Darmoshark 「M3s Varun」徹底レビュー!軽量&高性能なコスパ抜群ゲーミングマウスの実力とは?

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出典:Darmoshark公式

この記事は2023年に公開された内容です

ゲーミングマウス市場において、コストパフォーマンスの高い製品を次々とリリースしているDarmoshark(ダーモシャーク)

今回は、その最新モデルである「M3s Varun」を徹底レビューします。

M3シリーズは、軽量かつ高性能なワイヤレスゲーミングマウスとして注目を集めており、前作のM3も人気の高いモデルでした。

そして今回の「M3s Varun」は、さらなる改良が加えられた最新バージョンです。

重量約53gという驚異的な軽さを誇りながらも、PixArt PAW3395センサー搭載、最大2,000Hzのポーリングレート対応など、コスパ抜群のスペックを備えています。

また、デザイン面でも進化を遂げており、他社の定番マウスを彷彿とさせる形状とサイドのくびれを採用。

これにより、掴み持ちやつまみ持ちとの相性も抜群に向上しました。

さらに、有線・2.4GHzワイヤレス・Bluetoothの3種類の接続方式に対応しており、用途に応じた柔軟な使い方が可能になっています。

この記事では、実際の使用感や細部の作り込み、競合製品との比較を交えながら、このマウスが本当に”買い”なのかを検証していきます。

 

目次

Darmoshark 「M3s Varun」とは?

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出典:Darmoshark公式

Darmoshark 「M3s Varun」は、中華系ゲーミングデバイスメーカーDarmoshark(ダーモシャーク)がリリースした軽量ワイヤレスゲーミングマウスです。

価格は約7,000円と手頃でありながら、最新センサーの搭載や高いポーリングレート対応など、ハイエンドモデルにも劣らないスペックを持っています。

ここでは、「M3s Varun」の特徴を詳しく解説します。

コストパフォーマンスの魅力

「M3s Varun」の最大の特徴は、その圧倒的なコストパフォーマンスです。

7,000円台という価格帯でありながら、以下のようなハイスペックを誇ります。

PixArt PAW3395センサー搭載(最大26,000DPI)
ポーリングレート最大2,000Hz対応
53gの超軽量設計
3種類の接続方式(有線・2.4GHzワイヤレス・Bluetooth)
最大110時間のバッテリー持ち
シェルの剛性が高く、歪みや軋みが少ない

通常、これらのスペックを持つゲーミングマウスは1万円を超えるものが多いため、7,000円台でこの性能を手に入れられるのは非常に魅力的です。

また、「M3s Varun」は、かつてのM3がやや大きすぎるという声に応えてサイズ調整されたモデルであり、より多くのユーザーにフィットする形状となっています。

仕様とスペック詳細

以下は、「M3s Varun」の詳細スペックです。

項目スペック
センサーPixArt PAW3395
DPI範囲50~26,000 DPI(調整可能)
ポーリングレート最大2,000Hz(付属のドングル使用時)
接続方式有線 / 2.4GHzワイヤレス / Bluetooth
バッテリー持続時間最大110時間
重量53g(公称値±2g)
サイズ123mm × 63mm × 38mm
メインスイッチTTC製マイクロスイッチ
ホイールエンコーダーTTC Gold
ボタン数5(DPIボタン含む)
RGBライティングあり(ホイール部分)
ソフトウェア対応あり(Darmoshark公式ソフト)

「M3s Varun」は、ゲーミングマウスの中でも比較的小型・軽量モデルに分類され、掴み持ち・つまみ持ちに適した形状を採用しています。

特に注目すべきは、PixArt PAW3395センサーの搭載です。

このセンサーは、多くのハイエンドゲーミングマウスに採用されているPixArt社の最新フラッグシップセンサーであり、高精度のトラッキング性能を提供します。

また、2,000Hzのポーリングレートにも対応しており、マウスの応答速度を通常の1,000Hzマウスの半分以下の遅延にまで抑えられます。

さらに、「M3s Varun」はUSB Type-C充電に対応しており、充電しながら有線で使用することも可能です。

付属品と内容物

「M3s Varun」には、以下の付属品が同梱されています。

  • Darmoshark M3s Varun 本体
  • 2.4GHzワイヤレスドングル(1K、2K)
  • USB Type-C 充電ケーブル
  • グリップテープ
  • 交換用マウスソール
  • 説明書

