BenQ 「ZOWIE EC-C」シリーズを徹底レビュー！サイズ別の特徴と使用感を詳しく解説(EC-1C / EC-2C / EC3-C)

この記事は2022年に公開された内容です

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズは、ゲーミングマウス市場で定評のあるZOWIEシリーズの最新モデルです。

このシリーズは、ゲーマーが求める「操作性」と「快適性」を追求し、多くのプロゲーマーやハードコアユーザーに支持されてきました。

最新モデルの「EC-C」シリーズでは、さらなる改良が加えられ、使いやすさやパフォーマンスが一段と向上しています。

特に注目すべき点は、従来モデルの「EC-B」シリーズから17gもの軽量化が図られたことや、新たに柔らかい「パラコードケーブル」の採用です。

このケーブルは、従来のビニールケーブルと比べて柔軟性が高く、操作時のストレスを軽減する設計になっています。

また、新しい24ステップのホイールは、より細かい操作が可能となり、FPSやRTSゲームでの使用感を大幅に向上させています。

さらに、今回のCシリーズでは、これまで2サイズ展開だったECシリーズに新たな小型モデル「EC3-C」が追加され、より多くのゲーマーのニーズに応えられるようになりました。

このモデルは単なる小型化ではなく、全長や高さを最適化することで、異なる持ち方や手のサイズに対応する設計がされています。

この記事では、「ZOWIE EC-C」シリーズの詳細な仕様や特徴、実際の使用感をレビューし、どのようなユーザーに最適かを解説していきます。

初めてZOWIEマウスを試す方や、ゲーミングマウスの買い替えを検討している方に役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。

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BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズとは？

項目	EC1-C	EC2-C	EC3-C
サイズ分類	大型	中型	小型
重量	80g	73g	70g
センサー	PixArt PMW3360
DPI設定	400 / 800 / 1600 / 3200
接続方式	有線（パラコードケーブル）
ホイールステップ	24ステップ
形状	エルゴノミクス（右利き用）
推奨持ち方	被せ持ち	被せ持ち・つかみ持ち	つかみ持ち・つまみ持ち

「ZOWIE EC-C」シリーズは、BenQが展開するゲーミングマウス「ECシリーズ」の最新モデルです。

ゲーマーのプレイスタイルやフィードバックを反映し、従来の「EC-B」シリーズからいくつかの重要な改良が加えられています。

ここでは、前作との違いや、新たに追加された特徴、そしてゲーマーにとってのメリットについて詳しく説明します。

前作との違い

「EC-C」シリーズは、前作の「EC-B」シリーズから多くの改良が施されています。

以下が主な違いです：

軽量化
「EC-C」シリーズでは、全モデルで約17gの軽量化が実現されました。たとえば、「EC1-C」は80g、「EC2-C」は73g、「EC3-C」は70gと、手の疲労を抑えつつ長時間のプレイでも快適に使えるようになっています。
新しいパラコードケーブル
従来のビニールケーブルが撤廃され、柔らかいパラコードケーブルが採用されました。このケーブルは柔軟性が高く、ケーブルの干渉や絡まりを防ぎ、よりスムーズな操作感を提供します。
ホイールの改良
従来の16ステップのホイールから、一般的なマウスと同様の24ステップホイールに変更されました。この改良により、細かいスクロール操作が可能になり、FPSやRTSなどのゲームでの正確な動作が可能になっています。

3サイズ展開の特徴

これまでECシリーズは2サイズ（EC1とEC2）のみの展開でしたが、「EC-C」シリーズでは新たに小型モデル「EC3-C」が加わりました。

この追加により、ユーザーはより自分の手のサイズや持ち方に適したモデルを選べるようになりました。

EC1-C（大型）
手が大きいユーザー向け。手のひら全体にフィットし、被せ持ちに最適。
EC2-C（中型）
平均的な手の大きさのユーザー向けで、被せ持ちやつかみ持ちに適しています。
EC3-C（小型）
小さい手のユーザー向け。つかみ持ちやつまみ持ちにも適応し、コンパクトな形状ながらも幅を広めに保つことで、しっかりしたグリップ感を提供します。

