この記事は2024年に公開された内容です
近年、ゲーミングマウス市場では、各メーカーがいかに軽量化を実現しつつ高性能を維持できるかを競い合っています。
特に、穴を開けることで軽量化を図る手法が一般的でしたが、最近では「穴なし」でも超軽量を実現する技術が進化してきました。
そんな中、Ninjutsoから新たに登場したのが「Sora V2」です。
このマウスは、従来モデルの「Sora」や「Sora 4K」の形状を微調整しつつ、わずか39gという驚異的な軽さを実現したモデルです。
穴なしデザインでありながら、シェルの剛性をしっかりと確保し、ゲーミング用途に必要な強度を維持している点も注目されています。
また、形状の改良によって、従来モデルでは少しクセのあったグリップ感が調整され、より多くのユーザーにフィットする設計へと進化しました。
特に、深めの「つかみ持ち」や「つまみ持ち」に適したデザインとなり、これまで小型マウスにしか選択肢がなかった「超軽量マウス市場」に新たな可能性をもたらしています。
この記事では、Ninjutso 「Sora V2」の特徴やスペック、実際の使用感まで詳しくレビューし、どんなユーザーにおすすめなのかを解説していきます。
超軽量ゲーミングマウスに興味のある方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

Ninjutso 「Sora V2」の特徴とデザイン

項目 | 仕様 |
---|---|
本体重量 | 39g |
本体サイズ | 幅59mm × 奥行119.2mm × 高さ31.3mm |
形状 | 左右対称デザイン(アンビデクストラス) |
センサー | PixArt PAW3395(高精度光学センサー) |
DPI | 50~26,000DPI(ソフトウェアで調整可能) |
最大トラッキング速度 | 650 IPS |
最大加速度 | 50G |
ポーリングレート | 1000Hz |
接続方式 | 2.4GHzワイヤレス / USB-C 有線 |
バッテリー持続時間 | 最大80時間(1000Hz設定時) |
充電方式 | USB-C充電(充電しながら使用可能) |
スイッチ | オムロン製オプティカルスイッチ |
ソール | PTFEソール(大型・小型の2種類付属) |
ソフトウェア | Webベースで設定変更可能(インストール不要) |
Ninjutso 「Sora V2」は、前作「Sora」シリーズの形状を微調整しながら、さらなる軽量化を実現したゲーミングマウスです。
穴なし設計ながら、わずか39gという驚異的な軽さを誇ります。
では、その特徴を詳しく見ていきましょう。
穴なし&超軽量!わずか40gの衝撃
これまでの超軽量ゲーミングマウスは、軽量化のためにハニカム構造(穴あきデザイン)を採用するのが一般的でした。
しかし、Ninjutsoは穴を開けずに約40gの軽量化を実現しました。
これは、素材の選定や内部構造の最適化によるもので、内部の補強パーツを細かく設計し、強度を保ちながら不要な重量を削減しています。
例えば、充電ポートの周りや内部スイッチ周辺にも細かな軽量化が施されており、見えない部分まで徹底して軽さを追求しています。
さらに、軽量化と同時に剛性も確保されており、握り込んでもたわみにくい設計になっています。
特に、指が当たるサイド部分には強化が施され、握る際に「きしみ音」や「歪み」が発生しないようになっています。
この軽量設計によって、マウスを動かす際の慣性(惰性)が減少し、「動かしやすさ」と「止めやすさ」のバランスが向上しています。
FPSゲームでは、敵に照準を合わせた後の微調整が重要になりますが、「Sora V2」はこの点において非常に優れたパフォーマンスを発揮します。
シェル素材とコーティングの質感
「Sora V2」のシェルは、ポリカーボネート素材を採用しています。
ポリカーボネートは、車のヘッドランプなどにも使用される頑丈な素材であり、軽量でありながら高い耐久性を持つのが特徴です。
また、表面のコーティングには「マットコーティング」が施されており、適度なグリップ感を確保しながらも、手汗で滑りにくい仕様になっています。