特に注目すべきは、グリップテープが標準で付属している点です。

「M3s Varun」のシェルはサラサラとした質感ですが、グリップ力はあまり高くありません。

そのため、付属のグリップテープを使用することで、より安定した操作感を得ることができます。

また、交換用マウスソールも付属しており、長期間使用してソールが摩耗しても交換できるのは嬉しいポイントです。

 

Darmoshark 「M3s Varun」デザインとビルドクオリティ

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出典:Darmoshark公式

Darmoshark 「M3s Varun」は、見た目のデザインやビルドクオリティにもこだわりが詰まったゲーミングマウスです。

ここでは、シェルの質感やボタンの精度、RGBライティングについて詳しく解説します。

シェルの質感と耐久性

「M3s Varun」のシェルは、軽量化を意識しつつも剛性を保つように設計されています。

以下の特徴があります。

約53gという超軽量設計
プラスチック製ながら高い剛性を実現
継ぎ目が少なく、隙間のない高精度な成形
側圧を加えても歪みや軋みがほぼない

シェルの成形精度は非常に高く、側圧を加えてもほとんど歪みが生じません。

また、ボトムシェルの縁にも隙間が見当たらず、全体的にしっかりとした作りになっています。

しかし、一部の個体ではメインボタンの作りが甘く、押し込んだ際に左右にグラつく現象が見られることもあるため、品質のばらつきには注意が必要です。

また、「M3s Varun」のシェルは、手触りがサラサラとしたマットな仕上げになっており、長時間の使用でもテカリが発生しにくい仕様です。

しかし、グリップ力はやや不足しており、グリップテープの使用が推奨されるという点がデメリットとして挙げられます。

ボタンのフィーリングと精度

「M3s Varun」のボタンは、クリック感や押し心地にもこだわって設計されています。

メインボタンにはTTC製マイクロスイッチを採用
クリックの硬さはやや柔らかめで、素早い連打が可能
プリトラベル(押し込むまでの遊び)は少なめ
ポストトラベル(押し込んだ後の遊び)は外側では少し多め
左右ボタンのクリック感が若干異なる個体も存在

TTC製のマイクロスイッチは、柔らかめのクリック感が特徴で、連打しやすい仕様になっています。

ただし、メインボタンの押す位置によってフィーリングが異なるという問題があり、例えば外側で押すと遊びが多くなることがあります。

これは、シェルの組み立て精度によるものと考えられます。

また、サイドボタンは以下の特徴を持っています。

コンパクトで、指に引っかかりにくい設計
クリック感はしっかりしており、誤爆しにくい
TTC製のスイッチを採用し、メインボタンよりもやや硬め
奥側のボタンが少し前寄りに配置されており、浅めのグリップでは押しにくい

特にサイドボタンに関しては、手の大きさや持ち方によっては「奥側のボタンに指が届きにくい」と感じることがあるため、使用する際は事前に確認しておくと良いでしょう。

RGBライティングと見た目の印象

「M3s Varun」は、最小限のRGBライティングを搭載しています。

RGBライティングはホイール部分のみ
シンプルで派手すぎないデザイン
RGBの発光はグリーンやレッドなど単色での光り方

「M3s Varun」のRGBライティングは、ゲーミングマウスによくある派手なものではなく、ホイール部分のみに搭載された控えめなものになっています。

そのため、「ゲーミングデバイスらしい派手なライティングが欲しい」という人には物足りないかもしれません。

また、ライティング部分はプラスチックの透過部分がやや安っぽく見えるというデメリットもあります。

高級感を求める人には不向きですが、シンプルで目立ちすぎないデザインが好みの人にはぴったりです。

デザインとビルドクオリティまとめ

「M3s Varun」のデザインとビルドクオリティを総括すると、以下のような特徴があります。

✅ 良い点
✔ 軽量ながら剛性が高いシェル設計
✔ メインボタンのクリック感が軽く、連打しやすい
✔ サイドボタンの品質がしっかりしている
✔ RGBライティングが控えめで落ち着いたデザイン

