ロジクールの人気ゲーミングマウス「G Pro X Superlight」の後継機として登場した 「G Pro X Superlight 2」。
前モデルの「G Pro X Superlight」は、多くのプロゲーマーやFPSプレイヤーに愛用され、その軽量設計と高精度なセンサーで高評価を得ていました。
そんな「G Pro X Superlight」の後継機となる「G Pro X Superlight 2」が どのように進化したのか?
そして、 旧型と比較してどこが違うのか? という点に興味を持つ方も多いでしょう。
特に注目すべきポイントは、 最大ポーリングレート8000Hz対応 という圧倒的な速さへの進化。
さらに、センサー性能の向上やUSB-C対応、重量の軽量化など、ゲーマーにとって魅力的な改良が多数加えられています。
この記事では、 「G Pro X Superlight 2」の特徴・旧型との違い・使用感・パフォーマンス について詳しく解説していきます。
ポーリングレート8000Hz対応による実際の効果 や クリック遅延の検証結果 など、実際の使用感をもとに評価しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

Logicool 「G Pro X Superlight 2」の概要

ロジクールの「G Pro X Superlight 2」は、軽量ワイヤレスゲーミングマウスの新たなスタンダードとして登場しました。
前モデルの「G Pro X Superlight」は、多くのプロゲーマーに愛用され、その軽さと操作性の高さで絶大な人気を誇っていましたが、「G Pro X Superlight 2」ではさらに多くの改良が加えられています。
ここでは、「G Pro X Superlight 2」の基本スペック、旧型との違い、価格の比較を詳しく見ていきます。
「G Pro X Superlight 2」の基本スペック
まずは「G Pro X Superlight 2」の基本スペックを確認しましょう。
項目 | G Pro X Superlight 2 | G Pro X Superlight(旧型) |
---|---|---|
サイズ | 長さ125mm × 幅63.5mm × 高さ40mm | 同じ |
重量 | 60g | 63g |
ボタン数 | 5個 | 5個 |
センサー | HERO 2 | HERO |
DPI(解像度) | 100~44,000dpi | 100~25,600dpi |
最大加速 | 88G | 40G |
最大速度 | 888IPS | 400IPS |
ポーリングレート | 8000Hz | 1000Hz |
接続方式 | LIGHTSPEEDワイヤレス | LIGHTSPEEDワイヤレス |
USBポート | Type-C | Micro-USB |
バッテリー持続時間 | 最大95時間 | 最大70時間 |
カラー展開 | ブラック・ホワイト・ピンク | ブラック・ホワイト・ピンク・レッド |
こうして見ると、旧型と比べて「G Pro X Superlight 2」は、センサーの強化・DPIの向上・ポーリングレートの大幅アップ・USB Type-C対応・バッテリー持続時間の向上 など、かなりの進化を遂げていることがわかります。
特に ポーリングレート8000Hz対応 は、マウスの入力速度を飛躍的に向上させる要素であり、競技レベルでのプレイにおいて大きな違いを生む可能性があります。
旧型との違いは?進化したポイントを比較
ここでは、「G Pro X Superlight 2」がどのように進化したのか を、ポイントごとに詳しく解説します。
✅ 進化①:ポーリングレートが 1000Hz → 8000Hz にアップ
ポーリングレートとは、マウスが1秒間にPCへ信号を送る回数のことです。「G Pro X Superlight 2」では、従来の1000Hzから 最大8000Hz へと進化しました。
これにより、マウスの応答速度が 1ms(1000Hz)→ 0.125ms(8000Hz) になり、さらに滑らかで正確なカーソル操作が可能になります。
⚠ ただし注意点
ポーリングレートが高くなると、PC側の負荷も増加します。そのため、8000Hzでの運用には高性能なPCが必要 になります。