ゲーマーにとっての利点

「EC-C」シリーズは、あらゆるゲーマーが快適に使用できるように設計されています。

以下が主な利点です：

多様な持ち方に対応
人間工学に基づいて設計されたエルゴノミクス形状は、被せ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちなど、どの持ち方にも適応します。特に、手の形や握り方に合わせて複数サイズから選べる点が大きな特徴です。
快適な操作性
軽量化された本体と柔らかいパラコードケーブルにより、長時間の使用でも疲れにくく、スムーズな操作が可能です。
正確なセンサー性能
高性能センサー「PixArt PMW3360」を搭載し、カーソルの挙動が安定しており、正確なエイムが求められるFPSゲームに最適です。
シンプルで実用的なデザイン
ZOWIEマウス特有のシンプルで洗練されたデザインは、必要な機能を十分に備えつつも余計な装飾を省き、性能に特化しています。

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズは、プロゲーマーからカジュアルゲーマーまで幅広く対応できるモデルであり、その性能と使い心地は多くのゲーマーに高く評価されています。

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズのデザインと性能の特徴

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズは、ゲーマーのニーズを満たすため、デザインと性能の両面で優れた改良が施されています。

ここでは、軽量化、新ケーブル、エルゴノミクス形状、ボタンやホイールの改良点など、詳細に解説します。

軽量化と新ケーブルの採用

軽量化のポイント
「EC-C」シリーズは、前作「EC-B」シリーズと比較して全モデルで約17gの軽量化が実現されています。
この改良により、長時間のプレイでも手の疲労を軽減し、より快適な操作が可能になっています。具体的には、各モデルの重量は以下の通りです：
- EC1-C（大型）：80g
- EC2-C（中型）：73g
- EC3-C（小型）：70g
  軽量化が実現されても、剛性や耐久性が損なわれていない点も高評価されています。
柔軟なパラコードケーブル
「EC-C」シリーズでは、新たに柔らかいパラコードケーブルが採用されました。このケーブルは従来のビニールケーブルと比べて以下のような利点があります：
- 柔軟性が高く、取り回しがしやすい。
- ケーブルがマウスパッドに擦れる際のストレスが軽減される。
- ケーブルの付け根が斜め上を向いているため、摩擦をさらに抑える設計になっています。
  また、パラコードケーブルはマウスバンジーとの相性も良く、ケーブルが邪魔になることなく快適に使用できる仕様です。

エルゴノミクス形状の利点

左右非対称デザイン
「EC-C」シリーズは人間工学に基づいた左右非対称の形状を採用しています。この設計により、以下のような利点があります：
- 自然なフォームで握ることができるため、長時間使用しても手が疲れにくい。
- 手のひらや指先にしっかりとフィットし、安定感のある操作が可能。
- 各モデル（EC1-C、EC2-C、EC3-C）は、それぞれ異なる手のサイズや持ち方に対応する設計となっています。
全長・高さの最適化
特に新モデルの「EC3-C」では、全長を短くしつつも本体幅を広めに調整することで、グリップ性能を損なわずにコンパクトな形状を実現しています。これにより、小さな手でも快適に使えるだけでなく、つまみ持ちや浅めのつかみ持ちにも対応する汎用性の高さが特徴です。
手の自然なフォームをサポート
本体を横から見ると中央部分が山なりに高く設計され、指先から手のひらまで自然な角度でマウスに乗せられるようになっています。この形状は特にかぶせ持ちやつかみ持ちをするゲーマーにとって理想的です。

ボタン配置とホイールの改良点

メインボタン
「EC-C」シリーズのメインボタンは、柔らかめのクリック感でストロークが短すぎず長すぎない、絶妙なバランスで調整されています。主な特徴は以下の通りです：
- 指先に少しの力を加えるだけで、迅速に反応。
- FPSやRTSゲームでのタップ打ちや連射に適した設計。
- 一体型デザインながら、クリック感の変化がほとんどなく、安定した操作が可能。
サイドボタン
本体のサイドに配置されたボタンは、適度な大きさで指先にしっかりと引っかかりやすい形状になっています。押し心地は硬すぎず柔らかすぎず、誤操作を防ぎながら快適に使用できる点が評価されています。
24ステップのホイール
「EC-C」シリーズでは、新たに24ステップのホイールを採用しました。これにより、従来の16ステップホイールよりも細かい調整が可能となり、以下のような利点があります：
- スムーズなスクロール操作が可能。
- 一般的なマウスと同じ感覚で操作できるため、他メーカーからの乗り換え時の違和感が軽減される。
- ホイールクリックも適度な硬さで、誤操作を防ぎつつ軽快な使用感を提供。

