Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」徹底レビュー!軽量&高精度でFPSに最適なゲーミングマウスRazer

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DeathAdder V3 HyperSpeedトップ画像
出典:Razer公式

RazerのDeathAdderシリーズは、長年にわたりゲーミングマウスのスタンダードとして君臨し、多くのプロゲーマーやカジュアルゲーマーから支持を集めてきました。

今回紹介する「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、その最新モデルであり、従来のHyperSpeedシリーズとは一線を画す仕様となっています。

これまでのHyperSpeedシリーズは電池式のワイヤレスマウスが主流でしたが、「V3 HyperSpeed」では充電式のバッテリーを搭載し、より利便性が向上。

さらに、小型・軽量化が図られたことで、日本人の手にもフィットしやすい設計になっています。

また、Razerのフラッグシップモデルである「DeathAdder V3 Pro」との違いも注目ポイントです。

「V3 HyperSpeed」は「V3 Pro」に比べて一回り小さく、重量もわずか55gと軽量化されています。

搭載されているセンサーは「Razer Focus X 26K」で、Pro版と比較すると若干性能は控えめですが、それでも十分なハイエンド仕様を備えています。

さらに、別売りのドングルを使用することで最大8000Hzのポーリングレートに対応し、より高速な応答速度を実現。

新機能としてセンサーの「回転補正」が追加され、持ち方の自由度が格段に向上しています。

この記事では、Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」の特徴や使用感を詳しくレビューし、Proモデルとの違いを比較しながら、その魅力に迫っていきます。

 

目次

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」の概要

DeathAdder V3 HyperSpeedイメージ画像
出典:Razer公式
項目スペック
デザイン右手用エルゴノミクス
サイズ122mm(長さ)× 64mm(幅)× 41mm(高さ)
重量55g
センサーRazer Focus X 26K オプティカルセンサー
最大DPI26,000 DPI(100DPI単位で調整可能)
最大加速度50G
最大速度650 IPS
ポーリングレート1000Hz(別売ドングルで8000Hz対応
クリックスイッチ第3世代オプティカルスイッチ(光学式)
接続方式2.4GHzワイヤレス(HyperSpeed Wireless)
バッテリー持続時間約100時間(1000Hz時)/約20時間(8000Hz時)
充電方式USB-C充電
RGBライティングなし

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、従来のDeathAdderシリーズの最新作として登場しました。

本モデルは、プロゲーマー向けに開発されたDeathAdder V3 Proの流れをくみながら、より手頃な価格と高性能を両立した製品となっています。

ここでは、本モデルの特徴や、Proモデルとの違い、スペックについて詳しく解説していきます。

DeathAdderシリーズの歴史と「V3 HyperSpeed」の位置づけ

DeathAdderシリーズは、2006年にRazerが発売したエルゴノミクスデザインのゲーミングマウスシリーズで、FPSやMOBAプレイヤーに長年愛されてきました。

シリーズの特徴は、手のひら全体を包み込むような右手用エルゴノミクスデザインと、優れたセンサー技術です。

特に、「DeathAdder V2」では「Focus+ 20Kセンサー」を搭載し、トップクラスの精度とスピードを実現。

その後、「DeathAdder V3 Pro」ではさらなる軽量化やボタン配置の改良が施され、多くのプロゲーマーに採用されました。

今回登場した「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、「V3 Pro」をベースにしながらも、よりカジュアルゲーマーにも使いやすい設計に変更されたモデルです。

「V3 Pro」が完全にプロ向け仕様であったのに対し、「V3 HyperSpeed」は「コストパフォーマンスと操作性のバランスを重視したモデル」と位置づけられます。

Proモデルとの違いと特徴

「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、「V3 Pro」と多くの共通点を持つ一方で、いくつかの重要な違いがあります。

それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

① サイズと重量の違い

  • V3 Pro:大きめのサイズで、手が大きいプレイヤー向け
  • V3 HyperSpeed一回り小さい設計で、平均的な手のサイズにフィット
  • 重量:V3 Proの約63gに対し、V3 HyperSpeedは55gと軽量化