❌ 改善が必要な点
✖ メインボタンの作りに若干の個体差がある
✖ グリップ力が低いため、グリップテープが必要になることが多い
✖ サイドボタンの奥側がやや前寄りで、押しにくいことがある
✖ RGBライティングのデザインがチープに見える場合がある

全体的には、価格相応のビルドクオリティを持ちつつも、一部調整の甘い部分があるという印象です。

しかし、7,000円という価格を考えれば十分に高品質であり、特に形状や剛性の高さは評価できます。

 

Darmoshark 「M3s Varun」パフォーマンスと使用感

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出典:Darmoshark公式

Darmoshark 「M3s Varun」は、ゲーミングマウスとしての基本性能が非常に高く、FPSやMOBAといった競技向けゲームでも十分なパフォーマンスを発揮します。

ここでは、センサー性能やポーリングレート、バッテリー持ちといった実際の使用感について詳しく解説していきます。

センサー性能とトラッキング精度

「M3s Varun」には、PixArt PAW3395が搭載されており、これは現在のハイエンドゲーミングマウスに採用される最上位クラスのセンサーです。

最大26,000DPIに対応(50DPI刻みで調整可能)
1000Hz / 2000Hz のポーリングレート対応
リフトオフディスタンス(LoD)調整可能(Low / High 2段階)
モーションシンク対応(より正確なトラッキング)
加速・角度補正なしの純粋なトラッキング性能

このセンサーは、非常に高精度なトラッキングを提供し、FPSなどの競技向けゲームでも安心して使用できます。

特に、リフトオフディスタンス(マウスを持ち上げたときにセンサーが反応しなくなる距離)を調整できるため、マウスを頻繁に持ち上げるプレイヤーにも最適です。

また、PixArt PAW3395は、低DPIでも高DPIでも安定した動作が可能で、たとえば400DPIでローセンシプレイをする場合でも精度の高いトラッキングが可能になっています。

マウスの動きを忠実に反映し、ポインタの加速や予測補正がないため、プロレベルのFPSプレイヤーにも適した仕様です。

ポーリングレートと応答速度

「M3s Varun」は、一般的な1000Hzに加えて、2000Hzのポーリングレートにも対応しています。

付属の2.4GHzドングルを使用することで2000Hzに変更可能
応答速度が向上し、よりスムーズなカーソル動作を実現
低遅延でFPSや高速なトラッキングが必要なゲームに最適

ポーリングレートとは?

ポーリングレートとは、1秒間にPCへマウスの位置情報を送信する回数を指します。1000Hzなら1秒間に1000回、2000Hzなら1秒間に2000回の情報を送信するため、2000Hzの方がより滑らかで遅延が少ない動作が可能になります。

実際の使用感


2000Hzで使用すると、通常の1000Hzのマウスよりもカーソルの動きが滑らかになり、エイム時のトラッキング精度が向上するのを感じます。ただし、2000Hzにすると消費電力が増えるため、バッテリー持ちが短くなるというデメリットもあります

バッテリー持ちと接続方式

「M3s Varun」は、3種類の接続方式を備えており、用途に応じた使い分けが可能です。

接続方式特徴
有線(USB Type-C)充電しながら使用可能。遅延ゼロ。
2.4GHzワイヤレス付属のドングルで接続。ポーリングレート最大2000Hz対応。遅延が少なく、ゲーミング向け。
Bluetooth消費電力が少なく、バッテリー持ちが良い。オフィス用途向け。


公式のスペックでは最大110時間となっていますが、実際には使用環境によって変動します。

例えば、常にマウスを激しく動かすようなFPSプレイヤーは、実際の駆動時間が公式発表よりも短くなる可能性があります。

それでも、1回の充電で2~3日は余裕で持つため、日常的な使用には問題ありません。

さらに、USB Type-C端子での充電に対応しているため、バッテリーが切れてもすぐに充電しながら有線モードで使用できるのも便利です。

ゲームでの使用感

実際に「M3s Varun」をFPSやMOBAで使用した際の印象をまとめました。

FPS向けのトラッキング性能が非常に優秀
軽量なので長時間プレイしても疲れにくい
ポーリングレート2000Hzの恩恵で、カーソルの動きがより滑らか
サイドボタンの位置がやや前寄りなので、手のサイズによっては押しにくい場合がある
ホイールクリックはやや硬めなので、ピン連打などの操作には少し不向き

