この記事は2024年に公開された内容です
ゲーミングマウス市場は、ハイエンドモデルが次々と登場し、激しい競争が繰り広げられています。
そんな中、AJAZZ 「AJ159 APEX」は、1万円前半という手頃な価格ながら、最新のPixArt PAW 3950センサーと8000Hzポーリングレートに対応するという、驚異的なスペックを備えたゲーミングマウスとして登場しました。
AJAZZといえば、これまでコスパの良い周辺機器を多く手がけてきたブランドですが、過去の製品では品質面に課題を感じることもありました。
しかし、「AJ159 APEX」はこれまでのモデルとは一線を画す仕上がりで、まさに本気度の違いを感じさせる一台となっています。
さらに、このモデルにはワイヤレスレシーバー兼充電ドックが付属。
このドックはただの充電器ではなく、カラー液晶ディスプレイを搭載し、時間表示やDPI設定の確認、自作の画像やGIFを表示するなど、カスタマイズ性も抜群です。
こうした機能が詰め込まれながらも価格は抑えられており、コストパフォーマンスの高さが際立っています。
この記事では、AJAZZ 「AJ159 APEX」のスペック、使用感、注意点などを詳しくレビューし、実際に使って感じたポイントを紹介します。
ゲーミングマウスの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

AJAZZ 「AJ159 APEX」の特徴とは?

項目 | 仕様・詳細 |
---|---|
センサー | PixArt PAW 3950 |
最大DPI | 30,000 DPI |
最大ポーリングレート | 8000Hz |
加速度 | 70G |
最大トラッキング速度 | 750 IPS |
接続方式 | 2.4GHzワイヤレス / Bluetooth 5.0 / USB-C有線 |
バッテリー容量 | 400mAh |
重量 | 約56g |
サイズ | 118mm(長さ)× 63mm(幅)× 38mm(高さ) |
形状 | つかみ持ち・つまみ持ち向け(逆ハの字形状) |
メインスイッチ | Huano Green Transparent(やや硬め・跳ね返り強め) |
サイドボタン | Huano Black Shell White Dot(小さめ・ポストトラベル長め) |
充電方法 | 充電ドック / USB-Cケーブル |
充電ドック機能 | 液晶ディスプレイ搭載(DPI・時刻・GIF/画像カスタマイズ可能) |
AJAZZ 「AJ159 APEX」は、最新のPixArt PAW 3950センサーを搭載し、8000Hzポーリングレートに対応したワイヤレスゲーミングマウスです。
1万円前半という価格帯ながら、充実した機能を持つこのマウスは、コストパフォーマンスに優れた製品として注目されています。
ここでは、その特徴を詳しく解説します。
低価格ながら高性能なゲーミングマウス
一般的に、ハイエンドゲーミングマウスには、センサー性能、ポーリングレート、ワイヤレス接続の安定性、クリックの応答速度など、さまざまな要素が求められます。
しかし、こうした高性能モデルは通常、2万円以上の価格帯になることが多いです。
しかし、「AJ159 APEX」は1万円前半という低価格でありながら、トップクラスのゲーミングマウスと並ぶスペックを備えています。
- PixArt PAW 3950センサーを搭載(RazerのFocus Pro 30Kと同等の性能)
- 最大8000Hzのポーリングレートに対応(一般的な1000Hzよりも圧倒的に応答速度が向上)
- 2.4GHz無線とBluetoothのデュアル接続対応
- 約56gという軽量設計
このように、ハイエンドモデル並みの性能を持ちながら、価格はリーズナブルという点が最大の魅力です。
充電ドックの機能と利便性
「AJ159 APEX」には、ワイヤレスレシーバー兼充電ドックが付属しており、これは非常にユニークな特徴の一つです。
充電ドックの特徴
- カラー液晶ディスプレイを搭載
- 時刻やDPI設定などを表示可能
