OGM Pro V2」の進化ポイントや実際の使用感について詳しく解説していきます。

ゲーミングマウス選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

目次

Waizowl 「OGM Pro V2」とは?

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出典:Waizowl公式

Waizowl 「OGM Pro V2」は、ゲーミングデバイスメーカーWaizowl(ワイズオール)が開発した超軽量ワイヤレスゲーミングマウスです。

前作「OGM Pro」の成功を受け、さらなる進化を遂げた本作は、より軽量で快適な操作性を実現しつつ、高性能センサーや高ポーリングレートなどの最新技術も取り入れています。

「OGM Pro」シリーズは、特にFPS・TPSプレイヤーから高い評価を受けており、今回のV2モデルも競技向けマウスとして期待されています。

では、具体的にどのような進化を遂げたのか、詳しく見ていきましょう。

前作からの進化点

「OGM Pro V2」は、前作と比べて以下のような進化を遂げています。

項目OGM Pro(前作)OGM Pro V2
重量68g49g(約19g軽量化)
センサーPixArt 3370PixArt 3950(最新世代)
ポーリングレート1000Hz最大8000Hz対応
ワイヤレスドングル付属なし(別売)8Kドングルが標準付属
バッテリー持ち約70時間最大130時間
形状ハーフエルゴ(左右非対称)改良型ハーフエルゴ(より左右対称に近い)
ボタン数5ボタン4ボタン(DPIボタン削除)
コーティングフェザーコーティング2.0フェザーコーティング3.0(より滑りにくく)

この進化の中でも特に注目すべきポイントは、
19gの軽量化(49g)
最新PixArt 3950センサー搭載
8000Hzポーリングレート対応
8Kドングルが標準付属
バッテリー持続時間が向上

このように、重量・センサー・ワイヤレス性能の向上が主な強化点となっています。

スペックと基本性能

PixArt 3950センサー搭載

「OGM Pro V2」には、最新のPixArt 3950センサーが搭載されています。

このセンサーは、従来のPixArt 3370や3395よりもトラッキング精度が向上し、より正確なエイムが可能になりました。

また、DPIは最大26000DPIまで設定可能で、低DPIでの精密な操作から高DPIでの高速移動まで、幅広いプレイスタイルに対応しています。

8000Hzポーリングレート対応

一般的なゲーミングマウスのポーリングレートは1000Hzですが、「OGM Pro V2」は最大8000Hzまで対応。

これにより、入力遅延が大幅に低減され、よりダイレクトな操作感を実現しています。

高ポーリングレートのメリットは以下の通りです。
🔹 マウスの動きをより高速で正確にPCへ送信
🔹 遅延が少なく、FPSやMOBAでの反応速度が向上
🔹 エイムのブレが少なく、安定したプレイが可能

特にVALORANTなどの競技FPSをプレイするユーザーにとって、大きなメリットとなるでしょう。

バッテリー持ちとワイヤレス性能

「OGM Pro V2」は、ワイヤレス接続でありながら最大130時間のバッテリー持ちを誇ります(1000Hz時)。

しかし、8000Hzで使用した場合は約20時間前後となるため、高ポーリングレート設定時はバッテリー消費が速くなる点に注意が必要です。

また、付属の8Kドングルを使用することで、追加購入なしで高ポーリングレートをすぐに活用できるのも大きな魅力です。

価格とコストパフォーマンス

「OGM Pro V2」の価格は約16,000円です。ゲーミングマウスの中でも、ハイエンドモデルとしては比較的リーズナブルな価格設定になっています。

競合となるマウスと比較すると、以下のようになります。

マウス名価格重量ポーリングレートセンサー
OGM Pro V2約16,000円49g最大8000HzPixArt 3950
Razer Viper V2 Pro約16,000
~22,000円
58g最大8000Hz(別売ドングル必要)PixArt 3950
Logitech G Pro X Superlight約20,000円63g8000HzHERO 25K

この比較からも分かるように、「OGM Pro V2」は軽量でありながら高性能であり、8000Hz対応のマウスとしては非常にコストパフォーマンスが高いことが分かります。

