Endgame Gear 「OP1we」徹底レビュー!軽量&細身で掴み持ち最適なゲーミングマウスの実力とは?

当ページのリンクには広告が含まれています。
OP1weトップ画像
出典:Endgame Gear公式

この記事は2023年に公開された内容です

ゲーミングマウス市場では、各メーカーが独自の形状や機能を打ち出し、さまざまなプレイヤーのニーズに応えています。

そんな中、Endgame Gearは高品質なゲーミングマウスを展開するブランドとして知られています。

特に、掴み持ちやつまみ持ち向けの設計が特徴的で、人気を集めているシリーズです。

今回レビューする Endgame Gear 「OP1we」 は、2023年に登場したワイヤレスゲーミングマウスで、同ブランドのXMシリーズとは異なる新しいシェイプが採用されています。

特に、細身のデザインが印象的で、掴み持ち特化の形状とされています。

この記事では、「OP1we」の デザイン・サイズ感・使用感・性能 を詳しく解説し、実際に使用した感想も交えながら、その魅力や気になる点をレビューしていきます。

エンドゲームギアのマウスを検討している方や、細身のゲーミングマウスを探している方にとって、参考になる内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

目次

Endgame Gear 「OP1we」の特徴

OP1weイメージ画像
出典:Endgame Gear公式

Endgame Gear 「OP1we」は、細身で掴み持ち向けに特化したワイヤレスゲーミングマウスとして2023年に発売されました。

従来のXMシリーズとは異なる新シェイプを採用し、細かい部分までこだわった設計が特徴です。

「OP1we」 仕様一覧

項目仕様
形状細身の左右対称形(右利き用ボタン配置)
サイズ(縦 × 横 × 高さ)118.2mm × 60.5mm × 37.2mm
グリップ幅約54mm
重量約58g
センサーPixArt PAW3370
DPI(解像度)最大19,000DPI(ソフトウェアで調整可)
ポーリングレート最大1000Hz(125Hz / 500Hz / 1000Hzに調整可)
トラッキング速度400IPS
最大加速度50G
リフトオフディスタンス(LOD)調整可能(ソフトウェア設定)
接続方式ワイヤレス(2.4GHz) / 有線(USB-C)
バッテリー容量335mAh
バッテリー持続時間約70時間(1000Hzポーリングレート時)
充電ポートUSB Type-C
メインスイッチKailh GM 8.0(高額スイッチ)
マウスソール99.5% PTFE(交換可能)、100% PTFE(別売り)
コーティングUVコーティング(グリップ力向上・汚れにくい)

デザインと形状

「OP1we」は、全体的に細身のデザインで、掴み持ちやつまみ持ちを意識した形状になっています。

Endgame Gearの代表的なXMシリーズと比較すると、よりスリムで、手が自然にすぼむような形になっているのが特徴です。

  • 前面(フロント)はロープロファイル設計になっており、低く抑えられている
  • サイドはフラットな作りで、指の置き方に自由度がある
  • メインボタンには若干のエッジがついており、指が滑りにくい設計

また、UVコーティングが施されており、手汗による滑りを防ぎつつも、白いモデルでも汚れが目立ちにくいというメリットがあります。

XMシリーズと比較すると、XM1系が持ち手にしっかりフィットする形状だったのに対し、「OP1we」は細さが際立ち、より自由度の高い持ち方が可能になっています。

サイズと重さ

「OP1we」の公式スペック

  • 全長:118.2mm
  • 幅(最大部):60.5mm
  • 高さ:37.2mm
  • グリップ幅:約54mm
  • 重さ:58g

特に横幅が狭いため、XMシリーズよりも 「よりスリムな持ち心地」 になっています。

手が大きい人は、グリップ部分に余裕ができるため、指でしっかり支える形になりやすいです。

一方、手が小さい人にとっては、掴みやすい絶妙なサイズ感となっています。

また、58gという軽量設計ですが、40g前後の超軽量マウスと比べると若干の重さを感じるかもしれません。

ただし、前後のバランスがしっかり取られているため、実際に持つとそこまで重く感じないでしょう。


「OP1we」は、従来のXMシリーズとは異なり、細身で軽量な形状が特徴のマウスです。

掴み持ちやつまみ持ちをするユーザーにとって扱いやすい設計になっており、手が小さい人にもフィットしやすいサイズ感です。

 

Endgame Gear 「OP1we」の使用感と持ち方の相性

OP1weイメージ画像
出典:Endgame Gear公式

Endgame Gear 「OP1we」は、掴み持ち特化とされているワイヤレスマウスですが、実際の使用感や持ち方による相性はどうなのでしょうか?

