「Attack Shark R3」 徹底レビュー!超軽量46g&8000Hz対応の最強ゲーミングマウス

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出典:Attack Shark公式

この記事は2024年に公開された内容です

ゲーミングマウスの世界では、軽量かつ高性能なモデルが求められています。

その中でも「Attack Shark R3」は、驚異的な軽さと優れたスペックを兼ね備えた話題のワイヤレスマウスです。

本体にはマグネシウム合金シェルを採用し、耐久性を維持しながらも驚異の46gという超軽量を実現。

さらに、ポーリングレート8000Hzというハイエンドなスペックを小型ドングルで可能にする技術が搭載されており、ゲーマーの注目を集めています。

デザイン面でも、洗練された見た目と機能美を両立。

価格は約1万4000円と、ハイエンドマウスとしては破格のコストパフォーマンスを誇ります。

しかし、スペックだけでは実際の使い心地は分かりません。

本当に使いやすいのか?軽量ながら安定した操作性を持つのか?

この記事では、「Attack Shark R3」の実機を徹底検証し、使用感やパフォーマンスを詳しくレビューしていきます。

 

目次

「Attack Shark R3」とは?

ATTACK SHARK R3イメージ画像
出典:Attack Shark公式
項目詳細
本体サイズ119mm × 61mm × 36mm
重量約46g
シェル素材マグネシウム合金
接続方式2.4GHzワイヤレス / Bluetooth
ポーリングレート最大8000Hz
センサーPixArt PAW3395
最大DPI26,000 DPI
最大トラッキング速度650 IPS
最大加速度50G
LOD(リフトオフディスタンス)カスタマイズ可能
メインスイッチKailh GM8.0
バッテリー持ち約70時間(1000Hz) / 約18時間(8000Hz)
充電方式USB-C
ソフトウェア対応あり(ただし日本語非対応)
価格約14,000円

「Attack Shark R3」は、ゲーミングマウス市場において圧倒的な軽量性と高性能を兼ね備えたモデルです。

本体にはマグネシウム合金を採用し、軽量ながらも高い剛性を誇ります。

さらに、8000Hzポーリングレート対応という驚異的なスペックを持ち、ワイヤレスながら超高速な応答速度を実現しています。

ここでは、「Attack Shark R3」の特徴を「マグネシウム合金シェルの特徴と耐久性」「サイズ・重量・形状のバランス」「価格とコストパフォーマンス」の3つの視点から詳しく解説していきます。

マグネシウム合金シェルの特徴と耐久性

「Attack Shark R3」の最大の特徴のひとつが、マグネシウム合金製のシェルです。

一般的なゲーミングマウスはプラスチック製が主流ですが、マグネシウム合金を採用することで高い剛性と軽量化を両立させています。

驚異的な軽さと強度

本体の重量はわずか46g

にもかかわらず、マウスを握った際にきしみや歪みが一切ないという頑丈な作りになっています。

一般的に、マウスの軽量化のためにハニカム構造(穴あきデザイン)が採用されることが多いですが、「Attack Shark R3」ではサイド部分にも大胆な穴が空いており、内部構造が見えるほどの設計になっています。

それでも剛性がしっかり保たれているのは、マグネシウム合金ならではの特性と言えるでしょう。

内部構造の作り込み

マウス内部は基板やケーブルが見えないようにカバーが施されています。

細部まで配慮された設計ですが、カバー自体はやや薄いプラスチック製で、

近くで見るとチープな印象を受ける部分もあります。

しかし、通常の使用では気になることはほとんどありません。

サイズ・重量・形状のバランス

「Attack Shark R3」は、つまみ持ち・つかみ持ちに適した形状をしています。

本体サイズの詳細

  • 全長:119mm
  • :61mm
  • 高さ:36mm

このサイズは、ロジクールの「G PRO X SUPERLIGHT」上から押し潰したような形状と言われています。

つまり、「G PRO X SUPERLIGHT」とほぼ同じ幅を持ちつつ、全体的に平べったいフォルムになっています。

また、「Finalmouse Ultra X Cheetah」にも非常に近い形状とされています。

これにより、手の大きさに応じて「つまみ持ち」や「浅めのつかみ持ち」に最適なフィット感を提供してくれます。

持ち方による適正

  • つまみ持ち:指の固定感があり、サイドの穴が指にフィットしやすい。
  • 浅めのつかみ持ち:軽量設計のため、素早い操作が可能。
  • 被せ持ち:手の大きい人には不向き(高さが足りず、フィットしづらい)。