- ユーザーがアップロードした画像やGIFアニメを表示可能
- 他のユーザーが作成したカスタムアニメーションをダウンロード可能 - ワイヤレス充電対応
- マウスの底面に磁石で接続するポゴピンがあり、充電がスムーズ
- マウスをドックに置くだけで簡単に充電できるため、ケーブルを抜き差しする手間が不要 - 安定した設置
- ドック底面に滑り止め加工が施されており、動かない設計
- マウスを雑に置いても位置がズレにくい
このドックの存在によって、マウスの充電がより直感的にできるのは大きなメリットです。
最近は軽量化のためにこうしたドックを省略するメーカーが多い中、AJAZZは利便性を重視した設計を採用しています。
2.4GHz無線&Bluetoothの接続オプション
「AJ159 APEX」は、2.4GHzワイヤレス接続とBluetooth接続の両方に対応しています。
2.4GHzワイヤレス接続
- 低遅延で安定した通信が可能
- 8000Hzのポーリングレートに対応(有線接続と同等のレスポンス)
- ゲーミング用途に最適
Bluetooth接続
- 低消費電力で、バッテリーの持ちが良い
- 複数のデバイスと接続可能
- オフィスや持ち運び用途に適している
ゲーミング時は2.4GHz無線で低遅延のプレイを楽しみつつ、作業時はBluetoothでバッテリーを節約するなど、用途に応じて使い分けられるのは大きな利点です。
概要まとめ:「AJ159 APEX」の特徴
AJAZZ 「AJ159 APEX」は、低価格ながらハイエンドゲーミングマウス並みの性能を備え、特に以下の点が魅力的です。
✔ PixArt PAW 3950センサー搭載で高精度なトラッキングが可能
✔ 最大8000Hzのポーリングレートに対応し、超低遅延の応答速度を実現
✔ 2.4GHz無線とBluetoothのデュアル接続対応で、用途に応じて使い分け可能
✔ カラー液晶付きの充電ドックが付属し、充電の手間が大幅に軽減
✔ 約56gの軽量設計で、長時間のプレイでも疲れにくい
この価格帯でこれだけのスペックを備えたゲーミングマウスは非常に珍しく、コストパフォーマンスに優れた製品といえるでしょう。
AJAZZ 「AJ159 APEX」の高性能センサーとポーリングレート

AJAZZ 「AJ159 APEX」の最大の特徴の一つが、最新のPixArt PAW 3950センサーと8000Hzのポーリングレートに対応していることです。
これにより、マウスの追従性能やカーソルの滑らかさが向上し、FPSやMOBAといった競技性の高いゲームでも優れたパフォーマンスを発揮します。
ここでは、センサー性能やポーリングレートの重要性、競合製品との比較などについて詳しく解説します。
PixArt PAW 3950センサーの実力
PAW 3950とは?
PixArt PAW 3950は、Razerの「Focus Pro 30K」と同じセンサーをベースにしており、トップクラスの性能を誇ります。
これまで、ゲーミングマウスのセンサーとして最も主流だったのはPixArt 3395でした。
しかし、PAW 3950はその進化版であり、より高い精度と滑らかな追従性能を実現しています。
PAW 3950の主な特徴
✔ 最大解像度30,000DPI(超高精度なトラッキングが可能)
✔ 最大速度750IPS(約19m/s)(素早い動きにも対応)
✔ 加速度70G(激しいマウス操作でも遅延なし)
✔ 高ポーリングレート(8000Hz)時のカーソルの滑らかさが向上
PAW 3950と従来の3395センサーとの違い
PixArt 3395は現在でも多くのゲーミングマウスに採用されているセンサーですが、3950はポーリングレートが高いときのカーソルの安定性が向上しているのが特徴です。
特に、高ポーリングレート(8000Hz)で使用した際、カーソルの揺れが少なく、より滑らかに動くことが大きなメリットになります。
これにより、AIM精度がより安定し、細かい動きの制御がしやすくなっています。
8000Hzポーリングレートの影響
ポーリングレートとは?