ここでは、さまざまな持ち方とそのフィット感、クリック感やスイッチの仕様、ホイールやサイドボタンの操作感について詳しく解説します。

掴み持ち・つまみ持ちへの適性

「OP1we」の最大の特徴は、細身の形状と掴み持ち・つまみ持ちへの適性です。

・掴み持ち(かぶせず指でホールドする持ち方)
 ✅ 相性抜群
 ✅ 細身の形状で、手のひらに余裕ができ、指先での微調整がしやすい。
 ✅ サイドのフラットなデザインにより、指の置き方の自由度が高い。

・つまみ持ち(指先でつかむ持ち方)
 ✅ 相性良好
 ✅ 本体が軽量(58g)なので、指先でのコントロールが楽。
 ✅ サイドボタンの配置が適切で、つまみ持ちでも押しやすい。
 ❌ ただし、クリック感がやや硬めのため、軽いクリックを求める人には不向き。

・かぶせ持ち(手のひら全体で覆う持ち方)
 ❌ 相性が悪い
 ❌ マウス全体が細いため、手のひら全体を密着させると安定感が低下する。
 ❌ かぶせ持ち向けの大型マウスに比べて、グリップ感に欠ける。

結論:「OP1we」は「掴み持ち」や「つまみ持ち」に特化した形状で、かぶせ持ちには向いていない。

クリック感とスイッチの仕様

「OP1we」は、エンドゲームギアのマウスらしく、クリック感にもこだわった設計になっています。

  • メインスイッチ:Kailh GM 8.0(高額スイッチ)
  • クリック感:硬めでしっかりしたフィードバック
  • クリック音:比較的高めの「カチッ」という音

XM2weと比較すると、クリック感はかなり似ています。

スイッチの反発が強く、軽い力で押すと「バコバコ」とした感じがあり、つまみ持ちで指先でクリックする際に違和感を覚える人もいるかもしれません。

スイッチの交換が可能

「OP1we」の特徴として、スイッチを交換できる点が挙げられます。
別売りの交換用スイッチ(Kailh GM 2.0)を装着することで、オリジナルよりも若干軽めのクリック感になります。

ただし注意点として
✅ 交換用スイッチとオリジナルスイッチは見た目がほぼ同じ。間違えると混乱する。
✅ クリックの軽さは劇的に変わるわけではなく、「ほんのり柔らかくなる」程度。
✅ 交換には分解が必要(自己責任)。

クリック感の好みによっては、スイッチの交換を検討するのもアリですが、デフォルトのクリック感が硬めであることは認識しておきましょう。

ホイールやサイドボタンの操作感

ホイール(スクロールホイール)

✅ 小ぶりなデザインで、細かい操作がしやすい。
✅ 回転は「ゴロゴロ」とした適度なノッチ感がある。
✅ クリック感は軽めで、押し込みに力を入れなくても反応する。
✅ スパム(連続押し)をしても指が疲れにくい。
❌ ただし、「押した感触がやや薄い」と感じる人もいるかもしれない。

サイドボタン(親指で押すボタン)

絶妙な位置に配置されており、押しやすい。
✅ 少し飛び出しているため、誤入力しにくい設計。
✅ 反発感がしっかりしており、カチッとしたフィードバックがある。
❌ ただし、手前側のボタンは少し音が大きめ。

サイドボタンは、手のサイズや持ち方によらず、押しやすい設計になっています。

掴み持ち・つまみ持ちに適した配置で、ゲーム中の素早いアクションにも対応しやすいです。

まとめ:使用感と持ち方の相性

✅ 掴み持ち・つまみ持ちに最適な形状
✅ 軽量で、指先での細かい操作がしやすい
✅ クリック感は硬めで、確かなフィードバックがある(好みが分かれる)
✅ ホイールやサイドボタンの操作感は良好
❌ かぶせ持ちには向いていない
❌ 浅めに持つとクリックがバコバコしやすい