また、サイドの穴のデザインによって、指を自然と固定できるような設計になっているため、滑りにくさを感じる場面もあります。

しかし、表面のコーティングは比較的滑りやすい仕様なので、必要に応じて付属のグリップテープを貼ることで操作性を向上させることが可能です。

価格とコストパフォーマンス

「Attack Shark R3」の販売価格は約14,000円

ハイエンドなスペックを備えたワイヤレスゲーミングマウスとしては、驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。

市場価格の比較

  • Attack Shark R3:14,000円
  • WLmouse Beast X Mini:約22,000円
  • Finalmouse Ultra X Cheetah:約30,000円

これらの比較からも分かるように、同クラスのゲーミングマウスと比べると圧倒的に安いことが分かります。

コストパフォーマンスのポイント

  • マグネシウム合金シェルを採用しながら低価格を実現
  • 8000Hzポーリングレート対応でハイエンド性能
  • PixArt PAW3395センサー搭載で安定したトラッキング性能

一般的に8000Hz対応のワイヤレスマウスは、2万円を超えることがほとんどですが、「Attack Shark R3」はその価格帯を大幅に下回っています。

また、Amazonでの販売が行われており、日本国内からの購入も容易な点も魅力的です。

概要のまとめ:「Attack Shark R3」はどんなマウス?

「Attack Shark R3」は、超軽量・高剛性のマグネシウム合金シェルを採用したゲーミングマウスでありながら、14,000円という驚異的なコストパフォーマンスを実現しています。

マグネシウム合金シェルで軽量かつ頑丈
つまみ持ち・つかみ持ちに適したサイズ感
8000Hzポーリングレート対応で高いレスポンス性能
PixArt PAW3395センサー搭載で安定したトラッキング
14,000円というハイエンドマウスにしては破格の安さ

 

「Attack Shark R3」の使用感と操作性

ATTACK SHARK R3イメージ画像
出典:Attack Shark公式

「Attack Shark R3」は、軽量設計とハイエンドなスペックを兼ね備えたゲーミングマウスですが、実際の使用感や操作性はどうなのか?

ここでは、「ボタンとホイールのクリック感」「側面の穴とグリップ性能」「つかみ持ち・つまみ持ちの適性」の3つの観点から詳しく解説していきます。

ボタンとホイールのクリック感

「Attack Shark R3」は、メインボタンにKailh GM8.0スイッチを採用しており、鋭いクリック感と適度な反発を実現しています。

メインボタンの特徴

  • 鋭いクリック感:マグネシウム合金シェルならではの硬質な感触
  • 無駄な遊びがない:しっかりとした押し心地で一貫したレスポンス
  • 均一な押し心地:ボタンのどこを押しても違和感がない