ポーリングレートとは、1秒間にマウスの位置情報をPCへ送信する回数を示します。
一般的なゲーミングマウスでは1000Hz(=1msごとにデータ送信)が標準ですが、AJ159 APEXは最大8000Hz(=0.125msごとにデータ送信)に対応しています。
ポーリングレートが高くなると、マウスの応答速度が向上し、カーソルの動きがより正確に反映されます。
8000Hzポーリングレートのメリット
✔ 入力遅延の大幅な削減(0.125msの超高速応答)
✔ カーソルのブレが少なくなり、AIM精度が向上
✔ 動きの滑らかさが増し、微細な操作がしやすい
特にFPSやTPSなどの精密なAIMを要求されるゲームでは、この違いが如実に現れます。
ポーリングレートの比較表
ポーリングレート | 1回のデータ送信間隔 | 遅延時間の影響 |
---|---|---|
125Hz | 8ms | 遅延が目立つ |
250Hz | 4ms | やや遅延を感じる |
500Hz | 2ms | 標準的なゲーミングマウスレベル |
1000Hz | 1ms | 一般的な高性能ゲーミングマウス |
8000Hz | 0.125ms | ほぼ遅延ゼロに近い |
この表からも分かるように、8000Hzのポーリングレートは、遅延をほぼゼロに近づけることが可能です。
そのため、プロゲーマーや競技シーンでも大きなアドバンテージとなります。
他社ハイエンドマウスとの比較
8000Hzのポーリングレートを採用しているマウスはまだ少なく、採用しているのはごく一部のハイエンドモデルのみです。
AJAZZ 「AJ159 APEX」と競合製品の比較
モデル名 | センサー | 最大ポーリングレート | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
AJAZZ AJ159 APEX | PixArt PAW 3950 | 8000Hz | 56g | 約1万円前半 |
Razer Viper V2 Pro | Focus Pro 30K | 8000Hz | 58g | 約2万円以上 |
Razer DeathAdder V3 Pro | Focus Pro 30K | 8000Hz | 63g | 約2万円以上 |
Logitech G Pro X Superlight | HERO 25K | 8000Hz | 63g | 約2万円以上 |
この表からも分かるように、「AJ159 APEX」はハイエンドモデルと同等のスペックを持ちながら、価格が約1万円と圧倒的に安いことが分かります。
特に、PixArt PAW 3950センサーと8000Hzのポーリングレートを備えたゲーミングマウスでこの価格帯は非常に珍しく、コストパフォーマンスが極めて高いと言えます。
高性能センサーとポーリングレートの魅力まとめ
✔ PixArt PAW 3950センサー搭載で、トラッキング性能がトップクラス
✔ 8000Hzのポーリングレート対応で、極限まで遅延を削減
✔ 高ポーリングレート時のカーソルの滑らかさが向上し、AIM精度が向上
✔ 他社のハイエンドマウス(2万円以上)と同等のスペックを、1万円前半で実現
特に、8000Hzのポーリングレート対応マウスはまだ少なく、競技シーンでも十分に戦えるスペックを持ちながら、手頃な価格で入手できる点が「AJ159 APEX」の大きな魅力です。
この価格でこれほどの性能を持つマウスは、まさに異例の存在と言えるでしょう。
AJAZZ 「AJ159 APEX」のデザイン・形状・使用感

ゲーミングマウスを選ぶ際、スペックだけでなく、形状や持ち心地も非常に重要です。
どれほど高性能なセンサーを搭載していても、手にフィットしなければ快適にプレイすることはできません。
AJAZZ 「AJ159 APEX」は、つかみ持ち向けのエルゴノミックな形状と、しっかりとしたグリップ感を生むコーティングが特徴です。
さらに、ボタンやホイールの操作感も考慮されており、全体のビルドクオリティも向上しています。
ここでは、デザイン、形状、持ち方の適性、コーティングの質感、ボタンのフィードバックについて詳しく解説します。
つかみ持ちに最適な形状とフィット感
本体サイズと重量
- 本体サイズ:118mm(長さ)× 63mm(幅)× 38mm(高さ)
- 重量:約56g(公称値)
比較的小型のマウスで、つかみ持ちやつまみ持ちに適した形状になっています。