 

Endgame Gear 「OP1we」の性能と機能

OP1weイメージ画像
出典:Endgame Gear公式

Endgame Gear 「OP1we」は、細身の形状と軽量設計に加え、ゲーミングマウスとしての基本性能も充実しています。

ここでは、センサーやポーリングレート、マウスソールと滑りの特性、バッテリー性能とソフトウェア設定について詳しく解説します。

センサーとポーリングレート

搭載センサー:PixArt PAW3370

「OP1we」には、PixArt社のPAW3370センサーが搭載されています。このセンサーは、ハイエンドなゲーミングマウスに採用されることが多く、高い精度と追従性を持っています。

主な特徴:
✅ 最大DPI:19,000DPI(ソフトウェアで設定可能)
✅ トラッキング速度:400IPS(高速な動きにも対応)
✅ 最大加速度:50G(素早いマウス操作でも正確な追従)
✅ リフトオフディスタンス(LOD):調整可能

センサー自体は、トップクラスのゲーミングマウスと比べても遜色のない性能を持っています。

特に、400IPSのトラッキング速度と50Gの加速度性能は、eスポーツ向けのFPSゲームやRTSゲームでも十分な性能を発揮します。

ポーリングレート:1000Hz(1ms)

ポーリングレートとは、マウスがPCへ情報を送る頻度を示す指標です。

「OP1we」は1000Hz(1ms)のポーリングレートに対応しており、現代のゲーミングマウスとして標準的な仕様となっています。

ただし、最近のハイエンドマウスでは4K(4000Hz)や8K(8000Hz)対応モデルも増えているため、高ポーリングレートを求めるユーザーにとっては少し物足りないかもしれません。

メリット:1000Hzでも十分に低遅延で、ほとんどのユーザーにとって問題なし。
デメリット:4000Hz/8000Hzの高ポーリングレートを求めるユーザーには物足りない。

総評

  • 「OP1we」は「高精度なPAW3370センサー」と「1000Hzポーリングレート」により、十分なゲーミング性能を発揮。
  • ただし、超低遅延を求める競技プレイヤーにとっては4K/8K非対応がネックになる可能性あり。

マウスソールと滑りの特性

「OP1we」のソールは、滑りや摩耗を考慮した設計になっており、交換可能な仕様です。

ソールの仕様

  • 材質:99.5% PTFE(デフォルト)、100% PTFE(別売り)
  • 形状:小型ソール or 大型ソール(交換可能)
  • エッジ処理:丸みのある滑らかな加工

特に注目すべきは、交換用ソールが付属している点です。

標準搭載の99.5% PTFEソールは、滑りとコントロールのバランスが取れた仕様になっていますが、別売りの100% PTFEソールに交換すると、よりスピード感のある滑りになります。

また、センサー周りのソールも交換可能で、摩耗による影響を抑えることができます。

滑りの特徴

標準の99.5% PTFEソールは、スピードとコントロールのバランスが良く、滑りすぎず止めやすい特性を持っています。

ただし、大型ソールを装着すると摩擦が増し、よりコントロール寄りの動きになります。

結論

  • スピード感を求める人は100% PTFEソール(別売り)に交換
  • コントロールを重視する人は標準ソール or 大型ソールを選ぶ

バッテリー性能とソフトウェア設定

「OP1we」はワイヤレスマウスとして、バッテリーの持ちや充電のしやすさも重要なポイントとなります。

バッテリー性能

  • バッテリー容量:335mAh
  • 充電方式:USB-C
  • バッテリー持続時間:1Kポーリングレートで約70時間(実測)