特に、sprimeの「PM1」と似た質感で、サラサラしつつも適度なグリップ力があるのが特徴です。
手の乾燥具合にもよりますが、基本的にグリップテープを貼る必要がないほどの滑りにくさがあります。
また、表面が汚れにくく、長時間の使用でも「ベタつき」や「テカリ」が発生しづらい点も評価されています。
まとめ:Ninjutso 「Sora V2」のデザインのポイント
- 穴なしで40g以下の超軽量化を実現(軽さと剛性の両立)
- ポリカーボネート素材採用(頑丈で軽量、耐久性も高い)
- 滑りにくいマットコーティング(グリップテープ不要の快適な手触り)
- 「空」の刻印入りデザイン(独自の和風要素を取り入れた外観)
「Sora V2」は、ただ軽いだけでなく、使いやすさやデザイン性も考慮された完成度の高いマウスです。
Ninjutso 「Sora V2」の操作性と持ちやすさの進化

Ninjutso 「Sora V2」は、従来モデルの「Sora」や「Sora 4K」と比較して、形状やボタン配置が微調整され、持ちやすさや操作性が向上しています。
特に、軽量化と形状変更によって、より多くのグリップスタイルに適応しやすくなった点が注目ポイントです。
ここでは、「Sora V2」の形状の進化やグリップとの相性、ボタン配置の最適化、超軽量マウスならではの操作感について詳しく解説していきます。
形状の変更点とグリップスタイルへの適応
① 形状の微調整
「Sora V2」では、従来モデルの形状をベースにしつつ、以下の点が変更されています。
- 本体の*後端(背面の膨らみ*が約2mm短縮され、より手のひらにフィットしやすくなった。
- 真ん中のラインの出っ張りが抑えられ、深めの掴み持ちがしやすくなった。
- 側面のカーブが緩やかになり、指の置きやすさが向上した。
この変更により、特に「深めの掴み持ち」に適した形状へと進化しています。
従来のSoraは、くびれが強めで、指の位置が固定されやすいデザインでしたが、「Sora V2」はより自由に持ち方を調整できる形状になっています。
② グリップスタイル別の相性
「Sora V2」は、つかみ持ち・つまみ持ちに特に適したデザインになっています。
🟢 掴み持ち
- 側面のカーブが緩やかになり、指先のフィット感が向上。
- 後端の短縮で、手のひらでの支えがより安定。
- 超軽量設計により、長時間使用でも疲れにくい。
🟢 つまみ持ち
- 全長が短縮され、指先でのコントロールが向上。
- 逆ハ字の形状が控えめになり、自由度が増した。
- 超軽量で、細かなエイム調整がしやすい。
🔴 被せ持ち
- 後端が短縮されたため、手のひら全体で覆う持ち方には不向き。
- 手が大きい場合、指の一部が浮く可能性がある。
ボタン配置とクリック感の違い
① メインボタン
「Sora V2」のメインボタンにはオムロン製オプティカルスイッチ(光学式スイッチ)が採用されています。
従来のメカニカルスイッチと比べて、以下の特徴があります。
- チャタリング(誤クリック)の発生がない
- デバウンスタイム(クリック遅延)が少ないため、素早い連打に適している。
- クリック時のフィードバックが明確で、はっきりとした押し心地。
さらに、「Sora V2」ではメインボタンにくぼみが追加され、人差し指・中指の位置がより安定しやすくなっています。
これにより、クリック時のブレが減少し、FPSゲームにおける正確なエイムが可能になります。
② サイドボタン
- サイドボタンの位置がやや前寄りになったため、浅めのつまみ持ちをする人は、前側のボタンに指が届きにくい可能性がある。
- ボタンのプリトラベル(押し始めの遊び)はほぼゼロ、ポストトラベル(押し切った後の遊び)はやや長め。
- ボタンの押し心地は適度な硬さがあり、誤操作を防ぎつつ、素早く反応できる設計。
サイドボタンの形状やコーティングも改善され、前作に比べて滑りにくく、押しやすい設計になっています。
③ ホイール
- ノッチ感が適度にあり、スクロール操作がしやすい。
- クリック感がしっかりしており、FPSゲームでの武器切り替え操作が快適。
- ただし、左右のバランスが若干不安定で、押す方向によって若干のズレを感じることがある。
軽量マウスならではの操作感とメリット・デメリット
① 軽量マウスのメリット