✅ 進化②:センサーが HERO 2 にアップグレード
旧型に搭載されていた「HERO」センサーから 「HERO 2」 に進化し、DPIの最大値が 25,600dpi → 44,000dpi に向上しました。
また、最大加速や最大速度も 約2倍に強化 されており、より高速かつ正確なトラッキングが可能になっています。
✅ 進化③:USBポートが Micro-USB → Type-C に変更
旧型の「Micro-USB」ポートから、汎用性の高い「Type-C」ポートへ変更されました。
これにより、充電の利便性が向上し、多くのデバイスとケーブルを共用できるようになりました。
✅ 進化④:重量が 63g → 60g に軽量化
たった3gの違いですが、実際に使うと重心のバランスがいいのか体感できるほどの違いがあります。
Superlightシリーズの特徴である「軽さ」をさらに追求し、FPSやMOBAなど、長時間のプレイでも負担が少なくなりました。
✅ 進化⑤:バッテリー持続時間が 70時間 → 95時間 に向上
バッテリーの持続時間が 約35%向上 し、より長時間のプレイが可能になりました。
特にワイヤレスゲーミングマウスでは、充電頻度が少ないほど利便性が増すため、大きな進化点のひとつです。
価格の違いとコストパフォーマンス
新型「G Pro X Superlight 2」は、直販価格26,950円 で販売されています。
対して、旧型の「G Pro X Superlight」は 22,220円 なので、約4,700円の価格差 があります。
この価格差は高い?それとも妥当?
「G Pro X Superlight 2」は、
✅ 8000Hzポーリングレート対応
✅ HERO 2センサー搭載
✅ バッテリー持続時間の向上
✅ 軽量化
✅ USB Type-C対応
といった進化を遂げているため、約5,000円の価格差は妥当 であると考えられます。
また、旧型は値下げされているため、 「そこまでの性能アップが不要」という方には、旧型を選ぶのもアリ」 ですが、「最新の性能を求めるならSuperlight 2が最適」 と言えるでしょう。
【概要のまとめ】 「G Pro X Superlight 2」は買うべき?
「旧型とどっちを買うべき?」と悩んでいる人向けの結論
選ぶべきマウス | こんな人におすすめ |
---|---|
Superlight 2 | ・最高性能のマウスを求める人 ・8000Hzポーリングレートを活用できる環境の人 ・USB Type-C対応が必須な人 |
Superlight(旧型) | ・価格を抑えてコスパ重視したい人 ・1000Hzで十分な人 ・Type-Cは特に気にしない人 |
特に 「G Pro X Superlight 2」の「ポーリングレート8000Hz」「HERO 2センサー」 は、競技ゲーマーにとって大きなアドバンテージとなる可能性があるため、本気でゲームに取り組む方には 「G Pro X Superlight 2」の購入をおすすめ します。
Logicool 「G Pro X Superlight 2」の8K対応アップデートの詳細

Logicool 「G Pro X Superlight 2」の最大の進化ポイントのひとつが、ポーリングレート8000Hzへの対応 です。
これは、2024年9月に配信されたファームウェアアップデートによって実装されました。
元々、「G Pro X Superlight 2」の発表当初のポーリングレートは最大2000Hz でしたが、2024年3月に4000Hz対応のアップデートが実施され、さらに2024年9月のアップデートで8000Hz対応が実現しました。
ここでは、ポーリングレート8000Hzのメリットや影響、実際のクリック遅延の検証結果、設定時の注意点 について詳しく解説します。
ポーリングレート8000Hzのメリットと影響
✅ そもそも「ポーリングレート」とは?
ポーリングレートとは、マウスが1秒間にPCへ情報を送る回数 のことを指します。
例えば、ポーリングレートが1000Hzの場合、1秒間に1000回 マウスの位置情報がPCに送信されます。
数値が高いほど、より滑らかで精度の高いカーソル操作が可能になります。
✅ 「8000Hz」とはどれくらい速いのか?