このサイズ変更により、日本人を含むアジア圏のプレイヤーにとって持ちやすい形状になっています。

② センサー性能の違い

  • V3 Pro:Razer Focus Pro 30K オプティカルセンサー
  • V3 HyperSpeed:Razer Focus X 26K オプティカルセンサー

V3 Proの30Kセンサーと比べると、「V3 HyperSpeed」の26Kセンサーは若干スペックが控えめですが、それでも十分なトラッキング精度を持っています。

⑤ 価格の違い(公式価格)

  • V3 Pro:2万7000円
  • V3 HyperSpeed:約1万7000円

「V3 HyperSpeed」は「V3 Pro」よりもやや安価に設定されており、コストパフォーマンスを重視した選択肢として魅力的です。

スペックの比較

以下に、「V3 HyperSpeed」と「V3 Pro」のスペックを比較表としてまとめました。

項目V3 HyperSpeedV3 Pro
サイズ一回り小さい (122mm)大きめ (128mm)
重量55g63g
センサーRazer Focus X 26KRazer Focus Pro 30K

「V3 HyperSpeed」は、「V3 Pro」の性能を一部落としながらも、より手頃な価格とコンパクトな設計を実現しており、カジュアルゲーマーや軽量で持ちやすいマウスを探している人には特におすすめのモデルとなっています。

概要のまとめ

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、これまでのDeathAdderシリーズの良さを引き継ぎながら、コンパクト化・軽量化・充電式バッテリーの採用といった進化を遂げたモデルです。

「V3 Pro」との違いを踏まえながら、自分に合ったゲーミングマウスを選ぶ参考にしていただければと思います。

 

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」のデザインとサイズ感

DeathAdder V3 HyperSpeedイメージ画像
出典:Razer公式

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」のデザインとサイズ感は、従来のDeathAdderシリーズと比較して大きな進化を遂げています。

特に、日本人を含むアジア圏のユーザーの手にフィットしやすいコンパクトなサイズ感と、エルゴノミクスデザインの改良がポイントです。

ここでは、「V3 HyperSpeed」のデザイン面の特徴を詳しく解説していきます。

「V3 HyperSpeed」のサイズと形状

① 従来モデルより小型化したサイズ

「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、「V3 Pro」と比較すると一回り小さく設計されており、手の小さめなプレイヤーや、日本人の平均的な手のサイズに適した仕様となっています。

モデル縦 (長さ)横 (幅)高さ
V3 HyperSpeed122mm64mm41mm
V3 Pro128mm68mm44mm

全体的にサイズが小さくなったことで、特につかみ持ちやつまみ持ちのプレイヤーにとって操作しやすくなりました。

また、「V3 Pro」ではやや大きすぎたと感じる人にとって、ちょうど良いサイズ感になっています。

② 軽量化された本体

「V3 HyperSpeed」の重量はわずか55gで、従来のDeathAdderシリーズの中でも最軽量クラスに位置します。

これは、一般的なワイヤレスゲーミングマウスと比較しても非常に軽量であり、長時間のゲームプレイでも手首への負担が少なく、素早い操作が可能です。

モデル重量
V3 HyperSpeed55g
V3 Pro63g
V282g

この軽量化は、内部構造の見直しや、軽量なバッテリーの採用によるもので、手の小さいプレイヤーにとっては特にメリットとなります。

③ 右手用エルゴノミクスデザイン

DeathAdderシリーズの大きな特徴である、右手専用のエルゴノミクスデザインは「V3 HyperSpeed」にも引き継がれています。

ただし、「V3 HyperSpeed」ではエルゴノミクス形状が改良され、より幅広い持ち方に対応できるようになりました。

特徴的なポイント

  • 全体的にカーブが緩やかになり、持ちやすくなった
  • 深いくぼみがないため、握り方の自由度が向上
  • 手のひらを密着させて持つ人も、少し浮かせて持つ人も快適

特に、「エルゴノミクス形状は好きだけど、手のひらが密着しすぎるのは苦手」というユーザーにとって、「V3 HyperSpeed」のデザインは理想的な形状になっています。

エルゴノミクスデザインの持ちやすさ

① 3種類の持ち方に対応

「V3 HyperSpeed」は、かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ちのすべてに対応しやすいデザインとなっています。