FPSゲームにおいては、センサーの精度とポーリングレートの高さが武器になり、敵をトラッキングする際の滑らかさや、スナイパーライフルの精密なエイム操作がしやすいと感じました。

一方で、ホイールクリックが硬めであるため、APEXなどでピンを多用するプレイヤーには少し扱いにくい部分もあるかもしれません。

MOBAでは、素早いクリック操作やカーソル移動の精度が求められますが、「M3s Varun」の軽さとクリックレスポンスの良さが非常に快適でした。

連続したクリックでも遅延がなく、すばやくスキルを発動できるため、戦闘時のストレスが少ないです。

パフォーマンスと使用感まとめ

「M3s Varun」のパフォーマンスと使用感を総括すると、以下のようになります。

✅ 良い点
✔ 最新センサー(PixArt PAW3395)搭載でトラッキング精度が非常に高い
✔ 2000Hzのポーリングレート対応で、カーソルの動きが滑らか
✔ 軽量(53g)で疲れにくく、長時間のプレイでも快適
✔ 3種類の接続方式(有線・2.4GHz・Bluetooth)を備え、用途に応じた使い分けが可能
✔ バッテリー持ちも良好(最大110時間)

❌ 改善が必要な点
✖ サイドボタンの位置がやや前寄りで、一部のプレイヤーにとって押しにくい
✖ ホイールクリックが硬めで、ピン連打などの操作には不向き

全体として、「M3s Varun」はFPS・MOBAなど競技向けのゲーマーに最適なマウスと言えます。

価格を考えれば、これほどのスペックを持つゲーミングマウスは他にほとんどなく、コスパ抜群の納得の仕上がりです。

 

Darmoshark 「M3s Varun」持ち方との相性とフィット感

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出典:Darmoshark公式

Darmoshark 「M3s Varun」は、ゲーミングマウスの中でも軽量でコンパクトなサイズのため、持ち方や手の大きさによってフィット感が変わります。

ここでは、さまざまな持ち方との相性や、手の大きさによる影響、競合製品との比較について詳しく解説します。

かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ちの相性

マウスの形状や重心バランスは、持ち方に大きく影響を与える要素です。

「M3s Varun」の形状は、一般的な左右対称マウスに近いデザインですが、後部がやや膨らんでいるため、持ち方によって快適さが異なります。

① かぶせ持ち

相性:△(やや不向き)
理由:本体サイズがやや小さいため、手のひら全体を乗せると窮屈に感じる

かぶせ持ちは、マウス全体を手のひらで包み込むように持つスタイルです。

しかし、「M3s Varun」は比較的小型のため、手が大きいユーザーにとっては後部の膨らみがフィットしにくい可能性があります。

特に、手のひらの付け根でしっかりとマウスを支えたいプレイヤーには、やや不向きな形状です。

✅ かぶせ持ちに向いているユーザー
✔ 手が小さめで、コンパクトなマウスでもしっかりホールドできる人
✔ 軽量なマウスで長時間プレイしても疲れにくいのを重視する人

❌ かぶせ持ちに向いていないユーザー
✖ 手が大きく、しっかりと手のひらでマウスを支えたい人
✖ 大型マウスに慣れている人

② つかみ持ち

相性:◎(最適)
理由:後部の膨らみとサイドのくびれが絶妙なフィット感を生む

つかみ持ちは、手のひらを浮かせながら、指先と指の付け根でマウスをホールドする持ち方です。

「M3s Varun」の形状はつかみ持ちに特化したデザインで、以下の点がメリットになります。

後部が適度に膨らんでいるため、手のひらの支え方を自由に調整できる
サイドのくびれが深すぎず、自然に指を置きやすい
メインボタンがU字型に深くくぼんでおり、指がフィットしやすい