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズは、デザインと性能の両面でゲーマーの細かなニーズに応える改良がなされています。

軽量化やケーブルの進化に加え、エルゴノミクス形状や操作性を向上させる細部へのこだわりが、快適で正確なプレイ体験を提供します。

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズの使用感

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズは、軽量化や設計改良によって、さまざまなプレイスタイルや持ち方に対応したゲーミングマウスです。

ここでは、持ち方ごとの相性やセンサー性能、ケーブルやマウスソールの使用感について詳しく解説します。

持ち方ごとの相性チェック

「EC-C」シリーズは、被せ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちの3種類の持ち方にそれぞれ対応可能です。

ここでは、各持ち方と相性の良いモデルを具体的に見ていきます。

被せ持ち
被せ持ちは手のひら全体をマウスに覆いかぶせるように持つスタイルです。この持ち方では、EC1-CやEC2-Cが最適です。
- EC1-C（大型モデル）： 手のひら全体に密着するフィット感を提供し、安定した操作が可能です。特に手が大きめの人におすすめです。
- EC2-C（中型モデル）： 平均的な手の大きさのユーザーに最適で、ゆったりとしたフィット感があります。
- 背が低めのデザインにより、手首に負担をかけずに自然なフォームで操作できます。
つかみ持ち
つかみ持ちは、手のひらの中央部分をマウスから浮かせる持ち方で、素早い動きが求められる場面で適しています。
- EC2-C（中型モデル）： 安定感と素早い動きをバランスよく提供します。
- EC3-C（小型モデル）： 小型サイズで、つかみ持ち時の軽快さと操作性に優れています。
- 手の大きさに関係なく、自然なフォームで握り込むことができ、長時間使用しても疲れにくいです。
つまみ持ち
つまみ持ちは、指先だけでマウスを操作するスタイルです。この持ち方では、EC3-Cが最も相性が良いとされています。
- EC3-C（小型モデル）： 軽量で全長が短いため、指先だけでの精密な操作がしやすい設計です。
- 表面のグリップ性能が高く、滑りにくいため、安定感を損なわずに操作できます。
- 手が小さい人だけでなく、浅めに持つことを好むユーザーにも適応します。

センサー性能と精度

搭載センサー：PixArt PMW3360
「EC-C」シリーズには高性能センサーPixArt PMW3360が搭載されており、以下の特徴を持っています：
- DPI設定は400/800/1600/3200の4段階で調整可能。
- センサー挙動は安定しており、カーソルの飛びや不規則な動きがなく、正確な操作が可能。
- FPSやMOBAゲームでの細かいエイムや素早いターン操作でも高い精度を発揮します。
センサー配置
センサーは本体の中央に配置されており、手首を軸にした動きでもカーソルの挙動に違和感がありません。一般的な配置であるため、他のマウスからの乗り換え時でもスムーズに移行できます。

ケーブルとマウスソールの使用感

ケーブル：パラコードケーブル
柔軟性が高いパラコードケーブルは、マウスバンジーとの併用でさらなる快適さを実現します。
- ケーブルの付け根が斜め上を向いており、マウスパッドとの摩擦を最小限に抑えます。
- 柔らかいため、取り回しが容易で、ゲーム中にケーブルが引っかかるストレスがありません。
マウスソール
「EC-C」シリーズのマウスソールは、上下に2枚配置された大型タイプで、素材にはPTFEが採用されています。
- 滑りやすさと止まりやすさをバランスよく両立しており、あらゆる操作に対応します。
- 厚さは約0.42mmと非常に薄く、マウスパッドによっては若干の相性問題が発生する可能性があります。ただし、ソールが滑りやすい特性を持つため、標準的なマウスパッドとの相性は抜群です。

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズの使用感は、軽快さと正確さを求めるゲーマーにとって非常に優れています。

特に、持ち方やプレイスタイルに応じて適切なサイズを選ぶことで、さらに快適な使用が可能です。

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズを使用した私の体験談・レビュー

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズを数週間にわたって使用してみた感想を、具体的な使用状況やポイントごとにまとめました。

結論から言うと、「EC-C」シリーズは細かい部分までユーザーの使いやすさを考慮したゲーミングマウスで、特にFPSやRTSのような精密な操作が求められるゲームでその性能を存分に発揮しました。