「Sora V2」は約40gと超軽量なため、操作感が大幅に向上しています。
特に、FPSゲームにおいて以下のメリットがあります。
✅ エイムの微調整がしやすい
- マウスの慣性(惰性)が少なく、素早く止めることが可能。
- 動かし始めるのに力がほとんどいらないため、狙いやすい。
✅ 長時間の使用でも疲れにくい
- 手首や腕への負担が軽減され、長時間のプレイでも疲れにくい。
✅ 高速な振り向きが可能
- マウスの動きにブレーキがかかりにくく、素早いリフレックスショットが可能。
② 軽量マウスのデメリット
しかし、超軽量マウスにはいくつかのデメリットもあります。
❌ 手の震えやブレがそのまま反映される
- マウスの重量が軽いため、操作の安定性が低下しやすい。
- 力みすぎると、無意識にマウスが動いてしまう可能性がある。
❌ 操作の難易度がやや高い
- 軽すぎるため、細かい操作には慣れが必要。
- 初めて超軽量マウスを使う人は、感度調整やマウスパッド選びが重要になる。
➡ 解決策としては、マウス感度を下げたり、ややクッション性のあるマウスパッドを使うことでブレを抑えることができます。
まとめ:操作性と持ちやすさの進化
- 形状の微調整により、掴み持ち・つまみ持ちへの適性が向上
- メインボタンにくぼみが追加され、クリックの安定感が向上
- サイドボタンのコーティング改善により、滑りにくく押しやすくなった
- ホイールの操作感は良好だが、左右のバランスにやや不安定さあり
- 超軽量化により、エイム精度が向上し、長時間使用でも疲れにくい
- 軽量すぎることで、操作の難易度が若干上がる点には注意が必要
このように、「Sora V2」は軽さと操作性を両立したマウスですが、使いこなすには少し慣れが必要です。
Ninjutso 「Sora V2」の性能・スペックの詳細

Ninjutso 「Sora V2」は、超軽量ながらも最新のゲーミングマウスに求められるスペックを備えています。
高性能センサーの搭載や、バッテリー持続時間の向上、ソフトウェアによる細かなカスタマイズ機能など、競技向けマウスとして十分な性能を発揮します。
ここでは、「Sora V2」のセンサー性能やポーリングレート、バッテリーの持続時間、ソフトウェアの使い勝手について詳しく解説していきます。
高性能センサーとポーリングレートの設定
① 搭載センサー
「Sora V2」には、PixArt PAW3395センサーが搭載されています。
このセンサーは、現在のゲーミングマウスにおいてトップクラスの性能を誇り、多くの競技向けマウスに採用されています。
✅ センサー仕様
- 最大DPI:26,000DPI(ソフトウェアで変更可能)
- 最大トラッキング速度:650 IPS
- 最大加速度:50G
- リフトオフディスタンス(LoD):低めに設定可能(ソフトウェアで調整)
PAW3395は、センサーの精度が高く、遅延の少ない動作を実現しており、特にFPSゲームでの細かなエイム調整に適しています。
トラッキング精度も高いため、素早い振り向きや連続したエイム操作でも正確なカーソルの動きが可能です。
② ポーリングレート(報告レート)
ポーリングレートとは、マウスがPCにデータを送信する頻度を指します。
「Sora V2」では最大1000Hzのポーリングレートに対応しています。
- 1000Hz(1ms) → 標準設定(遅延を抑えた滑らかな操作感)
- 4000Hz / 8000Hz → 追加の8Kドングルを購入することで対応
高いポーリングレートほど入力遅延が少なくなり、カーソルの動きが滑らかになります。
バッテリー持続時間と充電仕様
「Sora V2」はワイヤレスマウスでありながら、非常に軽量であり、バッテリー持続時間も十分なレベルを誇ります。
✅ バッテリー仕様
- 公称値(公式発表):最大80時間(1000Hz設定時)
- 実測値
- 1000Hz設定・通常モード: 約76時間
- 1000Hz設定・競技用モード: 約52時間
バッテリーは、競技用モード(パフォーマンス優先)をONにすると消費が早くなる仕様です。
ただし、それでも50時間以上の連続使用が可能なので、1日数時間のプレイであれば1週間に1回の充電で十分なレベルです。