ただし、特に相性が良いのは「つかみ持ち」と「つまみ持ち」です。

  • かぶせ持ち
    • 持ちやすさ:★★★☆☆(やや大きめの手なら快適)
    • 手のひら全体を密着させて握るスタイルに対応
    • ただし、「V3 Pro」の方が手のひら密着感は強い
  • つかみ持ち
    • 持ちやすさ:★★★★★(最適)
    • 「V3 HyperSpeed」のサイズ感がぴったりフィット
    • 軽量で持ち上げやすく、素早い操作が可能
  • つまみ持ち
    • 持ちやすさ:★★★★☆(ほぼ最適)
    • 小型で軽量なため、指先で操作しやすい
    • ただし、手が極端に小さいとやや大きく感じる可能性あり

② センサー位置の最適化

「V3 HyperSpeed」では、センサーの位置がやや前方に移動しました。

この変更により、マウスを深めに握った際にもカーソルの動きに違和感が少なく、スムーズな操作が可能になっています。

競合モデルとの比較

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、他のエルゴノミクスマウスと比較しても、非常に優れたデザインを持っています。

特に、サイズ・軽量化・形状の面で、競合モデルと差別化されています。

① Zowie ECシリーズとの比較

BenQの「Zowie EC2」は、多くのFPSゲーマーに支持されているエルゴノミクスマウスですが、「V3 HyperSpeed」は以下の点で異なります。

モデルサイズ感重量センサー位置
V3 HyperSpeedやや小さめ55g(超軽量)前方寄りでバランス良し
Zowie EC2一般的約90g中央寄りで標準的

「V3 HyperSpeed」は「EC2」よりも軽量で、センサーの位置も適切に調整されており、より高速な操作に適しています。

② Logicool G Pro X Superlightとの比較

ワイヤレスゲーミングマウスの代表格であるLogicool G Pro X Superlightと比較すると、次のような違いがあります。

モデル形状重量価格
V3 HyperSpeedエルゴノミクス55g(超軽量)約1万7000円
G Pro X Superlight左右対称63g約2万円

「G Pro X Superlight」は左右対称デザインであり、好みが分かれる部分ですが、「V3 HyperSpeed」のエルゴノミクス形状はより自然な持ち方をサポートしてくれます。

デザインとサイズ感まとめ

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、従来のDeathAdderシリーズと比較して、

より小型化・軽量化され、日本人の手にもフィットしやすくなった
持ち方の自由度が向上し、エルゴノミクス形状の快適性がアップ
競合モデルと比較しても、軽量で操作性が良い

特に「V3 Proは大きすぎるけど、DeathAdderの形状は好き」という人にとって、「V3 HyperSpeed」は理想的な選択肢となるでしょう。

 

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」の性能と使用感

DeathAdder V3 HyperSpeedイメージ画像
出典:Razer公式

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、エルゴノミクス形状や軽量デザインだけでなく、高性能なセンサーや応答速度の向上によって、FPSやMOBAをはじめとする多くのゲームで快適な操作を提供します。

ここでは、搭載センサーや新機能、各ボタンの使用感について詳しく解説します。

搭載センサーとポーリングレートの特徴

① Razer Focus X 26K オプティカルセンサー

「V3 HyperSpeed」には、Razer Focus X 26Kオプティカルセンサーが搭載されています。

これは、「V3 Pro」の「Focus Pro 30K」センサーよりも若干スペックは控えめですが、それでも解像度26,000 DPI、最大加速度50G、最大速度650IPSという非常に高い性能を誇ります。

モデルセンサー最大DPI最大加速度最大速度
V3 HyperSpeedFocus X 26K26,000 DPI50G650 IPS
V3 ProFocus Pro 30K30,000 DPI70G750 IPS

実際に使ってみると、「V3 HyperSpeed」のセンサーは非常に正確で、遅延やスピード低下を感じることはほぼありません

DPI設定を細かく調整できるので、ローセンシ・ハイセンシどちらのプレイヤーにも対応できます。

② ポーリングレート(1000Hz → 最大8000Hz対応)