約56gと軽量なため、素早い操作がしやすく、長時間のプレイでも手が疲れにくい設計です。
形状の特徴
- やや前傾したローシェイプデザイン
- 側面がきつい逆ハの字になっており、指先がしっかりとフィット
- トップの膨らみが本体中央よりやや後ろ寄りで、手のひらに馴染みやすい
この形状により、指先でしっかりとマウスを固定でき、マウスと手の一体感を感じながらプレイが可能です。
ただし、かぶせ持ちにはあまり向かないため、手全体で包み込むように持つスタイルの人には少し窮屈に感じるかもしれません。
持ち方別の適性
持ち方 | 適性 | 特徴 |
---|---|---|
つかみ持ち | ◎ | 側面の逆ハの字形状により、指先でしっかりとグリップ可能 |
つまみ持ち | ○ | 軽量であるため操作しやすいが、指の関節を使った微調整がやや難しい |
かぶせ持ち | △ | 高さが低く、指が窮屈に感じる可能性あり |
つかみ持ちユーザーには非常に適した形状ですが、指を使って繊細なコントロールを求めるプレイヤーにはやや不向きな可能性があります。
コーティングの種類と質感の違い
「AJ159 APEX」は、4色のカラーバリエーションがあり、コーティングの仕様が異なります。
カラーバリエーションとコーティングの違い
- ブラック / ホワイト:コーティングなし(ただし、手触りはコーティングありと大きな違いなし)
- ブルー / オレンジ:コーティングあり(バクシー系のグリップ感)
コーティングの特徴
- ブルーとオレンジは、VAXEEのマウスに近い質感
- グリップ力が強く、サラサラしつつもしっかりホールドできる
- ホワイトはやや粉っぽい質感があり、人によっては滑りにくく感じる
オレンジとホワイトを比較すると、ホワイトも意外と滑り止め効果があるため、どのカラーを選んでも大きな違いは感じないかもしれません。
マウスボタンとホイールの操作性
メインボタンのフィードバック
- スイッチ:Huano Green Transparent
- クリック感:やや硬めで跳ね返りが強い
- 遊びが少なく、しっかりとしたフィードバック
Huano製スイッチを採用しており、クリックの反応が速く、しっかりとした押し心地があります。
特に、跳ね返りが強く、素早い連打がしやすいのが特徴です。
ただし、右メインボタンに若干のガタつきがある個体があるため、気になる場合は個体差をチェックしたほうがよいでしょう。
サイドボタン
- やや小型で、跳ね返りのあるクリック感
- スイッチ:Huano Black Shell White Dot
- 押し込める深さ(ポストトラベル)が長め
小型ながら、押し込みが深い仕様になっているため、力を入れると奥まで押し込めてしまいます。
サイドボタンを多用する人にとっては、やや押しづらさを感じる可能性があります。
ホイール
- ホイールの回し心地は軽め
- ノッチ感(刻み目の感触)は弱めで、スムーズに回る
- ホイールクリックはやや軽めで押しやすい
スクロール時の抵抗が少なく、スムーズに回るため、素早い操作に向いています。
ただし、軽すぎて意図せずスクロールしてしまうことがあるため、操作感の好みが分かれるポイントです。
デザイン・形状・使用感の評価まとめ
✔ コンパクトで軽量な設計(56g)で、つかみ持ち・つまみ持ち向け
✔ 側面の逆ハの字形状により、指先でしっかりグリップできる
✔ コーティングの違いはあるが、どの色も滑りにくい仕様
✔ メインボタンは跳ね返りが強く、クリック感がしっかりしている
✔ サイドボタンはやや押し込みが深く、好みが分かれる
✔ ホイールは軽くて回しやすいが、誤爆しやすい可能性あり
「AJ159 APEX」は、つかみ持ちに特化した形状と軽量な設計により、快適な操作感を提供するゲーミングマウスです。
特に、逆ハの字形状と背面の膨らみが手にフィットし、マウスと手が一体化するような感覚を得られます。
ただし、かぶせ持ちの人や、サイドボタンのフィードバックを重視する人には向かないかもしれません。
そのため、持ち方や使用用途に応じて、自分に合ったかどうかを慎重に判断するのが良いでしょう。
AJAZZ 「AJ159 APEX」を使用した体験談・レビュー

ここでは、実際にAJAZZ 「AJ159 APEX」を使用してみて感じたメリット・デメリットを、ゲームプレイ時の操作感や実用性に焦点を当てながら詳しく解説します。
ゲームでの操作感:AIM精度とトラッキング性能
ポーリングレート8000Hzの恩恵は?