✅ 充電仕様
- USB-Cポート対応(付属の充電ケーブルで有線使用も可能)
- バッテリー残量をソフトウェアで1%単位で確認可能
- 充電しながら使用可能(パフォーマンスに影響なし)
USB-C充電に対応しているため、充電の利便性も高く、付属の有線ケーブルを使用すれば有線マウスとしても使えます。
また、ソフトウェア上でバッテリー残量を細かくチェックできるため、充電のタイミングを把握しやすいのもメリットです。
ソフトウェア設定とカスタマイズの自由度
「Sora V2」は、Webベースの設定ソフトウェアを採用しており、PCに専用アプリをインストールせずともブラウザ上で設定が可能です。
これにより、ソフトウェアのアップデートが不要で、どのPCからでも簡単に設定変更ができるという利便性があります。
✅ ソフトウェアで変更可能な項目
- DPI設定(50~26,000 DPIまで調整可能)
- ポーリングレートの変更(125Hz / 500Hz / 1000Hz)
- ボタンのキー割り当て(マクロ設定も可能)
- 競技用モードのON/OFF(パフォーマンスを優先するモード)
- モーションシンクの設定(カーソルの動きをより滑らかにする)
- バッテリー残量の確認(1%単位でチェック可能)
また、日本語にも対応しており、英語・中国語との言語切り替えが可能です。
ただし、一部の翻訳がやや不自然な部分があるため、今後のアップデートによる改善が期待されます。
💡 Webベースのソフトウェアのメリット
✅ インストール不要で使える
✅ PCを変えてもすぐに設定可能
✅ OSのアップデートによる影響を受けにくい
一方で、インターネット接続が必要になるため、オフライン環境では設定変更ができない点はデメリットとなります。
まとめ:「Sora V2」のスペックと性能のポイント
- PixArt PAW3395センサー搭載で、高精度なトラッキング性能を実現
- 最大1000Hzのポーリングレートに対応し、8Kドングルで更なる高性能化が可能
- 最大80時間のバッテリー持続時間で、長時間のワイヤレス使用が可能
- USB-C充電対応で、充電しながらの使用も快適
- Webベースのソフトウェアで、簡単に設定変更が可能(インストール不要)
「Sora V2」は、超軽量設計だけでなく、スペック面でも高性能ゲーミングマウスとしての完成度を高めたモデルとなっています。
Ninjutso 「Sora V2」を使用してみた体験談・レビュー

Ninjutso 「Sora V2」を実際に使用してみたところ、軽さ・操作性・ボタンの感触・トラッキング性能など、あらゆる面で非常に完成度が高いと感じました。
一方で、軽量マウス特有のデメリットもあり、使いこなすにはある程度の調整や慣れが必要になる部分もあります。
ここでは、「Sora V2」を実際にゲームや日常用途で使用した際のリアルな使用感を詳しくレビューしていきます。
驚異的な軽さ!「操作のしやすさ」が劇的に向上
まず最初に感じたのは、圧倒的な軽さによる操作のしやすさです。
重量が39gしかないため、マウスを持ち上げたり、素早く振ったりする動作が驚くほど軽快に行えます。
特にFPSゲームにおいては、エイムの微調整がしやすく、トラッキング精度が向上するというメリットがあります。
マウスの慣性が少なく、止めたい位置でしっかり止められるので、スナイパーライフルやタップ撃ちを多用するプレイヤーには特に相性が良いと感じました。
また、超軽量マウスは手首や腕への負担が大幅に減るため、長時間のプレイでも疲れにくいのも大きなメリットです。
実際、3時間ほど連続でプレイしても、手首や指の疲労感はほとんどありませんでした。
✅ 軽量マウスの恩恵
- マウスを動かす力がほとんどいらない
- 止めたい位置でピタッと止められる
- 長時間使っても疲れにくい
持ちやすさとグリップのフィット感
「Sora V2」は、従来モデルと比較して形状が微調整されており、特に掴み持ちとの相性が抜群に良いと感じました。
- 手のひらに収まりやすい絶妙なサイズ感(ミディアム~スモールサイズ)
- 側面のカーブが緩やかで、指の位置が自然に決まる
- 深めの掴み持ちがしやすいように後端の形状が変更