ポーリングレートが8000Hzになると、マウスがPCへ情報を送る頻度が1ms → 0.125ms に短縮されます。
つまり、反応速度が8倍高速化 されることになります。
ポーリングレート | 応答速度(1回の送信間隔) |
---|---|
1000Hz | 1.0ms |
2000Hz | 0.5ms |
4000Hz | 0.25ms |
8000Hz | 0.125ms |
これはFPSやMOBAのような瞬時の反応が求められるゲームでは大きなメリットとなり、より正確で遅延の少ない操作 を実現できます。
⚠ ただし注意点
8000HzはPCへの負荷が大きい ため、十分なスペックのPCが必要になります。
低スペックのPCでは、ポーリングレートを上げることでかえって動作が不安定になることもあるため、注意が必要です。
クリック遅延の検証結果
今回、8000Hzのポーリングレートがどれほどの違いを生むのか を検証した結果、クリック遅延がさらに短縮されている ことが分かりました。
✅ クリック遅延の測定結果
ポーリングレート | クリック遅延(平均値) |
---|---|
2000Hz | 約2.3ms |
4000Hz | 約2.3ms(変化なし) |
8000Hz | 約0.19ms |
8000Hzに設定すると、クリック応答速度が大幅に向上し、より速い反応が得られる ことが確認されました。
ただし、4000Hzと8000Hzの差は約0.3ms しかなく、人間の感覚で体感できるかどうかは微妙なラインです。
しかし、モニターやPCのトータル遅延をできるだけ抑えたい というこだわり派のゲーマーには、8000Hzは有効な選択肢となるでしょう。
設定時の注意点と最適な使い方
8000Hzで使用する場合、いくつかの重要な設定や注意点があります。
✅ ① G HUBを最新版にアップデートする
ポーリングレート8000Hz対応のアップデートを適用するには、ロジクールのソフトウェア「G HUB」 を最新バージョンに更新する必要があります。
- G HUBを開く
- マウスの設定画面に移動
- 「レポートレート(ポーリングレート)」の項目を8000Hzに設定
これで、8000Hzの設定が適用されます。
✅ ② ドングル(ワイヤレスレシーバー)の追加購入は不要
通常、8000Hzのポーリングレート対応のワイヤレスマウスでは、専用のドングルが必要になることが多い ですが、「G Pro X Superlight 2」は追加のドングル購入が不要 です。
そのため、手軽に8000Hzへ移行することができます。
✅ ③ 「スイッチモード」を必ず「オプティカルのみ」に設定する
G HUBの設定画面にある 「スイッチモード」 には、以下の2つの設定があります。
- オプティカルのみ
- ハイブリッド(オプティカル+メカニカル)
デフォルトでは「ハイブリッド」に設定されている可能性がありますが、8000Hzのポーリングレートを活かすなら「オプティカルのみ」に設定するのがベスト です。
理由
ハイブリッドモードだと、バッテリー消費は若干抑えられるが、クリック遅延が0.4~0.5ms増加 する。
8000Hzの低遅延のメリットを活かすためには、オプティカルのみが推奨される。
✅ ④ バッテリー持続時間に注意
ポーリングレートを上げると、その分マウスの電力消費が増えるため、バッテリー持続時間が短くなります。
ポーリングレート | バッテリー持続時間(目安) |
---|---|
2000Hz | 約40時間 |
4000Hz | 約35時間 |
8000Hz | 約19時間 |
8000Hz設定時には、バッテリー持続時間が約19時間 となり、かなり短くなる点に注意が必要です。
対策
- 充電しながら使用する(有線モード)
- 8000Hzが必要ない場面では4000Hzに落とす
これらの対策を取ることで、バッテリーの消耗を抑えることができます。
【8K対応のまとめ】 8000Hzのポーリングレートは誰におすすめ?