8000Hzのポーリングレートが本当に体感できるのかどうかは、普段1000Hzのマウスを使っている人にとって気になるポイントです。
実際にFPSやTPSで試してみたところ、素早い動きでもカーソルのブレが少なく、滑らかなトラッキングが可能でした。
特に感じたメリットは以下の3点です。
✔ カーソルの動きが非常に滑らか(高ポーリングレート時の不安定さが少ない)
✔ フリック時の追従性が良く、AIMの補正がしやすい
✔ リコイルコントロール時の微調整がやりやすい
一方で、8000Hzを使用するにはPC側のスペックも影響します。
古めのPCや、CPU負荷の高い状況では安定しない場合もあるため、自分の環境で8000Hzが問題なく動作するかを確認する必要があります。
つかみ持ちとの相性が抜群
「AJ159 APEX」は、つかみ持ち向けのエルゴノミクス形状が特徴です。
特に良かったのが、逆ハの字の側面形状がしっかりと指にフィットし、余計な力を入れずに安定してグリップできることです。
実際に長時間のゲームプレイを行ってみても、指の疲れが少なく、快適に操作できました。
一方で、かぶせ持ちにはあまり向いていない点に注意が必要です。
背面の膨らみが少し後ろ寄りにあるため、手のひら全体で包み込むように持つスタイルだと、フィット感が薄れる可能性があります。
ワイヤレス接続の安定性は?
このマウスは2.4GHzワイヤレス接続とBluetooth接続に対応しています。
2.4GHz接続(ゲーミング用途)
✔ 遅延なし、安定した通信
✔ レスポンスが速く、8000Hzのパフォーマンスをフル活用できる
ゲーミング用としては、2.4GHzの無線接続が安定しており、有線と同等のレスポンスでした。
ワイヤレス特有の遅延や不安定さはほぼ感じられず、シビアなAIMが求められるシーンでも安心して使えます。
Bluetooth接続(普段使い用)
✔ バッテリー持ちが長く、作業用に便利
✔ 複数デバイスに接続できるのがメリット
✔ ゲーミング用途には向かない(遅延が若干ある)
Bluetoothは、オフィス作業やWebブラウジング用途としては便利ですが、ゲームでの使用にはあまり向いていません。
遅延はわずかに感じられるため、ゲームプレイ時は2.4GHz接続を推奨します。
充電ドックは実用的?