1000Hzポーリングレートで約70時間のバッテリー持ちとなっており、他のワイヤレスマウスと比較しても長時間使用できる設計です。

特に、4K/8Kポーリングレートを搭載していないため、消費電力が抑えられています。

また、USB-Cケーブルを接続すれば有線モードでも使用可能で、充電しながらゲームを続行できます。

メリット

  • バッテリー持ちが良い(約70時間)
  • USB-C充電で利便性が高い
  • 充電しながらの有線使用が可能

デメリット

  • 4K/8Kポーリングレート非対応のため、バッテリーの消費が比較的抑えられているが、最新のハイエンドモデルと比べるとやや物足りない。

ソフトウェア設定

「OP1we」には専用の設定ソフトウェアがあり、以下のような項目を調整できます。

設定できる項目

  • DPI設定(最大19,000DPIまで)
  • ポーリングレートの変更(125Hz / 500Hz / 1000Hz)
  • リフトオフディスタンス(LOD)の調整
  • マウスボタンの割り当て変更
  • デバウンスタイムの調整(クリック応答速度の調整)

特徴

  • シンプルなUIで、設定変更がしやすい
  • 設定できる項目は最低限だが、実用性には十分

特に、デバウンスタイムを調整することでクリック応答速度を微調整できるため、プレイヤーの好みに合わせた設定が可能です。

欠点

  • ソフトウェアの機能は最低限で、他社の高機能ソフト(例:Razer Synapse、Logitech G HUB)と比べるとシンプルすぎる。

まとめ:性能と機能

✅ 高精度なPAW3370センサー搭載(最大19,000DPI)
✅ 1000Hzのポーリングレートで低遅延(ただし4K/8Kは非対応)
✅ 交換可能なマウスソールで、滑りの調整が可能
✅ 70時間のバッテリー持続時間で長時間プレイ可能
✅ シンプルなソフトウェアで直感的に設定可能
❌ 高ポーリングレート(4K/8K)非対応
❌ ソフトウェアのカスタマイズ性は最低限

スポンサーリンク

Endgame Gear 「OP1we」を使用した私の体験談・レビュー

イメージ画像
※画像はイメージです

Endgame Gear 「OP1we」を実際に使用してみて、その特徴や気になる点について詳しくお伝えします。

レビューの内容を踏まえつつ、実際のゲームプレイや普段使いでの感想を中心に紹介します。

FPSゲームでの使用感

「OP1we」は、軽量で細身なデザインのため、エイムの微調整がしやすいのが大きな強みです。

特に掴み持ちやつまみ持ちをしていると、狙ったターゲットに素早くエイムを合わせやすく、長時間のプレイでも手の疲れを感じにくいと感じました。

良かった点

  • 軽量(58g)なので、手首を使った素早いエイムがしやすい
  • 細身の形状が手にフィットし、指でのコントロールがしやすい
  • センサー性能(PAW3370)が優秀で、細かい動きにも正確に追従
  • クリックの反応が速く、連打がしやすい(特にバースト射撃やタップ撃ち)

気になった点

  • クリックが硬めで、指先で軽く押すと「バコバコ感」が気になる(特にApexのような高速連打が必要なゲームでは、やや疲れやすい)。
  • 1000Hzのポーリングレートは問題ないが、4000Hz/8000Hz対応の最新マウスと比べると、ほんの少し遅延を感じることがある(競技シーンでの超高速反応を求める人には不満かも)。

FPSゲーム総評
エイム精度が高く、細かい調整がしやすいので、低センシ(ローセンシ)プレイヤーに最適
掴み持ち・つまみ持ちとの相性が良く、長時間のプレイでも疲れにくい
クリックの硬さが好みを分ける(指の力が弱い人には向かない)
4K/8Kポーリングレート非対応なので、超高速反応を求めるプレイヤーには不向き

MOBAゲームでの使用感

MOBAゲームは、FPSほどのエイム精度は必要なく、クリックの快適さやボタンの使いやすさが重要になります。

良かった点

  • サイドボタンの位置が適切で、アビリティ発動がスムーズ
  • クリックの反発が強めなので、連打がしやすい(スキルコンボを素早く入力可能)
  • 軽量なので、長時間プレイでも疲れにくい

気になった点

  • クリックが硬めなので、連打が必要なスキルの発動時に指が疲れることがある
  • ホイールクリックの感触が少し軽めで、押した感覚が薄い(ホイールクリックにスキルを割り当てるプレイヤーには気になるかも)