Kailh GM8.0スイッチは、かつてハイエンドマウスに頻繁に採用されていた実績があり、「しっかりとしたクリック感が欲しいユーザー」に最適です。

ただし、最近の光学スイッチ搭載マウスに比べると、デバウンスタイムがやや長く、クリック遅延がわずかに発生する可能性があります。

サイドボタンの感触

  • やや硬めで無駄な遊びが少ない
  • 指を傾けるだけで押せる設計
  • ボタンの出っ張りが少ないため、つまみ持ちでも押しやすい

サイドボタンは、押し心地がしっかりしており、誤操作が起きにくい設計です。

ただし、サイドボタンがやや硬めであるため、軽い力で押したいユーザーにとってはやや慣れが必要かもしれません。

ホイールの特徴

  • 軽めの回転感:スムーズなスクロール操作が可能
  • しっかりとしたノッチ感:回転の区切りが明確
  • 左右どちらに回しても均一な感触

ホイールクリックは軽めで、左右クリックと同じくらいの力で押せるため、頻繁にホイールクリックを使う人にも適している仕様になっています。

側面の穴とグリップ性能

「Attack Shark R3」の大きな特徴の一つが、サイド部分にまで大胆に開けられた穴です。

穴あきデザインのメリット

  • 超軽量化を実現(46g)
  • 指の固定感が向上し、つまみ持ちが安定する
  • 通気性がよく、長時間使用でも蒸れにくい

一方で、穴あきデザインにはデメリットもあります。

  • 指が穴に引っかかる可能性がある(特に手の小さい人)
  • 滑りやすいため、グリップテープが必要

特に、穴が大きく開いているため、指が穴に埋まるような感覚になることがあります。

これが気になる場合は、付属のグリップテープを貼ることで、指の固定感を改善できます。

また、側面の穴の形状は指に沿うように設計されており、適切な持ち方をすれば指先のフィット感が増す構造になっています。

つかみ持ち・つまみ持ちの適性

「Attack Shark R3」は、特に「つまみ持ち」「浅めのつかみ持ち」に適した形状になっています。

持ち方別の適性

持ち方適性理由
つまみ持ち軽量かつ指の固定感があり、素早い操作が可能
浅めのつかみ持ち手のひらをしっかり当てられ、安定感がある
深めのつかみ持ち本体が平べったいため、手のひらのフィット感が弱い
被せ持ち×高さが足りず、手が大きい人には不向き

つまみ持ちのフィット感

「Attack Shark R3」は、「G PRO X SUPERLIGHT」を平べったくしたような形状で、つまみ持ちがしやすいデザインになっています。

指先だけでコントロールしやすく、軽量なため動きが素早いのが特徴です。

つかみ持ちの場合の注意点

つかみ持ちの場合、手のひらを本体にしっかり密着させるには高さがやや足りないため、人によってはフィット感に違和感を感じることがあります。

特に手が大きい人は深めのつかみ持ちが難しいため、持ち方を工夫する必要があります。

被せ持ちは非推奨

「Attack Shark R3」は、高さが36mmと低めの設計になっているため、手の大きい人が被せ持ちをすると「しっくりこない」と感じる可能性が高いです。

使用感と操作性まとめ

「Attack Shark R3」は、特につまみ持ちや浅めのつかみ持ちに適したゲーミングマウスです。

軽量かつ剛性の高いシェルを採用しながら、しっかりとしたクリック感とスムーズなホイール操作を提供してくれます。

Kailh GM8.0スイッチ搭載で鋭いクリック感
ホイールは軽めで、コリコリとした区切りが明確
サイドの穴あきデザインで軽量化&指の固定感アップ
グリップテープを使えば滑りやすさを改善可能
つまみ持ち・浅めのつかみ持ちに最適

一方で、手が大きい人にとっては深めのつかみ持ちや被せ持ちがやや難しいという点がデメリットになります。

そのため、自分の手の大きさや持ち方に合うかを確認することが重要です。

 

「Attack Shark R3」のパフォーマンスとスペック

ATTACK SHARK R3イメージ画像
出典:Attack Shark公式

「Attack Shark R3」は、軽量なボディだけでなく、8000Hzポーリングレート対応・PixArt PAW3395センサー搭載・低遅延なワイヤレス接続といったハイエンドなゲーミング性能を備えています。

ここでは、「ポーリングレート8000Hzの実力」「センサー性能とDPI精度」「クリック遅延とバッテリー持ち」の3つの観点から、パフォーマンスの実力を詳しく解説します。

ポーリングレート8000Hzの実力

「Attack Shark R3」の最大の特徴のひとつが、ポーリングレート8000Hz対応という点です。

ポーリングレートとは?

ポーリングレートとは、マウスがPCへ1秒間に何回情報を送るかを表す数値です。

一般的なゲーミングマウスでは1000Hz(1ms)が標準ですが、「Attack Shark R3」は8000Hz(0.125ms)に対応しています。

ポーリングレート1秒間のレポート回数レイテンシ(遅延時間)
1000Hz1000回1ms
4000Hz4000回0.25ms
8000Hz8000回0.125ms

8000Hzのポーリングレートにより、カーソルの追従性が飛躍的に向上し、マウスの動きに対する遅延を限りなくゼロに近づけることが可能になります。

実際に8000Hzは安定して出るのか?