「V3 HyperSpeed」の標準ポーリングレートは1000Hz(1msの遅延)ですが、別売りの「Razer HyperPolling Wireless Dongle」を使用すると、最大8000Hz(0.125msの遅延)で動作可能になります。

ポーリングレート応答速度
1000Hz1ms
4000Hz0.25ms
8000Hz0.125ms

8000Hzのポーリングレートは、マウスの位置情報を1秒間に8000回送信することを意味し、通常の1000Hzと比べて圧倒的に高速です。

特にプロレベルのFPSプレイヤーにとっては、より細かいエイム調整や瞬間的なターゲット変更が可能になります。

③ センサー位置の最適化

「V3 HyperSpeed」では、センサーの位置がやや前方に配置されています。

これにより、マウスを深く握った状態でもカーソルの動きが安定し、エイムのズレが少なくなっています。

新機能「回転補正」とその効果

① 回転補正とは?

「V3 HyperSpeed」のソフトウェアには、センサーの「回転補正(Angle Tuning)」という新機能が搭載されています。

この機能は、マウスを斜めに持っても、水平な視点移動が可能になる調整機能です。

例えば、以下のような状況で役立ちます。
✅ マウスを斜めに持つ癖がある → エイムが斜めにズレてしまう
✅ エルゴノミクスデザインなので、マウスを自然に握ると角度がつく
✅ FPSやTPSで「水平に視点移動したいのに、わずかにズレる」と感じる

回転補正を使うことで、持ち方を変えなくても、視点移動が安定します。

② 実際の設定方法

回転補正は、Razer Synapseの「アドバンスト設定」から調整できます。

  1. Synapseを開く
  2. マウスの設定画面に移動
  3. 「アドバンスト」タブを開く
  4. 「回転(Angle Tuning)」の値を調整(-30°~+30°の範囲で設定可能)

角度を補正することで、手首の動きと視点移動がより直感的になります。

特に、FPSやTPSでスムーズな視点移動を求めるプレイヤーにとっては、非常に便利な機能です。

クリック感・ホイール・サイドボタンの操作性

① メインボタンのクリック感(オプティカルスイッチ搭載)

「V3 HyperSpeed」のメインボタンには第3世代オプティカルスイッチが採用されており、
チャタリングが起きない
クリック遅延が少なく、素早い入力が可能
耐久性が向上し、9,000万回のクリックに対応

クリック感は「やや軽め」ですが、しっかりとした跳ね返りがあり、連打しても安定した入力が可能です。

特にFPSでのスプレー(フルオート射撃)やタップ撃ちがしやすく、反応速度を求めるプレイヤーには最適です。

② ホイールの操作感

「V3 HyperSpeed」のホイールは、
✅ 硬すぎず柔らかすぎず、適度なクリック感
ジャンプ操作や武器切り替えに最適な設計
✅ ホイールクリックが軽めで、スムーズな操作が可能

スクロールの感触は「G Pro X Superlight」と似ていますが、ややカチッとした感触があり、誤操作を防ぎやすいです。

③ サイドボタンの配置と押しやすさ

「V3 HyperSpeed」のサイドボタンは、
適度な硬さとストローク感
余計な遊びがなく、しっかりとしたクリック感
親指で自然に押せる位置に配置

FPSでは、サイドボタンに「近接攻撃」や「リーン(覗き込み動作)」を割り当てるプレイヤーが多いですが、押し間違いが少なく、確実な入力ができる設計になっています。

性能と使用感まとめ

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」の性能と使用感をまとめると、以下のようなポイントが挙げられます。

Razer Focus X 26Kセンサー搭載で、高精度なトラッキングが可能
最大8000Hzのポーリングレートに対応し、超高速応答を実現
センサーの「回転補正」機能で、持ち方の自由度が向上
オプティカルスイッチ採用で、クリック遅延がなく耐久性も向上
サイドボタンやホイールの操作感も優れ、誤操作が少ない

特に、「回転補正機能」はエルゴノミクスマウス特有のクセを解消する大きなポイントです。

FPSプレイヤーにとって、スムーズな視点移動と正確なエイムが可能になるため、大きなアドバンテージになるでしょう。

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Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」を使用した私の体験談・レビュー