✅ 8000Hzを使うべき人
✔ FPS・MOBAなどの競技ゲームを本気でプレイする人
✔ PCのスペックが高く、8000Hz設定でも安定動作できる人
✔ 少しの遅延も許せないハイレベルなゲーマー
✅ 1000Hzや4000Hzで十分な人
✔ PCスペックがそこまで高くない人
✔ そこまでシビアなゲームをしない人
✔ バッテリー持続時間を優先したい人
8000Hz対応は確かに画期的なアップデートですが、PC負荷が大きい点やバッテリー消耗が早い点も考慮 する必要があります。
高性能なPCを持っている競技ゲーマーにとっては、大きな武器となる でしょう。
Logicool 「G Pro X Superlight 2」の使用感とパフォーマンス

Logicool 「G Pro X Superlight 2」は、ポーリングレート8000Hz対応やセンサー性能の向上など、スペック面で大幅な進化を遂げましたが、使用感はどうなのか? という点は気になるところです。
ここでは、「G Pro X Superlight 2」の操作性やパフォーマンスを、持ち方・バッテリー性能・他のゲーミングマウスとの比較 という3つの観点から詳しくレビューしていきます。
持ち方別のフィット感・操作性レビュー
「G Pro X Superlight 2」の形状は、前モデル(G Pro X Superlight)とまったく同じ左右対称デザイン で、どの持ち方でもフィットしやすい のが特徴です。
一般的に、ゲーミングマウスの持ち方は 「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」 の3種類がありますが、それぞれの持ち方での使用感をレビューします。
✅ かぶせ持ち(パームグリップ)
- 手全体をマウスに乗せて握るスタイル
- 安定性が高く、長時間の操作でも疲れにくい
- 大型のマウスに比べると、やや小さめに感じるかも
Superlight 2の評価:★★★☆☆(3.5/5)
→ 手の大きい人には少し小さく感じる可能性があるが、軽量設計のおかげで疲れにくい。
✅ つかみ持ち(クローグリップ)
- 指先と手のひらの一部でマウスを握るスタイル
- 素早いエイムや細かい操作に向いている
- マウスの重量やバランスが重要になる持ち方
Superlight 2の評価:★★★★★(5/5)
→ 非常に軽いため、長時間のFPSプレイでも負担が少なく、エイム操作がしやすい。
→ バランスの良い重量配分で、狙った通りに動かしやすい。
✅ つまみ持ち(フィンガーチップグリップ)
- 指先だけでマウスをつまんで動かすスタイル
- 超高速なマウス操作が可能
- マウスの軽さが特に重要
Superlight 2の評価:★★★★★(5/5)
→ わずか60gという軽量設計のおかげで、手首や指の負担が少なく、俊敏な動きができる。
→ 特に高速な動きが求められるFPSやMOBAプレイヤーに最適。
バッテリー性能と使用時間の変化
「G Pro X Superlight 2」のバッテリー性能は、前モデルと比較して約35%向上しています。
ただし、ポーリングレート設定によってバッテリーの持ちが大きく変わるため、どの設定でどれくらい持つのか を詳しく見ていきます。
✅ ポーリングレート別のバッテリー持続時間
ポーリングレート | バッテリー持続時間(目安) |
---|---|
1000Hz | 約95時間 |
2000Hz | 約40時間 |
4000Hz | 約35時間 |
8000Hz | 約19時間 |
8000Hzで使用すると、バッテリー持続時間が19時間まで短縮される ため、1日中ゲームをプレイする人には少し厳しいかもしれません。
✅ バッテリー持ちを改善する方法
- ポーリングレートを8000Hzではなく4000Hzにする(遅延はほぼ変わらない)
- スイッチモードを「ハイブリッド」に設定する(応答速度はわずかに落ちるが、バッテリー消費が抑えられる)
- 使用していない時は電源をOFFにする(背面スイッチで簡単に切り替え可能)
他のゲーミングマウスとの比較
「G Pro X Superlight 2」は、軽量ワイヤレスゲーミングマウスとして非常に優れたモデルですが、他の人気ゲーミングマウスと比べるとどうなのか? という点も気になります。
ここでは、特に人気のある 「Razer Viper V2 Pro」「Pulsar X2 V2 Wireless」 と比較してみます。
マウス | G Pro X Superlight 2 | Razer Viper V2 Pro | Pulsar X2 V2 Wireless |
---|---|---|---|
重量 | 60g | 58g | 53g(最軽量) |
センサー | HERO 2 | Focus Pro 30K | PAW3395 |
最大DPI | 44,000dpi | 30,000dpi | 26,000dpi |
ポーリングレート | 8000Hz | 4000Hz | 4000Hz |
接続方式 | LIGHTSPEEDワイヤレス | HyperSpeedワイヤレス | 2.4GHzワイヤレス |
バッテリー持続時間 | 最大95時間 | 最大80時間 | 最大70時間 |
ボタン数 | 5個 | 5個 | 5個 |
価格(2025年2月時点) | 26,950円 | 21,800円 | 19,800円 |
✅ 他のゲーミングマウスと比べた強みと弱み
G Pro X Superlight 2の強み
✔ ポーリングレート8000Hz対応(他のマウスは4000Hzまで)
✔ HERO 2センサー搭載(トラッキング精度が優秀)
✔ バッテリー持続時間が最も長い(最大95時間)
✔ 安定したワイヤレス接続(LIGHTSPEED)
G Pro X Superlight 2の弱み
✖ 重量が最軽量ではない(Pulsar X2 V2 Wirelessの方が軽い)
✖ 価格がやや高い(26,950円で、他モデルより5,000円ほど高価)
✖ 8000Hz使用時はバッテリー持続時間が短い
【使用感まとめ】 「G Pro X Superlight 2」はどんな人におすすめ?