このため、「M3s Varun」は特につかみ持ちを好むプレイヤーに最適な形状と言えます。

✅ つかみ持ちに向いているユーザー
✔ 軽量で操作性の高いマウスを求める人
✔ 手のひらの付け根で軽く支えながらエイムをする人
✔ 短時間でも素早くリフトオフ(持ち上げ動作)ができるマウスが欲しい人

③ つまみ持ち

相性:○(良好)
理由:軽量かつコンパクトなため、指だけでの操作がしやすい

つまみ持ちは、指だけでマウスをホールドし、手のひらにはほとんど触れない持ち方です。

「M3s Varun」は53gという軽さがあるため、つまみ持ちでも負担が少なく、素早い操作が可能です。

マウスを持ち上げやすいので、リフトオフ操作が快適
サイドのくびれがあるため、指がフィットしやすい
クリックボタンの湾曲が指を自然に誘導するため、押しやすい

ただし、「M3s Varun」のサイドボタンは少し前寄りに配置されているため、つまみ持ちの場合、親指の位置によってはボタンが押しにくいと感じるかもしれません。

✅ つまみ持ちに向いているユーザー
✔ 軽量マウスを使って、指先だけで素早くエイムを動かしたい人
✔ 小型マウスに慣れており、繊細な操作を求める人
✔ 長時間のプレイでも疲れにくい操作感を求める人

手の大きさとサイズ感の関係

「M3s Varun」のサイズは123mm × 63mm × 38mmで、一般的なMサイズのゲーミングマウスに分類されます。

ただし、手の大きさによって感じ方は異なります。

手の大きさ推奨持ち方備考
小さい(~17cm)かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ち全てOK最もフィット感が高い
中くらい(17~19cm)つかみ持ち・つまみ持ち向きバランスよく使いやすい
大きい(19cm以上)つまみ持ち向きかぶせ持ちは不向き

手が大きい人がかぶせ持ちをすると、マウスのサイズが小さく感じ、安定感が不足する可能性があります。

一方で、小さめの手のユーザーにとっては、どの持ち方でもしっかりとフィットしやすいです。

持ち方との相性とフィット感まとめ

つかみ持ち向きの形状で、フィット感が抜群
軽量設計で、つまみ持ちにも対応
かぶせ持ちは手が大きいと窮屈に感じる可能性あり
サイドボタンの配置が前寄りなので、持ち方によっては押しにくいことがある

 

Darmoshark 「M3s Varun」を使用した私の体験談・レビュー

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Darmoshark 「M3s Varun」を実際に数週間使用し、FPS、MOBA、日常作業など、さまざまなシチュエーションで試しました。

その結果、このマウスの「強み」と「弱み」が見えてきたので、詳細な体験談として共有します。

開封&第一印象

最初にパッケージを開封したときの印象は、シンプルで無駄のないデザインという感じでした。

箱の中には必要最低限の付属品がしっかり揃っており、特にグリップテープと交換用マウスソールが入っているのが好印象でした。

マウスを手に取った瞬間に驚いたのが、その軽さ

公式スペックでは53gとなっていますが、実際に持ってみても「本当に軽い!」と感じました。

特に、以前90g以上マウスを使っていたこともあり、この軽さは衝撃的でした。

シェルの仕上げはサラサラとした質感で、長時間触れてもベタつかないのが良いポイント。

しかし、グリップ力は弱めなので、「長時間使っていると滑りやすいかも?」という懸念もありました。

FPSゲームでの使用感

私は主にValorantやApex LegendsといったFPSをプレイするので、まずはこれらのゲームで使ってみました。

エイムのしやすさ

✅ 軽量設計のため、マウスの動きがスムーズ
✅ センサー(PixArt PAW3395)が優秀で、ポインタ飛びが一切ない
✅ 2000Hzのポーリングレート設定時、カーソルの追従性が向上
✅ つかみ持ちとの相性が抜群で、リフトオフ時の安定感が高い