特に「手のひらで包み込むように持つ」スタイルのプレイヤーには最適で、マウスをしっかりホールドできる安心感がありました。
また、コーティングも優秀で、手汗をかいても滑りにくく、グリップテープなしでも快適に使えます。
ただし、乾燥肌の人はやや滑りやすく感じるかもしれません。
クリック感とボタンのフィードバック
🟢 メインボタン
- オムロン製オプティカルスイッチのため、クリック感はシャープで反応が速い
- デバウンスタイム(クリック遅延)が少なく、連打がしやすい
- ボタン表面にわずかな窪みがあり、指が安定する
特にFPSゲームでは、素早いクリックが求められる場面が多いため、オムロンオプティカルスイッチの「軽快なクリック感」はかなり有利に働くと感じました。
ただし、クリック音が少し高めで、金属が弾けるような「カチン」という独特の音がするため、静音性を求める人には向かないかもしれません。
🟢 サイドボタン
- 適度な硬さがあり、誤クリックが発生しにくい
- クリックしたときのフィードバックが明確で、しっかりした押し心地
- やや前寄りの配置になっているため、つまみ持ちの人は若干押しづらい可能性あり
🟢 ホイール
- ノッチ感が適度にあり、スクロール時の感触が良好
- 軽めの力で回せるが、左右のブレが若干ある(個体差がある可能性)
超軽量マウスのデメリットと対策
「Sora V2」は軽さが最大の魅力ですが、その分操作の難易度が上がるというデメリットもあります。
❌ 軽すぎて手の震えやブレがそのまま反映される
➡ 解決策:感度(DPI)を下げる / 軽く力を抜いて持つ
❌ 慣れないとエイムが安定しづらい
➡ 解決策:少しクッション性のあるマウスパッドを使うと安定する
❌ つまみ持ちの人はサイドボタンが若干押しづらい可能性
➡ 解決策:サイドボタンの配置に慣れる / ボタン割り当てを変更する
軽量マウスは操作のブレが生じやすいため、DPIやマウスパッドの調整をすることで安定感を高めることができます。
まとめ:実際に使って感じたポイント
✅ 超軽量(39g)で、エイムの微調整がしやすい
✅ 掴み持ち・つまみ持ちに最適な形状で、グリップ感が向上
✅ オムロンオプティカルスイッチのクリック感がシャープでゲーム向き
✅ バッテリー持ちが良く、週1回の充電で問題なし
✅ ワイヤレス性能が安定しており、ラグや遅延がない
❌ 軽すぎるため、手のブレがダイレクトに反映される(DPI調整が必要)
❌ つまみ持ちの人はサイドボタンの位置がやや前寄りで押しづらい可能性
「Sora V2」は、軽さと操作性を極限まで追求したゲーミングマウスです。
ただし、軽量マウス特有の操作の難しさもあるため、しっかりと自分に合った設定を見つけることが重要になります。
Ninjutso 「Sora V2」に関するQ&A

Ninjutso 「Sora V2」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「Sora V2」はどんな特徴を持つゲーミングマウスですか?
「Sora V2」は、穴なし設計ながら39gという超軽量を実現したワイヤレスゲーミングマウスです。PixArt PAW3395センサーを搭載し、1000Hzのポーリングレートに対応。掴み持ち・つまみ持ちに最適な形状と、最大80時間のバッテリー持続時間を誇るのが特徴です。
「Sora V2」はどんなゲームに向いていますか?
FPSやTPSに特に向いています。超軽量のため、エイムの微調整がしやすく、素早い動きにも対応可能です。MOBAやRTSにも使えますが、MMORPGや作業用途では、軽すぎるため操作が安定しにくい場合があります。
手が大きくても「Sora V2」は使いやすいですか?
「Sora V2」はミディアム~スモールサイズのマウスです。手の大きな人は被せ持ちがしにくいため、掴み持ち・つまみ持ちが基本になります。手が大きく、被せ持ちをメインにする人には、より大きめのゲーミングマウスを検討するのもおすすめです。
「Sora V2」は有線マウスとしても使えますか?
USB-Cケーブルを接続することで有線マウスとしても使用可能です。充電しながらの使用もできるため、バッテリーが切れても安心してゲームを続けられます。
左利きでも使えますか?