✔ FPS・MOBAなどの競技ゲーマー向け
✔ ポーリングレート8000Hzの超低遅延を求める人
✔ 軽量で操作性の良いワイヤレスマウスを探している人
✔ 長時間バッテリーで充電の手間を減らしたい人
逆に、もっと軽いマウスを求める人 や コストを抑えたい人 は、ほかの競合マウスも候補に入れるのがおすすめです。
Logicool 「G Pro X Superlight 2」を使用した私の体験談・レビュー

実際に「G Pro X Superlight 2」を使用してみて、競技ゲーミング向けのマウスとしてどれほど優れているのかを、FPSゲームでの使用感・普段使いでの快適性・バッテリー管理の実際のところ など、リアルな視点からレビューしていきます。
FPSゲームでの使用感
私は主にValorant、Apex Legends、などのFPSゲームをプレイしているため、「G Pro X Superlight 2」を競技シーンで実際に使ってみた 感想をお伝えします。
✅ エイムの精度が向上!ポーリングレート8000Hzの恩恵は?
「G Pro X Superlight 2」を使い始めた瞬間に感じたのが、エイムの滑らかさの向上。
特に、マイクロフリック(小さなエイム調整)やトラッキングエイム の精度が上がったように感じました。
理由:ポーリングレート8000Hzの効果
通常の1000Hz → 8000Hzにすると、1秒間に8倍の情報をPCに送る ことができるため、マウスの動きが細かく反映される。
実際にポーリングレートを4000Hzと8000Hzで切り替えながら試してみましたが、8000Hzの方がエイム操作時の遅延がさらに少なくなり、より滑らかに動く印象を受けました。
ただし、体感で劇的な違いを感じるか?
「正直なところ、8000Hzと4000Hzの違いをはっきりと感じるのは難しい」
しかし、マウスの動きがより忠実に反映されるのは確実 なので、プロゲーマーや競技シーンで少しでも遅延を減らしたい人には大きなメリット になるでしょう。
✅ 「60gの軽量マウス」は長時間のプレイでも疲れない!
FPSでの長時間プレイでは、マウスの重量が軽いほど疲れにくくなります。
前モデル(G Pro X Superlight)の63gから、「G Pro X Superlight 2」では60gに軽量化されたことで、プレイ中の負担がさらに減少 しました。
私は以前、90g以上のゲーミングマウス(G703h) を使っていたこともあり、「G Pro X Superlight 2」を使い始めたときの軽さには驚きました。
特に、つまみ持ち・つかみ持ちのプレイヤーにはこの軽量設計が大きなアドバンテージ になると感じました。
普段使いでの快適性
ゲーミングマウスは「ゲームに特化している」イメージがありますが、「G Pro X Superlight 2」は日常使いでも非常に快適 でした。
✅ 軽さと精度の高さで作業も快適
- マウスを持ち上げて移動する動作が軽いので、長時間作業しても疲れにくい
- ポーリングレートが高いため、カーソルの動きが非常にスムーズ
特に、私はAdobe Photoshopや動画編集ソフトを使用することが多いため、細かい操作を求められるシーンでも「G Pro X Superlight 2」の精度の高さを実感 しました。
また、USB Type-Cに対応したことで、充電の利便性が向上 した点も地味に嬉しいポイントでした。
バッテリー管理のリアルな話
✅ 8000Hz設定ではバッテリーが1日持たない!