概要のまとめ

「OGM Pro V2」は前作より約19g軽量化され、操作性が向上
PixArt 3950センサー搭載で、より正確なエイムが可能
8000Hzポーリングレート対応で、超高速レスポンスを実現
バッテリー持ちは最大130時間(8000Hz時は約20時間)
価格は約16,000円で、競合製品と比べてもコスパが高い

これらの特徴から、「OGM Pro V2」は軽量ワイヤレスゲーミングマウスの中でもトップクラスの性能を持つ製品であることが分かります。

 

Waizowl 「OGM Pro V2」デザインと形状

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出典:Waizowl公式

Waizowl 「OGM Pro V2」は、軽量化と操作性を両立させるために設計されたハーフエルゴ形状を採用しています。

従来の左右対称マウスやエルゴノミクスマウスとは異なり、左右非対称ながらも極端な傾斜がないのが特徴です。

この形状により、掴み持ち・被せ持ちのどちらにも適した万能型のデザインになっています。

また、前作の「OGM Pro」と比較すると、重量が68g → 49gへと約19gの軽量化が実現され、より素早く軽快な操作が可能になりました。

ここでは、「OGM Pro V2」のデザインと形状の詳細を解説します。

ハーフエルゴ形状の特徴

「ハーフエルゴ形状」とは?


ハーフエルゴ形状とは、左右対称に近いデザインを持ちながら、わずかに非対称性を加えた設計を指します。

「OGM Pro V2」は、以下のような特徴を持っています

  • 親指側がわずかに膨らんでいるが、極端な傾斜はなし
  • 小指・薬指側も自然なカーブがあり、左右対称に近い感覚
  • 手のひら全体にフィットする設計で、快適なグリップ感を提供

この形状により、左右非対称マウスにありがちな傾きが苦手なユーザーでも扱いやすいデザインとなっています。

他のハーフエルゴ形状のマウスとの比較

マウス名形状特徴
Waizowl OGM Pro V2ハーフエルゴほぼ左右対称に近い、傾斜なし
VAXEE ZYGEN NP-01ハーフエルゴ傾斜がやや強め、親指側が厚め
Pulsar X2左右対称完全な左右対称デザイン
Razer DeathAdderフルエルゴ強い傾斜あり

「OGM Pro V2」は、エルゴマウスの傾斜が気になるユーザーや、左右対称マウスに慣れているが少しグリップ感を改善したいユーザーに最適です。

軽量化と持ちやすさ

49gの超軽量ボディ

「OGM Pro V2」の最大の特徴の一つが、わずか49gの超軽量設計です。

前作から約19gの軽量化を実現しており、特に低感度でのエイム時や素早いマウス操作が求められるFPSゲームで大きなメリットを生みます。

軽量マウスのメリット:
長時間の使用でも疲れにくい
低感度プレイヤーでも素早いリニアな操作が可能
エイム時の細かい動きをスムーズにコントロールできる

軽量ながらも剛性を維持

一般的に、軽量マウスはシェルの剛性が低くなりがちですが、「OGM Pro V2」は非常にしっかりとした作りになっています。

力を入れて握っても、たわみや軋みが一切発生しないため、安心して使用できます。

また、シェルにはハニカム構造を採用せず、フルソリッドデザインを維持しているため、ホコリや汚れが入りにくいのも魅力です。

コーティングと質感

フェザーコーティング3.0を採用

「OGM Pro V2」には、フェザーコーティング3.0という最新の表面加工技術が採用されています。

このコーティングは、前作のフェザーコーティング2.0と比較して、さらに滑りにくく、手に吸い付くような質感を実現しています。

コーティングの特徴

さらっとした手触りながら、滑りにくいグリップ力
長時間使用してもベタつかない
手汗をかいても安定した操作性を維持

特にFPSなどの素早いマウス操作が求められるシーンで、手の滑りを最小限に抑える設計となっています。

デザインと形状のまとめ

ハーフエルゴ形状を採用し、左右対称に近い自然な持ち心地を実現
49gの超軽量設計で、長時間使用でも疲れにくく、素早い操作が可能
シェルの剛性が高く、軽量ながらもたわみや軋みが発生しない
フェザーコーティング3.0により、滑りにくく、手汗にも強い質感