「Sora V2」は左右対称デザインですが、サイドボタンが左側にしか配置されていないため、左手での使用には向いていません。 左利き用のゲーミングマウスを探している場合は、両側にサイドボタンがあるモデルを選ぶとよいでしょう。
「Sora V2」のDPI設定はどのように変更できますか?
「Sora V2」のDPIは、Webベースのソフトウェアを使用して調整できます。ソフトウェアにアクセスし、50~26,000DPIの範囲で細かく設定が可能です。
バッテリーはどのくらい持ちますか?
公式のバッテリー持続時間は最大80時間(1000Hz設定時)です。
充電時間はどのくらいかかりますか?
「Sora V2」はUSB-Cポートを搭載しており、約2時間でフル充電が可能です。
ソフトウェアはどこでダウンロードできますか?
「Sora V2」の設定はWebベースのソフトウェアで行います。そのため、専用のソフトウェアをインストールする必要はなく、公式サイトの専用ページにアクセスすることで、DPIやポーリングレート、ボタンの割り当てを変更できます。
「Sora V2」のクリック音が大きいと感じるのですが?
メインボタンにはオムロン製オプティカルスイッチが採用されており、シャープなクリック感と「カチン!」という高めのクリック音が特徴です。静音性を求める場合は、他のスイッチを搭載したマウスを検討するのがよいでしょう。
軽すぎてエイムがブレるのですが、どうすればいいですか?
超軽量マウスのため、慣れるまで手のブレが反映されやすいです。
対策としては以下の方法を試してください。
- DPI(感度)を少し下げる(軽いマウスほど低DPIが安定する)
- クッション性のあるマウスパッドを使う(滑りすぎを防ぐ)
- 力を抜いて操作する意識を持つ(余計な力を入れるとブレやすい)
ワイヤレス接続時にラグを感じることはありますか?
「Sora V2」は2.4GHzのワイヤレス接続により、有線マウスと遜色ない低遅延を実現しています。ポーリングレート1000Hzの環境では、入力遅延はほぼ感じられません。
Ninjutso 「Sora V2」レビューのまとめ

Ninjutso 「Sora V2」は、超軽量ゲーミングマウスの中でも特に「穴なし設計で軽さと剛性を両立した」モデルとして注目されています。
実際に使用してみて、以下の点が明確な強みとして感じられました。
「Sora V2」の優れているポイント
✅ 圧倒的な軽さ(39g)で、動かしやすく長時間プレイでも疲れない
「Sora V2」は、わずか39gの超軽量設計により、軽快な操作感と疲労の軽減を実現しています。
従来の軽量マウスと比べても、明らかに手首や指の負担が少なく、長時間のFPSプレイでも疲れにくいのが特徴です。
✅ 穴なしシェルで強度も確保
軽量マウスでは「ハニカム構造(穴あきデザイン)」が一般的でしたが、「Sora V2」は穴なしでありながら強度を維持しています。
剛性がしっかりしているため、握り込んでも「きしみ」や「たわみ」がほとんど発生しません。
✅ つかみ持ち・つまみ持ち向けの形状へ改良
前モデル「Sora」や「Sora 4K」と比べ、形状が微調整され、特に深めの掴み持ちやつまみ持ちに最適なデザインになりました。
後端の長さが約2mm短縮され、手のひらへのフィット感が向上しており、より多くの人にフィットする形状になっています。
✅ 高性能センサー(PixArt PAW3395)と安定したワイヤレス接続
PAW3395センサーは、DPI最大26,000・650IPSの高トラッキング性能を誇り、FPSやTPSゲームに最適な仕様です。
また、1000Hzのポーリングレートで、有線マウス並みの遅延のないワイヤレス性能を実現しています。
✅ バッテリー持ちが優秀(最大80時間)
1回のフル充電で最大80時間の連続使用が可能で、1日5〜6時間の使用なら週1回の充電で十分です。
さらに、USB-C充電対応で、充電しながらの使用も可能なのが便利なポイントです。
✅ Webベースのソフトウェアで簡単設定
インストール不要のWebベースの設定ソフトウェアにより、PCを変えてもすぐに設定可能。
DPI・ボタン割り当て・ポーリングレート・バッテリー確認など、必要な機能はすべて揃っています。
「Sora V2」の注意点と改善点
❌ 軽すぎてエイムがブレやすい場合がある
超軽量マウスのため、手の震えや微細な動きがそのままカーソルに反映されやすいです。
特に今まで重いマウスを使っていた人は、慣れるまで**「DPIを下げる」「やや摩擦のあるマウスパッドを使う」**といった調整が必要になります。
❌ クリック音がやや大きめ
メインボタンにはオムロン製オプティカルスイッチが採用されており、「カチン!」という高めのクリック音が鳴ります。
FPSプレイヤーには心地よいクリック感ですが、静音性を求める人には向いていません。
❌ サイドボタンの配置がやや前寄り
つまみ持ちをする場合、サイドボタンの前側がやや押しづらい可能性があります。
ただし、掴み持ちなら問題なく操作できます。
❌ ソフトウェアがWebベースなので、オフライン環境では設定変更できない
Webブラウザ上で設定を変更する方式のため、インターネットに接続していないと設定の変更ができません。
「Sora V2」はどんな人におすすめ?