「G Pro X Superlight 2」はバッテリー持続時間が最大95時間 となっていますが、これは1000Hz設定での話 です。
実際に8000Hzで使用すると、約19時間 しか持たないため、1日中プレイする場合は充電が必須 になります。
✅ バッテリー消耗を抑えるための工夫
- ゲーム中は8000Hz、作業時は1000Hzに設定 する
- 寝る前に充電を習慣化する
- 長時間プレイするときは有線モード(充電しながら使用) を活用する
このように、バッテリー管理を意識しないと8000Hzでの長時間使用は厳しいですが、設定を工夫すればバッテリー持ちは十分カバーできる と思いました。
旧型(G Pro X Superlight)と比較して良かった点・気になった点
✅ 良かった点
✔ ポーリングレート8000Hz対応で遅延がさらに減少
✔ バッテリー持ちが旧型よりも向上(70時間 → 95時間)
✔ センサー(HERO 2)が強化され、精度が向上
✔ USB Type-Cに対応し、充電が楽になった
✔ クリック感がしっかりしていて誤クリックが減った
❌ 気になった点
✖ 8000Hzで使うとバッテリー持ちが悪くなる(約19時間)
✖ クリック感が旧型よりやや硬くなり、好みが分かれる
✖ 価格が26,950円とやや高め
私の結論:「Superlight 2は間違いなく最強クラスのゲーミングマウス」
「G Pro X Superlight 2を実際に使ってみて、結局どうなのか?」 という結論ですが、「競技レベルのFPSプレイヤーなら、間違いなく最強クラスの選択肢」 だと感じました。
✔ ポーリングレート8000Hzの低遅延
✔ 60gの軽量設計でエイムがしやすい
✔ HERO 2センサーの精度の高さ
✔ 長時間バッテリーで持ちが良い(ただし8000Hzは除く)
これらの要素を考慮すると、FPSゲーマーにとって「G Pro X Superlight 2」はほぼ完璧なゲーミングマウス です。
逆に、「そこまでの性能が必要ない人」や「バッテリー持ちを優先したい人」には、旧型でも十分かもしれません。
Logicool 「G Pro X Superlight 2」に関するQ&A

Logicool 「G Pro X Superlight 2」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「G Pro X Superlight 2」のポーリングレート8000Hzは本当に必要?
✅ 結論:必要な人と不要な人がいる
8000Hzが必要な人 | 1000Hz~4000Hzで十分な人 |
---|---|
FPS・MOBAなどの競技ゲーマー | 普段使いやゲーム初心者 |
PCスペックが高く、負荷を気にしない人 | PCスペックが低く、快適性を重視する人 |
できるだけ遅延を減らしたい人 | 体感できる差が分からない人 |
eスポーツ競技で勝ちたい人 | カジュアルゲーマー |
ポーリングレート8000Hzのメリット
✔ より滑らかなカーソル動作
✔ クリック・エイムの遅延が最小限
✔ プロレベルのゲーマーに最適
ポーリングレート8000Hzのデメリット
✖ PC負荷が高い(CPU使用率が増加)
✖ バッテリー消耗が激しい(約19時間しか持たない)
「G Pro X Superlight 2」のバッテリー持ちは本当に良くなったの?
✅ はい。ただしポーリングレート次第!