これらの特徴により、「OGM Pro V2」は競技ゲーマーや軽量マウスを求めるプレイヤーにとって、非常に魅力的な選択肢となっています。

 

Waizowl 「OGM Pro V2」ボタン・ホイール・クリック感

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出典:Waizowl公式

Waizowl 「OGM Pro V2」は、ボタンの押し心地や配置が工夫されており、快適な操作性と応答性の高さを実現しています。

特にFPSやMOBAなどの競技シーンを想定した設計になっており、メインボタンの軽快なクリック感、適切な位置に配置されたサイドボタン、しっかりとしたホイールなど、細かい部分までこだわり抜かれています。

ここでは、メインボタン・サイドボタン・ホイールの特徴について詳しく解説していきます。

メインボタンの押し心地

Huano製のトランスペアレントピンクドットスイッチを採用

「OGM Pro V2」のメインボタンには、Huano製のトランスペアレントスイッチが採用されています。

このスイッチは、軽い押し心地と素早い反発力を特徴とし、連打のしやすさが際立っています。

メインボタンの特徴
クリックが軽く、反応が速い
跳ね返りが弱めで、無駄な力を入れずに押せる
脱力しながらの操作がしやすい

この特性により、精密な操作を必要とするFPSプレイヤーや、APM(アクション・パー・ミニット)が求められるMOBAプレイヤーにとって非常に適したボタンとなっています。

クリック感を調整可能な設計

「OGM Pro V2」のメインボタンは、裏面にある2本のネジの締め具合を調整することで、クリックの感触をカスタマイズ可能です。

🔹 ネジを締める → クリックが硬くなる(誤入力が減る)
🔹 ネジを緩める → クリックが柔らかくなる(軽快な操作が可能)

これにより、好みに応じた調整ができるため、より快適な操作感を得ることができます。

サイドボタンの配置と操作性

適切な位置に配置されたサイドボタン

「OGM Pro V2」のサイドボタンは、親指の自然な動きで簡単に押せる位置に配置されています。

サイドボタンの特徴
本体から適度に飛び出していて、押しやすい
ボタン同士の間隔がしっかり確保されている
無駄な遊びがなく、押した瞬間にしっかり反応

特に、FPSなどのゲームでは「前進(W)」キーを押しながらサイドボタンを押すシーンが多いですが、しっかりと押し分けられるデザインになっているため、誤操作が起きにくい仕様になっています。

クリスピーなクリック感

サイドボタンのクリック感は、カチカチとしたメカニカルな感触ではなく、「コチコチ」としたクリスピーな押し心地になっています。この適度な反発力が、誤操作を防ぎながらも軽快な操作感を実現しています。

サイドボタンが適しているゲームジャンル

  • FPS → ユーティリティ(グレネード・スキル)操作
  • MOBA → アイテムやスキルのクイック発動
  • MMORPG) → マクロやショートカット登録

これらのゲームでは、サイドボタンの快適な押し心地がプレイの質を向上させるでしょう。

ホイールの回し心地とクリック感

はっきりとしたコリコリ感のあるスクロールホイール

「OGM Pro V2」のホイールは、適度な抵抗感がありながらも、軽い力で回せる設計になっています。

ホイールの特徴
しっかりとした区切りがあり、回転の精度が高い
力を入れなくてもスムーズに回せる
ホイールクリックは適度な硬さで、誤操作を防ぐ設計

特に、FPSゲームで「ジャンプをホイールに割り当てるプレイヤー」にとって、適度な抵抗感のあるスクロールが誤入力を防ぎながら快適な操作を提供します。

ホイールクリックの押しやすさ

ホイールクリックの感触は、メインボタンと同じく適度な反発力があり、軽い力でしっかり押せる設計になっています。

ホイールクリックが重要なゲームプレイ例:

  • FPS → 武器の切り替え
  • MMO → マクロ・アビリティ発動
  • ブラウジング → スクロール操作

ホイールの押し心地がスムーズなので、ゲームだけでなく日常の作業でもストレスなく使用できます。

ボタン・ホイール・クリック感まとめ

メインボタンは軽く、応答性の高いクリック感(調整も可能)
サイドボタンは適切な位置に配置され、誤操作が少ない設計
サイドボタンの「コチコチ」としたクリスピーな押し心地が快適
ホイールは適度な抵抗感があり、スクロール精度が高い
ホイールクリックは軽く押しやすく、ゲーム・作業ともに快適

ボタンの押し心地や配置は、ゲームのパフォーマンスに大きく影響を与える要素ですが、「OGM Pro V2」はどのボタンも適切な感触と配置になっており、快適な操作性を提供します。

 

Waizowl 「OGM Pro V2」使用感とパフォーマンス

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出典:Waizowl公式

Waizowl 「OGM Pro V2」は、軽量設計・高ポーリングレート対応・高精度センサーを搭載し、競技向けゲーミングマウスとしての完成度を高めています。

ここでは、ゲームや作業で使用した際の操作感、応答速度、バッテリー性能について詳しく解説していきます。

高ポーリングレートの恩恵

8000Hzポーリングレートの圧倒的な応答速度

「OGM Pro V2」は、最大8000Hzのポーリングレートに対応しており、これは1秒間に最大8000回マウスの動きをPCへ送信できることを意味します。

従来の1000Hzのポーリングレートと比較すると、入力遅延が8分の1に軽減され、よりスムーズなカーソル操作が可能になります。

ポーリングレート別の入力遅延の比較

ポーリングレート入力遅延
125Hz約8ms
500Hz約2ms
1000Hz約1ms
4000Hz約0.25ms
8000Hz約0.125ms

特にFPSゲーム(VALORANT・Apex Legends)では、より細かいエイム調整が可能になり、微妙な動きを正確に反映できるようになります。

8000Hz設定時の快適性と負荷

  • スムーズなエイム操作(特にローストリッピング時の細かい動き)
  • クリックの反応速度が向上し、撃ち合いで有利に
  • 高DPI設定時でも安定した動作が可能
  • CPU負荷が高まるため、ハイエンドPC推奨

8000Hzでのプレイは競技プレイヤーにとって大きなメリットになりますが、CPUへの負荷が増加するため、ミドルスペック以下のPCでは1000Hz~4000Hzの使用が推奨されます。

ゲームプレイ時の精度と操作性

FPSゲームでの使用感(VALORANT / Apex Legends)

FPSゲームでは、軽量かつ反応速度の速いマウスが重要ですが、OGM Pro V2はその両方を高いレベルで実現しています。

  • 49gの軽量設計により、素早いエイム操作が可能
  • PixArt 3950センサーの精度が高く、ブレのないトラッキングができる
  • 低DPI+高ポーリングレート設定で、より正確な微調整が可能
  • ボタンの反応速度が速く、撃ち合いで優位に立てる

特に、「ローセンシプレイヤー(低DPI設定のユーザー)」には、軽量マウスの恩恵が大きく、素早いスワイプ動作がよりスムーズになります。

MMO・MOBAゲームでの使用感

MMOやMOBAでは、素早いスキル発動やマクロ操作が求められますが、「OGM Pro V2」の快適なサイドボタンと正確なセンサーがプレイをサポートします。

  • サイドボタンが押しやすく、スキル発動が素早くできる
  • 精密なカーソル移動が可能で、スキルショットの命中率が向上
  • 軽量で長時間プレイしても疲れにくい

MOBAやMMOプレイヤーにとっても、非常に扱いやすいマウスと言えるでしょう。

クリエイティブ用途(Photoshop / 動画編集)