初めて手にしたときの印象

箱から取り出した瞬間、「EC-C」シリーズの軽量感としっかりとした作りに驚きました。

私は普段、重量80g以上のマウスを使っていたので、「EC2-C」（73g）は手に持っただけで軽快な操作ができる予感を感じさせてくれました。

また、新しく採用されたパラコードケーブルの柔らかさも印象的で、ケーブルがまるで存在しないかのような自由な動きが体験できました。

ゲームでの使用感

FPSゲーム
「EC2-C」を使用してFPSゲームをプレイしたところ、その軽量感と安定したセンサー性能が高精度なエイムに役立ちました。特に、スナイパーライフルを使用して敵を狙う際、クリックの反応速度が速く、狙いを外すことなく操作できました。また、ホイールの24ステップ設計により、武器の切り替えも滑らかで、違和感なく行えました。
MOBAゲーム
「EC3-C」を使用してMOBAゲームをプレイした際、小型サイズのおかげで素早いマウス操作が可能でした。手首を軸にした細かい操作がしやすく、クリック感も軽めなので、長時間のプレイでも疲れにくいと感じました。
総評
どの持ち方でも自然にフィットするエルゴノミクス形状が快適で、マウス操作中にストレスを感じることはほとんどありませんでした。特に、つかみ持ちや被せ持ちの際に手のひら全体が自然にマウスにフィットする感覚は、他のマウスでは得られないものでした。

日常使用での感想

ゲーム以外にも、仕事での使用やブラウジングに使ってみました。

パラコードケーブルの柔軟性のおかげで、日常的な操作でも非常に快適に感じられました。

ホイールの感触も適度で、ウェブページのスクロールやドキュメントの移動もスムーズでした。

また、グリップ性能が高く、手汗をかいても安定して操作できたのは好印象でした。

気になった点

ケーブルとソールの相性
柔らかいパラコードケーブル自体は優秀ですが、マウスソールが薄いため、柔らかいマウスパッドを使用すると底面がわずかに擦れることがありました。この点はソールの厚さを増やすカスタムで改善可能ですが、標準のままでは一部のマウスパッドで満足感が得られない可能性があります。
クリック感の好み
メインボタンのクリック感は軽めなので、普段硬めのクリック感に慣れている人にはやや違和感を覚えるかもしれません。ただ、これは慣れの問題であり、数日使うと快適さに気づくことができました。

体験談まとめ

私個人としては、「ZOWIE EC-C」シリーズは非常に満足度の高いゲーミングマウスでした。

FPSプレイヤーとして、軽量かつ正確な操作が可能なこのマウスは、エイムの精度や快適なプレイ環境を求める人にとって理想的な選択肢だと感じました。

また、手の大きさや持ち方に応じたモデルを選べる点も素晴らしいです。

しかし、完璧ではなく、マウスソールの薄さやクリック感の好みといった点で、人によっては課題と感じる部分もあるでしょう。

それでも、総合的には「ゲームに本気で取り組むプレイヤーの期待を裏切らないマウス」として、自信を持っておすすめできる製品です。

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズに関するQ&A

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズに関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「EC-C」シリーズの3つのモデル（EC1-C、EC2-C、EC3-C）の違いは何ですか？

主な違いはサイズと重量です。3つのモデルは異なる手の大きさや持ち方に対応するよう設計されています。

EC1-C（大型モデル）
- 重量：80g
- 対応：大きな手のユーザー向け。被せ持ちに最適で、手のひら全体にしっかりとフィットします。
EC2-C（中型モデル）
- 重量：73g
- 対応：平均的な手の大きさのユーザー向け。被せ持ちやつかみ持ちに適しており、汎用性の高いモデルです。
EC3-C（小型モデル）
- 重量：70g
- 対応：小さな手のユーザー向け。また、つかみ持ちやつまみ持ちに適応するコンパクトな設計が特徴です。

「EC-C」シリーズはどのようなゲームに向いていますか？

「EC-C」シリーズは、特に以下のジャンルのゲームに向いています：

FPS
高精度のセンサー（PixArt PMW3360）が搭載されているため、素早い動きや正確なエイムが求められるFPSゲームに最適です。軽量化された設計により、長時間のプレイでも疲れにくいのも特徴です。
MOBA
軽量で素早いクリックが可能なため、スキル発動やマップ移動が頻繁に行われるMOBAゲームにも適しています。
RTS
ホイールの改良により、画面スクロールや細かいコマンド操作がしやすく、戦略系ゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。