前モデル(G Pro X Superlight)と比較して、バッテリー持続時間は70時間 → 95時間に増加 しました。ただし、これはポーリングレート1000Hz設定時の話 です。
ポーリングレート | バッテリー持続時間 |
---|---|
1000Hz | 約95時間 |
2000Hz | 約40時間 |
4000Hz | 約35時間 |
8000Hz | 約19時間 |
8000Hzを常に使用すると、1日も持たない ため、充電しながら使う or ポーリングレートを調整するのが現実的 です。
「G Pro X Superlight 2」と旧型の「G Pro X Superlight」、どちらを買うべき?
✅ 結論:競技ゲーマーなら「G Pro X Superlight 2」、コスパ重視なら旧型
「G Pro X Superlight 2」を選ぶべき人
✔ 8000Hzの超低遅延を活かしたい
✔ 最新のHERO 2センサーの精度を求める
✔ USB Type-Cの利便性を重視する
✔ 最高性能のゲーミングマウスを使いたい
旧型(G Pro X Superlight)を選ぶべき人
✔ 価格を抑えたい(旧型は1万円ほど安い)
✔ 8000Hzは不要で、1000Hzで十分
✔ バッテリー持ちを優先したい
「G Pro X Superlight 2」は手が小さい人でも使いやすい?
✅ 使いやすいが、手の大きさによっては好みが分かれる
- 小さい手(手長さ16cm未満)→ つまみ持ち・つかみ持ちなら快適
- 中サイズの手(16cm~19cm)→ どの持ち方でもOK
- 大きい手(19cm以上)→ かぶせ持ちには向かないかも
「G Pro X Superlight 2」のサイズ
- 長さ 125mm
- 幅 63.5mm
- 高さ 40mm
手が小さい人には、つまみ持ち・つかみ持ちが快適ですが、かぶせ持ちをするには少し小さい と感じるかもしれません。
「G Pro X Superlight 2」のクリック感はどう?硬くなった?
✅ 旧型よりも若干硬くなったが、安定感は増した
「G Pro X Superlight 2」では、「LIGHTFORCEハイブリッドスイッチ」 が搭載され、メカニカルとオプティカルの両方の特性を持つクリック感 になっています。
- メリット
✔ クリックの安定性が向上(誤クリックが減る)
✔ 応答速度が向上し、より正確な操作が可能 - デメリット
✖ 旧型と比べて「カチッ」とした硬めのクリック感
✖ 軽いクリック感が好きな人には合わないかも
結論:好みが分かれるが、競技ゲーマーにはプラスの変更
「G Pro X Superlight 2」のセンサー「HERO 2」はどれくらい違うの?
✅ トラッキング精度・DPIの上限が向上し、より正確に動かせる
旧型のHEROセンサー → 新型のHERO 2センサーへの進化点 ✔ DPIの上限が25,600dpi → 44,000dpiに向上
✔ 最大速度が400IPS → 888IPSに強化
✔ 最大加速が40G → 88Gにアップ
✔ ポーリングレート8000Hz対応
この強化によって、
✅ 高速なエイム操作でも追従性が向上
✅ より細かいカーソル操作が可能
とくに低DPIでの操作が安定する ため、FPSプレイヤーには大きなメリットがあります。
「G Pro X Superlight 2」は充電しながら使える?
✅ 有線接続しながらプレイ可能!
USB Type-Cケーブルを接続すると、有線モードとしても使用できます。ただし、充電中でもポーリングレート8000Hzでの動作は可能ですが、バッテリー管理には注意が必要 です。
Logicool 「G Pro X Superlight 2」レビューのまとめ

Logicool 「G Pro X Superlight 2」は、ポーリングレート8000Hz対応やHERO 2センサーの搭載など、ゲーミングマウスとして大幅な進化 を遂げたモデルです。
この記事では、スペック・使用感・バッテリー性能・競合マウスとの比較・Q&A など、あらゆる視点から徹底レビューしてきました。
では、最終的に「G Pro X Superlight 2」はどんな人におすすめなのか?