MOBAゲーム総評
サイドボタンの配置が良く、スキル発動がスムーズ
長時間のプレイでも疲れにくい軽量設計
クリックが硬めなので、長時間プレイでは指が疲れやすい
ホイールクリックの押し心地が少し頼りない

RTSゲームでの使用感

RTSゲームでは、マウスの快適な操作性が求められます。

特に、クリックのしやすさやホイールのスムーズさが重要です。

良かった点

  • クリックの反応速度が速く、ユニットの選択や移動がスムーズ
  • 軽量なので、マウスを頻繁に動かしても疲れにくい
  • ソールの滑りが適度で、細かい操作がしやすい

気になった点

  • ホイールの回転が少し硬めで、素早くスクロールしたいときにストレスを感じる
  • クリックが硬めなので、長時間のプレイでは指が疲れやすい

RTSゲーム総評
軽量で長時間のプレイに適している
クリックの応答速度が速く、ユニット選択がしやすい
ホイールの回転がやや硬めで、スムーズなスクロールに向いていない
クリックが硬いため、長時間の操作では負担になることがある

普段使いでの使用感

ゲーム用途だけでなく、ブラウジングや動画編集などの普段使いのシチュエーションでも試してみました。

良かった点

  • 軽量で操作しやすく、長時間の作業でも手が疲れにくい
  • サイドボタンが押しやすく、ブラウジングの「戻る・進む」が快適
  • ソフトウェアでDPIを調整すれば、作業用途にも合わせられる

気になった点

  • クリック音がやや大きめで、静かな環境では気になる(特にオフィスやカフェでの使用には向かない)
  • ホイールのクリック感が少し頼りなく、スクロール中に誤爆することがある

普段使い総評
軽量で、長時間の作業にも向いている
サイドボタンの配置が良く、ブラウジングが快適
クリック音が大きめで、静音性は低い
ホイールクリックの押し心地がやや頼りない

総評(私の体験談のまとめ)

掴み持ち・つまみ持ちとの相性が抜群で、特にFPSゲームに適している
軽量で、長時間のプレイや作業でも疲れにくい
サイドボタンの配置が良く、素早い操作が可能
センサーの精度が高く、細かいエイム調整がしやすい
クリックが硬めで、指の力が弱い人には不向き
ホイールクリックの感触が頼りなく、誤爆しやすい
静音性は低く、クリック音が大きめ

 

Endgame Gear 「OP1we」に関するQ&A

イメージ画像
※画像はイメージです

Endgame Gear 「OP1we」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「OP1we」はどんな持ち方に向いていますか?

「OP1we」は掴み持ちとつまみ持ちに最適な形状です。細身のデザインと低めのプロファイルにより、指先でのコントロールがしやすくなっています。かぶせ持ちにはあまり向いていません

「OP1we」は何グラムですか?

「OP1we」の重量は約58gです。超軽量マウスと比較すると少し重めですが、バランスが取れており、軽快な操作感があります。

「OP1we」のセンサーは何ですか?

「OP1we」はPixArt PAW3370センサーを搭載しています。最大19,000DPI、400IPS、50Gの加速度に対応しており、高精度なトラッキングが可能です。

「OP1we」のポーリングレートは?

最大1000Hz(1ms)です。125Hz / 500Hz / 1000Hzの切り替えが可能ですが、4K/8K(4000Hz/8000Hz)には非対応です。最新のハイエンドモデルと比べるとポーリングレートは控えめですが、一般的な用途では十分です。

「OP1we」のクリック感はどんな感じですか?

Kailh GM 8.0スイッチが搭載されており、硬めでしっかりしたフィードバックがあるクリック感です。浅めに持つと「バコバコ感」が強く感じられることがあり、クリックが軽いマウスが好みの人には向かないかもしれません。別売りのKailh GM 2.0スイッチに交換すると、若干軽いクリック感になります。

「OP1we」はホイールクリックしやすい?

ホイールクリックは軽めで、押し込みがスムーズですが、少し頼りないと感じる人もいるかもしれません。スクロール自体のノッチ感は適度にあり、細かい操作も可能ですが、ホイールクリックにスキルを割り当てるゲームでは誤爆しやすい可能性があります

「OP1we」のバッテリー持ちは?