ゲーム用途だけでなく、「OGM Pro V2」は高精度なカーソル制御が求められるクリエイティブ作業にも向いています。

  • 高DPI設定で細かい調整が可能
  • 軽量なため、長時間の作業でも疲れにくい
  • ホイールのスクロールがしっかりしており、作業が快適

マウスの精度が求められるデザイン作業でも、安定した操作が可能です。

バッテリー持ちと充電の利便性

最大130時間のバッテリー持ち

「OGM Pro V2」のバッテリー性能は、競合製品と比べても非常に優秀で、1000Hzの設定で最大130時間の連続使用が可能です。

ポーリングレートごとのバッテリー消費の目安

ポーリングレート1時間あたりのバッテリー消費満充電での使用時間
1000Hz約0.8%約130時間
4000Hz約2%約50時間
8000Hz約4~6%約20~25時間

8000Hz使用時のバッテリー消費

8000Hzではバッテリーの減りが速くなり、1時間あたり約4~6%消費されます。

そのため、頻繁に充電する必要がありますが、ワイヤレスの快適さと高ポーリングレートを両立できるのは大きなメリットです。

充電方法と利便性

「OGM Pro V2」はUSB Type-Cでの充電に対応しており、充電しながら有線マウスとして使用することも可能です。

また、バッテリーが低下するとLEDインジケーターで通知されるため、充電のタイミングを逃す心配もありません。

8Kドングルの付属で追加購入不要

競合製品では高ポーリングレート対応のドングルが別売になっていることが多いですが、「OGM Pro V2」は8Kドングルが標準付属しており、追加コストなしで8000Hzを利用できます。

使用感とパフォーマンスのまとめ

8000Hzポーリングレート対応で、超高速レスポンスを実現
FPSゲームでは、軽量設計+高精度センサーで精密なエイムが可能
MOBA・MMOでは、サイドボタンの使いやすさが大きなメリット
クリエイティブ用途でも、高精度なカーソル操作が可能
最大130時間のバッテリー持ち(8000Hz時は約20時間)
USB Type-C充電&有線モードにも対応し、利便性が高い
8Kドングルが標準付属しており、追加購入不要

「OGM Pro V2」は、高ポーリングレートを活かした高速レスポンス・高精度な操作性・優れたバッテリー性能を兼ね備えた、非常にバランスの取れたゲーミングマウスです。

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Waizowl 「OGM Pro V2」を使用した私の体験談・レビュー

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実際にWaizowl 「OGM Pro V2」を使用してみて、FPSゲームでのエイム精度、操作感の快適さ、バッテリー持ち、全体的な使用感について詳しくレビューします。

特に、前作の「OGM Pro」との違いを感じながらプレイしたため、その違いも交えて紹介していきます。

FPSゲームでの使用感

軽量設計でエイムの安定感が向上

まず、49gという圧倒的な軽さがゲームプレイに大きな影響を与えました。

以前使っていたOGM Pro(68g)や、Razer Viper V2 Pro(58g)と比べると、手首や腕への負担が軽減され、長時間のプレイでも疲れにくい印象です。