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※画像はイメージです

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」を実際に使用してみた感想を詳しくお伝えします。

私は普段、FPS、MOBA、MMORPGなど様々なゲームをプレイしていますが、このマウスを使ってみて、特にFPSやMOBA向けの性能が際立っていると感じました。

ここでは、持ちやすさ、エイムのしやすさ、操作性、バッテリーの持ち、ソフトウェアの使用感について、具体的な体験を交えながら紹介します。

持ちやすさと手へのフィット感

まず最初に感じたのは、「手へのフィット感が抜群」ということです。

私は手の大きさが平均的ですが、「V3 HyperSpeed」はピッタリと手に収まりました。

以前の「DeathAdder V3 Pro」は少し大きく、かぶせ持ちでは手のひらに余裕ができすぎて安定感に欠けると感じていましたが、「V3 HyperSpeed」は絶妙なサイズ感で、小さすぎず、大きすぎないバランスが取れています。

また、エルゴノミクス形状のマウスは持ち方の自由度が低いものが多いですが、「V3 HyperSpeed」は
カーブが緩やかで、指の置き方が自然
くぼみが浅く、手のサイズに関係なく握りやすい
親指の位置がちょうどよく、サイドボタンも押しやすい
といった点が優れています。

特に私はつかみ持ちをすることが多いのですが、このマウスはまさに「つかみ持ち向け」に最適化されていると感じました。

手首をマウスパッドに軽く乗せた状態でも、マウスを素早く振りやすく、操作感がとても良いです。

FPSでのエイムのしやすさ

「V3 HyperSpeed」のセンサー性能は非常に優秀で、トラッキング精度が高く、違和感のないエイムが可能でした。

ポーリングレート1000Hz(8000Hzにも対応)で、遅延がほぼゼロ
センサーの位置が前寄りで、狙いが安定する
回転補正機能で、マウスの持ち方によるエイムのズレを防げる

特に、私は普段からマウスを少し斜めに持つクセがあるのですが、「V3 HyperSpeed」の回転補正機能を使うことで、視点移動がより水平に調整できるのが大きなメリットでした。

例えば、Valorantで「角を覗く際の水平移動」がスムーズになり、以前よりもミリ単位のエイム調整がしやすくなったと感じました。

また、55gという軽量ボディのおかげで、
長時間プレイしても手首への負担が少ない
素早いマウス振りがしやすい
低センシ(ローセンシ)のプレイヤーでも快適に動かせる
という利点がありました。

8000Hzのポーリングレートについても試しましたが、違いを感じるのはハイレベルなFPSプレイヤーやプロゲーマーだと思います。

一般的なプレイヤーなら1000Hzでも十分に高速応答を感じられます。

ボタンやホイールの操作性

メインボタンのクリック感

クリックが軽く、連打しやすい
オプティカルスイッチで入力遅延なし
スプレー(連射)とタップ撃ちを感覚的に使い分けられる

FPSゲームでは「タップ撃ち(単発射撃)」と「スプレー(連続射撃)」を使い分けることが多いですが、このマウスはクリックが軽めで、反応速度が速いため、スムーズな射撃が可能でした。

ホイールの感触

スクロールのクリック感がしっかりしている
誤爆が少なく、ジャンプ割り当てに最適
武器の切り替えがしやすい

FPSではホイールを「ジャンプ」に割り当てるプレイヤーも多いですが、「V3 HyperSpeed」のホイールはクリック感がしっかりしており、ジャンプ動作が正確に行えます。

サイドボタンの使いやすさ

程よい硬さで、誤操作しにくい
配置がちょうどよく、自然に押せる
リーン(覗き込み)や近接攻撃に最適

特にFPSでは、サイドボタンに「近接攻撃」「しゃがみ」「リーン」を割り当てることが多いですが、このマウスのサイドボタンはサイズ・配置ともに絶妙で、誤爆が少なく、素早く押せるのが良い点でした。