このマウスの軽さと精度の高さは、トラッキングエイム(敵を追い続けるエイム)に特に向いています。

マウスを素早く動かしても、センサーが正確に追従するため、細かい調整が非常にしやすいと感じました。

また、2000Hzポーリングレートに設定すると、カーソルの滑らかさが向上しました。

一般的な1000Hzのマウスと比較しても、微妙な遅延の違いがわかるレベルです。

特にスナイパー武器を使う際や、1ピクセル単位でエイム調整をしたい場面ではより正確な操作が可能になったと実感しました。

リフトオフディスタンス(LoD)とリセットのしやすさ

✅ マウスを持ち上げたときのトラッキングが優秀
✅ LoDが低いため、マウスパッドに戻した瞬間に素早く再エイム可能

LoD(リフトオフディスタンス)が調整可能なのも良かったポイントです。

特にローセンシプレイヤー(低DPIで大きく振り向くプレイヤー)にとって、マウスを頻繁に持ち上げる動作が発生しますが、このマウスはLoDが低いため、持ち上げてもポインタのズレが少なく、リセットがスムーズでした。

サイドボタンの使い勝手

✅ サイドボタンのクリック感はしっかりしており、誤入力しにくい
❌ サイドボタンの位置が前寄りなので、浅めの持ち方では押しにくい

私は「つかみ持ち」でプレイするので、サイドボタンの位置はそこまで気になりませんでしたが、「かぶせ持ち」のプレイヤーには奥のボタンが少し遠く感じる可能性があります。

また、親指の位置によっては、素早く押すのに慣れが必要かもしれません。

MOBAゲームでの使用感

MOBAでも試してみましたが、結論から言うと、FPSほどの劇的な恩恵はないが、十分快適にプレイできるという印象です。

✅ 軽量設計で素早いマウス操作が可能
✅ センサー精度が高いため、カーソルの移動が滑らか
✅ ホイールクリックがやや硬めなので、誤爆が少ない

MOBAでは頻繁にマウスを動かす必要がありますが、「M3s Varun」の軽さのおかげで、手首の負担がほとんどなく、長時間のプレイでも疲れにくかったです。

また、サイドボタンが誤入力しにくいので、アイテムアクティブスキルの発動にも適していました。

ただし、ホイールクリックがやや硬めなので、「APEXなどでピンを多用するプレイヤー」には少し扱いにくい可能性があります。

MOBAではそこまで頻繁にホイールクリックを使わないので、大きな問題にはなりませんでした。

日常作業での使い勝手

✅ Bluetooth接続でワイヤレスマウスとして使用可能
✅ 軽量なので、長時間の操作でも疲れにくい
✅ RGBが控えめで、オフィス使用でも違和感なし

「M3s Varun」は、Bluetooth接続にも対応しているため、ゲーミング用途だけでなく、日常的な作業用マウスとしても使えます

私は普段、ExcelやPhotoshopなどを多用するのですが、軽量なマウスのおかげで手の疲れが大幅に軽減されました。

また、ポーリングレートを1000Hzに設定しておけば、作業中のカーソルの動きも滑らかで快適でした。

使用して感じた「M3s Varun」の総評

「M3s Varun」を数週間使用した結果、以下のようなポイントが見えてきました。

FPS向けに最適化された形状とセンサー精度
超軽量で、長時間の使用でも疲れにくい
2000Hz対応で、競技向けプレイヤーにおすすめ
つかみ持ちとの相性が抜群に良い
Bluetooth接続も可能で、日常用途にも使いやすい

サイドボタンの位置が前寄りで、手のサイズによっては押しにくい
ホイールクリックがやや硬めで、ピン連打には不向き
グリップ力が弱いため、グリップテープの使用を推奨

結論として、「M3s Varun」は「低価格ながらも高性能なゲーミングマウスを求める人」にピッタリの選択肢です。

特にFPSプレイヤーやつかみ持ちを好む人には、最高の相棒になるでしょう。

 

Darmoshark 「M3s Varun」に関するQ&A(よくある質問)

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Darmoshark 「M3s Varun」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「M3s Varun」はどんなゲーマーにおすすめですか?

✅ FPS(Valorant、Apex Legends、CS:GO)をプレイする人
✅ 軽量マウスを好む人(54gの超軽量設計)
✅ つかみ持ち・つまみ持ちに適した形状を探している人
✅ 2000Hzのポーリングレートを活かしたい競技プレイヤー
✅ 予算を抑えつつ、高性能なマウスを求める人(7,000円前後)

反対に、かぶせ持ち派や手が大きい人には、ややフィットしづらい可能性があります。

「M3s Varun」のサイズはどのくらい?