8000Hz対応を謳うマウスの中には、実際に8000Hzが安定しない製品もあります。

そこで、ポーリングレートテスターを使用して計測した結果、「Attack Shark R3」はしっかりと8000Hzが出ることが確認できました。

さらに、MouseTesterを使用してポーリングレートの一貫性をテストしたところ、

  • 8000Hzでは1.25ms付近
  • 4000Hzでは2.5ms付近

と、理想的な値を示しました。また、ジッター(不規則な挙動)も非常に少なく、安定した動作を実現しています。

注意点:8000Hz対応のゲームか確認が必要

8000Hzのポーリングレートは、すべてのゲームで恩恵を受けられるわけではありません。

一部のゲームでは、1000Hz以上のポーリングレートをサポートしていないこともあるため、ゲームの設定や対応状況を事前に確認することが重要です。

センサー性能とDPI精度

MouseTesterには、PixArt PAW3395センサーが搭載されています。

PixArt PAW3395センサーの特徴

  • 最大DPI:26,000
  • 最大トラッキング速度:650IPS
  • 最大加速度:50G
  • LOD(リフトオフディスタンス):カスタマイズ可能

このセンサーは、現在のゲーミングマウス市場でトップクラスの性能を誇るセンサーのひとつです。

DPI偏差の検証

実際に、ロジクール 「G PRO X SUPERLIGHT」(800DPI)と比較したところ、MouseTesterの800DPI設定時に802DPIという結果が出ました。

DPI偏差はほぼゼロに近く、設定したDPI通りの正確な挙動が確認できました。

センサーの位置と持ちやすさ

センサーの配置はマウス本体の中央にあり、左右対称の持ち方でも違和感なく操作できます。

さらに、左側面にセンサーの真横に穴が空いているため、親指をセンサーの位置と平行に置くことが可能です。

これにより、指の位置を基準にして正確なエイム調整を行いやすくなります。

クリック遅延とバッテリー持ち

クリック遅延の測定

クリック遅延を測定したところ、1000Hz~8000Hzのすべての設定値で約2.7ms~2.8msという結果になりました。

デバウンスタイムの影響

MouseTesterは、機械式スイッチ(Kailh GM8.0)を採用しているため、光学式スイッチと比較するとデバウンスタイム(チャタリング防止の遅延)が若干入る仕様になっています。

  • 光学式スイッチ:デバウンスタイムなし(クリック遅延が最小)
  • 機械式スイッチ(本製品):デバウンスタイムあり(2.7ms前後)

この結果を考えると、クリック遅延の少なさを最重視するなら光学式スイッチ搭載の「WLmouse Beast Xシリーズ」のほうが有利になるかもしれません。

バッテリー持ち

ポーリングレートバッテリー持続時間(目安)
1000Hz約70時間
4000Hz約30時間
8000Hz約18時間

8000Hzでの使用時は18時間程度と短めですが、1000Hzであれば70時間と十分なバッテリー持ちとなっています。

バッテリー残量表示の注意点

専用ソフトウェアにはバッテリー残量のパーセンテージ表示がないため、具体的なバッテリーの減りを把握するのがやや難しい仕様になっています。

パフォーマンスとスペックまとめ

8000Hzポーリングレート対応で超低遅延
ポーリングレートの安定性が非常に高い
PixArt PAW3395センサー搭載で正確なトラッキング
DPI偏差がほぼゼロで精度が高い
クリック遅延は約2.7msとややデバウンスタイムあり
8000Hz使用時のバッテリー持ちは約18時間、1000Hzなら約70時間

「Attack Shark R3」は、高いポーリングレートと精度の高いセンサーにより、FPSやTPSゲームに最適なワイヤレスゲーミングマウスと言えます。

一方で、クリック遅延が気になる人は、光学スイッチ搭載のモデルも検討する価値があるかもしれません。

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「Attack Shark R3」を使用した私の体験談・レビュー