また、メリット・デメリットを振り返りながら、どんな使い方が最適なのか をまとめます。
「G Pro X Superlight 2」の総評
✅ FPS・MOBAプレイヤー向けの最強ワイヤレスゲーミングマウス
「G Pro X Superlight 2」は、特にFPSやMOBAといった「マウスの遅延や軽さが勝敗を左右するゲーム」 に最適です。
✔ ポーリングレート8000Hz対応で、超低遅延を実現
✔ HERO 2センサー搭載で、DPI・最大速度・加速が強化
✔ 60gの軽量設計で長時間プレイでも疲れにくい
✔ バッテリー持続時間が旧型より向上(最大95時間)
✔ USB Type-C対応で充電がしやすい
特に、競技ゲーマーやプロレベルのプレイヤーにとっては最適な選択肢 となるでしょう。
「G Pro X Superlight 2」のメリット・デメリット
✅ メリット
- ポーリングレート8000Hz対応で超低遅延(反応速度が最速)
- HERO 2センサー搭載で、より正確なエイムが可能
- 60gの超軽量ボディで操作しやすい
- バッテリー持続時間が95時間に向上(1000Hz設定時)
- USB Type-C対応で充電の利便性アップ
- クリックの安定感が増し、誤クリックが減少
- G HUBで細かくカスタマイズ可能
❌ デメリット
- 8000Hzで使用するとバッテリー持ちが19時間まで低下
- PCスペックが低いと、8000Hz設定時に負荷がかかる
- 価格が高い(26,950円)ため、コスパ重視の人には向かない
- クリック感が旧型より硬めになり、好みが分かれる
- 競技向けの性能のため、一般ユーザーにはオーバースペック気味
→ ポーリングレートを適切に調整しながら使えば、バッテリー消耗を抑えられるので問題なし!
こんな人におすすめ!「G Pro X Superlight 2」が向いている人
🎯 「G Pro X Superlight 2」が最適な人
✔ FPS・MOBAなどの競技ゲーマー(超低遅延の恩恵を最大限活かせる)
✔ 軽量ワイヤレスマウスが欲しい人(60gの軽さは圧倒的に使いやすい)
✔ バッテリー持続時間を重視する人(1000Hz設定なら95時間使用可能)
✔ USB Type-Cで充電の利便性を求める人
✔ Logicool製品を統一して使いたい人(G HUBで統合管理可能)
❌ 「G Pro X Superlight 2」が向いていない人
✖ 8000Hzの違いを体感できない人(競技ゲーマー以外は、正直1000Hzで十分)
✖ バッテリー持続時間を最優先する人(8000Hz使用時は19時間しか持たない)
✖ もっと安いゲーミングマウスを探している人(旧型や他社製品の方が安価)
✖ クリック感が柔らかい方が好きな人(Superlight 2のクリック感は硬め)
もし上記に該当するなら、旧型のG Pro X Superlightや他社の軽量マウスを検討するのも良いでしょう。
Logicool 「G Pro X Superlight 2」レビューの総括
「G Pro X Superlight 2」は、軽量ワイヤレスゲーミングマウスとしてさらなる進化を遂げた一台です。
ポーリングレート8000Hz対応による超低遅延や、HERO 2センサーの搭載によるトラッキング精度の向上、そしてバッテリー持続時間の改善など、あらゆる面でゲーマーの求める性能を実現しています。
特にFPSやMOBAなどの競技シーンでは、その正確性とレスポンスの速さが大きなアドバンテージとなるでしょう。
一方で、価格の高さや8000Hz設定時のバッテリー消費の早さ、クリック感の変化など、注意すべき点もあります。
こうした要素を踏まえると、最高のパフォーマンスを求める競技ゲーマーには最適な選択肢である一方で、一般ユーザーやコストパフォーマンスを重視する人にとっては、旧型の「G Pro X Superlight」や他の選択肢も検討の余地があるかもしれません。
とはいえ、Logicoolの技術の集大成ともいえる本モデルは、現時点でワイヤレスゲーミングマウスの頂点に立つ存在といっても過言ではありません。
これからゲーミング環境を強化したい人や、勝敗を左右する一瞬の差を大切にしたい人にとって、「G Pro X Superlight 2」は確実に満足できる一台となるでしょう。

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