充電ドックの使い勝手も評価ポイントの一つです。実際に使ってみて感じたポイントは以下の通りです。
✔ マウスを置くだけで充電できるのが便利(ケーブル不要でストレスフリー)
✔ ディスプレイの情報表示が見やすく、カスタマイズ性が高い
✔ 底面に滑り止め加工があり、ズレにくい
ただし、ドック自体のサイズが大きめなため、デスクのスペースが限られている場合は設置場所に注意が必要です。
クリック・ホイール・ボタンの使用感
メインボタン(クリック感)
- スイッチ:Huano Green Transparent
- クリック感:やや硬めで、跳ね返りが強い
- 応答速度は優秀だが、指の力が弱い人にはやや重く感じるかも
クリック感はしっかりしており、余計な遊びがないため、素早い連打が求められる場面でも快適に使用可能です。
ただし、右メインボタンのガタつきがある個体が存在する点には注意が必要です。
サイドボタンの押し心地
- 小型で、カーブが強めのデザイン
- 押し込みが深く、ポストトラベルが長め
- 跳ね返りがあるが、素早い入力にはやや不向き
サイドボタンはやや押し込みが深いため、素早く連続で押すような用途にはやや向いていません。
ホイールの感触
- ホイールは軽めで、ノッチ感(刻み目)が弱め
- スクロール時に滑らかに動くが、誤操作が発生しやすい可能性あり
- ホイールクリックは軽めで押しやすい
スクロール操作はスムーズですが、ノッチ感が弱いため、誤入力する可能性があります。
バッテリー持ちはどうか?
8000Hzポーリングレートを使用するとバッテリーの減りが早くなることが懸念されますが、「AJ159 APEX」は意外にもバッテリー持ちが良いと感じました。
✔ 8Kポーリングレートで7時間使用後もバッテリー消費はわずか
✔ ドックがあるため、バッテリー管理の手間が少ない
一般的に、8000Hz対応マウスは消費電力が多くなりがちですが、このモデルは驚くほどバッテリー持ちが良く、長時間の使用にも耐えられる設計になっています。
使用してみた感想まとめ
✔ ポーリングレート8000Hzの恩恵を体感でき、AIM精度が向上
✔ つかみ持ちに最適な形状で、指先がしっかりとフィットする
✔ 2.4GHz無線接続が安定しており、有線と遜色ないレスポンス
✔ 充電ドックは便利だが、設置スペースを考慮する必要あり
✔ メインボタンのクリック感は良好だが、個体差によるガタつきに注意
✔ バッテリー持ちが想像以上に良く、長時間の使用も可能
「AJ159 APEX」は、実際に使用してみてもスペック通りの性能を発揮し、競技レベルのゲームでも十分に戦えるゲーミングマウスであることが確認できました。
AJAZZ 「AJ159 APEX」に関するQ&A

AJAZZ 「AJ159 APEX」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「AJ159 APEX」の最大の特徴は?
PixArt PAW 3950センサー & 8000Hzポーリングレート対応のハイエンドスペックを低価格で実現した点です。
- 1万円前半の価格ながら、Razer Viper V2 Proと同等のセンサーを搭載
- 8000Hzポーリングレートに対応し、超低遅延の操作が可能
- ワイヤレス充電ドック付きで、利便性も高い
どのような接続方式がある?
2.4GHzワイヤレス / Bluetooth 5.0 / USB-C有線の3種類に対応しています。
- ゲーミング用途なら2.4GHz無線が最適(低遅延で安定)
- 普段使いやマルチデバイス用途にはBluetoothが便利
- 有線接続も可能なので、充電しながらの使用もOK
どのOSに対応している?
WindowsとmacOSに対応しています。
- Windows環境での動作が最適化されており、8000Hzポーリングレートをフル活用可能
- macOSでも基本的な操作は可能ですが、ソフトウェア機能の一部は未対応の可能性あり
どの持ち方に向いている?
つかみ持ち・つまみ持ちに最適な形状です。
- 側面が逆ハの字になっており、指先がしっかりフィットする
- トップの膨らみが本体中央よりやや後ろ寄りで、手のひらに馴染みやすい
- かぶせ持ちにはやや不向き(手のひらがフィットしづらい)
ボタンのクリック感は?
メインボタンはHuano Green Transparentスイッチを採用し、やや硬めで跳ね返りが強いです。
- 余計な遊びがなく、素早い連打がしやすい
- 右メインボタンに個体差でガタつきがある場合がある(気になる場合は交換対応を検討)
ホイールの操作感は?