バッテリーの持ち

「V3 HyperSpeed」は、従来のHyperSpeedシリーズとは異なり、充電式バッテリーを搭載しています。

1回のフル充電で約100時間の連続使用が可能(1000Hz設定時)
8000Hz設定時は約20時間(ただし、8000Hzで使う場面は限られる)
充電の手間が少なく、電池交換不要で使いやすい

実際に使ってみると、1000Hz設定で1日5~6時間プレイしても2週間近く充電不要でした。

バッテリー持ちの良さは、ワイヤレスゲーミングマウスとしてはトップクラスです。

Razer Synapse(ソフトウェア)の使いやすさ

「V3 HyperSpeed」は、Razer Synapseを使って細かくカスタマイズできます。

DPIの設定(最大26,000DPI)
回転補正の調整(-30°~+30°)
ポーリングレートの変更(1000Hz or 8000Hz)
マクロやボタン配置の変更

特に、回転補正とDPI調整の組み合わせで、自分に最適な設定を簡単に作れるのが便利でした。

使用した感想まとめ

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」を実際に使用してみて、以下のポイントが特に優れていると感じました。

手にフィットしやすく、軽量で持ちやすい
FPSでのエイムがしやすく、視点移動がスムーズ
クリックやホイール、サイドボタンの操作性が抜群
バッテリー持ちが非常に良く、充電の手間が少ない
Razer Synapseを使った細かいカスタマイズが可能

特に、FPSやMOBAプレイヤーにとってはエイムのしやすさと軽量さが大きなメリットになります。

 

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」に関するQ&A

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Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「DeathAdder V3 HyperSpeed」の特徴を簡単に教えてください。

超軽量55gで素早いマウス操作が可能
エルゴノミクスデザインで持ちやすく、疲れにくい
Razer Focus X 26Kセンサー搭載で高精度なトラッキング
標準1000Hz、別売ドングル使用で8000Hzに対応
バッテリー持ちが約100時間と長持ち
回転補正機能でエイムのズレを補正

V3 ProとV3 HyperSpeedの違いは?

項目V3 HyperSpeedV3 Pro
サイズ122mm × 64mm × 41mm128mm × 68mm × 44mm
重量55g(軽量)63g
センサーFocus X 26KFocus Pro 30K

結論: 「V3 HyperSpeed」は「V3 Pro」より小型・軽量・コスパ良しなモデル。

「DeathAdder V3 HyperSpeed」は手が小さい人にも合う?

「V3 Pro」より小型なので、手が小さい人や日本人の平均的な手のサイズにフィットしやすいです。特に、つかみ持ちやつまみ持ちのプレイヤーにおすすめ。

どの持ち方に向いていますか?

持ち方相性
かぶせ持ち△(やや小さい)
つかみ持ち◎(最適)
つまみ持ち○(軽量で扱いやすい)

特に、つかみ持ちに最適なデザインです。

手汗で滑りやすくないですか?

滑りにくい設計ですが、乾燥した手だとやや滑るかも。表面はマットコーティングで、適度なグリップ力があります。ただし、手が乾燥している場合は少し滑りやすく感じることも。

FPSやMOBAに向いていますか?

特にFPSやMOBA向きのマウスです。

  • 超軽量55g → すばやいエイムが可能
  • 高精度センサー(26K DPI) → 細かいトラッキングが正確
  • ポーリングレート最大8000Hz → 応答速度が非常に速い

ポーリングレート1000Hzと8000Hzの違いは?

プロレベルのプレイヤーなら8000Hzの恩恵を感じるが、一般プレイヤーなら1000Hzで十分。

ポーリングレート応答速度体感の違い
1000Hz1msほとんどのプレイヤーにとって十分な速度
8000Hz(別売ドングル必要)0.125msプロや超高速エイムを求める人向け

8000Hzにするには、「Razer HyperPolling Wireless Dongle」が必要

回転補正機能って何?

マウスを斜めに持っても、視点移動を水平に調整できる機能。

FPSでの水平エイムがより正確になる
個人の持ち方に応じたカスタマイズが可能

「エイムを真横に動かしたいのに、微妙にズレる」と感じる人におすすめの機能!

バッテリーの持ちは?

非常に長持ち!1000Hzで約100時間、8000Hzで約20時間。

長時間プレイするゲーマーにも最適
1日5時間プレイでも約2週間充電不要
USB-C充電対応で、すぐにフル充電可能

ワイヤレス接続の安定性は?