「Sora V2」は、以下のような人に特におすすめのマウスです。
✔ 超軽量マウスを探している人(39gの軽さは他に類を見ないレベル)
✔ FPS / TPSをプレイする人(エイムの微調整がしやすく、スムーズなトラッキングが可能)
✔ 掴み持ち・つまみ持ちをメインにする人(形状がフィットしやすく、指の置き場が自然に決まる)
✔ ワイヤレスでも遅延のないマウスが欲しい人(1000Hz対応で、有線並みの低遅延)
✔ バッテリー持ちの良いゲーミングマウスが欲しい人(最大80時間使用可能)
「Sora V2」が向いていない人
以下のような人は、別のマウスを検討した方がよいかもしれません。
❌ 重めのマウスが好きな人(軽すぎるため、手の安定感が損なわれる可能性あり)
❌ クリック音が静かなマウスを求める人(オムロンオプティカルスイッチの音が大きめ)
❌ 被せ持ちメインの人(後端が短く、手のひら全体で支えるスタイルには向いていない)
❌ ソフトウェアをオフラインでも使いたい人(Webベースのため、インターネット接続が必要)
競合マウスとの比較まとめ
「Sora V2」と競合マウスを比較すると、それぞれ以下のような特徴があります。
マウス名 | 重量 | 穴なし設計 | ポーリングレート | 形状 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
Ninjutso Sora V2 | 39g | ✅ あり | 1000Hz(将来的に8000Hz対応) | ミディアム | 超軽量・高剛性 |
Pulsar X2 Mini | 52g | ✅ あり | 4000Hz対応 | 小型 | エルゴノミクス形状 |
Logitech G Pro X Superlight | 63g | ✅ あり | 1000Hz | 大型 | バッテリー持ちが非常に良い |
Razer Viper V2 Pro | 58g | ✅ あり | 1000Hz | ミディアム | グリップ力の強いデザイン |
「Sora V2」は、圧倒的な軽さと剛性のバランスに優れたマウスであり、特に「掴み持ち」「つまみ持ち」をする人に最適なモデルです。
Ninjutso 「Sora V2」レビューの総括
Ninjutso 「Sora V2」は、驚異的な軽さと優れた操作性を兼ね備えたゲーミングマウスです。
穴なし設計ながらわずか39gという超軽量を実現し、掴み持ちやつまみ持ちに最適な形状へと進化しました。
高精度なPixArt PAW3395センサーを搭載し、1000Hzのワイヤレス接続に対応しているため、FPSやTPSなどの競技向けタイトルにおいて正確で素早いエイムが可能です。
バッテリー持ちも最大80時間と十分で、USB-Cによる有線接続もできるため、長時間のゲームプレイにも対応します。
クリック感やエイムの安定性に慣れが必要な点はありますが、軽量マウスを求めるゲーマーにとって、現時点で最高クラスの選択肢の一つと言えるでしょう。
圧倒的な軽さと操作性を手に入れ、次のレベルへと進みたいなら、Ninjutso 「Sora V2」をぜひ試してみてください。

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