軽めの回し心地で、ノッチ感(刻み目)が弱めです。
- スクロールがスムーズに動くため、素早い操作が可能
- ただし、軽すぎて誤入力しやすい可能性があるため、好みが分かれる
サイドボタンの使い心地は?
小型でカーブが強めのデザイン。押し込みが深めで、ポストトラベル(押した後の沈み込み)が長いです。
- 適度な跳ね返りはあるが、素早く連打する用途には不向き
- FPSで頻繁にサイドボタンを使うプレイヤーは注意
バッテリーの持ちは?
8000Hzで使用しても、バッテリーの減りは比較的遅めです。
- 8Kポーリングレート使用時でも7時間以上は余裕で持続
- 通常使用(1000Hz)なら数日間バッテリーが持つ
- 充電ドックがあるため、使用しないときに置いておくだけで充電できる
充電ドックなしでも使える?
充電ドックなしでもUSB-Cケーブルを使って充電可能です。
- ワイヤレスで使用する場合、充電の手間を省くならドックが便利
- デスクスペースが限られている場合、USB-Cケーブルで直接充電する方法もアリ
充電ドックのディスプレイ機能は?
DPI表示、時刻表示、カスタムGIF/画像のアップロードが可能です。
- DPIやバッテリー状態をリアルタイムで確認できる
- 自分の好きな画像やアニメーションを表示できるカスタマイズ性あり
- ドック自体がやや大きめなので、設置スペースを考慮する必要あり
8000Hzポーリングレートの違いは体感できる?
1000Hzから8000Hzに上げると、カーソルの滑らかさが向上し、AIM精度が向上します。
- 特にFPSやTPSではフリック時の追従性が向上
- 微細なAIM調整がしやすくなり、リコイルコントロールも安定
- ただし、CPU負荷が上がるため、PCスペックが低いと安定しないこともある
他の有名ゲーミングマウスと比べてどう?
1万円前半でこのスペックは他に類を見ない。コスパ最強。
- センサー性能はRazerやLogitechのハイエンドモデルと同等
- 価格が半額以下で、ポーリングレートはさらに高い
- ボタンのフィーリングやビルド品質ではRazerやLogitechが若干上
AJAZZ 「AJ159 APEX」レビューのまとめ

AJAZZ 「AJ159 APEX」は、最新のPixArt PAW 3950センサーと8000Hzのポーリングレート対応というハイエンドなスペックを持ちながら、1万円前半という驚異的なコストパフォーマンスを実現したワイヤレスゲーミングマウスです。
この価格帯では類を見ない高性能を誇る一方で、持ち方やボタンの仕様など、向き不向きがある点も考慮する必要があります。
ここでは、本記事を通じて分かったAJ159 APEXの特徴と評価を、メリット・デメリットを整理しながらまとめていきます。
AJAZZ 「AJ159 APEX」の特徴と評価
✅ PixArt PAW 3950センサー搭載(Razer Focus Pro 30K相当)
✅ 最大8000Hzポーリングレート対応で超高速応答
✅ 約56gの軽量設計で操作性が抜群
✅ 2.4GHz無線&Bluetooth対応で汎用性が高い
✅ 充電ドック付きで、ワイヤレス運用が快適
✅ 1万円前半という驚異的なコストパフォーマンス
特に注目すべきは、センサーとポーリングレートの高さです。
他社の2万円以上するハイエンドモデルと同等のスペックを誇りながら、価格はほぼ半額という点が、最大の魅力です。
メリット(購入する価値がある理由)
メリット | 詳細 |
---|---|
高性能センサー | PixArt PAW 3950搭載で、正確なトラッキングと滑らかな動きが可能 |
8000Hzポーリングレート | 低遅延&超滑らかなカーソル動作でAIM精度が向上 |
軽量ボディ(約56g) | 長時間の使用でも疲れにくく、スムーズなマウス操作が可能 |
2.4GHz無線&Bluetooth対応 | ゲーミングだけでなく、普段使いにも最適 |