Razer HyperSpeed Wireless技術により、超低遅延&安定した接続が可能。
有線並みの低遅延ワイヤレス
電波干渉が少なく、ラグを感じない

実際に使ってみても、遅延や接続の不安定さは一切感じませんでした。

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Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」レビューのまとめ

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ここまで、Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」について、デザイン・性能・使用感・バッテリー・価格などを詳しく解説してきました。

ここでは、その内容を総括し、どんな人におすすめなのかを明確にしていきます。

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」の総評

長所

  • 超軽量55gで、素早いマウス操作が可能
  • エルゴノミクスデザインが改良され、持ちやすさが向上
  • Razer Focus X 26Kセンサー搭載で、高精度なトラッキング
  • 1000Hzのポーリングレート標準対応(別売ドングルで8000Hz)
  • 回転補正機能でエイムのズレを軽減
  • オプティカルスイッチ搭載で、クリックの応答速度が高速
  • 充電式バッテリーで、1回のフル充電で約100時間の使用が可能
  • V3 Proより安価
  • Razer Synapseで細かいカスタマイズが可能

短所

  • 8000Hzを使うには別売のドングルが必要
  • V3 Proと比べると、センサー性能がやや劣る(ただし実使用では大きな違いなし)
  • 手が大きい人にはやや小さく感じる可能性

どんな人におすすめ?

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、次のような人に最適です。

FPSやMOBAをプレイする人

  • 軽量でスムーズなエイムが可能
  • 回転補正機能で視点移動が安定
  • オプティカルスイッチで素早いクリック入力ができる

軽量なゲーミングマウスを探している人

  • 55gという超軽量ボディで、手首の負担が少ない
  • 長時間のゲームプレイでも疲れにくい

つかみ持ち・つまみ持ちの人

  • 小型化されたデザインで、つかみ持ち・つまみ持ちに最適

バッテリー持ちの良いワイヤレスマウスを求める人

  • 1回の充電で約100時間の使用が可能
  • 充電式バッテリーなので電池交換の手間がない

コスパの良いワイヤレスマウスを探している人

  • V3 Proよりも安価で、性能も十分
  • 1000Hzのポーリングレートで高速応答
  • 8000Hzにも対応可能(別売ドングル使用時)

こんな人には向かない

  • 手が非常に大きい人 → かぶせ持ちにはV3 Proの方が適している
  • 左右対称のマウスが好きな人 → V3 HyperSpeedは右手専用エルゴノミクスデザイン

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」レビューの総括

「DeathAdder V3 HyperSpeed」は55gの超軽量ゲーミングマウス
エルゴノミクスデザインが改良され、つかみ持ち・つまみ持ちに最適
Razer Focus X 26Kセンサーで高精度なエイムが可能
ポーリングレートは1000Hz標準、8000Hzにも対応(別売ドングル使用時)
回転補正機能で持ち方によるエイムのズレを補正
バッテリー持ちは約100時間と長持ちし、充電の手間が少ない
価格は約1万7000円で、V3 Proよりコスパが良い

Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、軽量で持ちやすいエルゴノミクスデザイン、高精度なセンサー、長時間持続するバッテリーを備えた、FPSやMOBAに最適なゲーミングマウスです。

「V3 Pro」より小型で扱いやすく、つかみ持ちやつまみ持ちのプレイヤーに特にフィットします。

標準1000Hzのポーリングレートに加え、別売のドングルを使用すれば8000Hzにも対応し、プロレベルの高速応答が可能です。

さらに、回転補正機能により、持ち方によるエイムのズレを最小限に抑えられる点も大きな魅力といえます。

価格も約1万7000円と、ハイエンドゲーミングマウスの中では比較的手に取りやすい設定になっており、コストパフォーマンスにも優れています。

総合的に見て、Razer 「DeathAdder V3 HyperSpeed」は、軽さ・操作性・精度のバランスが取れた、幅広いゲーマーにおすすめできる一台です。

より快適で精密なプレイを求めるなら、ぜひこのマウスを試してみてください。

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