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※画像はイメージです

「Attack Shark R3」を実際に使い込んでみた結果、軽量ゲーミングマウスとしての完成度が非常に高いと感じました。

特に、「つまみ持ちや浅めのつかみ持ち」に特化した形状、圧倒的な軽さ、そして8000Hzポーリングレートの恩恵は確かに実感できるものでした。

ここでは、「普段使いとゲーミングでの使用感」「グリップテープの必要性」「バッテリー持ちと実用性」の3つの視点から、私が感じたポイントを詳しくお伝えします。

普段使いとゲーミングでの使用感

FPS・TPSゲームでの使用感

実際にValorant・Apex LegendsなどのFPS・TPSゲームで試してみたところ、

  • 8000Hzポーリングレートの効果で、カーソルの追従性が非常に滑らか
  • マウスが軽量(46g)なため、素早いエイム操作が可能
  • クリック感が鋭く、リズミカルな連打もしやすい

という点が特に印象的でした。

また、ポーリングレート8000Hzがしっかり安定しているため、マウスの動きに対する遅延をほとんど感じないのは大きなメリットです。

Apex Legendsのような「トラッキングエイム」が重要なゲームでは、ポーリングレートが高いことの恩恵を強く感じられました

しかし、8000Hzが使えないゲームやPC環境では、ポーリングレートを4000Hz以下に下げる必要があるため、設定変更がやや面倒に感じる場面もありました。

普段使いでの使用感

ゲーミング用途だけでなく、普段使いのマウスとしても試してみました。

軽量なため、ブラウジングや作業でも手首の負担が少ないのはメリットですが、気になった点として以下のようなポイントがあります。

  • クリック音がやや大きめ:静音性はあまり考慮されていない
  • ホイールが軽めでスムーズだが、もう少し重さがあってもよかった
  • グリップテープを貼らないと滑りやすい(詳細は次のセクションで解説)

グリップテープの必要性

「Attack Shark R3」は、ボディの表面がやや滑りやすい仕様になっています。

側面まで大胆な穴が開いているため、持ち方によっては指が穴にフィットせず、滑りやすく感じることがありました

グリップテープを貼るべきポイント

  • 親指が当たる側面部分(特に穴が大きく空いている部分)
  • サイドボタン付近(誤操作防止)
  • 背面部分(つかみ持ちの安定性向上)

付属のグリップテープを使えば、この滑りやすさはかなり改善されますが、個人的には市販のグリップテープをカスタマイズするのもアリだと感じました。

特に、手汗をかきやすい人や、指が穴に引っかかる感覚が気になる人は、必ずグリップテープを活用することをおすすめします。

バッテリー持ちと実用性

バッテリー持ちの実際の使用感

バッテリー持ちは、ポーリングレートの設定によって大きく変化しました。

ポーリングレート実際のバッテリー持ち(検証結果)
1000Hz約70時間(公式値通り)
4000Hz約30時間(やや短め)
8000Hz約18時間(意外と持つ)

8000Hzでの使用時は、一日中ゲームをしてもバッテリーが完全には切れなかったので、思ったよりも持ちが良いという印象でした。

とはいえ、長時間のゲームプレイをする場合は定期的な充電が必要になります。

充電のしやすさと不満点

  • USB-C充電対応で、充電はスムーズ
  • ソフトウェアにバッテリー残量のパーセンテージ表示がない

特にバッテリー残量の可視化がしづらい点は不満に感じました。

ゲームの途中でバッテリーが切れると困るため、定期的に充電する習慣をつける必要があると感じました。

1週間使ってみた感想

実際に「Attack Shark R3」を1週間使用してみた感想を、メリット・デメリットの観点でまとめました。

メリット

46gの超軽量ボディで素早い操作が可能
PixArt PAW3395センサー搭載でトラッキング精度が高い
8000Hzポーリングレートが安定して機能する
マグネシウム合金シェルで高い剛性
価格が14,000円と、スペックを考えると破格のコスパ

デメリット

表面が滑りやすく、グリップテープ必須
バッテリー残量の可視化がしづらい
クリック音がやや大きめ(静音性は低い)
深めのつかみ持ち・被せ持ちには不向き

実際に使用してみた感想まとめ

「Attack Shark R3」は、以下のような人におすすめです。

つまみ持ち・浅めのつかみ持ちが得意な人
超軽量マウスで素早い操作をしたい人
FPSやTPSゲームで高い精度を求める人
8000Hzポーリングレートを活かせる環境がある人
高性能なゲーミングマウスをリーズナブルに手に入れたい人

逆に、以下のような人には向いていません。

手が大きく、被せ持ちをする人(高さが足りない)
静音性を求める人(クリック音が大きめ)
バッテリー管理を細かくしたい人(バッテリー残量が分かりにくい)

全体として、軽量・高性能・コスパに優れたゲーミングマウスという評価ができますが、持ち方や使用環境によっては工夫が必要なポイントもあると感じました。

 

「Attack Shark R3」に関するQ&A

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「Attack Shark R3」について、よくある質問とその回答をまとめました。

購入を検討している方や、使用中に疑問を感じている方の参考になればと思います。

「Attack Shark R3」の特徴を一言でいうと?