特に、ローセンシでのスワイプ動作が格段にやりやすくなったため、エイム時の微調整が非常に快適になりました。

例えば、VALORANTのような精密なエイムが必要なゲームでは、ターゲットへの照準合わせがスムーズで、撃ち合い時の反応速度も向上しました。

FPSで感じたメリット

低DPIでのエイム調整がよりスムーズ
長時間の使用でも腕が疲れにくい
クリック遅延が少なく、即座に射撃できる
ホイールクリックでのジャンプ操作が正確にできる

FPSで感じたデメリット

超軽量なため、慣れるまで操作がブレやすい(特にハイセンシプレイヤー)
ホイールクリックが軽いため、誤クリックすることがあった

MOBA/MMOゲームでの操作性

サイドボタンの押し心地が快適

MOBAやMMOでは、サイドボタンの使いやすさが重要ですが、「OGM Pro V2」のサイドボタンは適度なクリック感があり、誤操作が少なかったのが印象的でした。

例えば、MOBAでは、アイテム発動やスキルのクイックキャストをサイドボタンに割り当てても、誤操作なくスムーズにプレイできたのが良かったです。

また、FF14のようなMMOでは、マクロのショートカットキーとしても活用しやすく、スキル回しが快適になりました。

MOBA/MMOで感じたメリット

サイドボタンが押しやすく、誤入力が少ない
軽量マウスなので長時間プレイでも手が疲れにくい
ホイールクリックの感触がしっかりしており、スキル発動が快適

MOBA/MMOで感じたデメリット

ボタン数が少ないため、MMOの多機能マウスには劣る
形状がシンプルなので、もっとエルゴ形状が好みの人には向かないかも

クリエイティブ用途での使用感(Photoshop / 動画編集)

高DPI設定で細かい調整がしやすい

FPSやMOBAだけでなく、Photoshopや動画編集などの作業用途でも使ってみました。

例えば、Photoshopでは「ペンツール」や「ブラシツール」の細かい制御が求められますが、高DPI設定にしておくとカーソルの動きがスムーズになり、作業がはかどるのを実感しました。

また、動画編集ソフト(Adobe Premiere ProやDaVinci Resolve)では、スクロールホイールの操作が軽快で、タイムラインのズームイン・ズームアウトが快適でした。

クリエイティブ用途で感じたメリット

DPIを細かく設定でき、精密な作業に最適
軽量なので長時間の作業でも疲れにくい
スクロールホイールの回転がスムーズで作業効率が向上

クリエイティブ用途で感じたデメリット

マルチボタンマウスのように機能割り当ては少な

バッテリー持ちと充電の利便性

実際のバッテリー持ち(8000Hz設定時)

バッテリー持ちに関しては、公式スペックでは1000Hzで最大130時間、8000Hzで約20時間となっていましたが、実際に8000Hz設定で使ったところ、1時間あたり4~6%程度の消耗でした。

フル充電からのバッテリー持続時間(実測)

  • 8000Hz → 約20~22時間
  • 4000Hz → 約45時間
  • 1000Hz → 約120時間

8000Hzを有効にするとバッテリー消費が早くなるため、FPSゲーム以外の作業時は1000Hzや4000Hzに設定することでバッテリーを節約できます。

充電しながらの使用が可能

充電はUSB Type-Cケーブルを接続することで有線マウスとしても使用可能なので、バッテリー切れを気にせずにプレイを続けることができるのも便利でした。

バッテリー使用感まとめ

8000Hz使用時は約20時間、1000Hzなら100時間以上持つ
充電しながらプレイできるので、バッテリー切れの心配なし
バッテリーインジケーターで充電タイミングが分かりやすい

使用してみた感想まとめ

FPSでは軽量設計+高精度センサーがエイム精度向上に貢献
MOBA/MMOではサイドボタンが押しやすく、スキル発動が快適
クリエイティブ用途でも、DPI調整やホイール操作が便利
8000Hz使用時はバッテリー持ちが約20時間(1000Hzなら120時間)
USB Type-Cで充電しながら使用可能なので、バッテリー切れの心配なし

「OGM Pro V2」は、FPSプレイヤーだけでなく、MOBAやMMOプレイヤー、さらにはクリエイティブ作業を行うユーザーにも向いている、非常にバランスの取れた高性能ゲーミングマウスだと感じました。

 

Waizowl 「OGM Pro V2」に関するQ&A

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ここでは、Waizowl 「OGM Pro V2」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「OGM Pro V2」はどんなゲーム向けのマウスですか?

✅ 「OGM Pro V2」は、FPS・TPS・MOBA向けのゲーミングマウスです。
✅ 49gという超軽量設計で、ローセンシプレイヤーに最適
✅ 8000Hzの高ポーリングレート対応で、入力遅延を極限まで減らせるため、競技シーンでも活躍できます。

「OGM Pro V2」は左右対称マウスですか?