充電ドック付き | 置くだけで充電でき、ワイヤレス運用の利便性が高い |
コスパ最強 | 1万円前半でこのスペックは他にない |
このように、コストパフォーマンスが圧倒的に優れている点が、「AJ159 APEX」の最大の魅力です。
デメリット(購入前に知っておくべきこと)
デメリット | 詳細 |
---|---|
かぶせ持ちには不向き | 側面が逆ハの字形状で、手のひら全体を使った持ち方には合わない |
ボタンのガタつきがある個体も | 右メインボタンのガタつきや、サイドボタンの押し込みの深さが気になる場合あり |
ホイールのノッチ感が弱い | 軽く回るため、スクロールの誤爆が発生する可能性 |
8000HzはPCスペックを選ぶ | 高ポーリングレートを活かすには、十分なCPU性能が必要 |
充電ドックが大きい | デスクスペースを圧迫する可能性あり |
特に、8000Hzポーリングレートを活かすにはPCの性能が重要です。低スペックなPCでは、1000Hzの方が安定する場合もあるので注意しましょう。
また、ボタンのガタつきやホイールのノッチ感の弱さは、個体差があるため、品質を気にする人はチェックが必要です。
どんな人におすすめか?
✅ 「AJ159 APEX」をおすすめする人
✅ つかみ持ち・つまみ持ちが得意な人(側面の形状が指にフィットする)
✅ ハイエンドゲーミングマウスの性能を低価格で手に入れたい人(Razer Viper V2 Proと同等のスペック)
✅ ポーリングレート8000Hzを試したい人(最新技術を体感したい)
✅ 充電ドック付きのワイヤレスゲーミングマウスを探している人(ケーブルの抜き差し不要)
✅ コスパ重視でゲーミングマウスを選びたい人(この価格帯でこの性能は他にない)
❌ 「AJ159 APEX」をおすすめしない人
🚫 かぶせ持ち派の人(形状が合わない可能性あり)
🚫 サイドボタンを頻繁に使う人(押し込みが深く、少し固め)
🚫 最上級のビルドクオリティを求める人(ボタンのガタつきがある個体も存在)
持ち方によって向き不向きがあるため、つかみ持ち・つまみ持ち派の人にとっては、最高の選択肢になるでしょう。
AJAZZ 「AJ159 APEX」レビューの総括
✔ ハイエンドクラスの性能(PAW 3950センサー & 8000Hzポーリングレート)
✔ 1万円前半で買えるコスパ最強のゲーミングマウス
✔ ワイヤレス充電ドック付きで、利便性が高い
✔ つかみ持ち・つまみ持ち派には最高のフィット感
✔ 個体差やPCスペックによる注意点あり
👉 「ハイエンド性能を低価格で手に入れたい人」にとっては、間違いなく買いの一台!
AJAZZ 「AJ159 APEX」は、最新のPixArt PAW 3950センサーと8000Hzのポーリングレートに対応した、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るワイヤレスゲーミングマウスです。
高精度なトラッキング性能と滑らかな操作感に加え、充電ドックの利便性も兼ね備え、1万円前半という価格帯では考えられないほどのスペックを実現しています。
つかみ持ちやつまみ持ちに適した形状で、指先のフィット感を重視するプレイヤーには最適ですが、かぶせ持ち派にはやや不向きな点には注意が必要です。
また、ボタンのフィードバックやホイールのノッチ感など細かい部分に個体差が見られるものの、全体としての完成度は高く、ハイエンドマウスと比較しても遜色のない性能を発揮します。
ゲーミングマウスを選ぶ際、高性能なセンサーや低遅延なワイヤレス接続を求めつつも、価格を抑えたいという人には間違いなくおすすめできる一台です。
この価格でハイエンドモデルに匹敵する性能を体感できる「AJ159 APEX」は、まさにゲーマーにとっての新たな選択肢となるでしょう。

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