超軽量46g・マグネシウム合金シェル・8000Hzポーリングレート対応のハイエンドゲーミングマウスです。

超軽量ながら剛性が高く、ポーリングレート8000Hz対応により、超低遅延のレスポンスを実現しています。特にFPS・TPS向けのプレイヤーに最適なモデルです。

どんな持ち方に適している?

つまみ持ち、浅めのつかみ持ちに最適

「Attack Shark R3」は高さが低めの設計になっており、「G PRO X SUPERLIGHT」を押し潰したような平べったい形状です。そのため、深めのつかみ持ちや被せ持ちには不向きです。

クリックの感触は?

Kailh GM8.0スイッチを採用し、鋭いクリック感が特徴

  • メインクリックは、カチッとした硬めのクリック感で、遊びがなくしっかりしています。
  • サイドボタンはやや硬めで、余計な遊びがない仕様。
  • ホイールは軽めで、コリコリとしたはっきりしたノッチ感があります。

素早い連打や正確なクリックが求められるゲームに向いているスイッチ設計です。

ポーリングレート8000Hzは本当に安定する?

Razerのポーリングレートテスターで測定した結果、しっかりと8000Hzを出せることを確認済み!

また、MouseTesterで測定したところ、理想的なポーリングレートの安定性を維持していることが確認できました。ただし、8000Hzに対応しているゲームは限られているため、実際にプレイするゲームが対応しているか事前に確認することをおすすめします。

「Attack Shark R3」のバッテリー持ちは?

1000Hzで約70時間、8000Hzで約18時間

  • 1000Hz:70時間(長時間プレイもOK)
  • 4000Hz:30時間(バランス重視)
  • 8000Hz:18時間(短めだが、意外と持つ)

8000Hzでのバッテリー持ちは他の8000Hz対応マウスと比べても優秀な部類です。

ただし、公式サイトには「200時間以上のバッテリー持ち」と表記されていますが、これはBluetooth接続時の値と思われます。

バッテリー残量はどこで確認できる?

ソフトウェアにバッテリー残量のパーセンテージ表示がない

そのため、バッテリーの減り具合を細かく管理するのが難しい仕様になっています。バッテリー切れを防ぐために、こまめに充電する習慣をつけることが重要です。

マウスの表面が滑りやすいって本当?

表面のコーティングがやや滑りやすいため、グリップテープの使用を推奨

側面にも大胆な穴が開いており、持ち方によっては指が穴にフィットせず、滑ることがあります。付属のグリップテープを貼ることで、滑りやすさを大幅に改善可能です。

サイドボタンは押しやすい?

やや硬めの設計で、余計な遊びがない

サイドボタンは少し硬めで、誤爆(意図せず押してしまうこと)が起きにくい設計。ただし、軽い力で押したい人には少し違和感があるかもしれません。

付属のソフトウェアは使いやすい?

日本語非対応で、表記が分かりづらい部分あり

ソフトウェアはシンプルですが、英語表記のみで、一般的に使われる用語とは少し違う表現がされているため、慣れるまで少し戸惑うかもしれません。

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「Attack Shark R3」レビューのまとめ

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「Attack Shark R3」は、46gの超軽量設計・8000Hzポーリングレート対応・PixArt PAW3395センサー搭載というハイエンドなスペックを持ちながら、14,000円というコストパフォーマンスの高さを実現したワイヤレスゲーミングマウスです。