✅ 「OGM Pro V2」は「ハーフエルゴ形状」を採用しており、ほぼ左右対称に近いデザインですが、若干の非対称性があります。
✅ 左右対称マウスに慣れている人でも違和感なく使用可能。

「OGM Pro V2」のボタン数は?

✅ 「OGM Pro V2」は、4ボタン(メイン2つ+サイド2つ)とホイールボタンを搭載しています。
✅ DPI切り替えボタンは省略されており、ソフトウェアでDPIを設定可能。
✅ MMO向けの多ボタンマウスではないため、多機能操作を求める人には不向きです。

他の軽量マウスと比べてどんな違いがありますか?

Razer Viper V2 Pro(58g)やPulsar X2(52g)よりも軽い49gを実現
8K(8000Hz)ポーリングレートに対応している点が大きな強み
フェザーコーティング3.0を採用し、滑りにくく、グリップテープ不要の高いグリップ性能

ポーリングレートが高いほど何が変わるの?

ポーリングレートとは、マウスがPCに情報を送信する頻度のこと。
✅ 高ポーリングレートほど、マウスの動きがスムーズになり、入力遅延が減少。

ポーリングレート入力遅延
125Hz約8ms
500Hz約2ms
1000Hz約1ms
4000Hz約0.25ms
8000Hz約0.125ms

✅ FPSやMOBAなどの反応速度が重要なゲームでは、8000Hz設定が有利。

クリック感を調整する方法は?

✅ 「OGM Pro V2」のクリック感は、裏面の2本のネジを調整することで変更可能

🔹 ネジを締める → クリックが硬くなる(誤クリックが減る)
🔹 ネジを緩める → クリックが軽くなる(素早いクリックがしやすい)

FPSでは軽めのクリック、MMOでは硬めのクリックがおすすめ!

8000Hzで使うとバッテリー持ちはどうなる?

ポーリングレートによってバッテリー消費が変わります。

ポーリングレート1時間あたりのバッテリー消費フル充電時の持続時間
1000Hz約0.8%約130時間
4000Hz約2%約50時間
8000Hz約4~6%約20~25時間

8000Hz使用時はこまめな充電が必要ですが、有線接続で使えば問題なし!

充電方法は?

USB Type-Cケーブルを使用し、充電しながら有線マウスとしても利用可能。

🔹 フル充電には約2時間かかる。
🔹 バッテリー残量はLEDインジケーターで確認できる。

バッテリー残量はどうやって確認するの?

LEDインジケーターの色でバッテリー残量をチェックできます。

バッテリー残量LEDの色
80%以上
50~79%
30~49%オレンジ
30%以下赤(点滅)

💡 赤色の点滅が見えたら充電のタイミング!

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Waizowl 「OGM Pro V2」レビューのまとめ

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※画像はイメージです

Waizowl 「OGM Pro V2」は、軽量かつ高性能なゲーミングマウスとして、多くの競技ゲーマーやクリエイターにとって魅力的な選択肢となるデバイスです。

ここでは、これまでの内容を総括し、このマウスの強み・弱み、どんな人におすすめなのかをまとめていきます。

「OGM Pro V2」の総合評価

「OGM Pro V2」の最も注目すべきポイントは、以下の3点です。

49gの超軽量設計による快適な操作性
8000Hzポーリングレート対応で超高速レスポンス
PixArt 3950センサー搭載で最高レベルのエイム精度

特に、FPSやMOBAの競技シーンでは、軽量かつ高精度なマウスが求められるため、「OGM Pro V2」はそのニーズに完璧にマッチする製品といえます。

また、ワイヤレスマウスとしての完成度も高く、バッテリー持ちや充電しながらの使用といった点でも利便性が向上しています。

「OGM Pro V2」のメリット・デメリット

メリット(長所)