123mm(長さ) × 63mm(幅) × 38mm(高さ)
✅ ミディアムサイズのゲーミングマウス
✅ 手のサイズが17~19cmの人に最適

小さすぎることはなく、多くのゲーマーにとってちょうど良いサイズ感です。

「M3s Varun」の重量は?

公称値で約53g(±2g)
✅ 超軽量設計で、長時間の使用でも疲れにくい

通常のゲーミングマウスと比べて非常に軽く、素早いエイム操作が可能です。

どんな持ち方に向いている?

つかみ持ち(クローグリップ)最適◎
つまみ持ち(フィンガーチップグリップ)良好○
かぶせ持ち(パームグリップ)やや不向き△(特に手が大きい人には小さく感じる)

後部の膨らみがあるため、手のひらを軽く支えながら操作するつかみ持ちに最適な形状です。

2000Hzのポーリングレートは本当に必要?

✅ 一般的な1000Hzのマウスと比較すると、カーソルの動きが滑らかになる
✅ FPSなどの競技ゲームでは、より正確なエイムが可能になる
✅ ただし、消費電力が増えるため、バッテリー持ちが短くなる

カジュアルプレイヤーは1000Hzでも十分ですが、プロレベルの精度を求めるなら2000Hzが有効です。

センサーの精度は?

PixArt PAW3395搭載(PixArtの最上位センサー)
最大26,000DPI(50DPI刻みで調整可能)
角度補正なし、ポインタ飛びなし、純粋なトラッキング精度

多くのプロ向けゲーミングマウスに搭載されている最高品質のセンサーなので、FPSでも安心して使えます。

接続方式は?

有線(USB Type-C) → 遅延ゼロ、充電しながら使用可能
2.4GHzワイヤレス → 遅延がほぼなく、2000Hzにも対応
Bluetooth → 消費電力が少なく、オフィス用途に便利

「Bluetoothモードを搭載しているワイヤレスゲーミングマウス」は意外と少ないので、仕事や外出時にも使いたい人には嬉しいポイントです。

ワイヤレス接続の安定性は?

2.4GHz接続は非常に安定しており、遅延や接続切れはなし
✅ 2000Hz時も通信が途切れることなくスムーズに動作
Bluetooth接続時は遅延があるため、ゲーミングには不向き(オフィス作業向け)

ワイヤレス環境でのFPSプレイでも、有線と遜色ないレベルで安定していました。

クリックの感触は?

✅ メインボタン:TTC製マイクロスイッチ(やや柔らかめ)
✅ ホイールクリック:やや硬め(ピン連打には不向き)
✅ サイドボタン:標準的な硬さだが、位置が前寄りなので注意

特にメインボタンのクリック感は軽く、連打しやすいです。

ソールの滑りは?

PTFE(純白)ソールを採用
✅ エッジ処理が甘めなので、純正ソールからの交換推奨
✅ 縦方向の滑りが若干重いと感じる場合あり

「よりスムーズな滑りを求めるなら、カスタムソールへの交換がベスト

ソフトウェアで何が設定できる?

✅ DPIのカスタマイズ(50DPI刻み)
✅ ポーリングレートの変更(125 / 500 / 1000 / 2000Hz)
✅ LoDの調整(Low / High)
✅ RGBライティングのオンオフ
✅ ボタン割り当て変更

シンプルなUIで設定しやすいですが、ソフトを使わないとポーリングレートの変更ができない点は注意。

 

Darmoshark 「M3s Varun」レビューのまとめ

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Darmoshark 「M3s Varun」は、7,000円台という価格でありながら、ハイエンドゲーミングマウスに匹敵する性能を持つ高コスパモデルです。