1000Hzのポーリングレートで約70時間使用可能です。1回の充電で数日間プレイできるため、バッテリー持ちは優秀です。また、USB-Cで充電しながらの有線使用も可能なので、バッテリー切れを気にせずプレイできます。

「OP1we」の充電端子は?

USB Type-Cです。付属のUSB-Cケーブルを使用して充電できます。

「OP1we」のマウスソールは交換可能?

交換可能です。標準で99.5% PTFEソールが搭載されており、別売りの100% PTFEソールに交換することで、滑りのスピードを上げることもできます。また、センサー周りのソールも交換できるため、摩耗による影響を最小限に抑えることができます。

「OP1we」のソフトウェアで何が設定できる?

「OP1we」専用のソフトウェアを使うと、以下の設定が可能です。

  • DPIの調整(最大19,000DPI)
  • ポーリングレートの変更(125Hz / 500Hz / 1000Hz)
  • リフトオフディスタンス(LOD)の調整
  • マウスボタンの割り当て変更
  • デバウンスタイム(クリック応答速度)の調整

ソフトウェアはシンプルな作りで、余計な機能がないため、軽量で直感的に操作しやすいのが特徴です。

「OP1we」のコーティングは?

UVコーティングが施されており、グリップ力が高く、汚れが目立ちにくい仕様になっています。特に白モデルは、手汗や指紋が付きにくく、長期間きれいな状態を保てます。

スポンサーリンク

Endgame Gear 「OP1we」レビューのまとめ

イメージ画像
※画像はイメージです

Endgame Gear 「OP1we」は、掴み持ちやつまみ持ちに最適化されたワイヤレスゲーミングマウスです。

従来のXMシリーズをベースにしつつも、より細身で軽量なデザインとなっており、特にFPSゲーマー向けに設計されています。

ここでは、これまでのレビューを踏まえて、メリット・デメリット・どんな人に向いているかを詳しくまとめます。

メリット(OP1weの優れた点)

掴み持ち・つまみ持ちに最適なシェイプ

  • 細身のボディと適度な高さにより、指先でのコントロールがしやすい
  • 特にローセンシ(低感度)プレイヤーにとって、エイムの微調整がしやすい設計。

軽量(58g)で疲れにくい

  • 超軽量級の40g台には届かないものの、一般的なワイヤレスマウスと比べても十分に軽い
  • 手首や指への負担が少なく、長時間のプレイでも疲れにくい。

センサー性能が優秀(PixArt PAW3370搭載)

  • 最大19,000DPI、400IPS、50G加速度と、トップクラスのゲーミングマウスと比較しても遜色なし。
  • 追従性能が高く、高速なマウス操作でもスムーズなトラッキングが可能

サイドボタンの配置が絶妙

  • 親指での押しやすさを考慮した配置で、誤爆しにくいデザイン。
  • 特にFPSやMOBAゲームで、スムーズにスキルやアクションを入力しやすい。

交換可能なスイッチ&マウスソール

  • Kailh GM 8.0スイッチ搭載(クリック感は硬め)。
  • 別売りの交換用スイッチ(Kailh GM 2.0)を装着すれば、若干軽いクリック感に変更可能
  • マウスソールも交換可能で、滑りの調整ができる。

バッテリー持ちが長い(最大70時間)

  • 1000Hzポーリングレートでも約70時間持続
  • 充電しながらの有線モード使用も可能。

シンプルな専用ソフトウェア

  • DPIやポーリングレート、デバウンスタイムなどを調整可能。
  • 直感的に操作できるUIで、余計な機能がなく軽量。

デメリット(気になる点・欠点)

クリックが硬めで、指の力が弱い人には向かない

  • Kailh GM 8.0スイッチはクリック感が硬めで、特に浅めに持つと「バコバコ感」が気になる。
  • クリック連打が多いゲーム(Apex Legendsのバースト射撃など)では指が疲れやすい。