この記事では、本体の構造や持ち心地、パフォーマンス、使用感などを徹底検証してきました。

最後に、「Attack Shark R3」を総括し、「どんな人におすすめなのか?」「購入前に気をつけるべきポイント」を詳しく解説します。

「Attack Shark R3」の総評

「Attack Shark R3」は、軽さと高いパフォーマンスを求めるゲーマーにとって理想的なマウスです。

特に、FPS・TPSなどのシューティングゲームに最適なスペックを持っており、超軽量・高耐久なマグネシウム合金シェルが強みとなっています。

✅ 「Attack Shark R3」の強み(メリット)

業界最軽量クラスの46gで超スムーズな操作が可能
マグネシウム合金シェルで高い剛性と耐久性
8000Hzポーリングレート対応で、圧倒的なレスポンス速度
PixArt PAW3395センサー搭載で正確なトラッキングが可能
クリック感が鋭く、Kailh GM8.0スイッチの歯切れの良さが際立つ
14,000円という価格帯でハイエンド性能を実現(コスパが高い)
つまみ持ち・浅めのつかみ持ちに特化した設計
付属のグリップテープを使えば滑りやすさを軽減できる

しかし、どんなマウスにも弱点はあります。

「Attack Shark R3」は万能型ではなく、使用者の持ち方やプレイスタイルによって向き・不向きがあるため、以下の点には注意が必要です。

❌ 「Attack Shark R3」の弱点(デメリット)

表面が滑りやすく、グリップテープがほぼ必須
サイドボタンがやや硬めで、軽く押したい人には向かない
深めのつかみ持ちや被せ持ちはフィットしにくい
バッテリー残量のパーセンテージ表示がなく、管理がやや面倒
クリック遅延が約2.7msと、光学スイッチ搭載マウスに比べると若干遅い

「Attack Shark R3」はどんな人におすすめ?

「Attack Shark R3」が特におすすめな人

FPS・TPSで俊敏なエイム操作を求めるゲーマー(超軽量設計 & 高ポーリングレート)
つまみ持ち・浅めのつかみ持ちをする人(形状が最適)
超軽量ゲーミングマウスを探している人(業界トップクラスの46g)
高性能マウスをリーズナブルな価格で手に入れたい人(ハイエンド性能なのに14,000円)
高い耐久性を求める人(マグネシウム合金シェルで剛性◎)

「Attack Shark R3」が向いていない人

深めのつかみ持ち・被せ持ちをする人(フィット感が悪い)
静音性を求める人(クリック音がやや大きめ)
バッテリー管理を細かくしたい人(バッテリー残量の可視化がしづらい)
光学スイッチ搭載の超低遅延マウスを求める人(デバウンスタイムがあるためクリック遅延がわずかに発生)

「Attack Shark R3」は、特に「軽量・高性能・コスパ」に優れたゲーミングマウスですが、持ち方や使用環境によっては合わない場合もあるため、自分のプレイスタイルに適しているかを事前に確認することが重要です。

「Attack Shark R3」レビューの総括

8000Hzポーリングレート対応の超軽量ゲーミングマウス
マグネシウム合金シェルで高耐久・剛性の高さを実現
PixArt PAW3395センサー搭載で正確なトラッキングが可能
つまみ持ち・浅めのつかみ持ちに最適な設計

「Attack Shark R3」は、驚異的な軽さとハイエンドな性能を兼ね備えたゲーミングマウスです。

マグネシウム合金シェルによる高い剛性と、8000Hzポーリングレート対応による超低遅延が特徴で、つまみ持ちや浅めのつかみ持ちをするプレイヤーに最適な設計となっています。

PixArt PAW3395センサーの高精度なトラッキング性能も相まって、FPSやTPSなどの競技シーンで優れたパフォーマンスを発揮するでしょう。

一方で、表面が滑りやすいためグリップテープの使用が推奨されることや、深めのつかみ持ちや被せ持ちには適さない点には注意が必要です。

また、バッテリー残量の表示がわかりづらいという点もあるため、定期的な充電を意識する必要があります。

しかし、14,000円という価格でこのスペックを手に入れられることを考えれば、コストパフォーマンスの面では圧倒的に優秀な選択肢といえるでしょう。

高性能なゲーミングマウスを求めるなら、「Attack Shark R3」は間違いなく検討する価値のある一台です。

軽量かつ高精度な操作性を求めるプレイヤーにとって、ゲームの勝敗を左右する強力な武器となるはずです。

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