ケーブルは取り外し可能ですか？

「EC-C」シリーズのケーブルは取り外しできない仕様です。ただし、ケーブルには柔軟なパラコードが採用されており、ケーブルの干渉を最小限に抑えた設計となっています。また、マウスバンジーとの併用でさらに快適に使用できます。

左利き用モデルはありますか？

残念ながら、「EC-C」シリーズは右手用に特化したエルゴノミクス形状を採用しており、左利き用モデルは提供されていません。しかし、左右対称形状のZOWIEシリーズ（例：FKシリーズやZAシリーズ）を検討することで、左利きのユーザーも満足できる選択肢を見つけることが可能です。

マウスソールは交換可能ですか？

「EC-C」シリーズのマウスソールは交換可能です。パッケージには交換用ソールが1セット同梱されています。純正のソールが薄めの設計（約0.42mm）であるため、より厚めのソールが好みの場合は、サードパーティー製のものを使用することも可能です。

他メーカーのゲーミングマウスとの違いは何ですか？

「EC-C」シリーズの主な違いは以下の通りです：

エルゴノミクス形状
人間工学に基づいて設計された左右非対称の形状は、自然な握り心地を提供します。他メーカーでは、この形状を模倣したマウスもありますが、ZOWIE独自のデザインが多くのユーザーから支持されています。
シンプルな機能性
LEDライティングやソフトウェア設定を省いたシンプルな設計が特徴です。設定はDPIボタンやポーリングレートスイッチで直接行え、初心者からプロゲーマーまで使いやすい仕様です。
ゲーム特化の性能
クリック感、ホイール、ケーブル、センサーの性能が高水準でバランスよく設計されており、ゲームに集中できる環境を提供します。

長時間使用しても手が疲れにくいですか？

「EC-C」シリーズは軽量化とエルゴノミクス形状により、長時間の使用でも手の疲れを軽減するよう設計されています。特に、手に自然にフィットする形状と柔らかいケーブルのおかげで、快適なプレイが可能です。

Q&Aを通じて、「EC-C」シリーズの特徴や疑問点がクリアになれば幸いです。

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズレビューのまとめ

BenQの「ZOWIE EC-C」シリーズは、ゲーマーのニーズを深く理解し、それに応えるために細部まで工夫が施されたゲーミングマウスです。

その性能、設計、使用感を振り返りながら、総合的な評価を行います。

シリーズ全体の強み

軽量化された本体
「EC-C」シリーズは、前作よりも全モデルで約17g軽量化されており、長時間の使用でも手が疲れにくい設計になっています。特に、軽さを求めるFPSゲーマーにとって理想的な選択肢です。
パラコードケーブルの採用
柔らかく取り回しの良いパラコードケーブルは、ケーブルの煩わしさを解消し、ゲーム中のスムーズな操作を可能にします。この改良は、マウス操作の快適性に大きく貢献しています。
エルゴノミクス形状
ZOWIEの特徴である左右非対称のエルゴノミクス形状は、手のひらに自然にフィットし、被せ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちのいずれにも対応可能です。また、3サイズ展開により、手の大きさや持ち方に応じた選択肢が広がりました。
高性能センサーと正確な操作感
PixArt PMW3360センサーを搭載し、正確で安定したカーソル挙動を提供します。DPIの調整が手軽にできる点も、プレイスタイルに合わせた操作性を向上させています。

改善の余地

マウスソールの薄さ
「EC-C」シリーズのマウスソールは約0.4mmと非常に薄く、一部の柔らかいマウスパッドでは底面が接触する可能性があります。ソールの厚さのバリエーションが同梱されていると、さらに多くのユーザーが満足できるでしょう。
クリック感の好み
メインボタンのクリック感が軽めに設計されているため、重めのクリック感に慣れている人には少し物足りなく感じる場合があります。ただし、これは慣れや個人の好みによるもので、大きな欠点ではありません。
競合製品との比較
最近では、さらに軽量でワイヤレスのゲーミングマウスも多く登場しており、EC-Cシリーズが有線モデルである点をデメリットと感じるユーザーもいるかもしれません。