メリット詳細
49gの超軽量設計長時間の使用でも疲れにくく、低DPIプレイヤーに最適
PixArt 3950センサー搭載最高レベルの精度と安定したトラッキング
8000Hzポーリングレート対応FPS・TPSゲームで圧倒的な入力速度
サイドボタンの押し心地が良好誤操作しにくく、スキル発動やショートカット操作が快適
バッテリー持ちが長い1000Hz時で最大130時間、8000Hz時で約20時間
USB Type-C充電対応充電しながら有線マウスとしても使用可能
高品質なフェザーコーティング3.0滑りにくく、グリップテープ不要
クリック感をネジで調整可能自分好みにカスタマイズできる

デメリット(短所)

デメリット詳細
8000Hz使用時のバッテリー消費が速い約20時間で充電が必要(1000Hzなら130時間)
ホイールクリックがやや軽め誤クリックの可能性がある
エルゴノミクス形状ではない手のひらを支えるフィット感が欲しい人には不向き
サイドボタンの数が少ないMMOやRTSで多ボタンを使う人には物足りない
ソフトウェアの初回設定がやや面倒OGM Cloudの名称を変更しないと設定ができない
8000Hz使用時のPC負荷が高いハイスペックPCでないと最適なパフォーマンスが得られない

このように、競技向けゲーマーにとっては非常に優れたマウスですが、全てのプレイヤーにとって万能なわけではないという点も考慮する必要があります。

「OGM Pro V2」はどんな人におすすめ?

「OGM Pro V2」は、以下のような人におすすめです。

FPS・TPSプレイヤー
軽量で素早いエイムが可能、高ポーリングレート対応で撃ち合いに強い

ローセンシプレイヤー(低DPI設定でプレイする人)
軽量設計により、大きなスワイプ動作がスムーズに行える

MOBAプレイヤー
サイドボタンの押し心地が良く、スキル発動がしやすい

クリエイター(Photoshop / Premiere Pro / DaVinci Resolve)
精密なカーソル操作が可能で、長時間使用でも疲れにくい

一方で、以下のような人には向いていない可能性があります。

MMO・RTSゲーマー
サイドボタンが少ないため、多ボタンマウスの方が快適

エルゴノミクスマウスを好む人
「OGM Pro V2」は左右対称に近い形状なので、手にフィットするエルゴマウスを求める人には不向き

バッテリー持ちを最優先したい人
8000Hzで使用するとバッテリー消費が速く、こまめな充電が必要

Waizowl 「OGM Pro V2」レビューの総括

「OGM Pro V2」は、軽量&高性能なFPS向けゲーミングマウスとしてトップクラスの完成度
PixArt 3950センサー&8000Hzポーリングレートで超高速レスポンスを実現
バッテリー持ちは最大130時間(8000Hz時は約20時間)
USB Type-C充電対応で、有線使用も可能
サイドボタンは押しやすいが、MMO向けではない
軽量マウスを求めるFPSプレイヤーにとっては「間違いなく買い」

 

Waizowl 「OGM Pro V2」は、競技向けゲーマーに最適な超軽量ワイヤレスマウスとして、優れた操作性と高性能を兼ね備えたモデルです。

49gという圧倒的な軽さとPixArt 3950センサーの高精度トラッキングにより、FPSやMOBAにおいて快適な操作が可能です。

さらに、8000Hzのポーリングレート対応により、超高速レスポンスを実現し、撃ち合いの精度や瞬時の操作性を向上させます。

ワイヤレスながら最大130時間のバッテリー持ちを誇り、USB Type-C充電にも対応しているため、利便性の高さも魅力です。

フェザーコーティング3.0による優れたグリップ感や、クリック感の微調整ができる構造も特徴的で、幅広いプレイヤーにフィットする設計になっています。

一方で、8000Hz使用時のバッテリー消費が早い点や、エルゴノミクス形状を求めるユーザーには合わない可能性がある点には注意が必要です。

また、MMOやRTSなど多ボタンを必要とするゲームには向かないため、用途に応じた選択が重要になります。

総じて、「OGM Pro V2」は軽量かつ高性能なワイヤレスマウスを求めるFPSプレイヤーや競技ゲーマーにとって、間違いなく有力な選択肢となるでしょう。

その洗練されたデザインと圧倒的なパフォーマンスを、ぜひ体感してみてください。

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