かぶせ持ちには不向き

  • 細身の形状なので、手のひら全体を密着させる持ち方には合わない。
  • かぶせ持ちをするなら、G Pro X SuperlightやZowie ECシリーズのようなよりボリューム感のあるマウスの方が適している

ポーリングレートは1000Hz止まり(4K/8K非対応)

  • 最新のハイエンドマウス(例:Razer Viper V2 Pro、Finalmouse Starlight 12)では4K/8K対応が増えてきている
  • 超低遅延を求める競技志向のプレイヤーにとっては、物足りない可能性がある。

ホイールクリックの感触が頼りない

  • スクロールのノッチ感はしっかりしているが、ホイールクリックの押し心地が軽く、誤爆しやすい
  • ホイールクリックにアビリティを割り当てるMOBAプレイヤーには少し扱いづらいかも。

クリック音が大きめで、静かな環境では使いにくい

  • Kailh GM 8.0スイッチ特有の**「カチッ」としたクリック音が目立つ**。
  • 静かな部屋やオフィスでの使用には向かない。

こんな人におすすめ!

✅ OP1weが向いている人

掴み持ち or つまみ持ちをする人
軽量で操作しやすいワイヤレスマウスを探している人
FPS(Valorant、CS2、Apex Legends)で精密なエイムを求める人
クリックの硬さが好きで、しっかりしたフィードバックが欲しい人
長時間のゲームプレイでも疲れにくいマウスを求める人

❌ OP1weが向いていない人

かぶせ持ちをする人(手のひら全体で包み込む持ち方)
軽いクリック感を好む人(長時間のクリック連打が疲れる可能性あり)
静かな環境で使用したい人(クリック音が大きめ)
4K/8Kポーリングレートを求める競技志向のプレイヤー

最終評価

項目評価(5段階)
形状(掴み持ち・つまみ持ち向け)⭐⭐⭐⭐⭐ (5/5)
重量(58gの軽量設計)⭐⭐⭐⭐⭐ (5/5)
センサー性能(PAW3370搭載)⭐⭐⭐⭐⭐ (5/5)
クリック感(硬めで好みが分かれる)⭐⭐⭐ (3/5)
ホイール・サイドボタンの操作性⭐⭐⭐⭐ (4/5)
ポーリングレート(1000Hzのみ)⭐⭐⭐ (3/5)
バッテリー持ち(最大70時間)⭐⭐⭐⭐⭐ (5/5)
ソフトウェアの使いやすさ⭐⭐⭐⭐ (4/5)
静音性(クリック音が大きめ)⭐⭐ (2/5)

Endgame Gear 「OP1we」レビューの総括

✅ 掴み持ち・つまみ持ちのプレイヤーには最高のフィット感!
✅ 高精度センサー&軽量ボディでFPSゲームに最適!
✅ 交換可能なスイッチ&ソールでカスタマイズ性が高い!
❌ クリックの硬さや音が気になる人には向かない!
❌ かぶせ持ちや静音性を求める人には不向き!

Endgame Gear 「OP1we」は、細身で軽量なデザインと高精度なセンサーを兼ね備えた、掴み持ちやつまみ持ちに特化したワイヤレスゲーミングマウスです。

PAW3370センサーによる正確なトラッキング性能や、しっかりとしたクリック感のKailh GM 8.0スイッチ、交換可能なソールやスイッチといったカスタマイズ性の高さが魅力となっています。

バッテリー持ちも優秀で、長時間のプレイにも対応できる点は大きな強みです。

一方で、クリックが硬めで指の負担がかかりやすいことや、ポーリングレートが1000Hz止まりである点は、競技志向のプレイヤーにとっては好みが分かれる部分かもしれません。

また、かぶせ持ちには適しておらず、静かな環境ではクリック音がやや気になる点にも注意が必要です。

それでも、軽量かつ細身で扱いやすく、掴み持ち・つまみ持ちのゲーマーにとっては、快適な操作性を提供してくれるマウスであることは間違いありません。

特にFPSやMOBAなどのゲームをプレイする際には、その精度の高さと安定感を実感できるでしょう。

自分のプレイスタイルに合ったマウスを探しているなら、ぜひ一度試してみる価値のある一台です。

よかったらシェアしてね!
目次