実際に使用してみて、FPSやMOBAプレイヤーにとって非常に魅力的なマウスであると感じました。

ここでは、総合的な評価をまとめていきます。

Darmoshark 「M3s Varun」の総評

「M3s Varun」の最大の魅力は、軽量・高精度センサー・高ポーリングレート対応という3つの要素を兼ね備えた点にあります。

軽量設計(53g)で、素早い操作が可能
PixArt PAW3395搭載で、正確なトラッキングが可能
2000Hzのポーリングレート対応で、競技向けプレイヤーに最適
3種類の接続方式(有線・2.4GHzワイヤレス・Bluetooth)で幅広い用途に対応
最大110時間のバッテリー持ちで、長時間のプレイが可能
サイドのくびれやボタンの配置が絶妙で、つかみ持ち・つまみ持ちにフィット

特に、2000Hzのポーリングレートに対応している点は、プロレベルのプレイヤーにとって大きなメリットになります。

「M3s Varun」のメリット・デメリット

✅ 「M3s Varun」のメリット

超軽量(53g)で操作が快適
PixArt PAW3395搭載で、トラッキング精度が非常に高い
2000Hzポーリングレート対応で、応答速度が優れている
バッテリー持ちが長く、充電の手間が少ない
3種類の接続方式(有線・2.4GHz・Bluetooth)で多用途に使える
グリップテープや交換用ソールが付属しており、コスパが高い

特に、ゲーミングマウスとしては破格のスペックを持ちながら、価格が7,000円台というコストパフォーマンスの良さは驚異的です。

❌ 「M3s Varun」のデメリット

サイドボタンの配置が前寄りで、一部の持ち方では押しづらい
ホイールクリックがやや硬めで、ピン連打には向かない
シェルのグリップ力が低く、グリップテープがほぼ必須
ポーリングレート2000Hz設定時は、バッテリー持ちがやや短くなる

サイドボタンの位置が少し前にあるため、かぶせ持ちの人や指が短い人には押しづらい可能性があるのが惜しいポイント。

また、グリップ力が弱めのシェル素材なので、グリップテープを使用しないと滑りやすい点もデメリットとして挙げられます。

こんな人におすすめ!

FPS(Valorant、Apex Legends、CS:GO)をプレイする人
超軽量なワイヤレスマウスを探している人
つかみ持ち・つまみ持ちをメインに使う人
2000Hzポーリングレートの恩恵を活かしたい人
1万円以下で高性能ゲーミングマウスを探している人

購入前に知っておくべきポイント

「M3s Varun」は、コストパフォーマンスが非常に高いマウスですが、いくつか事前に知っておくべき点があります。

グリップテープを使用したほうが安定感が増す
サイドボタンの位置が前寄りなので、指の長さによっては押しにくい
ホイールクリックが硬めなので、多用するゲームでは注意
2000Hzの恩恵を受けるには、PCのスペック(高リフレッシュレートのモニター)が重要

2000Hzのポーリングレートを最大限活かすには、144Hz以上の高リフレッシュレートモニターが必要になるため、ゲーミング環境が整っていることが前提になります。

また、サイドボタンの位置やホイールクリックの硬さは、個人の好みによる部分も大きいため、持ち方や用途に応じて評価が分かれる可能性があるでしょう。

Darmoshark 「M3s Varun」レビューの総括

 Darmoshark 「M3s Varun」は、手頃な価格でありながらハイエンドモデルに匹敵するスペックを備えたゲーミングマウスです。

軽量設計と高精度なPixArt PAW3395センサーの組み合わせにより、スムーズで正確な操作が可能で、特にFPSプレイヤーには最適な選択肢となるでしょう。

2000Hzのポーリングレート対応により、より素早い応答速度が求められるシーンでも安定したパフォーマンスを発揮します。

一方で、サイドボタンの配置がやや前寄りで押しづらい場合があることや、ホイールクリックの硬さが気になる点など、一部の使用感には好みが分かれるかもしれません。

また、グリップ力が低めなため、付属のグリップテープを活用することでより快適に使えるでしょう。

それでも、7000円台という価格を考えれば、これほどの性能を持つマウスは他にほとんどなく、コストパフォーマンスの面では非常に優れた製品といえます。

つかみ持ちやつまみ持ちを好むゲーマーにとって、軽量かつ高性能な「M3s Varun」は、間違いなく検討する価値のある一台です。

手頃な価格で本格的なゲーミングマウスを求めるなら、ぜひ試してみてください。

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